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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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20184152048分に朝日新聞から、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。

 

三重県伊勢市楠部町の県道で14日、道路脇の石灯籠(どうろう)に路線バスが接触し、石灯籠の上部が落下。

歩行者の男性の頭を直撃し、男性が死亡する事故があった。

 

伊勢神宮周辺には、民間団体が約60年前に建てた石灯籠が400基以上残る。

地震などで倒壊のおそれがあるとして、県が随時、撤去を進めていた矢先だった。

 

警察によると、現場は外宮と内宮を結ぶ県道で、14日午前10時ごろ、三重交通の路線バスが道路左側にある高さ約2.5mの石灯籠に接触した。

 

その衝撃で落下した灯籠の上部(幅約70cm、高さ約60cm)が、近くにいた同市のNさん(男性、81歳)の頭部に当たった。

Nさんは間もなく死亡した。

上部は、ボルトや鉄柱などでは固定されていなかったという。

 

三重交通によると、運転手はバス停から約4m先の歩道上に、Nさんら2人の男性の姿を発見。

乗客かもしれないと思い、停車しようとして左に寄り、サイドミラーを石灯籠にぶつけたという。

遺族によると、Nさんは日課の散歩中で、居合わせたのは県外からの観光客だった。

 

遺族は、この観光客から「石灯籠を珍しそうに眺めていたら、道路の反対側から駆け寄って声をかけてくださり、親切に説明をしてくださったところだった」と聞いたという。

 

伊勢神宮周辺では、昭和30年代、民間団体が寄付を募って石灯籠を建てた。

その後、団体が解散してからは所有者や管理者が不明のまま、老朽化が進んだ。

 

2016年、県は伊勢志摩サミット開催を前に、特に危険だった32基を撤去。

その後も年1回、安定性を調査し、17年度は28基を撤去した。

 

出典

伊勢神宮周辺の石灯籠、バス接触で落下 直撃の男性死亡

https://www.asahi.com/articles/ASL4H54GTL4HONFB00L.html 

 

 

4142233分に毎日新聞からは、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。

 

警察などによると、石灯籠はバス停「徴古館(ちょうこかん)前」の近くにあり、高さ2.5m。

 

調べに対して運転手は、「石灯籠があることは分かっていたが、確認不足だった」と述べ、ハンドル操作を誤ったことを認めている。

 

運転手は3年前からこの路線を担当。

他の運転手も含め、過去に石灯籠との接触や衝突事故の例はないという。

 

 

【老朽化の石灯籠、神宮近くに多数 】

 

伊勢市の伊勢神宮付近の県道沿いには、最大で高さ約6mにもなる4種類の石灯籠が多数設置されている。

老朽化による倒壊を懸念する声が上がり、三重県などは2015年から本格的な撤去作業を行っている。

 

同県伊勢建設事務所などによると、伊勢市内では1950年代に伊勢神宮の崇敬目的などのため、民間団体が全国から寄付を募り、道路占用許可を受けて、市内の国、県、市道の歩道に石灯籠を設置した。

 

JR伊勢市駅前から伊勢神宮内宮までの県道を中心に、約540基あったが、その後、この団体は解散し、所有者や管理者が不明になった。

 

県などは年1回、傾きやぐらつきなどを調べ、昨年までに約100基を撤去し、現在は県道だけで329基が残っている。

今回、一部が落下したのは、4種類のうち最も小さい石灯籠だった。

 

出典

『路線バス事故 接触の石灯籠落下、歩道の男性死亡 伊勢』

https://mainichi.jp/articles/20180415/k00/00m/040/117000c 

 

 

4141543分に産経新聞westからは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

警察などによると、落ちた上部は重さ約100kgあった。

 

男性運転手(45)は、「灯籠があることは知っていたが、確認不足だった」と説明。

バス停で止まろうとして、フロント左側のサイドミラーが接触したとみて、詳しい状況を調べている。

 

県は年に1度、安全点検を実施しているが、昨年8月の点検で今回の灯籠に問題はなかったとしている。

 

出典

『バスのサイドミラーが接触 石灯籠が落下し81歳の歩行者死亡、伊勢』

http://www.sankei.com/west/news/180414/wst1804140041-n1.html 

 

 

418日付で朝日新聞三重全県版(聞蔵)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

灯籠は道路の縁石部分から22cmしか離れていなかったことが、県への取材でわかった。

 

県伊勢建設事務所の前田・建築課長は、「石灯籠に車がぶつかって折れる物損事故はあったが、接触した車が傘の部分だけを落す事故は想定していなかった」と話す。

 

これまで撤去の対象になっていた石灯籠は、人の力で押すとぐらつくものや、ヒビ割れや傾きがあるなど、「揺れ」に弱いとされるものだった。

また、傘の部分を持ち上げた際に動くものも対象だった。

 

 

416191分にNHK三重からは、老朽化した石灯籠の撤去を前倒しで行うという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

今回の事故を受けて県では、毎年2月に行っている老朽化した灯籠の撤去を、今年度は、高校総体が行われる7月までに前倒しで行うことにしている。

出典

危険な石灯籠 前倒しで撤去へ

http://www3.nhk.or.jp/lnews/tsu/3073944041.html

 

 

416222分に毎日新聞からは、バス停周辺の石灯篭の傘部を撤去するという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

県は16日、伊勢市内の県道沿いのバス停周辺にある石灯籠のかさ部分の撤去を進めると決めた。

観光客が増える大型連休前に作業する方針。

 

県によると、県道沿いに設置された13カ所のバス停の前後各約10m以内にあり、縁石から25cm未満に位置して、サイドミラーが衝突しかねない灯籠のかさ部分を、原則、取り除く。 

  

県は、今後1カ月で全ての危険度を調査し、撤去を検討する。

 

出典

『三重伊勢 石灯籠かさ部分撤去 死亡事故でバス停周辺』

https://mainichi.jp/articles/20180417/k00/00m/040/132000c 

 

 

 

 

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化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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