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2017年9月16日19時0分に朝日新聞から、下記趣旨の記事が地図付きでネット配信されていた。
佐賀県唐津市七山の観音の滝で、4日夕、19歳の男子大学生が溺れて命を落とした。
数日後、手を合わせに現場に行くと、住民から不可解な話を聞いた。
「救急隊は、当然、滝の近くの駐車場に乗りつけると思っていたら、下流から岩場を上ってきた」――。
本当なら、到着までに10分近いロスになる。
なにが起きたのか?
大学生は友人4人と観音の滝に来て、滝つぼに飛び込んで遊ぶうちに溺れた。
その後、浮いてきたのを発見され、現場での心肺蘇生もなされたが、通報の2時間後、死亡が確認された。
唐津市消防本部から午後4時21分に指示を受けた分署の救急隊は、滝から直線で約600m下流の駐車場に車両を止め、渓流沿いの遊歩道を駆け上がった。
駆けつけた七山診療所の阿部医師(37)も、その駐車場に救急車両を見つけて車を降り、合流。
一緒に走りながら、なぜ滝つぼ近くまで車で直行しないのか隊員に尋ねた。
「下流に流されたという情報です」
先頭の阿部医師ら4人は、川面に目を配りつつ、右岸から左岸へ、再び左岸から右岸へと渡り、ぬれた岩場で足を滑らせないようにしながら、起伏を繰り返す道を走った。
看護師も、第2隊の水難救助隊も続いた。
【やんだサイレン】
午後4時半。110番通報をした友人が滝近くの観音大橋のたもとで救急隊を待っていた。
近くの畑にいた吉原さん(73)も同33分ごろ駆けつけた。
畑で聞いた救急車のサイレンが、橋に着くとやんでいた。
追い越されると思っていたのに、数分たっても来ない。
いたたまれず、友人に尋ねた。
「どこに来てと伝えたの?」
「(この)観音の滝の駐車場です」
午後4時38分、阿部医師ら4人が滝に到着。
岩場に引き揚げられていた大学生に心肺蘇生が始まった。
吉原さんは、はるか眼下に、岩場を駆け上がって来た隊員を見て愕然。
阿部医師らも思った。「結局、滝つぼにいたのか」
【下のほうに】
午後4時20分に無線連絡を受けた唐津署も、同21分に電話連絡を受けた市消防本部も、把握した情報はこうだ。
〈観音の滝の滝つぼで遊泳中に流され、姿が見えなくなった〉
県警本部の通信指令室は、友人からの通報内容を要約し、双方に伝えた。
要約される前のやりとりはどうだったのか?
指令室員は、極度の不安と緊張で荒い息を吐きながら話す友人から、滝で仲間が溺れたという内容を、まず聞き取った。
さらに詳細な聞き取りが続いた。
――(大学生は)どんなふうに溺れたの?
――中に入って、戻って来ようとしたけど、水の流れに、
下のほうに溺れていきました
――観音大橋のたもとにいて下さい
下の方に溺れて……。
滝つぼに入った大学生は、激しい水圧に押され、底に向かう水流にのみ込まれたとみられる。
必死で水面に浮上しようと、もがいただろう。
友人は、そう表現しようとしたと思われる。
だが通信指令室は、「下流に流された」と受け取った。
県警本部から唐津署、市消防本部、さらに救急隊への情報は、そういう認識で共有された。
阿部医師は、友人と指令室のやりとりを記者から伝え聞き、ひと呼吸置いて口を開いた。
「現地を知らない人は、下流に流されたと考えるのが自然だと思う。滝の状況を具体的に想像するのは難しい。通報する側もパニック状態だから、なおさらだ」
助けたい――。誰もが懸命だった。
阿部医師は、滝つぼ近くに車で直行しても状況は厳しかったろうと思いつつ、前途ある命が失われた夕暮れのことが頭を離れない。
出典
『滝つぼでおぼれたのに…大学生水死、救急隊はなぜ下流へ』
http://www.asahi.com/articles/ASK9H369FK9HTTHB001.html
以下は、事故発生を伝える当時の記事。
(2017年9月5日9時37分 佐賀新聞)
4日午後4時20分ごろ、唐津市七山滝川の観音の滝で、大学生の山田さん(19)が溺れたと友人から110番があった。
山田さんは滝つぼで意識不明の状態で友人に発見され、搬送先の唐津市内の病院で午後6時20分に死亡が確認された。
唐津署によると、山田さんは福岡市内の大学に在籍し、この日は糸島市内の友人4人と観音の滝に遊びに来ていた。
約3mの高さがある岩から滝つぼに飛び込んで遊んでいたところ、山田さんの姿が見えなくなったという。
現場近くの遊歩道にはチェーンで柵がしてあり、周辺には「遊泳禁止」の看板があった。
出典
『観音の滝で学生死亡 唐津市七山 友人と飛び込み』
http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10102/460672
(ブログ者コメント)
佐賀新聞掲載写真を見ると、滝つぼのすぐ下流には複数の大きな石が流れをせき止めるような形で転がっており、それらの石の間を水が流れている。
水流の多寡にもよるだろうが、写真撮影日のような状況であれば、それらの石を越えて人が下流に流されることは、まず考えられない・・・そんな現場だ。
2017年9月16日付で日本経済新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
多くの人を悩ませる水虫。たかが水虫と侮るなかれ。
爪の水虫にかかると、下肢機能が低下して転倒するリスクが高まるという。
毎日のケアで、完治・予防しよう。
水虫の原因になる白癬菌はカビの一種。
高温多湿の環境を好み、皮膚の角質に感染して水虫を引き起こす。
長時間靴を履いている働く世代で悩む人が多いが、高齢者にとっても人ごとではない。
文京学院大学の藤谷克己教授が一般成人と65歳以上の高齢者計159人を調査したところ、白癬菌を散布しているのは、64歳以下の9%に対し、高齢者は55%に達した。
白癬菌が足の裏や指に感染すると足白癬に、爪の中に入り込むと爪の水虫「爪白癬」になる。
爪白癬はかゆみなどの症状がなく、気付かない人も多い。
進行すると、爪が白や黄色に変色し、厚くなったりボロボロになったりする。
放置すると、爪が変形する。
問題は、水虫は命に関わらない疾患だと、見過ごされがちなことだ。
実は、水虫が高齢者の転倒リスクを高める恐れがあると分かっている。
早稲田大学スポーツ科学学術院の中村好男教授らが1万581人を対象に調査したところ、足の指や爪に水虫などの問題を抱えている高齢者で、過去1年間に転倒経験を持つ人の割合は、そうでない人よりも高かった。
水虫や爪白癬など「足に疾患があると、足の指が地面に付きにくくなり、バランスを崩したり、すり足になったりして転倒する可能性がある」(中村教授)。
足の爪は、移動するときに重要な役割を果たす。
「歩行時に足の指で地面を蹴るとき、足の爪には大きな力がかかる」と中村教授。
ところが、「爪白癬にかかると爪がもろくなるため、足先に力が入らずよろけてしまい、転倒するリスクを招く」と藤谷教授は指摘する。
なかでも、爪白癬になりやすい足の親指は、踏ん張るときに力がかかる場所だ。
水虫で爪が弱ると、踏ん張れなくなって転んでしまう。
さらに「水虫にかかった爪が剥がれることで、歩行困難に陥るケースもある」(藤谷教授)という。
高齢者は特に注意が必要な水虫だが、「予防はシンプルで、完治も可能」と藤谷教授。
一番有効なのは、1日1回足を洗って、原因の菌を取り去ることだ。
白癬菌は、水虫の人の足から剥がれ落ちた垢(あか)に数多く潜み、スポーツジムや介護施設など、人が集まる場所でまき散らされる。
足に付いた菌を放置すると、約24時間かけて角質に侵入し、感染する。
せっけんを泡立てて指の間や爪の溝の周り、足裏をよく洗う。
水で流してから、乾いたタオルで拭きとる。
バスマットの共有は避ける。
足の指の間を拭くのも効果的だ。
ただし、「消毒用アルコールでは菌は落ちない」(藤谷教授)。
せっけんの方が殺菌作用が大きいという。
足の爪は短く保つ。
同じ靴を履いたり、靴下を長時間履き続けたりすると、足が蒸れて白癬菌の増殖を招くので、毎日履き替えよう。
サンダルの素足履きでかかとがかさつき、菌が入りやすくなって水虫に感染する例もある。クリームで保湿を心がけたい。
日ごろの足の使い方も重要だ。
「歩き方を意識しないでいると、水虫は繰り返す」(中村教授)。
歩行時は、かかとと親指の付け根、小指の付け根の3点を意識して、かかとから足の指へ重心を移動する習慣を身につけたい。
水虫は完治を目指せるだけに、皮膚科専門医による見極めが必要だ。
毎日足を洗うことに加えて、菌を持つ人が自覚してしっかり治療を受けることが、他の人の水虫の予防にもつながる。
出典
『水虫で転倒しやすく? 歩き方に異変、高齢者注意 水洗い・保湿で予防
/足の爪は短く保つ』
https://style.nikkei.com/article/DGXKZO21125450U7A910C1W10601?channel=DF140920160921
2017年9月17日16時59分にNHK信州から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
16日午後3時ごろ、上田市常磐城の上田地域広域連合が管理するし尿処理施設「清浄園」で爆発があった。
この爆発で施設の1階部分の窓ガラスが割れ、バキュームカーでし尿を運ぶ作業をしていた53歳の男性作業員がガラスで耳などに軽いけがしたのをはじめ、合わせて3人が軽いけがをした。
17日記者会見した施設側の説明によると、し尿施設はバキュームカーで運ばれたし尿を配管を通して2階に上げ、分離したあと、地下1階のタンクにためる構造になっていて、16日は作業員が1階の配管部分を溶接する作業を行っていたという。
施設の深町所長は、「溶接作業で出た火が、し尿をためるタンクにつながる配管内の気体に引火し爆発が起きた可能性がある」と明らかにしたうえで、「作業員や地域住民の方々に多大なご心配とご迷惑をおかけし、申し訳ありません」と述べた。
施設側によると、し尿からメタンガスが発生することがあるものの、原因は特定できていないということで、警察が爆発の原因を調べている。
出典
『し尿処理施設爆発 気体に引火か』
http://www.nhk.or.jp/lnews/nagano/20170917/1010000110.html
9月17日18時6分にYAHOOニュース(信越放送)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
上田市のし尿処理施設で起きた爆発事故は、配管の溶接作業の火花が貯留槽にたまったガスに引火したとの見方が強まっている。
これは、きょう午後、施設を管理する上田地域広域連合が記者会見で明らかにしたもの。
この中で手塚事務局長は、「当時、し尿などをためる貯留槽の上の階で腐食した配管を溶接する作業が行われており、溶接作業で出た火花が貯留槽に充満していたガスに引火した可能性がある」との見解を示した。
し尿処理施設での爆発は昨日の午後3時半ごろ発生し、し尿などを溜めておく地下タンク内で爆発が発生した。
この爆発では、バキュームカーの運転手の男性や溶接の作業員、それに施設の職員の3人がけがをした。
出典
『上田市の爆発事故・配管の溶接作業中に引火か』
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170917-00313293-sbcv-l20
9月17日付と18日付で朝日新聞長野東北信版(聞蔵)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
爆発したのは、し尿をためる高さ約5mの地下貯留槽。
午前8時ごろから作業員5人が、貯留槽の上部にある配管の溶接工事をしていた。
施設内のマンホールの蓋が飛び、窓ガラスなどが破損するなどした。
この爆発で、し尿収集業者のバキュームカーの運転手(53)が、飛んできたガラスの破片で耳にけがをし、溶接作業をしていた作業員(44)が手にやけどを負った。
また、近くにいて駆け付けた施設職員(52)が蓋が飛んだマンホールに転落し、足と腰に打撲の軽いけがをしたという。
運転手や業者は取材に対し、
・バキュームカーを施設内の計量室に入れようと、一時停止している時に爆発が起きた
・バーンという大きな音がして、ガラスの破片で右耳を約1cm切るけがをした
・フロントガラスも割れた
・黒い煙が噴き出し、車を降り、施設内ですくんでいたところを助け出された
と、当時の状況を話した。
原因について施設側は、「(同施設の処理システムでは)メタンガスは発生しにくい」などとしており、警察などで詳しい状況について調べている。
(2017年10月4日 修正1 ;追記)
2017年9月24日付で朝日新聞長野東北信(聞蔵)から、し尿投入量の減少により貯留槽内でメタンが発生していたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
「清浄園」は22日、原因は地下1階のし尿貯留槽で発生したメタンガスに1階での溶接作業の火花が引火したためとの見方をまとめ、発表した。
16日の事故について、施設を建設したプラントメーカーの専門家が調査。
貯留槽内のし尿汚泥の滞留時間が長くなり、メタンガスが発生しやすい状態になっていたことが分かった。
公共下水道の普及に伴い、し尿の投入量が減ったことが要因という。
同園は、安全対策として、滞留時間の短い運転に改善するほか、貯留槽内を換気し、メタンガスを定期的に測定するなどの措置をとる。
(ブログ者コメント)
運転条件が設計当初から徐々に変化し、いつの間にか危険ゾーンに入っていた・・・・そんな事例だったような気がする。
設備の管理者は、メタンが発生しないよう設計された設備ということで、事前のガス検知を行わずに火気工事を許可した・・・そんなことはなかっただろうか?
2017年9月16日17時40分にNHK高知から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9月16日15時24分に産経新聞westからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
16日午前10時半すぎ、高知県四万十市を流れる四万十川にかかる津大橋で、橋の補修工事のために欄干外側に設置された設置された足場から男性作業員が転落したと、一緒に作業をしていた作業員が消防に通報した。
警察によると、転落したのは、愛媛県大洲市の会社員の男性(49)で、およそ20m下の河原に落ちて市内の病院に運ばれたが、およそ1時間後に死亡した。
男性は、16日午前8時ごろから3人の作業員と一緒に、2人一組になって足場を撤去する作業を行っていて、転落防止用の安全帯は着用していたが、突然、足場の床の部分に敷かれた金属製の板が傾いて、転落したという。
他の3人にけがはなかった。
警察は、足場の床が傾いた原因や転落を防止する対策に問題がなかったか、詳しく調べている。
出典
『橋の補修工事で作業員が転落死』
http://www.nhk.or.jp/lnews/kochi/20170916/8010000177.html
『橋工事中の足場から20メートル下に転落、死亡 高知・四万十』
http://www.sankei.com/west/news/170916/wst1709160049-n1.html
(2017年10月15日 修正1 ;追記)
2017年9月17日付で高知新聞紙面に、下記趣旨の記事が掲載されていた。
同僚は、転落防止のための安全帯で橋にぶら下る格好になり、無事だったという。
2017年9月15日22時40分に山陽新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
倉敷市のJR山陽線踏切で2015年2月、立ち往生したトラックに列車が衝突、列車の乗客18人と運転士1人が負傷した事故で、岡山県警交通指導課と玉島署は15日、トラック運転手男性(52)=倉敷市=を自動車運転処罰法違反(過失運転致傷)と過失往来危険の疑いで、列車の運転士男性(29)=同市=を業務上過失傷害と業務上過失往来危険の疑いで、それぞれ書類送検した。
県警によると、トラックの停止原因は変速機の不具合だったが、説明書通りに操作すれば必ず復旧することが判明。
列車に関しては、運転士が前方を注視していれば踏切の手前約800m地点でトラックを目視でき回避できたという。
書類送検容疑は、トラック運転手は踏切内で停止した際、変速機の適切な復旧操作を怠って列車の往来の危険を生じさせ、運転士は時刻表などの確認に気を取られてトラックの発見が遅れるなどし、それぞれの過失による衝突で19人にけがを負わせた疑い。
県警によると、トラック運転手は「正しい復旧操作は行った」と容疑を一部否認。
運転士は認めている。
県警は、トラックを所有する運送会社と製造メーカーについても調べたが、管理などに問題はなく、いずれも「過失は問えない」と判断。
JR西日本についても、運転士の健康状態や運転適正などの管理に「問題はなかった」と結論付けた。
事故は15年2月13日午前8時20分ごろ、倉敷市船穂町船穂、西阿知―新倉敷間の八人山(はちにんやま)踏切で発生。
負傷者のうち、乗客の専門学校生が頭の骨を折って、一時意識不明の重体になった。
JR西日本岡山支社の吉田副支社長は、「事故後、さまざまな安全対策を進めてきたが、今回の送検を厳粛に受け止め、再発防止に万全を期してまいります」とコメントした。
出典
『運転双方を過失容疑で書類送検 倉敷のJR衝突事故で岡山県警』
http://www.sanyonews.jp/article/597562/1/
9月15日20時17分に産経新聞westからは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
県警によると、運転士は容疑を認めた。
運転手は、「トラックに不具合が起き(マニュアルにある)復旧操作をしたが動かなかった」と、一部否認している。
運転士は、電車が非常ブレーキで止まることができる約450m手前の地点より前でトラックを確認することが可能だったにもかかわらず、気付くのが遅れて、約260m手前で非常ブレーキをかけたため間に合わなかった。
電車に異常を知らせる「特殊信号発光機」がカーブなどで視認できない死角区間にあることも判明したが、直接の原因ではなく、JR西日本の過失は問えないとした。
県警は、トラックの整備や管理に問題がなかったかも調べたが、不具合はエンジンを一度切るなど取扱説明書に明記されている操作をすれば復旧が可能だったと断定した。
出典
『JR運転士ら書類送検、乗客ら19人重軽傷の山陽線踏切事故』
http://www.sankei.com/west/news/170915/wst1709150086-n1.html
9月15日19時7分にNHK岡山からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察によると、29歳の男性運転士は、踏切のおよそ260m手前で異常を知らせる信号に気づき、非常ブレーキをかけたものの、間に合わなかったという。
警察の調べによると、この踏切では、少なくとも450m手前でブレーキをかければ衝突を避けられたということだが、実際に踏切にトラックと同型の車を置き、電車の運転席からどう見えるかなどを調べたところ、踏切のおよそ800m手前から先では、トラックを目視で確認できることがわかったという。
これまでの調べに対して運転士は、「時刻表や計器の確認に気を取られ、前方の確認を怠った」などと話しているということで、警察は、前をよく見ていなかったことが事故につながったとして、業務上過失傷害と業務上過失往来危険の疑いで書類送検した。
出典
『倉敷踏切事故 運転士を書類送検』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/okayama/4023827882.html
(ブログ者コメント)
NHK岡山からは、線路上を動かすことができるやぐらの上に人が乗り、やぐらを移動させつつ、踏切りが確認できる位置を検証する様子が放映されていた。
2017年9月15日に掲載した元記事がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第2報修正1として掲載します。
第1報は下記参照。
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/7553/
(2017年9月23日 修正1 ;追記)
2017年9月15日15時15分に福井新聞から、機構は地盤の一部が軟弱だと認識していたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
機構が、現場地盤の一部が想定より軟弱と認識を持ち、崩落した天井部分に吹き付けるコンクリートの厚みを当初計画より厚い20cmにしていたことが14日、関係者の話で分かった。
一方で、陥没したグラウンドの地盤改良はなされておらず、地盤の軟弱性を十分に把握した上で、取り得る適正な補強を施せていたかどうかが焦点となりそうだ。
当初の計画では、天井部分に吹き付けるコンクリートの厚みは15cmだった。
20cmは、同機構の内部規定で補強しうる最大の厚み。
機構は、「想定以上にコンクリートへの荷重がかかっていた」とし、想定より地盤が軟弱だったとの認識を示した。
17日に機構の技術委員会が現地調査し、委員会を開くことが決まっている。
機構は、「委員会でも、コンクリートの厚みを増したことが議題に上るだろう」としている。
機構は、トンネル上部の地盤改良や吹き付けるコンクリートの強度を増すための成分変更などを検討しており、「技術委の判断を待ちたい」としている。
柿原トンネルは、掘削後にコンクリートを吹き付け、さらにボルトで補強して工事を進める「ナトム工法」を採用している。
出典
『崩落地盤「想定より軟弱」と認識 新幹線トンネル工事で鉄道・運輸機構』
http://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/238584
(2017年10月5日 修正2 ;追記)
2017年10月4日10時7分にNHK福井から、昔の地形図によれば陥没現場は周囲より低い斜面だったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
NHKは、グラウンドが造成される前の昭和40年代に作成された地形図を入手した。
地元の土地改良区が保管していたもので、高さ50cmごとに等高線がひかれ、高低差がわかるようになっている。
地形図によると、土砂の崩落が起きた現場は等高線の間隔が狭く、かつては周囲より低い斜面だったことが読み取れる。
こうした場所は、もともと地質が弱いため、雨水で削られて低くなったと考えられるうえ、さらに雨水が流れ込み、地質が悪くなる可能性があるとされている。
土砂崩落の原因調査にあたっている委員会の委員長を務める京都大学の朝倉俊弘名誉教授は、「一般的に、地質の弱いところは周囲に比べて柔らかく、沢を形成する可能性があり、地形図からは、そうした情報が読み取れるので、事故原因の可能性のひとつとして見過ごせない」と話している。
出典
『トンネル土砂崩落現場地形図入手』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/fukui/3054510511.html
(2017年12月12日 修正3 ;追記)
2017年12月5日13時9分にNHK福井から、前日までの雨が沢のような地形だったトンネル上部に集まり荷重が増えたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4日、事故原因を調査してきた専門家の委員会の会合が福井市で開かれた。
委員会は、陥没したグラウンド部分は、以前、沢のような地形だったため地下水が集まりやすく、事故前日までに降った雨で地盤に雨水が浸透しトンネル上部への過重が増えたことなど、複数の要因が重なり、事故につながった可能性が高いことを明らかにした。
その上で、工事の発注元の鉄道・運輸機構が地形が変わった状況を十分把握していなかったことや、地盤のゆるみの調査や地下水の排水処理の計画が不十分だったと指摘した。
委員長を務める京都大学の朝倉俊弘名誉教授は、「陥没箇所を掘削することで新たな知見が得られる可能性もあり、今後も機構に協力し、二度と事故がおきないようにしたい」と話した。
鉄道・運輸機構は、来年2月中旬には崩落箇所の地盤改良工事を終え、その後工事を再開させたいとしている。
出典
『トンネル崩落は地形と雨水が原因』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/fukui/3055457851.html
12月11日14時10分にNHK福井からは、知事に調査結果が報告されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
11日、鉄道・運輸機構の蓼沼・大阪支社長ら幹部3人が、県庁で西川知事と面会した。
この中で蓼沼支社長は、陥没したグラウンド部分が以前、沢のような地形で地下水が集まりやすい上、事故前日までの雨水も加わってトンネル上部への重みが増したことが事故につながった可能性が高いとする調査結果を報告した。
そして、再発防止策として、地形の変化を詳しく調査して工事を行うことや、地下水の排水処理の計画を十分に行うことなどを報告した。
これに対し西川知事は、「現場の地形や工法などを、改めて慎重に検討してほしい」と求めたうえで、5年後の北陸新幹線の県内延伸が遅れないよう、工法などに万全を期すよう要望した。
鉄道・運輸機構では、現在、崩落現場の地盤改良工事を進めていて、来年2月10日をめどに掘削工事を再開したいとしている。
出典
『トンネル事故 機構が知事に報告』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/fukui/3053356291.html
(2019年11月19日 修正4 ;追記)
2019年11月19日付で中日新聞からは、トンネルが貫通したという下記趣旨の記事がネット配信されていた。
あわら市の柿原トンネルが貫通し、記念式典が十八日、現地であった。
坑内では一七年九月に土砂崩落が発生。
一八年二月の大雪も逆風となって工事の本格再開に五カ月半を要し、予定の三カ月遅れで難所が貫通した。
これで金沢から、福井の北の玄関口・芦原温泉駅に至るトンネル四本がすべて貫通した。
建設主体の鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構)によると、柿原トンネルはあわら市柿原-高塚間の二千五百三十メートル。
一七年二月に着工し、十月二十四日に貫通した。
地上の構造物の関係で、地表面までの土被りが全体的に小さく、地盤改良や地下水対策に追われた難所。
金沢-敦賀間の十二本の中で四番目に長い。
コンクリート舗装などの土木工事を来夏までに終え、レール敷設や電気工事に取り掛かる。
式典は金沢方面から五百メートル進んだ地点であり、県や市、工事関係者、地元区長ら計百人が出席し、鏡開きや万歳三唱で祝った。
鉄道・運輸機構の渡辺大阪支社長はあいさつで「四分の三が地表から浅い場所を通る難易度が高い工事。慎重に取り組んだが、大変重い事象を発生させてしまった」と振り返り、関係者の理解と協力に感謝した。
柿原トンネルの崩落事故では、上部の市柿原グラウンドが直径十五メートル、深さ最大八メートルにわたって陥没し、坑内に土砂が流れ込んだ。
穴の埋め戻しや地盤改良などを経て、工事を再開した。
柿原区の酒井区長(70)は「事故当時は心穏やかならぬ思いもあったが、毎月の工事状況の報告など地元との対話を重視する姿勢に安心できた」と話した。
十月七日には石川県境の加賀トンネルが貫通したばかり。
佐々木市長は「市にとっても新幹線開業は誘客や地域活性化の好機。駅やその周辺を北の玄関口にふさわしい交通結節点に整備する」と喜んだ。
金沢-敦賀間のトンネルは十本が貫通し、残る新北陸トンネル(南越前町-敦賀市)は来春、深山トンネル(敦賀市)は来夏に貫通する見通し。
https://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20191119/CK2019111902000005.html
2017年9月15日15時1分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
島根県沖で昨年12月、鳥取県岩美町の田後(たじり)漁協所属の底引き網漁船大福丸(76トン)が転覆し、乗組員4人が死亡、5人が行方不明になった事故で、行方不明者4人の親族13人が、近く、同船を所有する「D水産」(岩美町)と同社社長を相手取り、計約5億円の損害賠償を求める訴訟を鳥取地裁に起こす。
代理人弁護士が15日、明らかにした。
弁護士によると、原告側は、老朽化で安定性を欠いた船を出漁させたことや、エンジントラブルが発生したにもかかわらず海保に救助を依頼しなかったことなどにより、事故が引き起こされたと主張する方針という。
境海上保安部などによると、大福丸はズワイガニ漁から境漁港(鳥取県境港市)に戻る途中、エンジントラブルが発生。
助けを求めた別の漁船に引航されている間に転覆した。
出典
『「老朽化で漁船転覆」不明4人の親族、5億円賠償請求へ』
http://www.asahi.com/articles/ASK9H3FSLK9HPUUB005.html
(事故当時の報道)
2016年12月14日19時34分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
境海保などによると、大福丸はエンジントラブルを起こし、田後漁協所属の僚船が午前3時ごろから曳航していたが、約1時間後に見失った。
大福丸の船体は午後1時現在、確認されておらず、沈没したり流されたりした可能性があるという。
同漁協によると、大福丸は8日夜に境港市の境港からズワイガニ漁に向かい、14日朝に境港に水揚げする予定だったとみられる。
境海保によると、現場周辺では当時雨が降っており、17mの風が吹いていた。
波の高さは3~4mで、松江地方気象台によると、強風注意報と波浪注意報が発令されていた。
出典
『漁船転覆 トラブルでえい航中、1人死亡8人不明 松江沖』
http://mainichi.jp/articles/20161214/k00/00e/040/194000c
12月14日15時2分に朝日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
「こんなに荒れたのは、この冬初めて」。
大福丸の転覆現場から1.6kmほど離れた美保関灯台の横で飲食店を経営する男性(77)は言う。
付近は横殴りの雨を伴う強風が吹き、海面には白い波が立つ。
海上保安庁の巡視艇とヘリコプターが捜索にあたる中、男性は「心配です。無事に戻ってきてほしい」と語った。
出典
『「こんなに荒れた海、この冬初めて」 9人乗り漁船転覆』
http://www.asahi.com/articles/ASJDG3D6XJDGPTIL006.html
12月15日13時30分に朝日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
重宝(じゅうほう)丸の甲板員、横山さん(52)にとって、大福丸の沖島船長は中学校の1学年先輩で、同じ水泳部だった。
事故があった14日も、船で現場海域を捜し回った。
重宝丸は、14日まで大福丸とともに漁に出ていた。
事故当時は強風が吹き、横波を受ける形になっていたという。
「漁に慣れている沖島さんでも、荒波やトラブルには勝てなかったのか。早く見つけたい」
出典
『「漁に慣れたあの人でも…」 転覆の漁船、海底で発見』
http://www.asahi.com/articles/ASJDH2STQJDHPTIL003.html
12月15日21時13分に産経新聞westからは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
運輸安全委員会が派遣した船舶事故調査官3人は、周辺の海域一帯を見渡せる松江市の美保関灯台から現場を視察。
報道陣の取材に対しては、「大福丸の大きさでは、当時は大しけに近い状態だったのではないか」と説明し、エンジントラブルで別の漁船に曳航されていた点よりも気象の影響が大きかったとの見解を示した。
出典
『沈没の漁船内、船長と機関長が溺死 死者は3人に』
http://www.sankei.com/west/news/161215/wst1612150070-n1.html
(ブログ者コメント)
農林水産業関連の事故は、原則、掲載対象外だが、今回の事例は設備の老朽化や緊急時対応の不手際が問われている模様につき、紹介する。
(2017年10月3日 修正1 ;追記)
2017年9月29日20時5分に毎日新聞から、遺族が提訴したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
行方不明のまま死亡認定された乗組員4人の遺族が29日、船を所有していた「D水産」と同社社長に約4億5000万円の損害賠償を求める訴訟を鳥取地裁に起こした。
訴状などによると、遺族側は、大福丸が建造から30年以上が経過し、事故前から船が傾きやすく、電気系統などに不具合があったと指摘。
エンジントラブル後に海上保安庁へ通報しなかった点など、船長(死亡)への指導も不十分だったと主張している。
出典
『漁船転覆 不明者遺族が損害賠償求め提訴 鳥取地裁』
https://mainichi.jp/articles/20170930/k00/00m/040/107000c
9月29日17時6分に産経新聞westからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
船主が、エンジンの不具合を認識しながら、修繕を怠ったまま出航させたことなどが沈没につながったと主張する方針。
出典
『不明4人の遺族、船主提訴 昨年末の松江沖漁船沈没で』
http://www.sankei.com/west/news/170929/wst1709290067-n1.html
2017年9月15日14時29分に産経新聞westから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
鉄塔など高所作業や重機使用での注意点を若手社員に確認してもらおうと、関西電力滋賀電力部は、同社の大津電力所(大津市秋葉台)で、バーチャルリアリティー(VR、仮想現実)などを用いた体験研修を行った。
発電所、変電所の送電設備などで保守保全作業にあたる12人が参加した。
2年前に長浜市での荷吊り作業で、吊り上げた1.6トンの鉄板とトラックの荷台の壁に作業員が挟まれた事故をモデルとし、教訓を学ぶ研修も実施。
参加者は、実際に宙づりにされた約600kgの荷物の横で待機し、空中で揺れる重量物が当たった場合の衝撃などを体感した。
そのほか、VRを利用した研修では、上空から工具が落下してくる映像などを体験。
「これは気付いても避けられない」などの声があがり、注意点を確認した。
山口さん(男性、25歳)は、「リアルな体験をして、実感がわいた。事故にあう危険性を常にもつ当事者として、リスクヘッジを行っていきたい」と話した。
出典
『上空から工具落下…VRで危険をリアルに体感、関西電力滋賀電力部が研修会』
http://www.sankei.com/west/news/170915/wst1709150058-n1.html
2017年9月15日11時34分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9月15日15時0分に朝日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
国土交通省は、公道を走行している車両のナンバーを可搬式のカメラで読み取り、車検切れかどうかを瞬時に判別する装置を平成30年度、全国で運用する。
警察と連携し、現場で取り締まりを実施する。
月内にも全国5カ所で試行導入(実証実験)するのに合わせ、15日に国交省(東京都千代田区)でデモンストレーションを公開した。
国交省によると、国内の車両保有台数は約8000万台で、このうち約510万台は車検が切れたままになっている。
多くは放置状態とみられるが、過去の調査から、全体の0.27%程度、約20万台が公道を走行していると推定。
これらは,自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)も切れている可能性が高いという。
現場では、警察との街頭検査で、持ち運びできるカメラを道路脇に設置。
自動的に読み取った車両のナンバーを、車検切れ車両の情報を登録したパソコンで照合する。
車検切れだった場合には、約1.5秒後にパソコン画面に「HIT」という赤い通知が出る仕組みで、前方にいる警察官らが車両を止めて取り締まる。
車検切れが発覚した場合は、ドライバーは整備工場などで車検を受ける必要がある。
また、公道を走れなくなるため、現場に車両運搬車を手配する必要も出てくる。
車検は道路運送車両法で義務付けられており、違反した場合は、6カ月以下の懲役か30万円以下の罰金が科される。
国交省はこれまで、固定式の機器でナンバーを撮影。
撮影データを回収後に照合して、所有者にはがきを送り、車検を受けるよう促してきた。
だが、応じない場合もあり、その場での取り締まりに乗り出すことにした。
試験導入する場所や日時は非公表。
今回の装置導入で取り締まり効果の向上を見込んでおり、30年度には全国の地方運輸局など10カ所に1台ずつ導入して、各都道府県で取り締まりに当たる。
出典
『車検切れを瞬時判定 現場で取り締まりへ 国交省がデモ公開』
http://www.sankei.com/affairs/news/170915/afr1709150018-n1.html
『車検切れで走れば即「ヒット」 取り締まりへ新システム』
http://www.asahi.com/articles/ASK9G5JR0K9GUTIL03J.html
2017年9月15日11時17分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
熊本地震で崩落した阿蘇大橋に代わる橋を架ける国の工事で、ユネスコ(国連教育科学文化機関)の世界ジオパークに選ばれた阿蘇の見どころの一つ、立野峡谷(熊本県南阿蘇村)の柱状節理が壊されていたことがわかった。
ジオパーク内での開発などは禁止されていないが、国や県は、現場がジオパーク内と認識していなかったという。
阿蘇は2014年、国際的な価値のある地質や地形を認定する世界ジオパークに選ばれた。
立野峡谷は約9万年前の巨大噴火で形成されたカルデラの壁が唯一切れた場所で、地形や地質を観察できる見どころの一つ。
柱状節理は約5万年前に、阿蘇の噴火で流れ出た溶岩流でできた。
溶岩が冷え固まる時にできた割れ目のある岩肌が特徴で、「岩のカーテン」と呼ばれる。
国交省熊本復興事務所などによると、新しい橋は立野峡谷をまたぐ形で建設中で、柱状節理は、橋脚の建設予定地近くにあった。
昨年11月ごろ、工事用道路を造るために川岸を幅110m、高さ70mにわたって削った際に壊れたという。
昨年7月、県や学識経験者らが集まって新しい橋の計画について協議した際、建設予定地に柱状節理があることも報告された。
新しい橋が「観光の玄関口となる」として、周辺の景観に配慮することなどは確認したものの、ジオパークとの説明はなく、保存の話などは出なかったという。
熊本復興事務所の今村副所長は、「柱状節理の存在はわかっていたが、ジオパークという認識がなかった」。
県道路整備課の担当者は、「国から説明がなく、ジオパークとは意識していなかった」と話している。
立野峡谷の保全活動に取り組む市民団体の中島代表は、「柱状節理は壮大な岩の屛風で美しかったが、壊されてしまってショック。工事の時にジオパークであるという認識がなかったことに驚く」と話した。
出典
『ジオパークの「岩のカーテン」、国の工事で破壊 阿蘇』
http://digital.asahi.com/articles/ASK9G6FTVK9GTLVB00L.html?rm=448
9月15日9時39分に熊本日日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
国連教育科学文化機関(ユネスコ)が認定する「世界ジオパーク」の構成資産の一つ、南阿蘇村・立野峡谷で、阿蘇火山の溶岩活動を示す「柱状節理」の一部が、国交省が進める阿蘇大橋の架け替え工事で削られていたことが、14日、分かった。
地元では、「景観保全への影響などを丁寧に説明してほしかった」との声が上がっている。
柱状節理は、溶岩が固まる際に形成される角柱状の割れ目。
立野峡谷では、カーテン状の岩が川岸に数100mにわたって現れており、県内外から見学が多い。
同省熊本復興事務所(同村)によると、現場は熊本地震で崩落した阿蘇大橋の約700m下流の黒川右岸。
昨年11月に新橋の工事に着手し、工事用道路の整備の際、柱状節理を含む高さ約70m、幅約110mの川岸を削ったという。
同省は、県などに事前に工事計画を示した際、現場に柱状節理があるとの認識は共有していたという。
柱状節理を削ることには言及しなかったが、同事務所は「ジオパーク内での開発に法的な規制や報告義務はなく、地元との協議は特にしなかった」と説明する。
阿蘇ジオパークガイド協会の中島・元会長(69)は、「突然、景観が一変して驚いた。復興工事の一部掘削はやむを得ないが、ジオパークの価値や地元への説明、協議も大事にしてほしい」と話している。
世界ジオパークは、学術的価値の高い地質や地形を保護する自然公園。
地域に必要で、自然が持続可能な開発は、公園内でも認められている。
阿蘇地域は来年夏、再認定の審査を控えるが、阿蘇ジオパーク推進協議会は、「掘削されたのは柱状節理全体のごく一部で、再認定に影響するとは考えにくい」とみている。
出典
『立野のジオパーク資産 「柱状節理」復興工事で削る』
https://this.kiji.is/281227048482014305?c=92619697908483575
(2017年10月3日 修正1)
2017年9月28日付で毎日新聞東京版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
熊本地震の復興工事で珍しい地形が破壊された国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界ジオパーク「阿蘇」(熊本県)について、地質学などの専門家らで作る日本ジオパーク委員会は27日、保全や活用を進める地元協議会の組織運営に問題があるとして、来年に予定されるユネスコの審査までに改善するよう求めることを決めた。
ジオパークは、地質学的に重要な地形や地層を保全・活用する自然公園で、ユネスコが認定する世界ジオパークと、同委員会が認定する日本ジオパークがある。
今回、日本ジオパークとしては、2年後の再審査を条件に、継続を認める「条件付き再認定」とした。
阿蘇では、噴火した溶岩による珍しい地質現象「柱状節理」が破壊されたことが、今月、毎日新聞の報道で発覚した。
柱状節理の破壊について、自治体や観光関係者などで構成する「阿蘇ジオパーク推進協議会」自体も、報道があるまで把握していなかったという。
出典
『日本ジオパーク委員会 熊本・阿蘇 破壊の柱状節理を「条件付き再認定」』
https://mainichi.jp/articles/20170928/ddm/041/040/151000c
2017年9月16日7時58分に静岡新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
15日午後2時半ごろ、藤枝市のJR藤枝駅南口付近の市道で、通行人から「目に染みるような液体が流れている」と警察に通報があった。
警察や消防によると、液体は付近を通行したタンクローリーから約50mの範囲に70ℓほどが流出した。
現場を通った10人程度が目の痛みを訴えたが、その場で回復したため、救急搬送はしなかったという。
漏れた液体は、プラスチック原料などに使われる揮発性の劇物で、消防が吸着剤をまいてドラム缶に回収した。
液体タンクのふたが完全に閉まっていなかったとみられる。
警察が運転手などから事情を聴き、詳しい原因を調べている。
現場は、藤枝駅南口の複合商業施設・BiVi藤枝前の市道上。
現場の消防隊員によると、初期対応の際に、隊員数名が目の痛みを訴えたという。
警察は、一時、現場周辺を通行止めにした。
現場は、マスクなどを着用した消防隊員や警察官らが対応に当たるなど、騒然とした。
付近で働く女性(26)は、「消防から『窓を閉めて屋内にいて』とのアナウンスがあった。(液体の)においはしなかった」と話した。
出典
『藤枝駅南で液体流出 約10人、目の痛み』
http://www.at-s.com/news/article/social/shizuoka/402619.html
9月15日21時24分にNHK静岡からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
15日午後2時半すぎ、JR藤枝駅南口近くの道路にいた女性から「通り過ぎたタンクローリーから液体が漏れ、異臭がして目も痛くなった」という通報が警察にあった。
消防によると、症状が重く病院に搬送された人などはいないということだが、警察と消防などが被害が広がらないよう、周辺の立ち入りを規制して液体の回収を行ったことから、現場は一時、騒然となった。
警察や消防などが調べたところ、付近の道路の上におよそ100mの距離にわたって、フェノール樹脂とみられる液体が漏れていたという。
県によると、フェノール樹脂と見られる液体には劇物のホルムアルデヒドが含まれ、揮発したものを吸い込むと炎症を起こすおそれもあったという。
警察では、運搬していたタンクローリーから液体が漏れた原因などを詳しく調べている。
出典
『藤枝駅前で異臭騒ぎ』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/3033976581.html
(ブログ者コメント)
フェノール樹脂というからには、液体ではなく固体ではないのだろうか?
フェノール樹脂の製造方法をネットで調べたところ、漏れたのは付加縮合反応させる前のフェノール樹脂原料かもしれない。
ただ、溶液樹脂という言葉も使われているサイトがあったので、液体のフェノール樹脂も存在しているのかもしれない。
(2017年9月28日 修正1 ;追記)
2017年9月16日付で朝日新聞静岡版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
消防などによると、液体は接着剤などに使う「水溶性フェノール樹脂」。
県薬事課によると、液体には劇物のホルムアルデヒドが約8%含まれていた。
2017年9月15日18時29分にTBS NEWSから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9月15日11時13分に朝日新聞から、9月16日2時0分に神奈川新聞から、9月15日付でテレビ神奈川からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
午前1時半ごろ、横浜市南区のスーパーで、「70代の男性がシャッターに挟まれている」と従業員から119番通報があった。
警察などが駆けつけたところ、このスーパーの警備員の男性(71)が駐車場の出入り口のシャッター(幅7.3m)に挟まれているのが見つかり、病院に運ばれたが、その後、死亡が確認された。
スーパーは午前1時に閉店していて、警察によると、防犯カメラには閉店後にシャッターが半分ほど降りた状態で男性が原付バイクにまたがったままシャッターをボタンで操作しているところが写っていたという。
警察は、男性がボタンの操作後、バイクに乗ってシャッターの下をくぐろうとして下敷きになった可能性があるとみて、詳しく調べている。
シャッターはボタンで操作する仕組みで、閉店時の操作は通常、男性が担当していたという。
シャッターは、一旦、閉まり始めると、物などが挟まっても自動では止まらない仕組みになっているという。
出典
『横浜市のスーパーで警備員がシャッターに挟まれ死亡』
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3158210.html
『シャッター下敷き、警備員死亡 横浜のスーパー駐車場』
http://www.asahi.com/articles/ASK9H3HZMK9HULOB005.html
『スーパーのシャッターに挟まれ、1人死亡』
https://www.kanaloco.jp/article/278040
『駐車場のシャッターに挟まれ男性死亡 横浜市南区』
http://www.tvk-kaihouku.jp/news_wall/post-2833.php
9月16日10時34分に産経新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
15日午前1時半ごろ、横浜市南区南太田のスーパー「F」で、店の警備員の男性(71)=同区大岡=が駐車場の出入り口にあるシャッターに挟まれているのを帰宅途中の店の女性従業員(41)が発見し、119番通報した。
男性は病院に搬送されたが、同2時過ぎに死亡が確認された。
警察によると、男性は警備業務を終え、帰宅しようと自分のミニバイクにまたがった状態で、シャッターの内側から閉ボタンを押し、動き出したシャッターをくぐるように駐車場を出ようとした際に挟まれたとみられるといい、警察が事故の詳しい原因を調べている。
出典
『シャッターに挟まれて警備員の71歳男性が死亡 横浜のスーパー』
http://www.sankei.com/affairs/news/170916/afr1709160012-n1.html
(ブログ者コメント)
TBSの映像によれば、車2台分の幅がある出入り口。
2017年9月14日17時9分に毎日新聞から、時間帯別の件数棒グラフ付きで、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
「秋や冬のたそがれ時」初めてデータで裏付けられる
警察庁が2012~16年の5年間に発生した交通死亡事故2万431件を分析したところ、日没時間と重なる午後5時台から午後7時台の3時間に起きた事故件数は、他の時間帯に比べて1.7倍に上っていたことが分かった。
また、日没前後1時間の「薄暮時間帯」の事故は11月が最多で、最少だった6月の3倍だったことも判明した。
警察庁は、「秋や冬のたそがれ時に死亡事故が多いと言われてきたが、初めてデータで裏付けられた。今後の安全対策に役立てたい」としている。
死亡事故を時間別にみると、最も多かったのは午後5時台(1389件)で、午後6時台(1370件)、午後7時台(1216件)と続いた。
最も少なかったのは午前3時台(517件)だった。
早朝から昼前まで徐々に増加し、その後いったん収まるが、午後5時台になると急増していた。
午後5時台から午後7時台の3時間の平均件数は1325件で、他の時間帯の平均件数784件を大きく上回っていた。
一方、薄暮時間帯の死亡事故を月別でみると、最多は11月の358件で、最少は6月の119件だった。
夏から冬にかけて増えていることから、同庁の担当者は、「日没時間が早まり薄暗くなっているのに、ライトの点灯が遅れるドライバーが多いのでは」とみる。
また、ライトをハイビーム(上向き)にしていない乗用車が夜間に歩行者をはねて死亡させた225件を分析したところ、ハイビームにしていれば、126件(56%)は事故を回避できた可能性があることも分かった。
警察庁は、事故防止の効果が確認されたとして、ハイビームの使用を推奨している。
このほか、同庁はシートベルトの使用と致死率(死傷者に占める死者の割合)の関係を調査したところ、運転席で不使用の場合、致死率は53倍、後部座席では3.8倍になることも分かった。
また、チャイルドシートを不使用の場合も致死率は約7.9倍に上がっており、着用を呼びかけている。
出典
『警察庁分析 死亡事故 「薄暮」はやっぱり多かった』
https://mainichi.jp/articles/20170914/k00/00e/040/260000c
9月14日10時19分に時事通信からは、薄暮時間帯における月別の死亡件数棒グラフ付きで、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察庁が過去5年間の日没前後1時間の「薄暮」の時間帯に起きた死亡事故を分析したところ、10~12月の3カ月平均が5~7月の約2.6倍に上ったことが14日、分かった。
薄暮や夜間の死亡事故の約半数は自動車と歩行者の事故で、歩行者は散歩や買い物中の65歳以上が多いという。
同庁の担当者は、「歩行者は反射材を着用し、ドライバーは前照灯の早めの点灯を心掛けてほしい」と呼び掛けている。
2012~16年に発生した交通死亡事故は計2万431件。
1時間ごとの合計値で見ると、おおむね500~1000件未満で推移するが、日没と重なる午後5~7時台は1200~1400件近くに増える。
薄暮を月別で見ると、1月の253件から年間最少となる6月の119件までは減少傾向だが、7月からは再び上昇。
特に10~12月は350件前後と急増した。
出典
『10~12月は2.6倍=薄暮の交通事故死-警察庁』
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017091400395&g=soc
2017年9月14日20時4分にNHK青森から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
大地震が発生し被災地で石油などの燃料が不足しているという想定で、貯蔵施設から病院に燃料を運ぶ訓練が青森市で行われた。
この訓練は、被災地で長期間にわたって燃料が供給されない状態が続いた東日本大震災を教訓に、石油元売り会社でつくる石油連盟が各地で実施している取り組みで、県内で行われるのは初めて。
訓練は、「被災した青森市にある県立中央病院で暖房に使う燃料が不足している」という想定で行われ、石油連盟や県の担当者が参加した。
訓練では、貯蔵施設から燃料を運んできたタンクローリーが病院の給油口に横付けされた後、石油連盟の担当者が積まれている量の確認や消火器の準備などを行った。
そして、タンクローリーのホースを給油口とつなぎ、スムーズに給油ができるか、手順を確認しながら作業を進めていた。
県などによると、東日本大震災の被災地では、タンクローリーが駆けつけてもホースと給油口のサイズが合わなかったり、車両が大きすぎて給油口に近づけなかったりするケースもあったという。
県商工政策課の山谷総括主幹は、「こうした訓練を通じて、万が一の事態に備えたい」と話していた。
出典
『大地震想定 病院に燃料運ぶ訓練』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/aomori/6083702191.html
9月14日19時53分にNHK山形からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
大規模な災害が起き、病院で燃料の備蓄が尽きかけたときを想定した訓練が山形市で行われ、関係者が大型タンクローリーを使って燃料を緊急に補給する手順を確認した。
この訓練は、石油の元売り会社でつくる石油連盟と県が初めて県立中央病院で行い、病院や県の関係者など20人余りが参加した。
訓練は、東日本大震災規模の大地震が起き、病院の燃料の備蓄が尽きかけたという想定で、緊急で燃料を供給するために石油連盟が手配した大型タンクローリーが敷地内に入ってくると、病院の担当者が重油タンクのある場所まで誘導した。
そして、給油口の大きさや残りの重油の量などを説明し、石油連盟の担当者はホースをタンクに接続して、供給する手順を確認していた。
県立中央病院では、院内の冷暖房や発電に使う重油を地元の下売り業者と契約しているが、大災害が発生して燃料が地元で確保できない時は、石油連盟から燃料を供給してもらうことになっている。
県立中央病院の松澤課長補佐は、「多くの患者がいて運営を止めることができないので、重油を提供してもらえるのはありがたく、一連の流れが確認できてよかったです」と話していた。
出典
『災害に備え病院で給油訓練』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/yamagata/6023822441.html
(ブログ者コメント)
〇この取り組みは、石油連盟と各都道府県が個別に協定を結んで
実施している模様。
以下は熊本県との締結が報じられた記事。
(2017年1月21日付 毎日新聞熊本版)
県と石油連盟(東京都)は20日、災害時に病院などの重要施設への燃料供給を円滑に進めるための覚書を締結した。
熊本地震で燃料不足が起きたことを受け、県側から連盟に要請した。
石油連盟は石油精製・元売り大手13社でつくる団体。
県によると、災害拠点病院や官公庁、警察、消防などの重要施設のタンクの位置、必要な燃料の種類、タンクローリーの進入の可否、給油口の形状などの情報を連盟と共有。
災害時、県の要請を受けた連盟が円滑に燃料を供給できるようにする。
熊本地震では各地で停電が発生し、復興の拠点となる役場で非常用電源に必要な燃料が不足する事態が起きた。
出典
『県・石油連盟 覚書を締結 病院など重要施設、災害時に燃料優先 /熊本』
http://mainichi.jp/articles/20170121/ddl/k43/010/364000c
〇映像を見ると、青森市の訓練ではアダプターを介してタンク給油口と接続していたが、山形市の訓練では直接接続していた。
2017年9月14日21時25分にNHK東海から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
14日午後0時45分ごろ、大垣市楽田町の大垣市立星和中学校の教員から消防に、「テントが飛ばされ生徒がけがをした」と通報があった。
警察によると、テントの中などにいた生徒16人が支柱に当たるなどして痛みを訴え、このうち少なくとも5人がけがをして、病院などで手当てを受けた。
いずれも軽傷とみられるという。
中学校では、14日は午前中から体育祭が行われ、当時は午後の競技を始めるため、生徒約500人がグラウンドに出て、テントの中で整列などしていたという。
警察によると、テントの支柱には、重しとして18ℓ入りのポリタンク4つが付けられていたが、突然、強い風が吹いてテントが重しごと浮き上がり、倒れたという。
事故を受けて中学校は体育祭を中止し、生徒を下校させる措置を取った。
岐阜地方気象台によると、大垣市の午後1時時点の天気は晴れで、西南西の風、風速7.2mが観測されたが、強風注意報を出す状況ではなかったという。
警察は、学校の安全管理に問題がなかったかどうか調べている。
また気象台は、局地的に強い風が吹いたと見て、学校の関係者から話を聞くなどして原因を調べている。
テントが飛ばされるのを見たという保護者の女性は、「少し砂ぼこりが舞った後に小さな竜巻のようなものが起き、あっという間にテントが舞い上がりました。あっという間の出来事で、とても驚きました」と話していた。
大垣市立星和中学校の兒玉校長は、「倒れたテントは出場前の生徒たちの待機場所にあったもので、中に生徒40人ほどがいた時につむじ風のような強い風が吹き、テントがひっくり返った。その際に鉄柱が生徒たちに当たった」と当時の状況を説明し、「生徒がけがをしたことは大変申し訳なく思っている。今後、こうしたことが起きないよう、生徒の安全確保に努めていきたい」と話した。
出典
『テント飛ばされ中学生5人軽傷』
http://www.nhk.or.jp/tokai-news/20170914/3932971.html
9月14日21時53分に朝日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
同校は独自のテント設営マニュアルに従い、18ℓのポリタンクに水を入れて、6カ所ある支柱のうち4カ所の重しにした。
ただ、地面に固定する杭は使っていなかったといい、児玉校長は「突風などへの対応が十分でなかった。今後は、よりしっかり固定する対応をしていきたい」と話した。
出典
『中学校の校庭で突風、テント飛んで生徒4人けが 岐阜』
http://www.asahi.com/articles/ASK9G4TZ5K9GOHGB00D.html
9月14日21時18分に毎日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察や星和中によると、グラウンド東側に設置されていた、生徒が待機するテント6基(それぞれ高さ3.3m、幅5.3m、奥行き3.5m)のうち1基が風にあおられるように舞い上がり、支柱を固定する18ℓの水が入ったポリタンクや支柱が生徒に当たった。
同中の由井教頭は、「グラウンドにつむじ風のような風が発生したと思ったらテントが舞い上がった」と説明している。
岐阜地方気象台によると、大垣市内は当時晴天で、大気は安定していた。
午後0時38分に秒速8mの風速を記録したが、竜巻や強風の注意報などは出ていなかった。
担当者は、「晴天時には、グラウンドのような広い場所では地表面が暖められ、地上の空気が対流することでつむじ風などの突風が発生しやすい状況になる」としている。
出典
『岐阜の中学校 テント飛ばされ16人けが 体育大会中』
https://mainichi.jp/articles/20170915/k00/00m/040/095000c
(ブログ者コメント)
マニュアルに杭固定が定められていたのに順守していなかったのか、それともマニュアルに杭固定が定められていなかったのか、報道からは不明。
いずれにせよ、突風対策まで考えると、テント設営時、可能であれば杭固定しておいたほうがよさそうだ。
2017年9月15日付で毎日新聞埼玉版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
14日午前10時15分ごろ、加須市の市立不動岡小学校(児童数240人)から、「10歳の女児のせきがとまらない上、手にしびれがある」と119番があった。
警察や学校などによると、体育館で体育の授業をしていた4年生の男女6人が体調不良を訴え、久喜市と羽生市の病院に搬送されたが、いずれもけがはなく帰宅。
体育館周辺では業者が殺虫剤を散布しており、児童は殺虫剤を吸い込んだとみられ、警察が詳しい原因を調べている。
搬送された4年生の女子児童(10)は毎日新聞の取材に、「薬剤みたいなにおいがして臭くて、窓を閉めたらにおいが充満してみんな気持ち悪くなった。びっくりして不安だった」と話した。
学校などによると、午前9時35分から4年2組の児童21人が体育館でバスケットボールの授業中だった。
館内が暑かったため、担任の女性教諭の指示で窓を開けたが、数分後に異臭がしたため窓を閉めて授業を中断し、教室に戻ると、6人が体調不良を訴えたという。
業者は9時10分ごろから校内の樹木に毛虫を駆除する殺虫剤を散布する作業を始め、9時半ごろは体育館近くで作業中だった。
学校は、作業中は校舎の窓を閉めていたが、9時半ごろに業者から「校舎の窓を開けていい」と伝えられ、校内放送を行って各教室の窓を開けた。
だが、体育館周辺ではまだ作業中だった。
学校側は「業者との連携不足だった」としている。
学校は保護者にメールなどで連絡し、全校児童は午後、保護者に付き添われて下校した。
学校は同日午後に記者会見し、蛭間校長が謝罪。
作業は本来、8月の夏休み中に行う予定だったが、天候不順で9月にずれ込んだ上、9月の休日は体育祭の準備などがあり、14日に行ったという。
15日の授業終了後、午後6時から保護者会を開き、事情を説明する。
加須市教委は市立小中学校に対し、殺虫剤をまく場合は休日や放課後にするよう、注意喚起をするという。
出典
『異臭 4年生6人搬送 体育授業中、殺虫剤吸い込む? 加須・不動岡小』
http://mainichi.jp/articles/20170915/ddl/k11/040/113000c
(2017年10月15日 修正1 追記)
2017年9月15日付の埼玉新聞紙面に、下記趣旨の記事が掲載されていた。
校長と教頭が記者会見し、「作業が終わったので、体育館の窓を開ける判断をした。危険性の認識が薄かった」と謝罪した。
学校側は「消毒の手順は業者任せだった」とした。
2017年9月14日付で中日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
13日午前7時15分ごろ、豊田市大清水町南岬の市道の一部が陥没していたためミニバイクが転倒し、運転手が骨折する事故が起きた。
現場は5日に工事の試掘をして埋め戻した場所で、同市は、施工業者の埋め戻しが不十分だった可能性があるとみている。
市下水道建設課によると、陥没は1.5m四方の範囲で、深さは最大10cm。
通りかかったミニバイク2台が相次いで転倒し、30代男性が右手小指を骨折した。
別のミニバイクの20代男性に、目立つけがはなかった。
現場は片側一車線で、市は一時、片側交互通行の交通規制をして、13日午後1時までに補修を終えた。
周辺では、来年2月までの予定で、7月から下水道管の敷設工事をしている。
今回の事故現場では、5日に施工業者が地中のガス管などの位置を確認するため深さ1.5mを試掘し、埋め戻す作業があった。
業者が12日午後5時半ごろに確認したときは、異常は見つからなかったという。
市は近く、現場を掘り返して原因を調べる。
同課は、「ご迷惑をおかけして申し訳ございません。再発防止に努めます」と謝罪した。
出典
『道路陥没、男性が指骨折 豊田、ミニバイクで転倒』
http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20170914/CK2017091402000047.html
9月14日19時5分にNHK東海からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
愛知県豊田市大清水町の市道で、14日午前7時すぎ、通行した2台のバイクが相次いで転倒し、30代の男性が手の指の骨を折る大けがをしたほか、20代の男性も打撲の軽いけがをした。
豊田市によると、事故が起きた道路では1m50cm四方の場所が陥没していて、最大で10cm程の段差ができていたという。
市によると、この場所は9月5日、下水道工事の事前調査のため、一度、地面を掘ってガス管などの位置を確認し、その後、埋め戻したということだが、業者が埋め戻す際に地面を固める作業が不十分だったことが陥没の原因と分かったという。
市は、業者の処分を検討するとともに、再発防止に努めるとしている。
出典
『道路一部陥没し 男性2人けが』
http://www.nhk.or.jp/tokai-news/20170914/3925281.html
(2017年9月28日 修正1 ;追記)
2017年9月15日付で朝日新聞三河版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
砕石と土で埋め戻した際、上からたたいて固める作業が不十分(転圧不足)だったという。
市は事故の後、陥没した現場を補修したが、14日、再び掘り返して調べていた。
2017年9月13日22時16分に産経新聞westから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
13日午後3時45分ごろ、熊本県上天草市大矢野町の金属解体業「S商事」で、解体中のドラム缶が爆発した。
男性作業員(69)が頭部を負傷し病院に搬送されたが、意識はあるという。
警察によると、ドラム缶は高さ90cm、直径60cmで、中は空だったとみられる。
男性がふたをガス溶接機で開けようとしていたところ、突然爆発した。
警察が原因を調べている。
出典
『ドラム缶爆発で作業員負傷、熊本・上天草』
http://www.sankei.com/west/news/170913/wst1709130084-n1.html
(2017年9月27日 修正1 ;追記)
2017年9月15日付で朝日新聞熊本全県版(聞蔵)から、下記趣旨のやや詳しい記事がネット配信されていた。
男性は、2年ほど前に持ち込まれた古いドラム缶の解体作業中で、ドラム缶が錆びていたため蓋が開かず、溶接機で底に穴を開けようとしたところ、爆発したという。
ドラム缶内にたまっていたガスに溶接機の火が引火したとみて、原因を調べている。
2017年9月12日0時0分に共同通信から下記趣旨の記事が、自主返納件数の棒グラフ付きでネット配信されていた。
75歳以上の高齢運転者への認知機能検査を強化した改正道交法は、12日で施行半年となった。
高齢者の事故が依然として高水準な一方、1~7月の運転免許証の自主返納は14万件を超え、死亡事故も減少するなど、一定の効果があった。
警察庁は、運転できる車種や地域、時間帯を限定した「限定免許」の導入も検討するなど、さらに事故防止の取り組みを進めていく。
警察庁によると、75歳以上の1~7月の免許自主返納は14万3261件(暫定値)で、昨年1年間の16万2341件を上回る勢い。
過失の重い「第1当事者」となった死亡事故も1~7月に219件で、過去10年間で最少だった。
出典
『75歳以上の免許返納14万件 改正道交法、 事故対策に一定効果』
https://this.kiji.is/279916824143562237?c=39546741839462401
9月12日11時19分にNHK東北からは、宮城県ではこれまでに13人が認知症で免許取り消しになったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
75歳以上の高齢ドライバーについて、認知症の検査を強化した改正道路交通法が施行されてから12日で半年になるが、県内では、これまでに少なくとも13人が、認知症のために運転免許の取り消し処分を受けていたことが分かった。
ことし3月に施行された改正道路交通法では、75歳以上の高齢ドライバーが運転免許証の更新の際に認知機能の検査を行い、「認知症のおそれがある」と判定された場合には、医師による診断が義務づけられた。
12日で施行から半年になるが、宮城県警察本部によると、7月末までの4か月半に1万1848人が認知機能の検査を受け、このうち376人が「認知症のおそれがある」と判定されたという。
そして、このうち54人が医師によって認知症と診断され、75歳から90歳までの男性10人と女性3人、あわせて13人が、県公安委員会から運転免許の取り消し処分を受けたという。
高齢者の運転免許をめぐっては、自主的に返納した人も過去最多となっていて、運転をやめたお年寄りの移動手段を地域でどう確保していくかが、今後、課題になりそうだ。
出典
『認知症で13人免許取り消し』
http://www.nhk.or.jp/tohoku-news/20170912/3828751.html
9月12日18時39分にNHK北海道からは、北海道では38人が認知症で免許を取り消され、その一方、免許を自主返納する人も増えているという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
高齢ドライバーの認知機能検査を強化した改正道路交通法がことし3月施行されて、12日で半年がたった。
道内では、認知症と診断され、運転免許の取り消し処分を受けた人はこの半年間で38人と、去年1年間の人数を上回るペースで増えている一方で、自ら進んで免許を返納する人たちも大幅に増えている。
どういう背景があるのか取材した。
札幌市内の自動車学校では、免許を更新しようと連日、75歳前後の高齢ドライバーたちが検査を受けに訪れている。
このうち、記憶力を試す検査では、スクリーンに映し出される動物や楽器など4枚の絵を次々に記憶してもらい、全部で16種類の絵を紙に書き出す。
これまでは、こうした検査と講習を受けさえすれば、全員、免許を更新できた。
しかし、ことし3月以降は、検査の点数が悪いと医師の診断を受けなければならなくなり、高齢者たちも必死だ。
取材したこの日、検査を受けた6人のうち、医師の診断が必要とされた人はいなかった。
しかし、高齢者からは、「やっぱりぼけたら車の運転はだめです」とか、「車社会で生きているので、車がなければ不安ですが、運転ができなくなったらやめるしかないです」といった声が聞かれた。
高齢者たちの意識にも、変化が生まれている。
ことし3月以降、道内では、自ら進んで運転免許を返納する人が増えているのだ。
実際に最近、返納を決めた77歳の男性に聞くと、「体に自信なくなったので、免許を早く返したほうがいいと思った」と話していた。
75歳以上で免許を返納した人の数をみると、これまでは多くても500人あまりで推移していたが、この3月以降、3割から4割ほど増えている。
道警本部運転免許試験課の久保次席は、「去年10月に他府県で認知症と思われる高齢ドライバーによる事故があり、それを契機に自主返納する方が増えています。自主返納を考えるのも、交通事故防止の観点から必要だと思います」と話していた。
返納の理由で最も多いのは、「運転の必要がなくなった」という人だが、次に多いのが「身体機能の低下を自覚して」という理由だ。
また、特に最近増えているのが「家族や友人に勧められた」というケースだ。
道内で免許の自主返納が進む背景には、高齢者の事故への関心が高まっていることがあると考えられる。
また、道警は、札幌や釧路で実際に起きた高齢者による事故の映像をホームページで公開している。
警察もこうした形で積極的に注意喚起するようになって、高齢ドライバーの間でも事故のニュースを自分のこととしてとらえる人が増えたことも背景にあると思われる。
では、実際に運転に不安を感じた人は、どこに相談すればいいのか。
まずは、最寄りの警察署に相談することだ。
認知機能検査を受けるのは3年に1度だが、検査で問題ないとされても、次の検査までに認知機能が低下する可能性もある。
たとえば、これまで出来ていたバックでの駐車や車庫入れが最近、出来なくなったり、難しいと感じたりしたときは、早めの相談が必要だ。
出典
『検査強化で運転免許自主返納増』
http://www.nhk.or.jp/sapporo-news/20170912/3540381.html
2017年9月13日9時25分にNHK東海から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12日午後6時ごろ、西尾市寺津町の農機具部品メーカー工場で男性が倒れているのを別の会社の作業員が見つけ、消防に通報した。
警察と消防がかけつけたところ、西尾市江原町の会社員Fさん(男性、54歳)が工場内のパイプにもたれかかるように倒れていて、その場で死亡が確認された。
腕には感電したような痕があったという。
Fさんは、この日、工場内に非常灯を設置する作業を1人で行っていたという。
警察は,Fさんが作業中に何らかの理由で感電したとみて、死因を特定するとともに、詳しいいきさつを調べている。
出典
『工場内で男性死亡 作業中感電か』
http://www.nhk.or.jp/tokai-news/20170913/3882371.html
(2017年9月27日 修正1 ;追記)
2017年9月14日付で朝日新聞三河版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
男性は、配電管にもたれかかった状態で倒れていて、その場で死亡が確認された。
死因は感電死だった。
警察によると、男性は一人で非常誘導灯の位置を動かす作業をしていたという。
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プロフィール Profile
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

