2017年9月15日11時34分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9月15日15時0分に朝日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
国土交通省は、公道を走行している車両のナンバーを可搬式のカメラで読み取り、車検切れかどうかを瞬時に判別する装置を平成30年度、全国で運用する。
警察と連携し、現場で取り締まりを実施する。
月内にも全国5カ所で試行導入(実証実験)するのに合わせ、15日に国交省(東京都千代田区)でデモンストレーションを公開した。
国交省によると、国内の車両保有台数は約8000万台で、このうち約510万台は車検が切れたままになっている。
多くは放置状態とみられるが、過去の調査から、全体の0.27%程度、約20万台が公道を走行していると推定。
これらは,自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)も切れている可能性が高いという。
現場では、警察との街頭検査で、持ち運びできるカメラを道路脇に設置。
自動的に読み取った車両のナンバーを、車検切れ車両の情報を登録したパソコンで照合する。
車検切れだった場合には、約1.5秒後にパソコン画面に「HIT」という赤い通知が出る仕組みで、前方にいる警察官らが車両を止めて取り締まる。
車検切れが発覚した場合は、ドライバーは整備工場などで車検を受ける必要がある。
また、公道を走れなくなるため、現場に車両運搬車を手配する必要も出てくる。
車検は道路運送車両法で義務付けられており、違反した場合は、6カ月以下の懲役か30万円以下の罰金が科される。
国交省はこれまで、固定式の機器でナンバーを撮影。
撮影データを回収後に照合して、所有者にはがきを送り、車検を受けるよう促してきた。
だが、応じない場合もあり、その場での取り締まりに乗り出すことにした。
試験導入する場所や日時は非公表。
今回の装置導入で取り締まり効果の向上を見込んでおり、30年度には全国の地方運輸局など10カ所に1台ずつ導入して、各都道府県で取り締まりに当たる。
出典
『車検切れを瞬時判定 現場で取り締まりへ 国交省がデモ公開』
http://www.sankei.com/affairs/news/170915/afr1709150018-n1.html
『車検切れで走れば即「ヒット」 取り締まりへ新システム』
http://www.asahi.com/articles/ASK9G5JR0K9GUTIL03J.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。