







2017年6月22日20時14分にNHK北海道から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6月22日19時36分に朝日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
22日午後2時ごろ、留寿都村にある「ルスツリゾート」にある遊園地で、修学旅行のため訪れていた青森県弘前市立千年小学校に通う6年生の11歳の男子児童が大型遊具から落ちた。
警察によると、児童は後頭部を打ったほか、ひざに擦り傷を負い、けがの程度は軽いという。
児童は22日、6年生の児童と教員、あわせて58人で遊園地を訪れ、警察によると、ほかの児童と一緒に「バイキング」と呼ばれる、船の形をして前後に大きく揺れる大型遊具に乗っていて落ちたという。
当時、児童は3人で腰掛けるシートの最後尾の端に座っていて、安全バーでシート全体を固定していたということだが、安全バーから体がすり抜け、15cmほど下の遊具の乗り場に落ちたという。
これまでの調べに、児童は「背中がかゆく、片手を離したところ、雨でぬれていた足が滑って、下に引っ張られるように抜け落ちた」と話しているということで、警察が当時の詳しい状況を調べている。
ルスツリゾートの運営会社によると、事故があった「バイキング」は、船の形をして前後に大きく揺れる大型の遊具で、最も高いところで地上約6mまで上昇する。
定員は40人で、利用する際に年齢の制限はないが、身長は1m10cm以上という条件があるという。
ルスツリゾートの遊具を管理する部署によると、男子児童が落ちたのはブレーキがかかってからで、揺れはなくなってきていたが、遊具が下向きになったときに、男子児童の体が胸の付近に固定されていた安全バーからすり抜けてしまったという。
出典
『大型遊具から落ち男子児童けが』
http://www.nhk.or.jp/sapporo-news/20170622/4505111.html
『遊園地の「バイキング」から男児転落、軽傷 北海道』
http://www.asahi.com/articles/ASK6Q65F2K6QIIPE02K.html
6月22日17時12分に産経新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
バイキングは停止する途中だった。
事故時に乗っていたのは、男児と他の児童2人の計3人だけだった。
横一列に並び、男児は端に座っていた。
安全バーは金属製で、頭上から胸にかけて下ろし、一列で共有するタイプだった。
出典
『乗り物バイキングから転落 修学旅行の小6男児けが 北海道、ルスツリゾート』
http://www.sankei.com/affairs/news/170622/afr1706220029-n1.html
(ブログ者コメント)
NHKの映像では、アナウンサー?が事故の再現をして見せていたが、それによると、座席の右端に座っていた児童が斜め右前方の船外に向けて足からスルリと抜けた模様。
(2017年10月28日 修正1 ;追記)
2017年10月26日12時13分に読売新聞から、事故調査報告書が公表されたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
国交省は25日、遊具が転落を防止する構造になっていなかったことが原因などとする事故調査報告書を公表した。
報告書では、安全用の手すりでは体が完全に固定されない上、座席横にある乗降口にも扉などがなく、こうした構造が事故につながったとした。
同省によると、同遊園地は8月から、座席の片側を金属製の柵で塞ぎ、乗降口にチェーンを付けるなどの再発防止策を講じて運転を再開した。
また、同型機が北海道や栃木、愛知などの計19遊園地に設置されていることから、同省は9月、同様の対策を講じるよう、各遊園地側に指導した。
出典
『ルスツ遊園地事故「転落防げない構造」…報告書』
http://www.yomiuri.co.jp/national/20171026-OYT1T50028.html
10月25日14時0分に日本経済新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
報告書によると、乗り物の安全バーが体を完全に固定する構造になっていなかった。
座席には滑り止めも装備されておらず、乗り物の出入り口には扉がついていなかった。
報告書は、こうした構造が事故につながったと分析している。
国交省によると、製造元が同じで同型の乗り物と、構造が似ており転落する恐れがある遊具は、北海道、宮城、新潟、東京、福井、静岡、愛知、兵庫、広島、岡山、熊本など、18都道県の27遊園地にある。
同省は、ルスツリゾートを含むこれらの遊園地に対し、自治体を通じて、乗り物の出入り口に扉や柵を設置するなど再発防止策をとるよう指導した。
出典
『「海賊船」に構造上の問題 27遊園地に対策指示 国交省』
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO22674300V21C17A0CC0000/
10月25日付の北海道新聞紙面には、事故時の状況に関し、やや分かりやすい記事が下記趣旨で掲載されていた。
運行時には席に座った乗客の前に水平の安全バーが下りてきて、乗客が安全バーを掴むことで転落を防ぐ仕組み。
しかし、乗客が体勢を崩した場合、座席と安全バーの間から体がすり抜け、座席前方の床へ滑り落ちる恐れがあった。
床部分は左右両側に転落防止用の柵などがなく、男児はここから遊具の外側へ落ちた。
高さは約30cmとみられる。
2017年6月21日23時24分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
愛知県東海市の公立西知多総合病院で、胃がんと胃潰瘍の男性患者2人の病理検査の検体を取り違え、胃潰瘍だった50代患者の胃を誤って切除し、胃がんだった80代患者をそのまま退院させていたことが分かった。
浅野院長らが21日、記者会見して謝罪した。
50代患者は通院治療中、80代患者はその後、救急で入院し、さらに転院して治療を受けているという。
同病院によると、今年4月上旬、2人は同じ日に胃の細胞を内視鏡で採取され、翌日、病院内で細胞を詳しく調べる病理検査が行われた。
その結果、50代患者は胃がんと診断され、5月下旬に胃の3分の2を切除する手術を受けたが、切除した胃にがん細胞はなく、再検査でも見つからなかった。
このため、院内医療事故調査委を開いて調べた結果、同じ日に採取された80代患者の細胞と取り違えていたことが判明した。
細胞検体は、それぞれ白いプラスチック容器に納め、患者の名前や番号を記した瓶に入れて保存していたが、検査のため緑色の別の容器に移そうと瓶の中の容器を出した際、作業用のトレーの上に他の患者の瓶や容器があり、臨床検査科の職員が移し誤ったという。
白い容器には、患者名や番号の記載はなかった。
同病院は患者と家族に謝罪し、検体の取り扱い方法を改めるなど再発防止策を示した。
浅野院長は、「患者や家族には誠心誠意、対応する。今後、事故がないよう一層努力していく」と謝罪した。
出典
『西知多総合病院 がん誤認で胃切除 潰瘍患者検体取り違え』
https://mainichi.jp/articles/20170622/k00/00m/040/143000c
2017年6月21日17時49分にNHK信州から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3年前、坂城町の県立高校で、ハンドボール部の試合中に相手チームの選手と衝突したあと、再び試合に出場させられたことで記憶障害などの後遺症が残ったとして、当時2年生の男子生徒と両親が、学校側の安全管理に問題があったとして、県と高校の顧問の男性教諭らに対し、8400万円余りの損害賠償を求める訴えを長野地裁に起こした。
訴えによると、男子生徒は平成26年12月、ハンドボール部の試合中に相手チームの選手の膝が左の頬にぶつかって倒れ、動けなくなったという。
生徒はコートの外に運ばれたが、顧問の男性教諭に再び試合に出場させられ、帰宅後も体のしびれがおさまらず、脳震とうや頸椎損傷などと診断されて入院した。
21日会見した男子生徒の母親は、「もう二度と同じことを繰り返さないよう、指導者として知識を持ってほしい」と話していた。
出典
『部活中の事故で損害賠償請求訴訟』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/nagano/1014434111.html
6月22日付で信濃毎日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
・・・・・
原告側は、男性が入部から事故までに足首4カ所を疲労骨折し、顧問からは「ぶつかってくる相手をよける者は勇気が足りない」などと指導されたと主張。
事故の際に救急車を呼ばず、試合に再出場させたのは「不適切な指導」で、その結果、重い障害が起き、現在も後遺症がある―としている。
・・・・・
出典
『14年の坂城高ハンドボール部事故 元部員男性と両親が提訴』
http://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20170622/KT170621FTI090022000.php
2016年10月26日付で毎日新聞長野版からは、詳細な状況などが下記趣旨でネット配信されていた。
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坂城高校の事故報告書によると、2014年12月28日、同校の体育館でハンドボール部の練習試合があった。
午後1時45分ごろ、ゴール前で守備をしていた男性が、シュートを放とうとジャンプした相手選手の膝を顔に受け、倒れた。
男性にその後の記憶はないが、報告書では、他の選手に担がれてコート外に出され、男性顧問が意識の有無などを確認。
1人で約3分休んだ後、出場できることを顧問に伝え、約2分間、再出場したという。
試合後、顧問は家族に連絡し「脳震とうの可能性が高い」と伝え、駆けつけた家族に男性を引き渡し、病院へ行くことを勧めた。
同日午後7時半ごろ、顧問は男性宅に電話を入れ、症状に改善が見られないことを知って病院へ行くよう伝えた。
家族が男性を病院へ連れて行くと、緊急入院することになった。
病院では、男性が脳震とうを起こし、顔面を骨折、頸髄(首の神経)損傷を負っていたことが判明。
事故直後や再出場した時の記憶がないことも分かった。
男性は転院も含め約8カ月、入院。
その間、記憶力など脳の機能に障害が出る高次脳機能障害も発症した。
運動中に頭を打つ事故が起きた時の指導者の対応について、文科省の「学校における体育活動中の事故防止について」(12年7月)や日本スポーツ振興センターの「体育活動における頭頸部外傷事故防止の留意点」(13年3月)は、「脳が再び強い衝撃を受けると、危険度が極めて高まる(セカンドインパクトシンドローム)ため、正常な場合でも1日から数日は練習を休み、安静にし、状態を観察する」などとしている。
・・・・・
日本体育大の南部さおり准教授(スポーツ危機管理学)は、「再出場はさせるべきではない。セカンドインパクトシンドロームがなくても、一度頭を打てば、外見上は問題が無いように見えても容体が急変する可能性がある。首から上への打撃を受けたら、急性硬膜下血腫など脳へのダメージを疑い、可能な限り動かさず経過を観察することが必要」と指摘する。
・・・・・
出典
『坂城高 部活動ハンドボール 脳しんとう、試合再出場 識者「指導不適切」 /長野』
http://mainichi.jp/articles/20161026/ddl/k20/040/111000c
2017年6月21日11時54分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
スポーツの事故で重大な障害を負った少年の暮らしは壮絶だった。
2014年3月、沖縄県豊見城(とみぐすく)市にある町道場の柔道教室での練習中に急性硬膜下血腫となった男子の母親は、「指導者には、子どもを守る知識を備える責任がある」と、再発防止を訴える。
大阪府岸和田市に住む中学1年のH君(13)は、車いす生活で特別支援学校に通う。
脳を損傷し、左手が動かず、左目の視野が極めて狭い。
リハビリを通じ、会話はできるようになったが、歩行は短い距離に限られ、食事も介助が必要だ。
2年前からてんかんの発作が頻発。
倒れると自力で起き上がれず、母親(32)は目が離せない。
母親は事故後、H君の将来のことで意見が食い違った夫と離婚して岸和田市の実家に戻り、両親の助けを得ながら、H君と長女(6)、次男(4)を育てる。
「息子は、生きてはいるけど、あったはずのものがすべてなくなった。半分、殺されたと思っています」。
世話に追われ、次男が歩けるようになったことを、しばらく知らなかった。
事故は、1分間交互に相手を投げ続ける稽古で起こった。
小学3年のH君が組んだのは、5年生の男子。
体重差は大きくなかったが、柔道を始めて半年だったH君とは、経験、実力とも差があった。
母親が道場長から受けた説明によると、1本目の稽古が終わり、H君が泣いた。
「頭を打ったのか」と指導者が聞くと、H君が「痛い」とうなずいたものの、相手の道着をつかんで練習を続ける意思を示したために再開。
2本目、投げられた後に自分が投げる番になると、ふらふらと歩き出し、倒れた。
H君が受けた技は、大外刈り。
過去の事故事例が多いことから、全日本柔道連盟が、受け身の能力などを慎重に見極めて受けさせるよう、指導者に注意を促している技だった。
母親は病院の医師から、H君の頭には打撲の痕がなかったと聞いた。
「頭を打ったのではなく、強く揺さぶられたことで静脈が破れる加速損傷が起きて急性硬膜下血腫を発症し、さらに再び衝撃を受けて悪化したのだろう」と説明された。
道場長は朝日新聞の取材に、「(H君は)大外刈りの受け身はしっかりできていたが、実力差のある組み合わせにしたことを反省している。事故後は、学年と柔道歴を考慮して、慎重に組ませている。全柔連の指導者講習会に出るようにしている」と話した。
鏡に映る自らの姿を見て、H君が涙を流していたことがあった。
母親が思わず「一緒に死のうか」と言ったこともある。
柔道では、H君の事故後の15、16年にも、全国の中高の部活動中の事故で計3人が亡くなり、計3人が意識不明になっている。
母親は言う。「このままでは、何のためにこの子がけがをしたのか、わからない。末端の指導者が知識を持ち、教訓として生かしてもらいたい」
柔道の重大事故は頭部外傷が多い。
2003~15年に全柔連に報告された頭部の重大事故は44件。そのうち、19件が死亡している。
全柔連が分析した頭部重大事故の特徴は以下の4点。
①受け身が未熟な初心者に多い
②組んだ相手との体力差、体格差が大きい場合に発生しやすい
③回転で頭が揺さぶられて脳損傷が起きる
④事故の前に頭痛を訴えている事例がある
H君の事故は、このすべてが当てはまる。
全柔連は近年、ホームページや冊子で事故の特徴の周知を図り、「初心者の時期の指導を安全に行うことで重大事故をゼロにできる」と訴えている。
また、受傷時にかけられた技をみると、03~14年の頭部外傷の重大事故で技が判明している29件のうち、大外刈りが15件で最も多かった。
全柔連は、「初心者に大外刈りをかけて投げるのは極めて危険」と、大外刈りを受ける力量があるか、受け身の習熟についての慎重な見極めも求めている。
重大事故総合対策委員会の野瀬委員長は、「事故にあわれた方やご家族にとって『事故は終わっていない』という感を強くしている。今の目的は一つ。重大事故をゼロにして、安全、安心な柔道を確立すること。現場の指導者の中には冊子を読まない人も多いようなので、さらにわかりやすい冊子が作れるかを検討中」と話す。
全柔連には、今年4月にも、経験者の高校1年男子が後頭部を打ち、急性硬膜下血腫で緊急手術をしたという報告が入っている。
出典
『大外刈りで脳損傷、車いすの中1 母「一緒に死のうか」』
http://www.asahi.com/articles/ASK6D41T8K6DUTQP00J.html
2017年6月23日付で朝日新聞山形版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
南陽市川樋の東北中央道の工事中の大洞トンネルで、21日午後9時20分ごろ、「岩盤が崩落し、1人が生き埋めになった」と、工事関係者から119番通報があった。
警察によると、作業をしていた南陽市の作業員の男性(48)が岩盤の下敷きになり、左腕と腰の骨が折れる重傷。
労災事故として警察は22日に実況見分し、崩落の原因などを調べている。
警察などによると、大洞トンネルは南陽市街地と上山市の間にあり、全長998mの計画。
南陽市側から北に向かって掘っている途中で、崩落は入口から約863m付近のトンネルの先端部で発生した。
男性ら4人で作業中に、左側面の約2.5mの高さから岩盤(45cm×33cm×65cm)が崩れ落ちてきたという。
東日本高速道路(NEXCO東日本)によると、4人は落石防止の半円状の鉄枠を設置する作業をしていた。
直前にダイナマイトで岩盤を砕いた後、残った岩を落として側面にコンクリートを吹き付けていたといい、コンクリートごと岩盤が崩落したとみられる。
現場付近は、比較的柔らかい凝灰岩だという。
大洞トンネルは来年9月の完成予定だが、掘削工事は当面中止するという。
トンネル工学の専門家で早稲田大学の小泉淳教授は、「コンクリートごと掘削面の表層の岩が崩れ落ちるのは『肌落ち』と呼ばれる現象。一般的に、周囲の岩盤が弱かったり、コンクリートの吹き付けが適切でなかったりすると起きる」と話す。
6月22日付でさくらんぼテレビからは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
事故現場は、当時、砕かれた岩盤の壁面がコンクリートで簡易的に固められた状態で、作業員は壁面に沿って鉄枠を設置していた。
ネクスコ東日本は、「再発防止に向け、安全対策を徹底していく」とコメントし、原因が解明されない限り工事を再開しないとしている。
出典
『東北中央道トンネル工事現場で崩落・1人重傷』
(http://www.sakuranbo.co.jp/news/2017/06/22/post-1769.html)
6月23日付でさくらんぼテレビからは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
ネクスコ東日本によると、現場の地質は火山灰が堆積してできた凝灰岩で、粘りがないため亀裂が入りやすい性質だという。
現場のトンネルでは岩盤を爆薬で砕き、壁面をならした上で、コンクリートを吹き付けて崩落を防いでいたが、ネクスコ東日本では、何らかの原因で壁面に亀裂が生じた可能性が考えられるとしている。
2018年度中の開通が予定されている南陽高畠インターと上山インターの区間には5つのトンネルが計画され、このうち、6月30日に貫通する「赤湯トンネル」と9月に貫通する「にしごうトンネル」が同じ地質だとのこと。
事故後、大洞トンエルでは全ての作業を中断していて、再開の見通しは立っていないが、2つのトンネルでは、作業前の朝礼で注意を呼び掛けた上で工事を続けている。
出典
『トンネル岩盤崩落・亀裂入りやすい地層 他2か所』
(http://www.sakuranbo.co.jp/news/2017/06/23/post-1771.html)
6月23日19時57分にNHK山形からは、事故後の安全点検の様子などについて、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
事故を受けて、工事を実施しているネクスコ東日本東北支社の山形工事事務所は、23日、事故現場に社員を派遣し、建設会社の社員とともに、安全点検を行った。
点検では、事故現場周辺の岩盤を中心に、目視でひび割れの程度を確認し、ハンマーでたたくなどして強度を確かめたという。
ネクスコ東日本の山形工事事務所は、23日の安全点検の結果を踏まえて、新たな安全対策を検討することにしている。
出典
『トンネル落盤現場で安全点検』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/yamagata/6024496501.html
(2017年7月8日 修正1 ;追記)
2017年7月5日19時2分にNHK山形から、事故原因に関し、下記趣旨の記事がネット配信されていた。 (新情報に基づき、タイトルも修正した)
ネクスコ東日本東北支社の山形工事事務所は、事故の原因を調査した結果、壁面にあった細かい亀裂が落盤を引き起こしたという見方を示した。
ネクスコ東日本によると、亀裂はダイナマイトを使って岩盤を爆破した際にできたと見られ、長さが数mm程度と目視では確認できないほど小さかったという。
現場では、落盤防止のため重機で壁面をたたき、もろい岩盤をあらかじめ崩したあとコンクリートを吹きつけ壁面の強度を高めていたが、亀裂が残っていたことから、吹きつけたコンクリートごと岩盤がはがれ落ちたと見られている。
事故を受けて、今後は工事現場の照明の数を増やす対策が取られ、崩れそうな岩や細かい亀裂を作業員が見つけやすくすることで事故の再発防止に努めるとしている。
事故のあと2週間にわたって中断されていた工事は、5日、再開され、ネクスコ東日本は予定通り、来年8月の完成を目指している。
この事故をめぐっては、警察も、現場の安全確保に問題がなかったか、引き続き捜査している。
出典
『落盤原因は壁面の細かい亀裂』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/yamagata/6024889531.html
2017年6月22日8時3分に静岡テレビから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
大雨による河川の増水などで最大約13万6000世帯に避難勧告が出された浜松市で、21日、市内に開設された25カ所の緊急避難所の一部について、市民から「氾濫の恐れがある川を渡らないと行けない」などの苦情が市に相次いだ。
市は、避難所の利用に居住地域の縛りはなく、安全な行動を選択してほしいと説明するが、市民に災害時の避難行動が十分に認識されていない状況が浮き彫りになった。
市東部を流れる安間川は、正午すぎ、氾濫の危険が迫った。
市は、流域の東区笠井、長上、和田の各地区と南区飯田地区の計約2万7000世帯に避難勧告を出した。
市が開設した避難所は市立与進小と和田小で、いずれも川の西側。
川の東側に住む高齢の男性は、「危険な場所を通って避難しなければならないのは矛盾しているのでは」と、疑問を投げかけた。
市危機管理課によると、安間川以外の流域からも同様の苦情が多数寄せられたという。
避難勧告は流域全体に出しているため、個別の居住環境にまでは対応していない。
担当者は、「必ずしも(市が開設した)避難所に行かなければいけないものではない。建物の2階に避難するなど、状況に応じた個人の判断が重要」と話す。
ただ、「まだ説明が足りないのかもしれない」、とも受け止め、「情報を誤って認識して危険な場所に近づかないよう、平時から避難行動の在り方を周知したい」と話した。
出典
『「危険な川渡るのか」 避難所移動で苦情 浜松』
http://www.at-s.com/news/article/social/shizuoka/372712.html
2017年6月21日20時2分にNHK北海道から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6月21日20時47分に共同通信からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
21日午前9時20分ごろ、千歳市にある自衛隊の北海道大演習場で、90式戦車が訓練中に横転し裏返しになる事故が起きた。
当時、戦車内には4人の隊員が乗っていたが、このうち「車長」と呼ばれ、戦車の砲塔の部分に乗っていた30代の2等陸曹の男性が、戦車と地面の間に挟まれて心肺停止となった。
隊員は病院に搬送されたが、午前11時すぎに死亡が確認された。
戦車内に乗っていた他の3人にケガはなかった。
自衛隊によると、横転した90式戦車は南恵庭駐屯地にある第7師団第73戦車連隊に所属していて、21日は20両程度が参加し、敵味方に分かれて訓練を行い、戦車は走行中に横転したという。
自衛隊では、どれくらいの速度が出ていたかなど、当時の状況について調べを進めている。
出典
『演習場で戦車横転 男性隊員死亡』
http://www.nhk.or.jp/sapporo-news/20170621/4475821.html
『陸自戦車横転、30代の隊員死亡 北海道、訓練中下敷きに』
https://this.kiji.is/250225303837214199?c=39546741839462401
6月21日23時0分に朝日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
死亡した2等陸曹は、戦車の上部から上半身を出して指揮する役割だったという。
出典
『戦車が横転、陸自隊員1人死亡 北海道の演習場で訓練中』
http://www.asahi.com/articles/ASK6P6F36K6PIIPE01X.html
6月22日1時52分に北海道新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
陸自北部方面総監部(札幌)によると、戦車はレーザー光線を使った戦闘訓練で走行中だった。
2等陸曹は、砲弾を発射する砲身に近い「車長席」という部分に乗っていた。
戦況などを確認するため、車長席では上半身を車外に出して乗車することもあるが、事故時の状況は不明。
出典
『陸自戦車横転、下敷きの30代隊員死亡 千歳で訓練中』
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0412976.html
(ブログ者コメント)
NHKの資料映像によると、こういった訓練では、かなりのスピードで走っている戦車が、相手に照準を合わせたまま砲台を動かしたり、あるいは戦車自体がさほどスピードを緩めずに方向転換するなどしている模様。
(2017年10月13日 修正1 ;追記)
2017年10月12日0時10分に毎日新聞から、見通しが効かない中、十分に減速せず下りカーブを曲がろうとしたことが原因だったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10月12日8時15分にNHK北海道からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
(新情報に基づき、タイトルも修正した)
北海道大演習場千歳・恵庭地区(千歳市、恵庭市)で6月に訓練中の戦車が横転し、2等陸曹だった車長の男性(当時38歳)が全身を強打して亡くなった事故で、陸上自衛隊北部方面総監部(札幌市)は11日、調査結果を公表した。
他の戦車が巻き上げた砂ぼこりで見通しがきかない中、十分に減速をせずに曲がろうとしたのが原因としている。
総監部によると、事故を起こした戦車は、敵味方に分かれての戦闘訓練でコンクリート舗装された道路を走行中、脇のくぼみに落ちて裏返しとなった。
当時は、前の戦車が巻き上げた砂ぼこりで周囲がほぼ何も見えない状況で、緩やかな右カーブの下り坂にさしかかった際に減速が不十分だったうえ、右側に曲がり過ぎて車体が道路脇約4.3m下に滑り落ち、横転したという。
視界不良は訓練中止を必要とするほどでなく、車両にも問題はなかったとしている。
また、死亡した隊員は砲塔と呼ばれる部分から上半身を外に出して指示していたが、車内にいる操縦手らとの連携不足も操縦ミスにつながったとしている。
田浦総監は、「今回の調査結果を踏まえ、二度と同様の事故を起こさないように万全を期す」とコメントした。
出典
『陸自 減速不十分で戦車横転 北部方面総監部が調査結果』
https://mainichi.jp/articles/20171012/k00/00m/040/146000c
『“戦車死亡事故は操縦ミス”』
http://www.nhk.or.jp/sapporo-news/20171012/4715181.html
2017年6月20日22時37分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
20日午後4時10分頃、東京都江東区新砂にある食品大手「M社」の東陽町物流センターから出火、解体中の4階建て倉庫約5000m2を焼き、約6時間後に消し止められた。
この火災で、20歳代の男性作業員が全身にやけどを負って病院に搬送された。
警察幹部によると、解体工事は板橋区の業者が請け負い、出火当時、20数人が作業をしていた。
工事関係者は、「2階でバーナーを使って鉄骨を焼き切る作業をしていたところ、火花が内壁のウレタン材に燃え移り、一気に燃え広がった」と説明しているという。
警察は21日にも現場検証を行い、出火原因を調べる。
M社によると、倉庫はバターやチーズなどの保管に使われていたが、今年2月に閉鎖。
跡地は駐車場として利用する予定だった。
同社広報部は、「原因を究明して、二度とこのようなことがないようにしたい」としている。
出典
『解体中の「M社」倉庫燃える、作業員けが』
http://www.yomiuri.co.jp/national/20170620-OYT1T50074.html
6月20日19時30分に共同通信からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
20日午後4時10分ごろ、東京都江東区新砂の解体中の倉庫から火が出ていると119番があった。
消防車など50台が出動して消火活動に当たったが、4階建て倉庫延べ約5000m2が焼けた。
作業員の20代男性が全身にやけどを負い、重傷という。
消防や警察によると、火災があったのはM社の子会社「Mフレッシュネットワーク」の物流倉庫だった建物。
工事関係者は、鉄骨をバーナーで焼き切る作業中、壁の内装に使用されていたウレタンに燃え移ったと話しているという。
当時23人が作業していたが、22人は避難して無事だった。
警察などが詳しい出火原因を調べている。
火災現場に隣接する竹中工務店東京本店によると、当時数100人が勤務していたが、全員を退避させ、そのまま退社させた。
午後4時半ごろから煙が社屋内に流入し始めたといい、女性社員は「燃え移る恐れはなさそうだが、煙の臭いがする場所があった」と話した。
別の会社の1階にいた千葉県柏市の会社員(男性、48歳)は、白煙が黒煙に変わり、炎が一気に広がる様子を目撃した。
警察官に促され、社内にいた全員で避難。
「煙で窓の外が夜中みたいに真っ暗になった。体全体に熱を感じた」と振り返った。
M社によると、倉庫は乳製品を貯蔵するための大型冷蔵庫などを備えた物流の拠点だった。
延べ床面積は約9900m2で、3月から解体作業を行っていたという。
出典
『解体中の倉庫で火災=M社子会社、作業員重傷-東京』
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017062000902&g=soc
2017年6月22日付で朝日新聞名古屋版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
中日本高速道路は21日、豊田南IC~豊明IC間の伊勢湾岸道(豊田市中田町)で、規制中の車線上に置いていた案内看板が倒れ、走行車線の車が乗りあげたと発表した。
車のバンパーなどに傷がついた。
発表によると、事故は20日午後4時ごろ発生。
現場は3車線で、追い越し車線を規制し、内側に高さ1.55m、幅1.1mの看板を立てていた。
何らかの原因で走行車線に倒れ、踏んだ車が近くの刈谷パーキングエリアから「お客さまセンター」に通報した。
看板の足元には重さ10kgほどの土嚢を4個積んでいた。
現場では、橋と道路をつなぐ伸縮装置が老朽化し、交換中だったという。
(ブログ者コメント)
NEXCO中日本のHPに倒れた看板の写真が掲載されているが、薄っぺらい看板で、どのように設置されていたかは不明。
http://www.c-nexco.co.jp/corporate/pressroom/news_release/4075.html
2017年6月23日7時52分に産経新聞westから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6月23日付で朝日新聞大阪市内版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
大阪府教育庁は22日、府立西浦支援学校(同府羽曳野市西浦)で20日、正門の門扉(重さ約250kg)が倒れ、下敷きになった70代の男性が骨折する事故があったと発表した。
20日午後1時ごろ、来校者の受付を担当している男性職員が正門を開けていたところ、金属製の門扉(縦2.3m、横2.9m)が門柱から外れて倒れ、下敷きになった。
男性は、右足の骨を折るなど重傷を負った。
府教育庁によると、門扉は平成27年4月の開校に合わせて設置された。
今年2月に施工業者が点検した際には、異常はなかったという。
何らかの原因で門柱と門扉をつなぐ蝶番が破損していたという。
府などが原因を調べている。
府教育庁は同日、もう1つの門扉も撤去し、仮の門扉を設置。
復旧までの間、安全管理員を配置する。
出典
『250キロ門扉倒れ下敷き、70代男性が重傷 大阪府立西浦支援学校』
http://www.sankei.com/west/news/170623/wst1706230018-n1.html
(ブログ者コメント)
門扉倒壊ということで、まず頭に浮かんだのは、風の影響で門扉が倒れ、その際に蝶番が壊れたのではないか?ということだ。
そこで、当時の風速を日本気象協会HPで調べたところ、近傍の八尾市で最大風速6.6m(13時40分)だった。
そう強くはない風。
よって、風で倒れた可能性は低そうだ。
2017年6月19日11時34分に朝日新聞から、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。
カラスの巣を残しています――。
中部電力が、そんな標識を電柱には貼っている。
巣は停電の原因となり、2月から7月にかけては社員が対策に追われる日々だ。
その巣を、わざわざ残すわけは?
名古屋市守山区の交差点付近にある高さ約14mの電柱。
「カラスの巣 残置中」と知らせる緑色の標識が巻かれていた。
見上げると、カラスの巣。
今年3月に見つかり、中電が標識を設置したという。
カラスは、雨にぬれた木の枝や針金など、電気を通すものを巣作りに使う。
電線に触れることで漏電やショートを引き起こし、停電につながる恐れがある。
名古屋市と近隣35市町村を管轄する名古屋支店は、昨年約100件の停電があり、そのうち約10件がカラスの営巣によるものだった。
今年もすでに8件(6月5日現在)あり、4月上旬には名古屋市北区と西区で、計約1400戸の停電があった。
名古屋支店では、素材に針金が使われるなど、停電リスクの高い約2100カ所(6月5日現在)の巣を撤去した。
1日約100カ所撤去したこともある。
ただ、停電につながりそうにない巣は、標識を設置した上で残しておく。
巣を撤去されたカラスが別の電柱に営巣する可能性があるためで、5日時点で約1000カ所にのぼる。
広報担当者は、「撤去すれば良いということではない」と語る。
中電では、遅くても1999年ごろから標識を設置してきた。
営巣の季節が過ぎると、「引っ越し」のリスクがなくなったとして、巣をすべて撤去するという。
担当者は、「標識のない電柱で巣を見つけたら、停電の恐れがあるので、最寄りの営業所に連絡を」と呼びかけている。
出典
『電柱のカラスの巣、あえて放置 中部電力のねらいは?』
http://www.asahi.com/articles/ASK666QRYK66OIPE01V.html
2017年6月20日付で毎日新聞大分版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
大分市西ノ洲の新日鉄住金大分製鉄所で19日、電気室の配電盤が焦げる火災が発生した。
同製鉄所での火災は、1月に作業員の衣服が燃えたものを含め、今年に入って7回目。
このほかに、白煙を発生させる事案も発生しており、大分労働局から今月、緊急に設備点検をするよう求められていたばかりだった。
相次ぐ火災に、抜本的な対策を求められそうだ。
19日の火災は午後3時半ごろ、同製鉄所の厚板工場1階の電気室から煙が発生。
電気室の配電盤(幅60cm、高さ240cm、奥行き50cm)の中の基板、縦10cm、横10cmが燃えた。
延焼やけが人はなかった。
同製鉄所によると、同3時半ごろ、関連会社社員が2階建ての電気室で煙を発見し、製鉄所から市消防局に通報した。
数分後に現場に社員が駆けつけた時には煙は収まっていたといい、市消防局は、同時45分に鎮火を確認した。
焦げた配電盤は、1月に約35時間燃え続けた厚板工場内にあるが、今回は1月とは別のラインに電気を送るもの。
同工場は8月上旬に全面再稼働を目指して調整中だが、この日は保安運転をしておらず、原因究明を急いでいる。
大分労働局は、火災を多発していることを重視。
今月5日、同製鉄所に対して、設備を総点検して結果を報告するよう要請した。
同製鉄所は既に点検を始めているが、焦げた配電盤があった電気室については未点検だったという。
同製鉄所は、「近隣住民の方々をお騒がせし、誠に申し訳ない。速やかに原因究明し、必要な対策を講じていきたい」と話している。
出典
『火災 新日鉄でまた 今年7件目、抜本的な対策必要 配電盤焦がす /大分』
http://mainichi.jp/articles/20170620/ddl/k44/040/302000c
6月20日付で朝日新聞大分全県版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
従業員が電気室の配電盤から煙が出ているのを発見し、製鉄所が119番通報した。
電気室は厚板を加工する工程で電気システムを制御する設備で、1月の火災の出火元とは別の場所。
従業員が煙を確認した後で電源を落としたため、消防到着時には煙は収まり、配電盤の一部が焦げていたという。
(ブログ者コメント)
1月に起きた、鎮火まで35時間かかった火災も、原因は基板異常。
半年の間に基板異常で2件の火災が起きたのは多すぎる感がある。
しかし、かといって、基板異常に対し、どのような再発防止策をとればよいのだろうか?
更新期限を決めて取り換えるというのも一つの方法だろうが、取り換えたばかりに初期故障でトラブル発生ということも、ありそうな話しだし・・・。
(2017年7月12日 修正1;追記)
2017年6月21日付の大分合同新聞紙面に、基板がショートしていたという、下記趣旨の記事が掲載されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
消防によると、配電盤を分解したところ、絶縁体にショート痕があることが分かった。
電圧を調整する基板の部品で、1987年製。
経年劣化により、ショートした可能性もあるという。
2017年6月19日21時1分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
19日午後0時10分ごろ、大阪府箕面市下止々呂美(しもとどろみ)の新名神高速道路の建設工事現場で、トラックのクレーンでつり上げていた重さ約800kgの鉄板(縦約3m、横約1.5m、厚さ約2cm)がフックから外れて落下し、建設会社員の男性(48)が下敷きになって間もなく死亡した。
新名神の工事を巡っては昨年4月以降、事故が相次いでいる。
警察などが、安全管理に問題がなかったか調べている。
西日本高速道路(NEXCO西日本)によると、工事は同社が建設会社など2社に発注。
この日は、道路の舗装工事で重機や車両を走らせるために、鉄板を敷き詰めていた。
男性は下請け会社の社員で、土の地面が平らになるよう作業をしていたという。
事故を受け、新名神のクレーン作業の一部は中止となった。
新名神の工事現場では、事故が相次いでいる。
昨年4月には、神戸市北区で橋桁が約15m下の国道に落下し、作業員10人が死傷。
昨年5月も、今回の現場から東に約700m離れた場所で、橋桁を仮支えしていた支柱が倒れ、下を走る箕面有料道路をふさいだ。
昨年10月、兵庫県猪名川町でも、作業員が転落死する事故があった。
NEXCO西日本は、神戸市の事故以降、本社に安全管理の専門部署を設けたり、現場の巡回を強化したりしていたという。
NEXCO西日本関西支社の里深・建設事業部長は記者会見し、「様々な安全管理活動を励行してきたが、再び死亡事故が発生し、誠に申し訳ない」と陳謝した。
出典
『新名神工事現場、止まらぬ事故 NEXCO西日本が陳謝』
http://www.asahi.com/articles/ASK6M6WL7K6MPTIL00V.html
(ブログ者コメント)
〇吊り荷の下に入らない、吊り荷の下で作業しないということは、建設業界でも常識のはずだ。
昨年、事故が続いた中で、どのように安全管理を強化していたのだろうか?
〇昨年起きた3件の事故は本ブログでも紹介スミ。
(2017年7月12日 修正1 ;追記)
2017年6月20日付の大阪日日新聞紙面に、事故当時のやや詳しい状況が下記趣旨で掲載されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
男性ら4人が、鉄板を1枚ずつ荷台から降ろし、道路に敷き詰める作業をしていた。
鉄板が地面に着く直前、吊るしていたフックが外れ、男性を直撃した。
2017年6月28日付で朝日新聞(聞蔵)からも、やや詳しい状況などが下記趣旨でネット配信されていた。
NEXCO西日本は27日、鉄板の真下で作業をさせていたことが適切でなかったとの見方を示した。
工事を発注した同社によると、車両を通すために敷いた鉄板にガタツキがあり、クレーンで鉄板の片側を50cmほど持ち上げた。
男性は、その下でかがんで地面をならしていたが、クレーンのフックから外れた鉄板の下敷きになったという。
事故で中止していた工事は28日に再開する。
(2017年10月8日 修正2 ;追記)
2017年10月6日17時12分にNHK関西から、親フックではなく補助フックだけが使われていたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10月6日18時37分に日テレNEWS24(読売テレビ)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
警察が詳しい状況を調べた結果、クレーンについた2つのフックのうち、重さ3トンまでつり上げられる「親フック」ではなく、500kgまでの「補助フック」だけが使われていたという。
警察は、本来使うべき「親フック」を使わずに、安全管理を怠ったなどとして、クレーンを操縦していた57歳の作業員と55歳の現場責任者を、業務上過失致死の疑いで書類送検した。
警察によると、2人は容疑を認め、作業員は「親フックを使うと手間がかかるので補助フックを使った」、現場責任者は「きちんと指示をしておくべきだった」と、供述しているという。
出典
『新名神工事鉄板事故で書類送検』
http://www.nhk.or.jp/kansai-news/20171006/4589021.html
『新名神死亡事故 現場責任者ら2人書類送検(大阪府)』
http://www.news24.jp/nnn/news88920201.html
(2017年12月10日 修正3 ;追記)
2017年12月8日11時29分にNHK関西から、書類送検されていた2人は不起訴や起訴猶予になったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
大阪地検は、捜査の結果、現場責任者の男性については、起訴するだけの証拠が得られなかったとして不起訴にし、クレーンを操縦していた男性作業員については、起訴猶予にした。
起訴猶予の理由について大阪地検は、「役割や事故後の状況を考慮した」としている。
出典
『新名神工事の死亡事故で不起訴』
http://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20171208/3418571.html
2017年6月20日付で朝日新聞秋田全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6月19日付で秋田魁新報からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
19日午前10時40分ごろ、秋田市飯島の亜鉛リサイクル会社「Aジンクリサイクリング」の工場内で、社員の男性(41)がベルトコンベヤーに右腕を挟まれ動けなくなっているのを同僚が見つけ、119番通報した。
男性は意識不明の状態で市内の病院に運ばれたが、約1時間20分後に死亡が確認された。
警察によると、男性は1人でベルトコンベヤーのローラー部分に詰まった粉末を除去していたという。
出典
『ベルトコンベヤーに挟まれ男性死亡 秋田市の工場』
http://www.sakigake.jp/news/article/20170619AK0037/
(2017年7月12日 修正1 ;追記)
2017年6月20日付の秋田さきがけ紙面に、下記趣旨のやや詳しい記事が掲載されていた。
警察によると、男性は午前8時ごろから、1人でベルトコンベヤー(長さ約10m、幅約75cm)のローラーに付着した金属類の粉末を取り除く作業をしていた。
同10時を過ぎても休憩場所に姿を見せなかったため、男性従業員が様子を見に行くと、男性がベルトコンベヤーのベルトと、ベルトを動かすローラーの間に右腕全体を挟まれ、動けなくなっていた。
警察は、作業中に誤って腕を巻き込まれたとみて、調べている。
2017年6月20日付で朝日新聞群馬全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
19日午前10時40分ごろ、館林市苗木町の化学品原料メーカー「N社」の工場で出火、作業用ケーブルや化学物質などが一部燃えた。
火はすぐに工場の従業員らが消し止めたが、警察によると、7人が喉などに軽いけがをした。
同工場などによると、出火当時、化学物質の入った濾過器を洗浄する作業中だった。
空気に触れると発熱する物質を取り出した際、ほかの物質に引火した。
消防が有害ガス検知器で調べたところ、異常は検知されなかったという。
6月19日18時14分にNHK群馬からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
19日午前10時半すぎ、館林市苗木町にあるN社館林工場で、「工場内で白煙が出ている」と従業員から消防に通報があった。
従業員が消火活動をして火はすぐに消し止められたが、男性従業員7人がのどの痛みを訴えるなどして、館林市内の病院で手当てを受けた。
いずれも、けがの程度は軽いという。
また、この火事で作業用のケーブルの一部が焼けた。
警察や工場によると、工場では化粧品の原料などが作られていて、工場の稼働中に何らかの原因で火が出て、近くの溶液に燃え移ったという。
現場は住宅が点在する地域で、警察や消防が当時の詳しい状況を調べている。
出典
『館林の化学工場で火災』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/maebashi/1064390461.html
2017年6月21日7時5分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6月20日19時27分にNHK信州からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
19日午前6時半ごろ、長野市立信更小学校のプール機械室から、消毒用の次亜塩素酸ナトリウムが流出しているのが見つかった。
市は20日、薬剤注入ポンプの部品の締め付けが十分でなかったことが要因との調査結果を発表した。
同市によると、薬剤注入ポンプは市内の業者が今月上旬に点検。
その際にポンプの空気抜き部品の締め付けが緩く、作動中の振動で外れ、中の薬剤が流出したとみられるという。
流出量は約55ℓで、排水溝を伝わって近くの聖川に流れ出たとみられる。
市と消防が下流域の残留塩素濃度を測定し、生物の死骸の有無などを確認したが、異常はなかったという。
市は事故を受け、20日から、同じ業者が管理している市内29校の小・中学校のプールを対象に、業者による再点検を行うことを決めた。
出典
『長野市の小学校でプール消毒液が流出 部品締め付け不十分』
http://www.sankei.com/region/news/170621/rgn1706210033-n1.html
『プールの薬剤流出 装置を再点検』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/nagano/1014439071.html
6月19日19時28分にYAHOOニュース(信越放送)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
午前6時半ごろ、信更小学校の教員がプールの機械室で異臭に気付き、消毒用の塩素系薬剤が流出しているのを見つけた。
薬剤は、プールの塩素濃度を計測して自動で注入する「滅菌装置」に入っていたもので、流出したのはおよそ55ℓとみられる。
児童などへの健康被害はなく、下流の用水などから残留塩素も検出されていないことから、生態系への影響もみられないとしている。
今月5日に業者が装置を点検した際にバルブを閉め忘れたことが原因とみられ、明日からは通常通り水泳の授業も行われる。
出典
『長野市の小学校でプールの機械室から消毒用薬剤流出・健康被害は確認されず』
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170619-00306812-sbcv-l20
2017年6月19日19時57分にYAHOOニュース(読売新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
格安航空会社(LCC)の「バニラ・エア」は19日、香港から18日夜に成田空港に到着した乗客の一部を誤って国内線到着口に案内し、34人が入国手続きをせずに入国したと発表した。
同社は昨年4月にも同様のトラブルを起こしており、国交省は19日、同社に厳重注意し、再発防止策の検討などを求めた。
同社によると、18日午後10時13分に到着した香港―成田便の乗客168人を3台のバスに乗せて国際線到着口に移動させる際、34人が乗った1台が誤って国内線到着口に向かったため、乗客は手続きをせずに入国してしまった。
運転手が指示を勘違いしたという。
乗客の通報でトラブルが発覚し、24人は入国後に改めて手続きを済ませたが、10人は終えていないという。
同社は、昨年4月にも同様のトラブルを起こし、再発防止策を講じていた。
出典
『バニラ・エア、34人を誤誘導…入国手続きせず』
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170619-00050098-yom-soci
6月24日6時57分にNHK千葉から、該社が再発防止策をまとめたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
バニラ・エアは23日、再発防止策をまとめた。
それによると、職員がバスの運転手に直接行き先を確認して乗客を誘導することや、国際線の到着口に職員を新たに配置し、乗客が全員到着しているかを確認するなどとしている。
出典
『バニラエア誤誘導で再発防止策』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/chiba/1086089191.html
(ブログ者コメント)
〇以下は昨年4月の事例。
2016年4月24日掲載
2016年4月17日 成田行きのバニラ・エア国際便が中部空港で給油後に成田に到着したためバス会社が国内便と勘違いし、連絡バスを国内線到着口に着けたため一部乗客が手続きせず入国
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/5845/
〇以下は、バニラ・エア社HPの掲載書からの抜粋。思いのほか詳しく記されていた。
発生原因①
バス運転手と弊社到着バス担当による配車内容の確認について、1台目のバス運転者とは直接行っているが、2台目以降のバス運転者に対して、弊社到着バス担当からの直接の確認が出来ていなかった。
<再発防止策>
■弊社国際線到着バス担当を機側まで派遣し、すべてのバス運転手と配車内容の確認を行う。
■また、バスに表示されている「内際別表示プレート」(国内線と国際線のどちらであるか分かる表示プレート)が正しい表示になっているかを、バス運転手と弊社国際線到着バス担当とで、機側にて相互確認する。
発生原因②
バス到着口に到着する前に、バス運転手とバス配車担当者間で内際区分に関する無線による相互確認を行うことになっているが、バス運転手の誤った確認内容に対し、バス配車担当が気づかなかった。
<再発防止策>
無線確認の回数を、現行の到着口到着前に行う1回から、機側を出発する際も行うことで、2回の確認を行う。
また、バス配車担当者とバス運転手の無線交信の内容を、バス配車サブ担当者が確認する。
発生原因③
国内線バス到着口に誤って国際線バスが来た場合、誤りを確認し、お客様の降車を防止する仕組みがなかった。
<再発防止策>
国内線バス到着口に配置している警備員(NAA社(成田国際空港株式会社)が配置)が、到着バスの「内際別表示プレート」を確認し、万一、国際線表示のバスが誤って国内線バス到着口に到着した場合、バス運転手に対してお客様の降車を行わないよう指示し、国際線バス到着口に向かうよう指示する。
複数のバスが同時に到着する場合は、1台ずつ確認する。
発生原因④
お客様からの申告を受けるまで、国際線で到着されたお客様が誤って国内線バス到着口で降車されたことを把握出来ていなかった。
<再発防止策>
国際線バス到着口に弊社到着口担当を新たに配置し、配車したすべてのバスが、国際線バス到着口に到着したことを確認する。
『JW304便(香港→成田)成田国際空港におけるお客様誤誘導に関する再発防止策等のご報告』
https://www.vanilla-air.com/jp/news/2796
(2017年6月28日 修正1 ;追記)
2017年6月27日20時5分にNHK千葉から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
国交省は、今月19日に文書で厳重注意したのに続き、27日、航空事業者に対する行政指導としてはより厳しい業務の改善を勧告した。
勧告文書では、会社側が2度のミスを繰り返したことについて「1度目のミスのあとに講じた再発防止策が徹底されておらず、旅客の誘導体制が適切に機能していない」と、厳しく指摘している。
出典
『誤誘導でバニラ・エアに改善勧告』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/chiba/1086090381.html
(ブログ者コメント)
昨年講じたトラブルの原因と再発防止策は下記参照。
https://www.vanilla-air.com/jp/news/1740
2017年6月19日12時35分にNHK広島から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
18日午後8時ごろ、熊野町城之堀の住宅街で住民から「樹脂が焼けたような臭いがする」と消防に通報があり、男女5人が目の痛みや舌のしびれを訴えた。
消防は、周辺を立ち入り禁止にしたうえで住民に避難を呼びかけたが、およそ2時間後に異臭はなくなり、住民は自宅に戻ったという。
警察のその後の調べで、当時、付近の住宅でトイレの便座が焼けるボヤが起きていたことがわかったという。
警察は、異臭の原因とみて調べている。
現場は山あいにある住宅街で、マスクをつけた消防隊員が行き交うなど、一時、騒然とした。
出典
『異臭は便座焼けるボヤが原因か』
http://www.nhk.or.jp/hiroshima-news/20170619/4384541.html
(ブログ者コメント)
便座が燃える事故はしばしばあるようで、TOTOのHPには以下のお知らせが掲載されていた。
(2013年11月29日付)
日頃は、当社製品にご愛顧を賜わり、誠にありがとうございます。
当社が会員になっております、温水洗浄便座の業界団体である一般社団法人温水洗浄便座工業会では、2007年5月の消費生活用製品安全法改正の趣旨を踏まえ、事故情報の収集・分析を行い、製品事故の再発防止に努めてきております。
しかしながら、長期使用による経年劣化事故や故障した状態での継続使用により発生する事故が断続的に発生しております。
また、尿や洗剤などの影響で温水洗浄便座が故障するケースも散見されることから、事故防止と安全確保のために安全啓発を目的とした各種活動を行なっています。
その活動の一つとして、消費者の皆様に温水洗浄便座を安全・安心にご使用いただくため、使用上の注意事項をまとめたパンフレットを作成して、普及啓発しています。
温水洗浄便座は電気製品であり、故障したままで使い続けると、火災や感電、室内浸水の原因となりますので、便座のひび割れやコードの傷、焦げ臭いにおいや水漏れなどの異常にお気づきの場合は、電源プラグを抜き、止水栓を閉めて、ご購入販売店・工事店または下記TOTOお客様相談室へお問合せいただきますようお願い申し上げます。
出典
『温水洗浄便座工業会からの安全啓発のお知らせ』
http://www.toto.co.jp/News/20081117/index.htm
2017年6月19日18時40分にテレビ朝日から、同趣旨の記事がネット配信されていた。
18日午後5時ごろ、福島県平田村の住宅で、「軒下の物置を整理していたら火が出た」と消防に通報があった。
この火事で、この家に住む会社員のSさん(30)が死亡したほか、一緒に作業をしていた41歳の妻が意識不明の重体。
現場には、ガソリンの携行缶が蓋が開いた状態で置かれていて、警察は、何らかの原因で物置の整理中にガソリンに引火したとみて、調べを進めている。
出典
『物置片付け中に?ガソリン“引火” 夫死亡、妻重体』
http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000103496.html
6月19日18時54分にNHK福島から6月19日8時35分に福島民友からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
18日午後5時前、平田村北方の住宅で、この家に住む会社員のSさん(30)から、「服に火が付いて消せない」と消防に通報があった。
およそ15分後に消防が駆けつけたところ、住宅の庭にSさんと妻(41)が全身にやけどを負っている状態で見つかり、病院に運ばれたという。
警察によると、その後、Sさんは容体が悪化し、19日午前5時前に死亡が確認され、妻も意識不明の重体となっている。
2人のそばには複数のライターが落ちていたほか、庭には、ふたが開いて一部が焼け焦げた草刈り用のガソリン携行缶があったことから、警察は、なんらかの原因でガソリンの火が2人に燃え移ったとみて、当時の状況を詳しく調べることにしている。
出典
『ガソリン引火か 夫婦が死傷』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/6054395681.html
『夫婦が全身にやけど 草刈りの作業中か?庭先にガソリン携行缶』
http://www.minyu-net.com/news/news/FM20170619-181456.php
6月19日12時18分に日テレNEWS24(福島中央テレビ)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
きのう午後4時50分ころ、平田村の住宅の軒下で、「作業中にガソリンの携行缶に引火して火傷した」と、この家に住む会社員のSさんから消防に通報があった。
火は洗濯機などにも燃え移り、Sさん本人が消し止めたが、Sさんと妻が全身に火傷を負い、病院に搬送された。
2人は、搬送中は意識があったが、その後、2人とも意識がなくなり、Sさんは今日の明け方に死亡した。
出典
『ガソリンに引火 2人が全身やけど1人死亡 (福島県)』
http://www.jrt.co.jp/nnn/news86513350.html
(ブログ者コメント)
NHKの映像によれば、民家の軒下に自動車タイヤなどが置かれている、そういった「物置」で火事が起きた模様。


















その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。