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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2014761634分に朝日新聞から、『名古屋市バス、減らぬミス 路線間違いや停留所通過・・・』というタイトルで、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

名古屋市営バスの運行ミスが減らない。

市交通局は現場に危機感がないと悩み、運転士からは現場の声が届かないと不満が漏れる。

2011年の事故隠し発覚を機に、ミスの報告は上がるようになったが、対策は後手に回り続けている。


「行き先、(出)発時刻を再確認して、間違えないようお願いしますね」
6月下旬の午後、名古屋駅前のバス停。市交通局職員が車内の運転士に声をかけた。

赤字で「経由確認」などと書かれた看板を手に、数分おきにバスが着く度に走り寄る。
運行ミス防止強化月間を掲げ、6月に始めた対策の一つだ。

路線間違いが起きやすい50カ所超で、全11営業所と市交通局で実施。
同局からは経理などバス事業以外の職員も含め、のべ300人超が出た。

無線で全車両に注意喚起し、出発前の運転士の点呼に同局幹部が立ち会う試みもした。


それでも6月のミスは67件にのぼり、5月までの月平均57件を上回った。

国交省中部運輸局は、「利用者に影響する重大な問題なのに、組織内で危機感が共有できていない」と指摘。7~8月に、バス事業者に対して初めてとなる立ち入り調査をする。


なぜミスが減らないのか。

市交通局の宗田・自動車運転課長は、「運転士は車庫を出ればずっと1人。緊張感が切れないようプレッシャーを与え続けるのは難しい」と話す。

だが、それだけではない。そもそもミスの原因分析がほぼ手つかずになっている。


市交通局がミスの全容を知る仕組みができたのは昨年1月だ。

11年の事故隠し発覚を機に、報告義務を怠った事故が過去10年間で1989件あると判明。市は交通局長ら239人を処分した。

その反省から全営業所に、事故に至らないミスも報告を義務づけた。


すると、13年度のミス報告は前年度比6割増の662件になり、路線やダイヤの誤認が6割、バス停通過が2割。

今年度も似た傾向が続くが、「ミス対策は後手に回った。事故防止策を優先した」(宗田課長)。

12年度671件、13年度591件を数える交通事故の方の対応に追われてきた。


ミス対策の遅れから「現場に危機意識が浸透していない」と宗田課長。

市交通局は中部運輸局が選ぶ外部専門家の助言をふまえ、9月をめどに抜本的な対策をまとめる。

効果のほどは、報告された大量のミスの実態と背景にどこまで迫れるかにかかっている。


運行ミスが減らないことは、現場からどう見えているのか。

あるベテラン男性運転士はこう語った。
現場の声が上に届きにくい。これではミスは減らない。本丸は市役所本庁の職員、営業所の幹部はそれを守る外堀で、運転士はその外。どうせ上は守ってくれんと不信感が募っている。


11年の事故隠し発覚前は、営業所の管理ミスで遅延しても運転士だけ処分され、事故が表にならないよう自腹で示談にするよう求められることもあった。
事故隠し発覚後は、細かく報告を上げつつ運転士だけのせいにして上を守る傾向が強まった。

タイヤを縁石に軽くこすっても事故にされ、車いすの客を手伝って数分遅れても問題になる。

現場は疲弊している。

運行ミス対策を探る名古屋市が強く関心を寄せるのが川崎市営バスだ。

車両は名古屋の3分の1ほどの約340台。

経路ミスや遅れが10年度に72件に達し、学者らによる改善委員会を設けた。

対策は、運転士らの提案を改善委で精査して採用。ミスは11年度39件、13年度13件にまで減った。

運転席に備え付け、路線に応じ「この先右折」などと示す小型モニターが好評という。約1億3千万円かけ全車両につけた。車内での自動案内アナウンスは女性の声だが、「スターフ(運行表)確認」など運転士への注意喚起は男性の声にして区別している。


市交通局の小林・安全指導課長は、「人間はミスを起こす前提で対策をとる。どんなにいいアイデアも当たり前の風景になっては意味がない」と話す。

今も運転士の声を採り入れ、バス停の注意書きのデザインを年度ごとに変えるなど、対策内容を更新している。

川崎市営バスの改善委員会で委員長を務めた東京海洋大の寺田一薫教授(交通政策)の話;

名古屋市は原因分析が不十分で、結果を急ぎ過ぎている印象だ。件数に一喜一憂せず、重大な事故につながりかねないミスとそうでないものを分け、2~3年かけ対策に取り組むべきだ。運転士にも提案させ、集中力が切れないようにする工夫が必要。ミスを重ねる運転士がいる背景には、処分の仕方や職場環境の問題がある可能性もある。配置転換は現場へのプレッシャーを強め、士気を下げる。
     


名古屋市営バス 最近の主な運行ミス
4月  3日 免許を営業所に忘れ不携帯で回送運転
    5日 交差点通過後にバスレーンを誤り逆走
  13日 乗客を乗せ走行中に燃料切れ
  15日 方向指示器を出さずに右折し検挙
5月  3日 運転士が寝過ごし15分遅れで出発
  12日 携帯電話で報告をしながら運転し検挙
6月17日 赤信号で交差点を直進し検挙

 

出典URL

http://www.asahi.com/articles/ASG754CRBG75OIPE007.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

○ヒューマンエラー対応、ヒヤリハット事例の活かし方などについて参考になることがあるかもと思い、紹介する。

 

○本ブログでは、川崎市バスと相鉄バスの状況や取り組みについて紹介済。

川崎市バスは下記参照。

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/766/

相鉄バスは下記参照。

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/1416/

 

○4月13日の燃料切れ事例は下記参照。

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/3832/

 

 

 

 

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2014761622分にNHK神戸から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

神戸市の県立高校で、教師が閉めた校門に女子生徒が挟まれて死亡した事故から6日で24年になり、現地で追悼の催しが開かれた。


24年前の7月6日、神戸市西区の県立神戸高塚高校で、遅刻を防ぐために登校する生徒の指導にあたっていた教師が鉄製の校門を閉め、当時1年生だった女子生徒が挟まれて死亡した。


6日の朝は、生徒の同級生の親や当時の教師など20人あまりが集まり、校門の周りに花を供えた。
そして、事故が起きた8時半になると黙とうして、女子生徒を追悼した。


当時、この学校の教師だった高橋さんは、「女子生徒はおとなしくまじめな印象だった。生徒数が増加していく中で、厳しく管理することが当然のようになり、現場の教師が声を上げても変えることができなかった」と当時をふり返った。


また、同級生の父親の柴垣さんは、「事故を知ったときは、学校でまさかそんなことがと、びっくりした。今でも、いじめなどの問題で、学校が安全な場とは言えずもう一度、どこに問題があったか立ち返って欲しい」と話していた

 

出典URL

http://www.nhk.or.jp/lnews/kobe/2025628101.html?t=1404679212162

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

この事故はブログ者も覚えているが、24年も経った後に追悼が行われようとは、思ってもみなかった。

24というのはキリがよい数字でもないところから考えると、毎年実施?

事故を風化させてはいけないという思いもあってのことかと思い、紹介する。

 

 

 

(2020年7月4日 修正1 ;追記)

 

2020741015分に神戸新聞から、事故の風化防止活動をしてきた団体がメンバー高齢化のため活動を止めるという下記趣旨の記事が、当時の現場検証中の写真付きでネット配信されていた。

 

兵庫県立神戸高塚高校(神戸市西区)で、男性教諭が閉めた校門に女子生徒=当時(15)=が頭を挟まれ死亡した事件から6日で30年になる。

 

厳しい指導と規則で生徒を縛る「管理教育」の象徴ともいわれた事件を風化させまいと、元教員らでつくる市民団体が追悼行事や情報発信を続けてきたが、メンバーの高齢化を理由に、活動に区切りをつける。

 

「学校で命が失われた事実を忘れないで」。

歩みを記念誌にまとめ、変わらぬ願いを口にする。

 

 

事件は1990年7月に起きた。

全国の学校では80年代から校内暴力など学校の荒れが問題化し、90年代に入っても管理教育が続いていた。

 

同校も、「遅刻すれば校庭を2周走る」などの罰則や、校門の前で生徒の服装をチェックする「校門指導」を強化。

 

そして、午前8時半のチャイムに合わせ登校した女子生徒の頭を、教諭が閉めた重さ約230キロの鉄製門扉が押しつぶした。

 

「あの日は1学期の期末試験があり、部活動の朝練もなかった。生徒はぎゅうぎゅう詰めで最寄りの市営地下鉄西神中央駅から学校になだれ込んだ」。

当時、同校の教員で、今も追悼の活動を続ける高橋さん(女性、78歳)=神戸市西区=は振り返る。

 

「女子生徒は普段、遅刻するような生徒ではなかった。管理教育の犠牲者だった」

     

           ◆

 

事件後、管理教育の見直しを求める教員や保護者、弁護士らが「ぐる~ぷ 生命の管理はもうやめて!」を結成。

 

93年には、神戸高塚高が事件現場の校門をまだ新しいのに撤去したことを問題視して民事訴訟を起こし、裁判ニュースを発行した。

 

その後も「高塚門扉」とタイトルを変えて会報を出し、事件発生日に門の前で追悼集会を続けた。

 

「マンモス校で起こるべくして起きた悲惨な出来事だった」とメンバーら。

 

当時の神戸市内は大規模開発で人口が急増。

同校も西神ニュータウンの人口が増え、全校生約1500人のマンモス校に膨れあがっていた。

教員数は追いつかず、管理教育に頼っていたという。

 

長年、会報の編集作業を担った所さん(女性、67歳)=同市中央区=の長男は当時中学3年生。

女子生徒と同世代だった。

 

ゆとり教育が導入されるなど、学校と生徒を取り巻く環境は様変わりしたが、「当時は長男が犠牲になっていてもおかしくないと感じた。その思いが活動を支えてきた」と振り返る。

 

記念誌は、今回で最後となる90号の会報の中から原稿を選び、複数のメンバーが30年の思いをつづった。

 

今年も6日午前8時半から校門前で追悼集会をする。

記念誌はA4判、534ページ、2020円。

希望者は高橋さんTEL078・995・2933(月-土曜の午後1~4時)

      

           ◆

 

神戸高塚高校では3日午前、仲山校長が校内放送で「生徒一人一人を大切に、安全で安心して学べる学校であり続ける」と全校生に語り掛けた。

仲山校長は「事件を風化させず、教訓を受け継いでいく」と話した。

 

 

【神戸高塚高校校門圧死事件】

 

1990年7月6日、兵庫県立神戸高塚高校で、登校してきた1年の女子生徒が、遅刻指導として男性教諭が閉めた鉄製門扉に頭部を挟まれ、死亡した。

 

懲戒免職になった男性教諭は、業務上過失致死罪で執行猶予付きの有罪判決を受けた。

 

当時の校則至上主義を象徴する事件として全国的に注目され、管理教育を見直すきっかけになった。

 

https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202007/0013480113.shtml

 

 

 

 

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2014772352分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

7月8755分に読売新聞からも、同趣旨の記事が図解と写真付きでネット配信されていた。

 

6日午後9時半ごろ、北海道長万部町のJR室蘭線静狩~長万部間を走行中の札幌発函館行き特急スーパー北斗18号(7両編成)で、1号車の後方デッキ床下から白煙が上がり、緊急停止した。乗客約230人にけがはなかった。

 

JR北では2011年5月〜13年7月、特急列車で出火・発煙するトラブルが相次いで発生しており、整備時間を確保するためのダイヤ改正をするなど安全対策を取ってきたが、再発を防げなかった。


JR北によると、煙が出ているのに気づいた乗客が非常通報ボタンを押し、運転士が煙を確認した。

エンジンを停止すると発煙は止まったが、煙が客室に流れ込んだため、1〜3号車の乗客は後方車両に一時避難した。


列車の運転は、午後11時50分ごろに再開。乗客は約2km先の長万部駅で別の列車に乗り換え、約3時間半遅れの7日午前2時半ごろ函館駅に到着した。


JR北は7日、札幌市の本社で記者会見し、発煙したのは配電盤とエンジンをつなぐ配線などを収納した機器室(高さ174cm、幅70cm、奥行き30cm)で、塩化ビニール製の配線の被覆の一部が焦げていたと発表した。

配線同士が擦れるなどして被覆が摩耗して破れ、配線がショートした可能性もあるとみて、車両を函館運輸所に運んで原因を詳しく調べている。

 

床下には、エンジンの排気温を感知するセンサーの配線束と、空調や自動ドアなどに使われる配線束の2束があった。

配線は約20年使われていたが、耐用年数は30年程度で問題はないという。

配線は、直近の5月22日に検査した際は、異常はなかったという。

 

JR北は、構造が同じ9両の配線を緊急検査したが、不具合はなかった。

原因が判明するまで、90日ごとに行う配線の検査を45日ごとに短縮する。


JR北の難波・車両部長は、「漏電などが起こるとブレーカーが落ちて電源を遮断するので、最悪の場合でも火災には至らない」と説明。今回の事故でブレーカーは作動していなかったという。

西野副社長は、「お客さまに心配と迷惑を掛けたことを深くおわびする。最悪のケースを考えて対応を検討し、安全性の向上に取り組む」と謝罪した。

 

出典URL
http://mainichi.jp/select/news/20140708k0000m040103000c.html

http://www.yomiuri.co.jp/national/20140708-OYT1T50021.html

 

 

77日付でJR北海道のHPにプレスリリースが掲載されており、その中で、検査については、以下のように記されている。

 

床中など目視での確認ができない配線を含め、車両全体の配線状況の確認は、交番検査(90日毎)、要部検査(約1.5年毎)、全般検査(8年毎)で、絶縁抵抗試験を行っている。

当該車両の直近の交番検査は5月22日に実施しており、異常なかった。

 

出典URL

http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2014/140707-1.pdf

 

 

791750分にmsn産経ニュースから、配線ではなく配線を束ねていたゴム製のチューブが焦げていたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

JR北海道の島田社長が9日、札幌市の本社で定例記者会見を開き、6日に起きた特急列車の発煙について「あらためて深くおわびする」と陳謝した。

以前から相次ぐ車両からの出火や発煙を念頭に、「一連の事故を思い出させる事象だ。深刻に受け止めている」とも述べた。


また同社は、これまで「1号車デッキの床下にある配線が焦げていた」としてきた説明を撤回。「約80本の配線を束状にして収めていたゴム製のチューブが焦げた」と訂正した。

配線の被覆に残った黒い部分を当初は焦げ跡と判断していたが、その後、実際にはチューブが焦げ、被覆に付着していただけだったと判明したという。

チューブが焦げた原因は調査中という

 

出典URL

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140709/dst14070917500014-n1.htm

 

 

79194分にNHK北海道NEWS WEBからは、ゴム製のバンドが焦げていたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

焦げたのは、配線の束を保護するために巻かれていたゴム製のバンドだったことがわかった。

 

 

710251分に日本経済新聞からは、ゴム板が焦げていたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

島田社長は9日、定例記者会見で、エンジンと配電盤を結ぶ複数本の電気配線を束ねるゴム板に焦げ跡が見つかったと発表した。発煙の原因はまだ分かっていない。
8日夕の調査で、電線を束ねる横11cm、縦10cmのゴム板の表面に長さ約4cmの焦げ跡が見つかった。

既に発表していた塩化ビニール製の電線カバーの焦げについては、ゴム板の焦げカスの付着だったと修正した。

 

出典URL

http://www.nikkei.com/article/DGXNZO74036570Q4A710C1CC1000/

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

○読売新聞の写真を見ると、床板を取り外せば見える位置にある部分が焦げていた模様。

5月の検査では、床板を取り外して目視点検しなかったのだろうか?

それとも、目視点検はしたが、当時は臭いとか変色などの焦げる前兆は見られなかったということだろうか? 

 

○「チューブ」か「バンド」か「板」か表現は異なるが、いずれにせよ、ゴム製の平べったいもので配線が覆われていた模様。

とすれば       ケーブルから発せられた熱がこもって・・・という可能性も考えられる。

被覆ではなくゴムが焦げたのは、種類によってバラツキがあるのでなんともいえないが、ゴムのほうが発火点が低かったから、ということかもしれない・

 

○団子状に置かれていた電線が熱をもって発火する事故はしばしば起きており、本ブログでも何件か紹介済。うち3例を以下に示す。

201312月 つくば市の高エネ研で束になった送電用ケーブルが焼損

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/3548/

20136月 赤坂見附駅で束ねてあった電気ケーブルから白煙

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/2960/

20115月 名古屋市の住宅でパソコン配線が過密だったため出火

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/414/

 

 

 

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201475日付で毎日新聞滋賀版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

昨年9月の台風18号で崩落した大津市の市道からバイクに乗った男性が転落して死亡した事故で、大津署は4日、転落防止策を怠ったとして、市道路管理課の男性技師(29)を業務上過失致死容疑で書類送検した。

容疑を認めているという。


送検容疑は、昨年9月18日、台風18号で大津市膳所平尾町の市道が崩落した際、現場に派遣されたにもかかわらず、安全対策を確実にしなかったとしている。

 

同22日、バイクで通行中の京都市の自営業の男性(当時66歳)が川に転落し、溺死した。


大津署によると、当時、男性が走行してきた方向には進入禁止のバリケードが設置されていなかった。

技師は、業者に安全対策を指示する役割だったが、調べに「業者への指示があいまいで、バリケード設置の最終確認をしていなかった」と話しているという。

 

出典URL
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20140705ddlk25040512000c.html

 

 

 

(2014年8月4日 修正1 ;追記)

 

201475日付の京都新聞紙面に、より詳しい下記趣旨の記事が掲載されていた。

 

大津市は、市道が台風の影響で崩落していながら、確実な安全措置をとらずに放置した。県警は、災害から住民を守る使命を持つ自治体が人の命を奪ってしまった結果を重視し、刑事事件として職員を立件した。

 

市長は、「道路管理マニュアルの再整備などの防止策をとっており、今後も再発防止に努めていきたい」とのコメントを発表した。

 

市は、事故を受けて弁護士に調査を依頼し、昨年12月に調査報告書の提出を受けた。

報告書では、通行止めの重要性の認識が徹底されていなかったことや、市組織内における情報収集・伝達機能が十分働いていなかったことなどを挙げ、「市が適切な通行止めの措置をとっていれば、発生を阻止できた可能性がある」と指摘した。

 

 

 

(2014年9月13日 修正2 ;追記)

 

20149121954分にNHK大津から、多少のバリケードは設置していたと読める、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

大津市は、崩落を確認しながら適切な安全管理を怠ったとして責任を認め、遺族に4500万円の賠償金を支払う方針を決めた。

 

大津市によると、当時、道路は幅1m50cm、長さ16mにわたって崩落し、担当者が確認していたが、現場への立ち入りを禁止する十分な数のバリケードが設置されていなかった。


大津市は、「今後は、災害時の被害情報を組織の中で迅速に共有し、再発防止に努めたい」と話していて、開会中の9月市議会に必要な議案を提案することになった。


事故をめぐっては、市の道路管理課の30歳の男性技師が、バリケードの設置を業者に委託した際の指示があいまいで、安全対策が不十分となった結果、事故が起きたとして、ことし7月、業務上過失致死の疑いで書類送検されている。

 

出典URL

http://www.nhk.or.jp/lnews/otsu/2064501911.html?t=1410555996228

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

現場の映像を見たところ、舗装されていない、片側が山で片側が崖のような山道の道路が、幅半分ほど崩れていた。

 

 

 

 

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201476208分にmsn産経ニュースから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

76187分に日テレNEWS24(テレビ岩手)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

5日午後6時20分ごろ、岩手県北上市の食品工場の建設現場で、土木作業員の男性(62)が作業中に高さ1.7mの足場から転落した。

病院に搬送されたが腹などを強く打っており、6日午後、内臓出血に伴う出血性ショックで死亡した。


警察によると、男性は当時、足場にのぼって高圧洗浄機で地面のほこりやごみを洗い流す作業をしていた。

足場は濡れていたという。

落下した際、足場の下に置かれていた鉄製の籠のへりに腹を強く打ち付けたという。

 

足場には柵のようなものがあったが、命綱はしていなかった。

警察は、詳しい状況を調べている

 

出典URL

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140706/dst14070620080014-n1.htm

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

奇しくも同じ日に、富山と岩手で、高さ2m未満の足場から転落し死亡する事故が起きていた。

高さ2m未満の場所での作業だからといって、安心はできない。

そう高くはない場所で作業する際も、下に何があるかを確認し、万一落ちた場合の危険予知をしておいたほうがよさそうだ。

 

 

 

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2014751910分に北日本放送から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

北アルプス立山天狗平の「Tホテル」で、耐震補強の工事をしていた男性が足場から転落し、死亡した。


警察によると、5日午後2時25分ごろ、北アルプス立山の標高2300m、天狗平にある「T」ホテルの1階玄関ホールで、耐震補強の工事をしていた作業員の男性(45)が、高さおよそ1.5mの足場から転落した。
男性は、床に立ててあった長さ92cm、直径2cmの棒状の鋼材が左脇腹に刺さり、病院で死亡が確認された。


ホテルは、今年4月から耐震補強工事のため休業していた。
警察は、安全管理に問題がなかったかなど原因を調べている。

 

出典URL

http://www.knb.ne.jp/news/detail/?sid=4071

 

 

75215分にmsn産経ニュースwestからは、若干ニュアンスの異なる下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

警察によると、男性はボルトの設置や補修の作業中だった。

約1.5mの高さから転落し、床に固定されていた約1mのボルトが左脇腹に刺さった。

 

出典URL

http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/140705/waf14070521050020-n1.htm

 

 

 

(2014年8月4日 修正1 ;追記)

 

201476日付の北日本新聞紙面に、下記趣旨の記事が掲載されていた。

 

同僚1人と作業していた。

叫び声に気付いた同僚が、左脇腹から体の側面にかけてボルトが貫通した男性を発見した。

 

 

 

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2014752222分にmsn産経ニュースwestから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

5日午後0時半ごろ、大阪市北区角田町の市営地下鉄御堂筋線梅田駅の北改札と中北東改札をつなぐ連絡通路で、広告掲示に使う重さ約40kgのステンレス製の枠が高さ約50cmの位置から落下しているのを駅員が発見した。けが人はなかった。


市交通局によると、枠は縦1.1m、横3.1m、厚さ5cm。

広告枠はトイレの改修工事に伴い、先月27日に連絡通路に移設されていた。

金具と接着テープで壁面に取り付けられていたが、移設によって接着強度が弱まったとみられる。


落下事故を受け、市交通局は今後、市営地下鉄全駅の広告枠を点検する。

 

出典URL
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/140705/waf14070522220021-n1.htm

 

 

 

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2014751827分にRCCニュースヘッドラインから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

5日正午ころ、広島市西区商工センター8丁目の減速機メーカー・アベックスの工場で火災報知器が反応し、警備員が119番通報した。

近所の男性は、「会社がすぐ裏で心配して来てみた」、「(黒い煙が)モクモクと上がっていた」と話した。
消防車16台が消火にあたり、火はおよそ1時間後に消し止められた。
けが人はいなかった。


警察によると、歯車形成研削盤という特殊機械が燃えたということで、警察などが火事の原因を調べている。

 

出典URL

http://news.rcc.jp/?i=22910#a

 

 

 

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2014771248分にNHK盛岡から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

5日、盛岡市の消防署でコンクリート製の外壁がはがれ、隣の駐車場の乗用車の上に落下した事故で、外壁のはがれた部分は老朽化していたのにも関わらず、建物の建設後、一度も補修工事が行われていなかったことが分かった。


この事故は5日午前1時すぎ、盛岡市内丸にある盛岡中央消防署の6階部分でコンクリート製の外壁がはがれ、隣にある県議会の議員会館の駐車場に止まっていた乗用車の上に落下したもの。
この事故では、落下した外壁で屋根がつぶれるなど乗用車が大きく壊れたが、当時、近くに人はいなかったため、けが人はいなかった。


落下した外壁は消防署の庁舎の裏側にあり、縦4m、横1.5mにわたって崩れていた。
この部分は昭和50年に建設されて以来、およそ40年にわたって、一度も補修工事が行われていなかった。
これについて盛岡中央消防署の畑中副署長は、「庁舎の裏側で人通りが少なく、人目につかない場所だったので、補修工事を行っていなかった」と説明している。


消防署では現在、はがれ落ちた部分にネットを張り、その下の部分を通行禁止にする措置をとっているが、8日から工事業者による点検を行った上で、補修工事を始める予定だという。
盛岡中央消防署の庁舎は、老朽化のため、盛岡駅近くに新しい庁舎を建設することが決まっている。

 

出典URL

http://www.nhk.or.jp/lnews/morioka/6045774141.html?t=1404764351064

 

 

 

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201452日に掲載した元記事がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第2報修正2として掲載します。

 

 

(2014年7月12日 修正2 ;追記)

 

201474日付の朝日新聞富山全県版(聞蔵)から、ガス爆発だったと消防は推測したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

氷見市消防本部は、「ガス爆発の可能性が推測される」とする報告書をまとめた。5月23日付で同本部消防長に提出した。

 

同本部予防課によると、集じん装置や炉内に設置された冷却用バルブに破損がなく、水蒸気爆発の可能性は低いと指摘。

そのため、炉内でガスが発生したことによるガス爆発の可能性を挙げたが、具体的な原因は「断定できない」とした。

 

また、軽傷者1人に聞き取りを実施。クレーン操作後に階段を降りている際、「ドーンという音を聞いた後、熱風を浴びて目の前が真っ暗になった」と話したが、事故の詳しい状況は見ていないという。

 

 

本件、2014613日付で中日新聞から、会社の事故調査委員会は炉内で発生した一酸化炭素が原因だったと推定しているという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

親会社の建設機械大手「コマツ」の事故調査委員会は12日、一酸化炭素(CO)が溶解炉内で大量に発生し、爆発につながった可能性があるとする中間報告を公表した。

 

爆発は4月25日に、炉内に自動吹き込み装置を差し込んで酸素を送り、溶けた鉄15トンの不純物を取り除くとともに、炉の壁に張り付いた酸化鉄(バリ)をはがす作業中に起きた。

 

中間報告によると、社員が送り込んだ酸素とバリに含まれる酸素が、溶けた鉄の中の炭素と結合。大量のCOが発生して溶けた鉄が沸き立ってあふれ、2カ所の開口部を一時的にふさいで密閉状態になった。

その後、開口部のわずかな隙間から入り込んだ酸素が、炉内にたまった大量のCOと反応し、急速燃焼が起きて熱風が生じ、開口部から鉄とともに外に噴き出したという。

 

調査委は、予想を超える大きなバリが落ち、溶けた鉄が沸騰したことが事故につながった可能性があるとみている。

 

爆発した炉は,昨年9月に導入した新型。同じ工場にある旧型の炉よりも開口部が狭く密閉性の高い構造で、調査委は、COが大量にたまりやすい状態だったとみて調べている。

 

調査委は鋳造工学の専門家ら6人でつくり、5月から3回の会合を開いた。7月に第4回会合を開く。最終報告の時期は未定。

 

県警は独立行政法人「労働安全衛生総合研究所」とともに原因を調べており、入院中の社員3人の回復を待って調べる。

 

出典URL

http://www.chunichi.co.jp/hokuriku/article/news/CK2014061302100007.html

 

 

61430分に朝日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

親会社コマツ(東京)の事故調査委員会(委員長=木口昭二・近畿大教授)は12日、中間報告を公表した。

原因として、溶解炉内で大量発生した一酸化炭素(CO)と炉外から流れ込んだ酸素が急速に反応し、生じた熱風が炉外に噴出した可能性を指摘した。


報告によると、事故のあった4月25日、工場では炉内で溶けた鉄(溶鋼)に酸素を吹き込んでガスを発生させ、不純物を取り除く作業などが行われていた。


その際、炉内に付いたバリ(酸化鉄)が溶鋼に落ち、酸化鉄と吹き込んだ酸素が、溶鋼中の炭素と反応して大量の一酸化炭素が発生した。
これにより、膨張した溶鋼が炉の開口部をふさぎ、炉内が一時、酸素不足の状態に。

その後、開口部にできた隙間から入った大気中の酸素と一酸化炭素が急速な燃焼反応を起こし、二酸化炭素とともに生じた熱風が一気に炉外に噴き出した可能性があるとした。


同社は「過去の事故を調べても同じような例が無く、予期せぬ事態が重なった」とし、今後も詳しい原因を調べて再発防止策を検討する。

報告書は、氷見署などにも11日に提出した。


同署は、独立行政法人・労働安全衛生総合研究所(東京)と協力して原因を調べ、負傷して現在も入院中の社員3人からも回復を待って事情を聴く方針。

出典URL

http://www.asahi.com/articles/ASG6F3VT1G6FPUZB002.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

○第1報は下記参照。

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/3868/

 

○中間報告書には、『検証結果、水蒸気爆発や粉じん爆発の可能性は極めて低く、残る可能性はガス爆発』といった趣旨のことが書かれている。

詳細は下記参照。

http://www.komatsu.co.jp/CompanyInfo/press/pdf/kcx_report-2.pdf

 

 

 

(2014年12月9日 修正3 ;追記)

 

2014126日付で朝日新聞富山全県版(聞蔵)から、中間報告を踏襲した最終報告が公表されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

126日に毎日新聞富山版からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

事故調査委員会は5日、最終報告書を公表した。

 

報告によると、事故原因は、密閉状態となった溶解炉内で酸化鉄から発生した酸素などが鉄くずの中の炭素と反応し、大量の一酸化炭素(CO)が発生。炉内が一時、酸素不足となった後、炉外から一気に流入した酸素と急速に燃焼反応を起こし、二酸化炭素とともに生じた熱風が炉外に噴出した可能性を指摘。6月の中間報告を踏襲した。

同様な事故は、国内で前例はないとしている。

 

再発防止策は、COの大量発生の抑制と、炉内の密閉状態解消のための方策を明記。

さらに、事故発生時に被害を最小限にできるよう、炉前作業の無人化や、高温から体を守る防護具変更などの対策も挙げた。

 

事故の起きた炉は現在も停止しており、復旧に向けて審議しているという。

 

出典URL

http://mainichi.jp/area/toyama/news/20141206ddlk16040574000c.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

2014125日付で親会社のコマツのHPに、報告書が概要版とともに掲載されていた。

 

http://www.komatsu.co.jp/CompanyInfo/press/2014120513101812023.html

 

 

 

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2014751022分に伊賀タウン情報YOUから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

751540分にmsn産経ニュースwestからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

7月4日夕方、伊賀市槙山のゴルフ場「Bクラブ」で、作業中だった男性従業員(57)が作業用軽トラックの下敷きとなった状態で発見され、約4時間後に伊賀市内の病院で死亡が確認された。

警察が、労災事故として調べている。


発表によると、事故が起きたのは同日午後3時30分から同4時45分ごろで、カート道路から3m下の崖下に転落しているのを、クラブハウスに戻ってこないため付近を捜していた別の男性従業員が発見した。

倒れていた男性は、軽トラックに上半身だけが挟まれた状態だったという。


男性は事故当時、1人で草刈りなどコースのメンテナンス作業を行っていた。

警察では、軽トラックのサイドブレーキがかかっていなかったことから、男性が崖近くのカート用道路に軽トラックを停止させて車外に出た後、動きだしたのに気づいて止めようとしたが、間に合わず転落したとみている。

 

出典URL
http://www.iga-younet.co.jp/news1/2014/07/57-1.html

http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/140705/waf14070515400013-n1.htm

 

 

 

 

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201475日付で毎日新聞宮城版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

また、同社HPにも74日付でプレスリリースが掲載されていた。

 

JX日鉱日石エネルギー仙台製油所は4日、残油流動接触分解装置の定期点検中に、精製工程で使用する触媒約400kgが誤って製油所の外に飛散したと発表した。

 

隣接する多賀城市大代〜桜木地区の東西約3kmで飛び散っているのが確認された。

飛散した触媒は白色の微粒子で、ガラスと同じ成分であり、人体に無害だが、車などに白く降り積もる可能性があるという。


製油所によると、飛散があったのは午前4時半ごろで原因不明。

上野所長は「深くおわびします」とコメントを発表し、発見時は製油所に電話するよう呼びかけている。

 

出典URL
http://mainichi.jp/area/miyagi/news/20140705ddlk04040098000c.html

http://www.noe.jx-group.co.jp/newsrelease/2014/20140704_01_0970780.html

 

 

 

 

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201466日に掲載した元記事がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第2報修正1として掲載します。

第1報は下記参照。

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/3960/

 

 

(2014年7月11日 修正1 ;追記)

 

2014531日付の神戸新聞紙面に、第1報の補足的内容の記事が、下記趣旨で掲載されていた。

 

同種のタンカーを持つ西日本の海運会社役員は、「内航船は、タンクを空にしても内部を洗浄せず、わずかに残った油の気化が進み、内気の引火性が増す」と話す。

 

このため、聖幸丸は23~24日、タンクに空気を送り込んで引火性ガスを抜く作業「ガスフリー」を実施。

しかし、次の積み荷待ちで、事故が起きた29日まで5日間、タンクを空にしたまま姫路沖に停泊していた。

 

 

 

(2014年11月5日 修正2 ;追記)

    

2014111日付で朝日新聞神戸版(聞蔵)から、ガス検未実施でハッチの蓋も少し開けていたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

1121052分に読売新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

乗員が船体の錆びを落とす作業を始める前に、同社のマニュアルで定められた原油タンク内の可燃性ガスの濃度を計測していなかった疑いがあることが、捜査関係者への取材で分かった。


捜査関係者によると、作業責任者の1等航海士(46)を含む複数の船員が、調べに対し、「検知をしなかった」と供述。

また、1等航海士は、会社への説明でも「以前には何度も検知をしたが、(高濃度のガスが)出たことがなかったので怠った」と話しているという。

 

船の原油タンクと直結する甲板上のハッチの蓋が開いていたことも判明。

海保は、電動研磨機などを使って錆びを落とす作業中、飛び散った火花が原油タンクから気化したガスに引火したとみて、業務上過失致死容疑で捜査している。

 

S海運によると、同社の安全管理マニュアルでは、電動研磨機などを使う前にタンク内の可燃性ガスの濃度を検知器で確認し、基準値を超えた場合は作業をしないよう定めていた。

 

だが、捜査関係者によると、複数の乗員が、事情聴取に対し、「ガス検知をしていなかった」と話し、甲板上にある、原油タンクとつながる大小16カ所のハッチの蓋についても、「作業時に開いていた」と証言しているという。

乗員の1人は、朝日新聞の取材に、「タンク内に残った原油から気化したガスを抜くため、2,3cmの隙間を開けていた」と話した。

 

出典URL

http://www.yomiuri.co.jp/national/20141101-OYT1T50073.html

 

 

 

(2015年12月23日 修正3 ;追記)

 

20151212日付で朝日新聞播磨版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

1216208分にNHK神戸から、12162050分に神戸新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

姫路海保は、16日、業務上過失致死傷の疑いで、事故で死亡した船長と負傷した1等航海士を書類送検した。

 

調べでは、事故の約1時間前から、船長や1等航海士ら5人が、原油タンクと直結した甲板上にある円筒形のハッチ(直径約72cm、高さ約62cm)付近などで、船体の塗装除去やさび落としの作業をしていた。

ガスバーナーや電動研磨機などを使っていたという。

 

S海運の安全管理マニュアルは、甲板上で火を使った作業をする場合は、事前にタンク内のガスを送風機を使って外に出す作業や、ガスの濃度を計測することを定めているが、海保によると、いずれも守られていなかった。

 

1等航海士は、調べに「(事故以前も)ガス抜きせず作業することがあった」と供述したという。

 

また、船上でバーナーなどの火気を使う場合に必要な、会社の許可もとっていなかった。

 

さらに、船長は、29日だけでなく、27日、28日の整備作業でも、バーナーを使って塗装除去の作業をしていたといい、1等航海士は27日に作業を中止するよう船長に申し出たものの、聞き入れられなかったため、その後は止めようとしなかったという。

 

沈没した船から、船長が使っていたバーナーは見つかっていないが、海保は、当時バーナーを使っていたのは船長だけで、その付近から最初に爆発したという乗組員の証言があることや、消防の実験では、29日の整備作業で使っていた電動研磨機の火花では引火しなかったことなどから、バーナーの火がタンク内に溜まっていた可燃性ガスに何らかの原因で引火し、爆発したと判断した。

 

出典URL

http://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/2024357951.html?t=1450299006176

http://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/201512/0008652216.shtml 

 

 

 

また、12171059分に朝日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

国の運輸安全委員会は、17日、デッキで使われたガスバーナーの火が、積み荷のオイルから発生したガスに着火した可能性が高いとする事故調査報告書を公表した。

 

報告書によると、船長は甲板上にあるオイルタンクのハッチ付近で、固着したハッチのネジをバーナーで温める作業を行っていたとみられる。

付近には、数日前に行ったオイルの荷揚げ作業で発生したガスが漂い、バーナーの火が着火した可能性が高いという。

 

安全委は、「タンカーで高熱の作業を行う際の安全に対する意識が十分でなかった可能性がある」と指摘。

同社に、乗組員の教育や訓練を徹底するよう求めた。

 

出典URL

http://www.asahi.com/articles/ASHDJ655VHDJUTIL04K.html

 

 

※運輸委員会の報告書は下記参照。

http://www.mlit.go.jp/jtsb/ship/rep-acci/2015/MA2015-13-1_2014tk0011.pdf

 

 

 

 

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2014529日付の宮崎日日新聞紙面に、下記趣旨の記事が掲載されていた。

 

28日午前1時20分ごろ、日向市日知屋のJR日豊線の線路上で、会社員の男性(29)が電車線の部品交換作業中、電力を供給する饋電線に誤ってロープをかけ感電。

警察によると、男性は左腕から背中、臀部にかけて重症のやけどを負った。

 

 

 

 

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201475日付の朝日新聞静岡版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

74155分に日テレNEWS24から、また75日付で毎日新聞静岡版からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

静岡市清水区の県消防学校で3日午後4時半ごろ、訓練用プールで初任科の学生2人が溺れ、意識不明になる事故があった。

2人は指導教官らに救助され、1人はまもなく自発呼吸を開始。もう1人は心臓マッサージを施され、意識を回復したという。

2人とも命に別条はないが、消防ヘリコプターで同市葵区の県立総合病院に搬送された。

 

同校によると、溺れて一時意識不明になったのは、沼津市消防本部の男性消防吏員(22)と富士宮市消防本部の男性消防吏員(22)の2人。

 

プールは屋外にあり、縦約25m、横約15m、深さは最大約5m。

事故当時は水上安全法を学ぶ訓練に、初任科学生145人のうち、2人を含む男女47人が参加。

教官4人と指導者4人が現場に立ち会っていた。

 

作業服を着たままプールに入り、5分間の立ち泳ぎの訓練をしていたところ2人が沈み、近くにいた学生が異変に気付いて、教官らが救助した。

 

警察は、訓練方法に問題がなかったか関係者に事情を聴くなど、事故原因を調べる。

 

出典URL

http://www.news24.jp/articles/2014/07/04/07254332.html

http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20140705ddlk22040229000c.html

 

 

 

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20147802分にmsn産経ニュースwestから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

大阪府吹田市消防本部は7日、3日に心肺停止が疑われた60代男性の家族から119番を受けたが、指令員から救急隊に出動先が誤って伝達され、救急車の到着が8分遅れる事案が発生したと発表した。

女性指令員(35)が、指令台のコンピューターに集合住宅の建物名を誤入力したことが原因。

男性は現在、集中治療室で入院中という。


3日午後4時20分に119番があり、指令員は同じ番地内の別の建物名を入力。

同25分に到着した救急隊から「住所不明」の連絡があり、誤入力が判明。

8分後の同33分に通報があった部屋に到着した。


指令員は、通報内容から心肺停止を疑い、約5分間、家族に男性への心臓マッサージを口頭で指導。息を吹き返したことを確認して電話を切断したが、救急隊が到着した際も心肺が停止しており、隊員がAED(自動体外式除細動器)で心肺蘇生を行った。


同消防本部の高橋指令情報室長は、「119番内容入力の際、別の指令員による再確認を行い、再発防止に努める」としている。

 

出典URL
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/140708/waf14070800020002-n1.htm

 

78738分に読売新聞からは、若干ニュアンスの異なる下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

3日午後4時20分頃、同市内のマンションに住む男性の家族から119番があり、5分後に救急隊が到着したが、男性は見つからなかった。

 

通報を受けた女性指令員(35)が出動先を伝えるコンピューターに住所を入力する際、マンションの棟番号を間違えたという。

 

別の指令員が家族に電話で聞き直し、救急隊を向かわせたが、男性宅まで約120m離れており、救急隊が男性宅に着いたのは8分後、通報から13分が過ぎていた。

男性の家族は同本部の指示で、心臓マッサージを続けていたが、救急隊の到着時には心肺停止になっていたという。

 

同本部の村上消防長は、「容体への影響は明らかではないが、男性とご家族にはおわび申し上げる。出動先の確認を徹底し、再発防止に努める」とコメントした。

 

出典URL

http://www.yomiuri.co.jp/national/20140708-OYT1T50019.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

口頭伝達であれ、紙に書いての伝達であれ、コンピュータ入力での伝達であれ、発信側には細心の注意が求められる。

それが、重要な情報を伝達する場合は、なおさらのことだ。

 

ブログ者は、ネット通販購入時など、入力ミスすると自分にはねかえってくるため、入力した項目を指でなぞりながら確認するようにしている。

 

 

 

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2014732047分にNHK秋田から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

74日付で毎日新聞秋田版と朝日新聞秋田全県版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

3日午後4時20分ごろ、仙北市西木町にある木材を使った市の発電施設「Aバイオエネルギーセンター」で従業員から「おがくずやチップが燃えている」と消防に通報があった。

消防によると、消火活動によって午後8時半に火は消し止められ、けが人もいなかった。

 

市によると、施設では杉のチップを燃やし、発生したガスを利用して発電している。

出火当時は施設に職員ら5人がいたが、避難して無事だった。

消防などによると、出火当時はガスのテスト中で、おがくずやチップに燃え広がり、手がつけられない状態になったという。


市によると、施設の中には引火しやすい「アセトン」という化学薬品が入った一斗缶が5缶保管されていたことから、市や警察が周辺の100人あまりを一時避難させた。

このうち隣接する老人福祉施設では、92人の入所者が近くにある市の庁舎や小学校の体育館に避難した。
施設では火災の影響で停電が続いたため、避難は3時間あまりに及び、重い症状の人は診療所に移すことを検討するなど、施設の職員が対応に追われた。
しかし電気は午後7時半すぎに回復し、入所者たちはその後施設に戻り始めていて、今のところ体調の不調を訴えている人はいないという。

 

出典URL

http://www.nhk.or.jp/lnews/akita/6015723411.html?t=1404422168506

http://mainichi.jp/area/akita/news/20140704ddlk05040046000c.html

 

 

 

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2014732116分にmsn産経ニュースwestから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

74日付で毎日新聞京都版と朝日新聞京都市内版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

ゴボウの袋詰め作業中に機械で指を切断したことで心的外傷後ストレス障害(PTSD)を発症したのに、国が療養補償給付を支給しなかったのは違法として、京都市内の女性(66)が国などに対し、不支給処分の取り消しなどを求めた訴訟の判決が3日、京都地裁であった。

 

栂村裁判長は、「一般に死ぬ危険を感じるような傷害でなく、PTSDを患ったとは認められないが、適応障害と認められる」と認定。

そのうえで、「事故後、3年半にわたり断続的にフラッシュバックや恐怖感もあり、日常生活に支障をきたしている。適応障害を発症させるに足りる心理的負荷をもたらすものだった」、「事故以外に適応障害を発症する要因は見当たらない」とし、障害が業務中の事故に起因するものと認め、「ストレスに過剰に反応した」などとする被告側の主張を退け、「処分は違法」と結論づけた。


判決によると、女性は青果物の包装などをする会社に勤務していた平成21年、ゴボウの袋詰め作業中に機械の回転歯に左手の人さし指を挟んで切断され、事故の状況がフラッシュバックしたり、不眠や精神的に不安定になるなどの症状を発症。

京都下労基署に療養補償給付などを2度請求したが、同年11月~22年11月に不支給とする決定を受けた。


厚労省労働基準局は、「判決内容を確認・精査のうえ、関係機関と協議していきたい」としている。

 

出典URL
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/140703/waf14070321160028-n1.htm

http://mainichi.jp/area/kyoto/news/20140704ddlk26040385000c.html

 

 

 

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201472日付の朝日新聞鹿児島全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

鹿児島労基署は1日、日置市の油脂製造会社「S社」と代表取締役(40)を労安法違反の疑いで書類送検した。

豚の脂身を切り刻む機械の原料投入口近くに柵などを設けていなかった転落防止措置義務違反の疑いがある。

 

5月、作業員の男性が足を滑らせて投入口に転落。右足をスクリューに巻き込まれ、ひざ下切断の大けがをした。

 

 

 

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201446日に掲載した元記事がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第2報修正2として掲載します。 (新情報に基づきタイトルも修正しました)

 

 

(2014年7月9日 修正2 ;追記)

 

201472日付で朝日新聞から、国交省の当初の設計後にJVが現場に合せて桟橋上部を補強したため不安定になっていたという下記趣旨の記事が、図解付きでネット配信されていた。

 

転覆事故は、桟橋自体が設計時より重く、作業時に桟橋に載せたクレーンで、バランスが崩れたのが要因とわかった。

原因を調べている国交省の有識者委員会が2日、中間報告で公表した。

 

工事は国が発注。海底資源確保のため、2016年度末までに全長100mの桟橋をつくる計画だった。

 

桟橋は重さ739トンの箱形の鋼鉄(縦30m、横20メートル、高さ5メートル)に、重さ172トンの脚(長さ約48m)が4本突き出た構造。

五洋建設など、3社の共同企業体(JV)が施工していた。


報告によると、国交省の当初の設計では、桟橋が左右に最大17.2°まで傾いても転覆しないはずだった。

だが、JV側が桟橋上部を補強したことなどから128トンも重くなり、不安定になって、限界値は13.8°に低下。

当初の3分の1のエネルギーで転覆する状態に陥っていた。


JVは3月30日早朝、運んできた台船を沈めて桟橋を浮かせたが、左舷側に置かれていた移動式クレーン(12トン)の重みで左に約9°傾いた。

クレーンを右に動かすと、約100秒の周期で振り子のように左右に揺れるローリング現象が発生。

左に傾いた状態のまま船で引っ張り出すと、今度は右へ大きく傾いた。

さらに海水の流れによる力と波の重みも加わり、右に転覆したと考えられるという。


国交省は、「施工時の安全確保はJV側の責任」としながら、「方法を吟味すれば安全施工は可能」と、工事を早期に再開したい考えだ。

 

中間報告は、再開前にJVが施工方法を総点検し、有識者の意見を施工計画に反映させるよう求めた。

 

海保は、業務上過失致死傷容疑で捜査を続けている。

 

出典URL
http://www.asahi.com/articles/ASG71737CG71UTIL04P.html

 

 

721331分に毎日新聞から、721145分にmsn産経ニュースからは、若干ニュアンスの異なる下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

国の第三者委員会は2日、桟橋を台船に固定する振れ止めライン(ワイヤ)が切れた際、正しく修復できなかったことが主な原因と推定する中間報告をまとめた。

当初の計画で桟橋は約1700トンだったが、現場の状況に合わせて再設計され、重量が120トン余り増やされていたことも、バランスが崩れる原因につながったとした。


報告書によると、午前6時40分ごろ、桟橋上の中央に設置すべき作業用クレーン(12トン)が約6.5mずれて左舷側に設置されていたことなどから桟橋が傾き、ワイヤが破断。左舷側への傾斜が拡大した。

クレーンを右舷側に移動させたところ、バランスが崩れて桟橋がゆっくりと揺れ始めた。


午前7時25分ごろまでに破断したワイヤを取り換えたが、海上での作業が難航し、桟橋が台船の舷と平行にならず、左側に傾斜したままの状態で再び固定された。

 

その結果、ワイヤを外して台船から海に降ろした際に反動で右に傾き、計画よりも潮流の影響を強く受け、上からかぶった大量の水の重みなどで転覆したと推定した。

 

検討委は、「安定性の低下がなければ、(水の重みなど)複数の外部作用があったとしても、転覆には至らなかった」としている。

人為的ミスの有無については、国交省の事故調査委員会などが調査中として、言及を避けた。
 

出典URL
http://mainichi.jp/select/news/20140702k0000e040261000c.html

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140702/dst14070211450001-n1.htm

 

 

(ブログ者コメント)

 

第1報は下記参照。

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/3806/

 

 

 

 

(2014年11月29日 修正3 ;追記)

 

201411282319分に毎日新聞から、再発防止策をとった上で工事が再開されるという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

国交省関東地方整備局は28日、事故で中断していた沖ノ鳥島の港湾施設建設工事を、来年4月ごろに再開すると発表した。

2016年度中に完成予定だった工事は、少なくとも1年は遅れる見通し。


事故を巡っては、7月に国の第三者委員会が、桟橋が現場の状況に合わせて再設計されて重量が増えたことなどが転覆の原因との中間報告をまとめた。


中間報告を受け、関東地方整備局では工事を請け負う五洋建設、新日鉄住金エンジニアリング、東亜建設工業の3社の共同企業体(JV)と協議。

桟橋は中央と南北の計3基があるが、15年の工事では気象条件などを考慮して北側桟橋のみを設置する。


桟橋に搭載する仮設物の重量測定を徹底して安定を図るほか、桟橋上の作業員を減らし、周囲に緊急時対応船を配置するなどの再発防止策を取るという。

 

出典URL

http://mainichi.jp/select/news/20141129k0000m040121000c.html

 

 

 

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化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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