







2014年3月8日付で神奈川新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3月9日付で毎日新聞神奈川版からも、同主旨の記事がネット配信されていた。
東京電力は7日、川崎火力発電所内の産業廃棄物保管庫で火災があり、放射性物質を吸着したフィルターが燃えた、と発表した。
東電は、発電所正門付近で測定した空間放射線量は同市内と同程度の毎時0.06μSvで、「人体への影響はない」としている。
燃えたのは、液化天然ガス(LNG)を燃料とする同発電所内の発電設備で使われたガスタービンの吸気フィルター(縦・横60cm、厚さ30cm)で、約800個のうちの一部、約9m2。
福島第1原発事故後、大気中に放出された放射性物質を吸着したため、東電は発電所内で保管していた。
屋外でビニールシートをかぶせて一時保管していたが、雨に濡れたため、保管庫内に移してヒーターで乾燥する作業中に出火したという。
火災は同日午後2時20分ごろ発生。東電の自衛消防隊が消火に当たり、約40分後に鎮火した。
出典URL
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1403070023/
http://mainichi.jp/area/kanagawa/news/20140309ddlk14040163000c.html
(2014年3月18日 修正1 ;追記)
2014年3月14日付で朝日新聞川崎版(聞蔵)から、ヒーターとの距離が近すぎたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
東電は13日、燃えがらや消火時の排水は倉庫内にとどまり、環境への影響はなかったと発表した。
東電によると、吸気口のフィルター約1100個を屋外で保管していた。
雨で濡れた一部を乾かしていた際、灯油ヒーターとの距離が近すぎて出火したという。
フィルター数個や保管用の袋の一部が焼けた。
再発防止策として、今後はフィルターを屋外で保管し、火気による乾燥もしないとした。
また、東電HPにも13日付で発表されたプレスリリースが掲載されていた。
要点は下記。
当社は、その後、火災による環境への影響について評価を実施したところ、今回の火災に伴い発生した燃えがらおよび消火時の排水等が産業廃棄物総合保管庫内に留まっていたこと、消火活動に従事した社員等の体表面への汚染はなく、ホールボディカウンター測定の結果、内部被ばくも確認されていないことから周辺環境や公衆への影響はないものと判断しました。
火災の原因については、濡れた使用済みのガスタービン吸気フィルタを産業廃棄物総合保管庫内にてヒーターで乾燥させていたところ、ヒーターとの距離が不十分だったことから火災に至ったものと考えております。
なお、当該フィルタは、屋外にてシート養生・固縛管理しておりましたが、固縛が弛み雨水等が浸入した可能性があると思われます。
【再発防止対策】
・当社火力発電所にて屋外で保管されているガスタービン吸気フィルタについては、適切にシート養生・固縛管理されていることを改めて確認しましたが、川崎火力発電所にてフィルタが濡れたことを踏まえ、シートを二重にして養生・固縛することとします。
なお、川崎火力発電所については、産業廃棄物総合保管庫に受け入れスペースがあることから、当該ガスタービン吸気フィルタは、すべて保管庫内に移動しております。
・当社火力発電所にて屋外でガスタービン吸気フィルタを保管する場合は、万一、乾燥が必要となった場合においても、ヒーター等の火気は使用しないこととします。
出典URL
http://www.tepco.co.jp/cc/press/2014/1234773_5851.html
(ブログ者コメント)
輻射熱が原因だったと思しき火災事故は、本ブログに2件掲載している。
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/2147/
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/1368/
2014年3月7日19時55分にNHK北九州から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3月7日23時15分に西日本新聞から、3月8日付で朝日新聞北九州版(聞蔵)からも、同主旨の記事がネット配信されていた。
7日午前11時半すぎ、北九州市小倉北区のビジネスホテル「N」で、看板の電球の取り替えを行うため鉄製のパイプで足場を組む作業をしていたところ、鉄パイプのうちの1本が落下した。
落下した鉄パイプは、地上から足場をつり上げる作業をしていた作業員の女性(38)の頭を直撃し、女性は病院に搬送され、手当てを受けているが、生命に別条はないという。
警察によると、落下した鉄パイプは長さおよそ4mで、現場では当時、鉄パイプを吊り上げていた。バランスが崩れてフックが外れ、落下した。
女性作業員はヘルメットを着用していたということだが、首や鼻、左手の骨を折る重傷を負った。
現場はJR小倉駅近くの繁華街の一角だが、通行人などへのけがはなかった。
事故の目撃者は、「鉄パイプはホテルの8階部分から落下した」と話しているということで、警察は、作業をしていた関係者などから話しを聞くなどして当時の状況を調べている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/kitakyushu/5025791911.html?t=1394218956372
http://www.nishinippon.co.jp/flash/f_kyushu/article/74268
一方、3月8日付の西日本新聞紙面には、若干ニュアンスの異なる下記趣旨の記事が掲載されていた。
作業員5人が地上と8階部分の足場に分かれ、ロープで鉄パイプを引っ張り上げている時、ロープから鉄パイプが外れた。
2014年3月10日8時28分に北海道新聞から、下記趣旨の記事が現場写真付きでネット配信されていた。
ラムサール条約登録湿地の濤沸湖で、道発注の浚渫工事をしていた重機2台が砂地などにはまり、動けなくなっている。
網走建設管理部によると、油漏れは確認されておらず、けが人はいなかった。
10日以降、重機の撤去作業を行うとしている。
同管理部によると、現場は網走市と小清水町の境にある同湖河口から約1kmの辺り。
北見市内の建設業者が6日から水の流れを確保する工事を始めた。
7日午前10時ごろ、浚渫作業を行っていた1台が、さらに正午ごろには、数百m離れた場所で作業していた別の1台も動けなくなった。
重機は重みで沈み込み、8日現在、車体のほぼ下半分が水につかっている。
安全確認に関する基準は明確に定めておらず、施工業者に任せていた。
同管理部は「早急に撤去し、今後このようなことが起きないよう業者と緊密に話し合いたい」としている。
現場周辺は、国の特別保護地区に指定されている。
環境省釧路自然環境事務所は「道からの報告を受けて対応を検討する」としている。
出典URL
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki4/526065.html
2014年3月7日13時22分にmsn産経ニュースwestから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7日午前9時35分ごろ、京都市伏見区稲荷山の阪神高速8号下り線の稲荷山トンネル内で、芦屋市の男性(28)が運転するワゴン車が側壁に衝突した。
この事故で、車内に積んでいた一斗缶から酢酸エチル約200ccと、アルカリ性の洗浄剤約200ccが車内に流出した。
男性は京都市内の病院に搬送されたが軽傷とみられ、警察は回復を待って事情を聴く方針。
酢酸エチルは刺激臭があるため、阪神高速は正午現在、下り線の一部区間を通行止めとしている。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/140307/waf14030713280024-n1.htm
一方、3月7日付の京都新聞(夕刊)紙面には、刺激臭の件には触れていない、若干ニュアンスの異なる下記趣旨の記事が掲載されていた。
荷台に積んでいた酢酸エチルの一斗缶が転落し、約200mℓが道路に流出した。
事故処理のため、下り線の一部が最長2時間半、通行止めになった。
2014年3月8日14時5分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
また、3月7日付で東愛知新聞からも、同主旨の記事がネット配信されていた。
7日午前9時30分頃、愛知県豊根村古真立で、佐久間湖上の砂利採取船に陸上から船外機を取り付ける作業をしていた会社員の男性(66)のショベルカーが斜面でバランスを崩し、湖に転落した。
近くにいた作業員が救出し、男性は病院に運ばれたが、同日正午過ぎに死亡した。水死だった。
警察の発表によると、男性はトラックから船外機を移し替える作業をしていた。
現場の水深は約4mで、ショベルカーは水没し、男性はキャビンに閉じこめられたという。
警察で詳しい原因を調べている。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20140308-OYT1T00510.htm
http://www.higashiaichi.co.jp/news/news_syakai/140307/14030702.html
2014年3月7日12時26分に中日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
また、3月7日12時6分に毎日新聞から、3月7日12時52分に日テレNEWS24(中京テレビ)から、3月8日付で朝日新聞名古屋版(聞蔵)からも、同主旨の記事がネット配信されていた。
7日午前6時半ごろ、愛知県稲沢市赤池旗屋町の県道で、散乱した角材の下敷きになって死亡している男性が見つかった。
近くには男性が運転していたとみられる10トントラックが路肩に停車しており、荷台コンテナの側面が上部に開いた状態になっていた。
警察によると、男性は40代ぐらい。警察は、このトラックの運転手とみて身元を調べている。
現場には、長さ4m、縦10.5cm、横3cmの角材約200本が散乱していた。
休憩のために近くに停車中だった別のトラックの運転手が不審な物音に気づき、倒れていた男性を発見した。
警察は、男性がトラックを停めて積載物を確認しようとした際に、落下してきた角材に巻き込まれた可能性が高いとみて、調べている。
トラックは、福井県内から角材約2400本を運ぶ途中だったとみられる。
現場は、名神高速道路一宮インターチェンジの西約1km。
出典URL
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2014030790122605.html
http://mainichi.jp/select/news/20140307k0000e040180000c.html
http://news24.jp/nnn/news86218180.html
2014年3月6日18時27分にNHK沖縄から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7年前、浦添市にある海上保安本部の資材置き場で作業員の男性が、作業中の爆発で大けがをした事故をめぐり、国などに損害賠償を求めていた裁判で、6日、双方の和解が成立した。
この事故は、7年前の平成19年10月、浦添市西洲にある第11管区海上保安本部の資材置き場で、当時51歳の男性が船の航路を示すブイの補修作業をしていたところ、ブイが突然爆発し、男性が頸椎を損傷し、体の一部にマヒが残る大けがを負ったもの。
大けがをした男性とその妻は、「ブイの中に可燃性の気体がたまっていたにもかかわらず、換気などの安全対策を怠っていた」として3年前、国などに7400万円あまりの損害賠償を求める訴えを起こした。
裁判所は去年、双方に和解を勧告し、調整が進められた結果、6日、和解が成立した。
和解の詳しい内容は明らかになっていないが、国が安全対策を怠っていた責任を認めた上で、男性側に和解金を支払うという。
男性の弁護士は、「和解は成立したが、このような事故が起きないよう、再発防止策をさらに徹底してほしい」と話していた。
一方、第11管区海上保安本部は、「和解についてはコメントを差し控えるが、今後も事故がないよう努めていく」としている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/okinawa/5095491251.html?t=1394141798686
(ブログ者コメント)
事故時の状況について調べてみたが、関連記事は見つからなかった。
そこで、「船の航路を示すブイ」ゆえ、夜間灯火用にガスが使われている可能性もあるかと思い、調べてみたが、今は太陽電池化されているとのこと。
http://www.kaiho.mlit.go.jp/06kanku/imabari/a_introduction/uminozatugaku/zatsugaku/2007/191119.htm
もしかすると、古いタイプのブイだったのかもしれないが、詳細は不明。
2014年3月6日22時16分にmsn産経ニュースから、「原子炉状態、爆発原因・・・なお未解明」というタイトルで下記趣旨の記事が、水素爆発の仕組み図とともに、ネット配信されていた。
福島第1原発事故では、原子炉の損傷状態や水素爆発の全容は依然として解明できていない。
高線量の放射線が障害となり、原子炉を直接確認することができないためだ。
東電は、状態の解明につながる未解明事項を設定し調査を続け、平成27年末までに全ての項目で結論を出す見通しだが、全容解明にはなお時間がかかりそうだ。
東電は事故後、当時の格納容器内圧力の変動や冷却配管からの空気の漏洩など、52項目の未解明事項を設定。
データを分析することで当時の状況を再現しようと試みている。
これまでに優先的に調査した重要10項目の検討結果を発表したが、1~4号機では「事故当時何が起こったのか、全容はまだ分かっていないことの方が多い」(東電)という。
52項目の分析結果をつなぎ合わせれば、技術的に目視できない中での原子炉内部の状態把握に役立つほか、他の原発でも過酷事故(シビアアクシデント)を想定した安全対策を向上させることができる。
水素爆発した1、3号機では、圧力容器内で燃料を包む「ジルコニウム」という金属製の被覆管が熱せられ、水と化学反応したことで水素が発生。水素は格納容器外の建屋上部にたまったとみられる。
逃げ場を失った水素に何らかのきっかけで発火し爆発。着火源は静電気の可能性があるが、分かっていない。
事故時に発生した水素の濃度や量も不明で、52項目の未解明事項の一つとして調査が進められている。
2号機も同じ経過をたどったが、先に爆発した1号機の振動で偶然、建屋上部の窓がはずれ落ちたため、水素が外部に逃げて爆発を免れたとみられている。
一方、謎が多く残っているのが、当時定期検査中で圧力容器内に燃料がなかった4号機の爆発だ。
調査では、4号機が3号機と共有している排気配管から水素が流れ込み爆発に至ったとされる。
だが、国会事故調では、「3号機から逆流した水素のみで4号機が爆発にまで到達するかどうか慎重に検討する必要がある」との指摘もある。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140306/dst14030622200020-n2.htm
(ブログ者コメント)
今回報道された解説図には、格納容器内で発生した水素が格納容器の隙間から建屋内に漏れたように記されている。
しかし過去には、別ルートで漏れこんだと報道されたことがあり、本ブログでも下記趣旨で紹介済。
1、3号機では、格納容器で発生した水素を建屋外に排出するための排気ラインと、建屋内にたまったガスを建屋外に排出するラインとが合流して、1本の排気筒から放出される構造になっていた。
そして津波発生時、建屋内のガスを排出するラインに設置されていた弁が、電源喪失で開いてしまった。
そのような状況下、格納容器で発生した水素を建屋外に排出したため、水素が当該ラインを逆流し、建屋内に侵入。建屋内で爆発した可能性が高い。
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/1198/
いずれが正かは不明だが、ブログ者は、過去の報道のほうが説得力ありと感じている。
2013年9月24日に掲載した元記事がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第2報修正2として掲載します。
元記事は下記。
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/3280/
(2014年3月11日 修正2 ;追記)
2014年3月6日付で毎日新聞佐賀版から、転落防止措置を講じなかったなどとして担当部長らが書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
また、3月5日19時17分にNHK佐賀から、3月6日付で朝日新聞西部版(聞蔵)からも、同主旨の記事がネット配信されていた。
唐津労基署は5日、同社と汚水処理施設の男性担当部長(56)を、労安法違反容疑で書類送検した。ともに容疑を認めているという。
一方、県警は、業務上過失致死容疑などを視野に捜査を続けている。
同署によると、K社は、タンク内の硫化水素などの濃度測定をする際に転落する危険があるため、タンクの蓋の周りに高さ75cm以上の柵を設けるか、安全帯をつけさせるなどの転落防止措置をとる必要があったにもかかわらず、怠った疑いがあるという。
蓋の3方には高さ89cmの柵があるが、1方には取り付けておらず、安全帯もつけていなかったという。
硫化水素中毒の危険を知らせる標識設置も怠ったとしている。
一方、2人がタンク内に入った理由は不明という。
同社は、「厳粛に受け止めています。事故のあとは安全対策や安全教育を徹底しており、2度とこのような事故が起きないよう会社をあげて取り組んでいます」と話している。
出典URL
http://mainichi.jp/area/saga/news/20140306ddlk41040453000c.html
http://www.nhk.or.jp/lnews/saga/5085726581.html?t=1394053274921
2014年3月5日17時45分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
JR東日本の冨田社長は4日、2月にJR川崎駅付近で京浜東北線の回送電車が工事用車両と衝突して脱線・横転した事故や、大雪で運行が大きく乱れたことについて「多大なご迷惑とご心配をおかけし、深くおわび申し上げる」と陳謝した。
事故の再発防止策として、線路閉鎖が必要な大規模で複雑な工事は、受注業者だけに任せず、JR東日本の社員を立ち会わせる方針を示した。
今回の事故現場に社員は立ち会っていなかった。
2度の大雪では、ポイントの不転換で電車が動かなくなり、雪の重みでパンタグラフが架線から離れて発火し、架線が切れる現象が相次ぎ、全体の被害は約40億円にのぼると説明。
電気融雪器の増設を進め、除雪車の新たな配置などを検討するとした。
出典URL
http://www.asahi.com/articles/ASG346HGFG34UTIL04Y.html
2014年3月5日19時26分に日テレNEWS24;福井放送から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3月5日19時41分にmsn産経ニュースwestから、また3月6日付の毎日新聞福井版からも、同主旨の記事がネット配信されていた。
5日午後、関西電力の高浜原発の補助建屋内で、可搬式の変圧器から火が出た。
火はまもなく消し止められ、周辺環境への影響はないという。
関西電力によると、火が出たのは高浜3号機の格納容器から30m離れた場所にある補助建屋内。
5日午後3時45分頃、協力会社の作業員が持ち込んで使用していた可搬式の小型変圧器(幅18.5cm、奥行き23cm、高さ28cm)から火が出たもので、作業員が消火器ですぐに消し止めた。
けが人はなく、周辺環境への影響もないという。
この変圧器は、原発の新しい規制基準に基づく火災防護対策として、建屋内にスプリンクラーを取り付ける作業のため、200Ⅴのコンセントから100Ⅴの仮設照明に電気を送っていて、関西電力で火が出た原因を調べている。
出典URL
http://news24.jp/nnn/news8634951.html
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/140305/waf14030519430022-n1.htm
http://mainichi.jp/area/fukui/news/20140306ddlk18040622000c.html
(2014年4月15日 修正1 ;追記)
2014年4月9日付で朝日新聞福井全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事が掲載されていた。
関西電力は、原因は過電流とみられると発表した。
協力会社が持ちこんだ変圧器の容量を超える仮設照明64個をつなぎ、約2時間使用したため、内部配線が焼けたとみられる。
2014年3月6日付で朝日新聞宮崎全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5日午後2時10分ごろ、川南町のM社工場で、同社員の男性(62)が機材(重さ約2トン、縦2.2m、横2.1m、奥行き95cm)の下敷きになった。
病院に運ばれたが、約1時間後に死亡。
社員2人と一緒に機材を移動させていた。
(2014年3月14日 修正1 ;追記)
2014年3月6日付の宮崎日日新聞紙面に、事故当時のやや詳しい状況が下記趣旨で掲載されていた。 (当該情報に基づき、タイトルも修正した)
警察によると、男性は重さ約2トンの脱気装置をフォークリフトで持ち上げて移動させる作業に、同僚2人と従事していた。
途中で脱気装置がバランスを崩し、下から支えようとした男性に落下したという。
2014年3月5日19時9分に中国放送から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
また、3月5日付でTSSスーパーニュースFNNからも、同主旨の記事がネット配信されていた。
きょう午後、呉市でミキサー車が倒れる事故があり、男性が死亡した。
警察は、男性が下敷きになったとみて調べている。
事故がおきたのは、呉市仁方大歳町の農道。
消防によると、午後2時過ぎ、「2トンのミキサー車が転落し、下敷きになっている人がいる」という通報があった。
この事故で、Ⅾ建設の社長の男性が救急車で病院に運ばれたが、死亡した。
警察によると、男性は農道補修工事のため、もう一人の男性とミキサー車を坂道にとめ、車から降りて、後方のポンプ車に生コンクリートを流し込む作業をしていた。
警察は、このとき突然、ミキサー車が下に向けて動きだし、男性が運転席にまわって止めようとした際に車輪が溝にはまって、ミキサー車が道路から約1m下の畑に運転席側を下にして横転し、下敷きになったとみて調べている。
もう一人の男性にけがはなかった。
出典URL
http://www.tss-tv.co.jp/tssnews/NN1403050090.html
2014年3月3日7時54分にmsn産経ニュースwestから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2日午前9時50分ごろ、加古川市金沢町の神戸製鋼所加古川製鉄所で、機械の点検中だった同社社員の男性(38)が機械に指を挟み、右手人さし指を切断する重傷を負った。
警察によると、男性は鉄コイルを巻く機械が不調だったため1人で点検中だった。
男性は「スイッチを切って指を入れたら機械が動いた」と話しているという。
同製鉄所では2月21日にも、男性作業員がベルトコンベヤーに体を挟まれて重傷を負う事故が発生している。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/140303/waf14030307550003-n1.htm
(ブログ者コメント)
実際にスイッチを切ったのか?
それとも、スイッチを切ったつもりになっていただけなのか?
はたまた、惰性で動いていた機械に挟まれたのか?
そのどれでもなかったとしたら、動力電源を切らずに点検することの危険性を教えてくれる事故だったのかもしれない。
2014年3月2日14時18分にmsn産経ニュースから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
また、3月3日付で朝日新聞東京西部版(聞蔵)からも、同主旨の記事がネット配信されていた。
1日午後9時55分ごろ、東京都品川区東八潮の国道357号東京港トンネル内の道路延長工事現場で、設置作業中だったパネルが倒れ、40代の男性作業員が下敷きとなり死亡した。
警察は男性の身元確認を急ぐとともに、事故原因を調べている。
警察によると、パネルはコンクリート製で、高さ約1.1m、幅約2m、重さ約700kg。
事故当時は、車道と歩道を区切るために、このパネルを並べる作業をしていた。
隣のパネルと高さを合せるために下部に調整用のゴムを差し込もうと、男性が工具でパネルを持ち上げたところ、倒れてきたという。
男性のほかに数人が作業をしていたが、けがはなかった。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140302/dst14030214190001-n1.htm
2014年3月2日0時3分に毎日新聞から写真付きで、また3月2日21時38分にmsn産経ニュース神奈川から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
一方、同社HPにもニュースとして掲載されていた。
1日午後1時40分ごろ、川崎市川崎区浮島町の石油会社「東燃ゼネラル石油」川崎工場から「装置内の油から出火した」と119番があった。
消防によると、男性作業員(29)が喉をやけどする重傷を負ったほか、29〜53歳の男性作業員5人が軽いやけどなどで病院に搬送された。
警察が原因を調べている。
同社によると、整備のため運転を停止し清掃作業中だった重質油脱硫分解装置の反応塔上部より出火した。
現場は、羽田空港から多摩川を挟んで南に広がる京浜工業地帯のコンビナートの一角。一時黒煙が上がり、消防が放水作業に追われた。
警察は2日、同日午前7時10分に鎮火したと発表した。
出典URL
http://mainichi.jp/select/news/20140302k0000m040027000c.html
http://sankei.jp.msn.com/region/news/140302/kng14030221380001-n1.htm
http://www.tonengeneral.co.jp/news/uploadfile/docs/20140301_1_J.pdf
2014年3月1日23時29分にNHK長野から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1日午後1時半ごろ、飯田市役所の隣に建設中の新庁舎の建設現場で、2階の床の部分を作る作業中、足場の鉄板が4m下に崩れ落ちた。
この事故で、足場に乗って作業をしていた44歳の男性作業員が足場とともに地上に落下し、腰の骨を折る大けがをした。
工事を請け負っている飯田市の建設会社によると、資材を運び終えたクレーンのワイヤが足場の一部に引っかかり、そのまま引き上げたため、足場が崩れて落下したとみられるという。
新庁舎の建設は去年4月から行われていて、工事を請け負っている建設会社では今回の事故を受け、週明けの月曜日以降の工事を一時中止し、安全手順の確認や事故の検証を行うという。
記者会見した建設会社の安野施工統括部長は、「このような事故を起こし大変申し訳ありません。安全マニュアルを再確認するなどして再発防止に努めたい」と述べて謝罪した。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/nagano/1015634221.html?t=1393712007407
2014年3月2日付で朝日新聞長野東北信版(聞蔵)からは、若干ニュアンスの異なる下記趣旨の記事がネット配信されていた。
クローラークレーンが資材を2階に下ろした後、ワイヤを引き上げたところ、梁型枠の一部に引っかかった。
この際、型枠が抜けて男性作業員が型枠と一緒に約3.7m転落した。
(ブログ者コメント)
クローラークレーンとは、無限軌道式履帯(ブログ者にはキャタピラのように見える)で移動するクレーンのこと。
一例は下記参照。
http://www.hsc-crane.com/j/products/hs1.html
2014年1月17日に掲載した元記事がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第2報修正1として掲載します。
元記事は下記参照。
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/3585/
(2014年3月7日 修正1 ;追記)
2014年2月28日付で神奈川新聞から、マンホール下流の仕切り弁が開いていたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(当該情報に基づき、第1報ともどもタイトルを修正した)
下流側にある止水用の仕切り弁が開いていたことが27日、関係者への取材で分かった。
警察、労基、市の3者が同日、現場で状況を確認した。事業者も立ち会った。
事故が起きたのは、圧送管の老朽化した空気弁の交換作業中。
空気弁を外したところ、管内から硫化水素や汚水があふれ出た。
安全措置として、マンホールの上流側と下流側にある仕切り弁を事前に締めて止水したはずだったが、下流側で弁が開き、汚水が流れていた。
警察は、人的な過失や器具の不具合の有無など、慎重に調べを進める見通し。
出典URL
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1402270028/
本件、2014年1月22日付で神奈川新聞から、仕切り弁閉止時の状況などが、下記趣旨でネット配信されていた。
関係者によると、この工事を行うため、昨年12月にマンホールの上流側と下流側でそれぞれ、仕切り弁を使って事前に止水していた。二つの仕切り弁の間にあるマンホール内で汚水があふれ出ないための安全措置だった。
ところが、圧送管から空気バルブを外した際に出てきた汚水は、深さ約2.3mのマンホールからあふれるほどの量だった。「マンホールで人がおぼれている」という内容の119番通報もあった。
止水、空気バルブ交換ともに行ったのは、上下水道修理などを行う都内企業の神奈川支社。
上流側の止水には工事発注者の横須賀市の職員も立ち会い、仕切り弁で締め切ったことを確認しているといい、下流側での止水が十分でなかったり、仕切り弁に不具合があった可能性があるという。
出典URL
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1401220002/


















その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。