







2013年11月6日18時55分にNHK福岡NEWS WEBから、11月6日19時7分に九州朝日放送から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6日午前10時半ごろ、福岡県久留米市津福本町の病院建設工事現場で、大型クレーン車のアームの部分が根元から折れて倒れた。
アームは長さが38mあり、現場脇の歩道をふさいだほか、先端が車道にもはみ出したが、けが人はいなかった。
工事を行っていた建設会社によると、現場では建物の基礎工事が行われていて、休憩のあと、作業員がクレーン車に乗り込んで車体の向きを旋回して変え、止まったところ、突然、アームが倒れたという。
当時、アームは何もつるしていなかったが、真後ろにのけぞるように倒れ、その後、アームを動かす油圧機の部分で油が漏れているのが確認されたという。
目撃者は、「根元の部分に(オイルの)黄色い液がたくさん出ていて、ガシャガシャって倒れた」と話していた。
建設会社で、アームが倒れた原因を調べている。
現場は久留米市中心部に近い片側2車線の国道沿いで、倒れたアームを撤去するため、1時間にわたって交通規制が行われた。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/fukuoka-news/20131106/5835781.html
http://www.kbc.co.jp/top/news/lbi/kbc_0005.html
2013年11月6日付で日テレNEWS24(11月5日19時11分 テレビ新潟)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5日午後3時10分ごろ、南魚沼市小栗山地内の関越道上り線で、作業員3人が高所作業車で道路の舗装補修工事をしていたところ、JR東日本の送電線に触れ感電した。
3人は、いずれも新潟市西蒲区の「I建興」の従業員(35歳、38歳、30歳)。
消防によると、3人はやけどの症状があり、病院に運ばれ手当てを受けている。うち2人は症状が重いという。
出典URL
http://www.news24.jp/nnn/news8825759.html
(2013年12月6日 修正1 ;追記)
2013年11月6日付の新潟日報紙面に、以下の補足的記事が掲載されていた。
警察などによると、送電線はJR上越線への配電用で、電圧は6万6千ボルト。関越道の路面から9.6mの高さを横切っていた。
事故当時は1車線を規制し、舗装補修工事をしていた。
クレーンを操作し、中央分離帯のガードロープの支柱を引き抜く際、電線に接触したとみられる。
2013年11月5日19時33分にNHK新潟から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5日午前8時半すぎ、新潟市中央区川岸町にあるガソリンスタンド「NエネルギーD川岸町店」で、「給油メーターから火花が出た」と、従業員から消防に通報があった。
消防車8台が出て現場を確認したところ、給油メーターの電気基盤が黒く焦げていたということで、火事には至らなかったが、あたりは焦げたにおいが立ちこめ、一時騒然とした。
ガソリンスタンドは午前8時から営業していたが、当時、客はおらず、けが人もいなかった。
消防では、給油メーターが老朽化のため、ショートしたものとみて、詳しい原因を調べている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/niigata/1035797321.html?t=1383685572466
2013年11月4日20時35分にNHK東北NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4日午前10時半ごろ、気仙沼市切通にある建設会社の砕石所で、作業中のパワーショベルのエンジンルームから火が出たと従業員の男性から消防に通報があった。
消防車7台が出て、火はおよそ1時間後に消し止められ、この火事でパワーショベル1台が全焼した。
けが人はいなかった。
警察によると、パワーショベルは以前からエンジン付近にある燃料タンクから油が漏れることがあったということで、警察は、建設会社やパワーショベルの製造元に話を聞いて、詳しい原因を調べることにしている。
建設会社によると、砕石された石は震災の復旧工事などに使われていたという。
現場は、気仙沼市の市街地から直線距離でおよそ5km北西の山の中
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/tohoku-news/20131104/5789001.html
2013年11月5日付で朝日新聞宮崎全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4日午前10時ごろ、延岡市鯛名町で、近くの無職男性(71)が自宅敷地入口の防潮堤扉(長さ3.5m、高さ1.5m、厚さ20cm)の下敷きになり、病院に運ばれた。
警察によると、後頭部を骨折したが意識があり、会話もできるという。
警察によると、同日午前9時半から津波を想定した地区の防災訓練があり、男性も防潮扉を閉めるなど、訓練に参加した。
その際、扉がスムースに閉まらなかったため、訓練後、扉上部の留め具を兼ねた滑車を外し、閉めやすくなるよう調節していて扉が倒れてきたという。
事故原因を調べている。
2013年9月21日8時29分に京都新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
台風18号で京都市伏見区小栗栖の民家300戸以上が山科川の支流の氾濫で浸水したのは、支流の水を山科川に逃がす排水ポンプが一時停止し、再稼働できなかったのが主な原因だったことが20日、市の調査で分かった。
市からポンプの管理を委託された業者は、作業を2人で行う決まりに反して1人で行っていた。
その作業員がけがで倒れたため、ポンプを再稼働できなかった。
停止したのは、市小栗栖排水機場の2機のポンプ。
普段は稼働していないが、大雨で山科川の水位が上昇した時に、支流の畑川に逆流しないよう、水門を閉鎖して畑川の水をポンプで山科川に排出する。
台風が接近した15日は、午後11時半前までに2機のポンプが稼働した。
しかし16日午前2時50分までに、何らかの原因で停止した。
本来なら、山科川の水位が一定量を超えた15日午後8時半前の段階で作業員を2人に増やすことになっていたが、1人のままだった。
作業員は、ポンプに詰まった流木などを取り除く場所で頭を負傷し、意識を失って倒れたという。
住民から浸水の連絡を受けた市は、16日午前4時前に排水機場に電話した。
しかし応答はなく、業者に様子を見に行くよう指示。到着した作業員が午前6時47分にポンプを再稼働させた。
市は、なぜ1人で作業を続けたのかは調査できていないという。
住民によると、畑川の氾濫で小栗栖森本町一帯の道路は午前3時半ごろには、深いところで2m以上冠水した。
市防災危機管理室は「ポンプが稼働すればここまでひどくならなかった」としている。
畑川には水位計は設置されておらず、住民の通報があるまで、市は氾濫を把握できなかった。
自宅が床上浸水した町内会長大久保さん(69)は、「ポンプの管理だけでなく、畑川の氾濫の発見も遅れており、市も業者も職務怠慢だ」と憤っている。
出典URL
http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20130921000016
その後、2013年11月3日付で毎日新聞大阪版朝刊から、作業員のけがなどに関する下記趣旨の記事が、浸水範囲図付きでネット配信されていた。
今年9月の台風18号の豪雨で川が氾濫し、290戸の浸水被害が出た京都市伏見区小栗栖とその周辺で、市が管理する排水ポンプが停止したことが被害の主因となったことが、市の調査などで判明した。
3日にある検証委員会の最終会合の意見を受け、市は責任を認め、被害を補償する方針。
市によると、ポンプのトラブルによる自治体の被害補償は異例。
市によると、雨が強まった9月15日夜、水門を閉めて運転を開始したが、翌16日午前2時50分までに2台あるポンプが相次いで停止。
ポンプ場内で1人で監視していた委託業者の作業員は、「たまったごみの除去中に角材のようなもので頭部を打ち、一時的に気絶してしまった」と説明しているという。
市が設置した検証委員会は「水量はポンプ能力を超えておらず、稼働していれば被害はほとんどなかった」と結論付ける見通しだ。
委託業者は8カ所のポンプ場の管理を請け負い、契約では、稼働時は2人が監視することになっていた。
ところが、広範囲の豪雨で人手が足りず、1人だったという。
浸水域には民家だけでなく事業所もあり、休業補償も含めると「相当な額になる」(同市土木管理部)とみられる。
市は先月末、補償額算定のための対策チームを発足させ、詳細な被害状況の調査をしている。
出典URL
http://mainichi.jp/area/news/20131103ddn041040018000c.html
(ブログ者コメント)
頭部を打って気絶した作業員は、ヘルメットを着用していたのだろうか?
はたまた、この職場で着用は義務づけられていたのだろうか?
そういった点が気になったが、報じられた記事は見つからなかった。
(2024年6月27日 修正1 ;追記)
2024年6月26日19時54分にYAHOOニュース(京都新聞)からは、監視役の作業員は眠り込んでいた、市が業者に請求した損害賠償額が全額認められたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
2013年9月の台風18号通過時、京都市伏見区で広範囲に浸水被害が発生したのは、同区の小栗栖排水機場のポンプ停止が原因だったとして、京都市が当時の委託業者などを相手取り、約11億3100万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が26日、京都地裁であった。
松山裁判長は業者側の責任を認め、請求通りの賠償を命じた。
市側は、浸水被害者や保険会社への保障など市が負担した経費の賠償を求めていた。
ポンプの維持管理業務を委託されていたOサービス(京都市右京区)側は、ポンプの停止は不慮の事故が重なったためで、浸水被害との因果関係も不明だとして争っていた。
判決によると、O社は、2人体制で行う運転監視業務を従業員が1人で行っていたところ、その従業員が眠り込み、約4時間にわたってポンプが停止した。
松山裁判長は判決理由で、O社が交代要員を確保する義務に違反していたと指摘。
当時の雨量やポンプの排水能力などから判断して、浸水被害はポンプの停止が原因だったと認定した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/8aea1dacc024e8b6fd77371ad5fe8b58ce109275
6月26日18時1分にNHK京都からは、作業員は設備の操作方法を十分理解していなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
裁判で市は、浸水被害は、排水施設の業務委託をしていた業者の操作ミスなどが原因だったとして、業者に賠償を求めていました。
26日の判決で、京都地方裁判所の松山裁判長は「浸水は、排水施設のポンプの停止が原因だと認められる。従業員は設備の操作方法を十分理解しておらず、代表取締役は業務を遂行する知識や技能を教育する体制の構築を怠った」などと指摘して、市の訴えをおおむね認め、業者側に11億3000万円余りを支払うよう命じました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kyoto/20240626/2010020355.html
(ブログ者コメント)
判決内容に「眠り込み」とあるが、当初は「頭を打って気絶」という報道。
また、「操作ミス」というのも当初の報道にはなかった言葉だ。
そこで調べた結果、検証報告書に「ケガと疲労で4時間倒れていた」、「停止させたポンプを自動運転に復帰させるため操作盤の復帰ボタンを押したが、操作機の復帰ボタンを押さないと復帰しないシステムだった」などと書かれていた。
報告書の該当記述は下記参照。
『小栗栖排水機場周辺における浸水被害 検証報告書』
(平成25年11月5日 小栗栖排水機場周辺における浸水被害検証委員会)
・・・
(p23/45)
午前2時20分 1号ポンプ停止
午前2時50分 2号ポンプ停止
午前3時ごろ? 委託職員が洪水対策作業中に事故に遭い,気を失う
午前6時40分 ポンプが動いているか確認しに来た別の委託職員が倒れている
職員を発見。
午前6時47分 1号ポンプ2号ポンプ運転再開
(p26/45)
(3)ポンプ停止の原因(実地検証)
①ポンプ停止に係る新たな供述
・1号ポンプについては,除塵機のベルトコンベアーに引っかかったポリバケツを撤去するために,委託職員Aが16日午前2時20分に非常停止ボタンを操作し停止させた。
・2号ポンプについては,16日午前2時20分に1号ポンプを停止させたことで自動的に稼働した2号ポンプを停止させるために,委託職員Aが16日午前2時50分に停止させた。
※騒音の少ない電動の1号ポンプを夜間に優先して稼働させるため,ディーゼル式の2号ポンプを一旦停止させた。
・委託職員Aが上記により停止させた1号,2号ポンプを自動運転に復帰させようとして,16日午前2時54分に,3階中央制御室の操作盤で復帰ボタンを押した
(本実地検証では,本人は2階で操作したか3階で操作したかの記憶が定かではなかったが,自動運転に復帰していないことから,3階での操作であったと推定される)。
・しかしながら,2階の操作機の復帰ボタンを押さないと自動運転に復帰しないことから,実際には運転を停止した状態のままであった。
②ポンプ停止の原因
今回のポンプ停止の原因は,次の2点と考える。
・委託職員Aが午前2時20分に非常停止させた1号ポンプ及び午前2時50分に非常停止させた2号ポンプについて,3階中央制御室の操作盤の復帰ボタンを押したことで,実際には自動運転に復帰していないにもかかわらず,復帰できたものと思い込んでいたこと。
・そのような状況の中で,ゴミ処理中の不慮の事故によるけがと疲労により待機室で4時間弱倒れていたこと。
また,本来2名体制であるべきところが1名体制であったことから,約4時間にわたりポンプの再稼働ができなかった。
・・・
https://www.city.kyoto.lg.jp/kensetu/cmsfiles/contents/0000159/159261/houkokusho.pdf
2013年11月5日12時6分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
北海道警は4日、札幌北署の札幌駅北口交番に勤務する男性警部補(58)が、管内の住民や事業所計約150戸の個人情報などを記載し、巡回時に携行する案内簿を紛失したと発表した。
発表によると、案内簿は事件や事故などの際に地域住民や事業主らと速やかに連絡を取るため、住所や代表者らの名前を記載。このうち約50戸は、住民らの協力を得て、家族の氏名や勤務先、生年月日、電話番号なども記載していた。
警部補は10月31日午後、巡回から戻り、案内簿を机の横の暖房器の上に置いた。
その後、別の案件処理で約1時間、交番を無施錠で空けた。
3日昼、なくしたことに気付いた。
同交番は4人ずつの3交代制で、普段は交番内の施錠したロッカーに保管しているという。
道警は該当する住民らに事情を説明して陳謝し、何者かが持ち去った可能性もあるとみて調べている。
道警地域企画課は「関係者に多大なご迷惑をおかけし、深くおわび申し上げる。指導を徹底して、再発防止に努める」とのコメントを出した。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20131105-OYT1T00176.htm?from=ylist
2013年11月6日0時18分に毎日新聞から、11月6日0時8分に北海道新聞から、11月6日付で読売新聞北海道版から、ロッカー内で発見されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
道警は5日、同交番内の鍵付きロッカーで見つかったと発表した。
片付け忘れた後、同僚署員が所定場所に収納しながら、十分に捜していなかったとみられる。
道警によると、案内簿は5日午後1時45分ごろ、ロッカー内を再度捜していた交番員が見つけた。
150世帯分の案内簿はファイルに挟んでいたが、背表紙のラベルを上から貼り付けて再利用していた。
3日に紛失が発覚した後もロッカー内を捜索したが、背表紙のラベルがはがれていて、中身と違うことが書かれていたため気付かなかったとされ、外部に持ち出された形跡はないという。
道警地域部の藤村参事官は、「保管管理の徹底に努める」とのコメントを発表した。
出典URL
http://mainichi.jp/select/news/20131106k0000m040133000c.html
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/502370.html
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/news/20131106-OYT8T00021.htm
(ブログ者コメント)
重要物品の紛失で思い出すのは、2011年10月5日に九州大学で起きたヒ素化合物紛失騒ぎだ。
実際は、紛失を届け出た准教授が瓶の蓋の色などを勘違いしていただけで、保管庫から発見された。
この点、今回の紛失騒ぎと通じるところがある。
ただ、2011年の騒ぎでは、発見後、准教授は自死された。
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/817/
重要物品の管理には、くれぐれもご用心。
2013年11月1日18時38分にNHK大分から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
31日午前、日田市天瀬町馬原の国道210号線の境橋で、橋の下の河川敷に縦・横およそ30cm、重さ4.5kgのコンクリートの塊りが剝がれ落ちているのが見つかり、国交省九州地方整備局は1日、原因調査を行った。
調査に加わった九州大学大学院工学研究院の園田佳巨教授によると、橋の上の道路のアスファルトの舗装を剝がして補修を行う工事をしていたため、その際の振動で、コンクリートの塊りが剝がれ落ちたとみられるという。
橋には、コンクリートが劣化しているところが数カ所見つかったが、空洞などは見つからず、今後、コンクリートが剝がれ落ちる可能性は低いとみられるという。
園田教授は「コンクリートが剝がれ落ちた部分だけにネットを張るなどの対策をとればいいと思う」と話していた。
また、九州地方整備局大分河川国道事務所の田中副所長は、「橋のすべての部分でコンクリートに異常がないかどうか点検し、調査を踏まえたうえで今後、橋の上を通る道路の工事方法について検討したい」と話していた。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/oita/5075727121.html?t=1383342555511
2013年10月18日に掲載した元記事がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第2報修正1として掲載します。
第1報は下記参照。
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/3358/
(2013年11月8日 修正1 ;追記)
2013年10月13日付の西日本新聞紙面に、防火扉管理上の注意点が、下記趣旨で掲載されていた。
消防によると、1階には「高温感知」で閉まる防火扉2枚と「常閉タイプ」の扉が1枚。2階は「煙感知」で閉まる扉が2枚、3~4階は「常閉タイプ」の扉が各1枚あった。
高温で作動する1階の防火扉は、通常、壁面に固定されている。
火災が起きると、扉を壁面に固定する「温度ヒューズ」が熱で溶け、扉が閉まる。
福岡市内の消防設備点検業者は、「温度ヒューズが溶けても防火扉が閉じないのは、扉の部分に腐食があったためではないか」と推測。
さらに、センサーなどで火や煙を感知しても、「壁に固定された扉は開け閉めしないから、長い年月が経てば動かなくなりやすい」とも指摘した。
消防関係者は、「年数回は、扉を開閉する必要がある」としている。
また、2013年10月14日付の西日本新聞紙面に、加熱用の電気製品はトラッキングなどが発生する恐れが強いという下記趣旨の記事が掲載されていた。
消防などは、ほこりなどが原因でコンセントに差し込まれたプラグ付近でショートして発火する「トラッキング現象」が起きた可能性があるとみている。
消防関係者によると、加熱用の電気製品は比較的強い電流が流れるため、コードの劣化やトラッキングなどが発生する恐れが強いという。
火災が起きた当時は雨が降り、湿度も97%と高く、湿気でショートが起きやすい気象条件だったという。
(2014年3月1日 修正2 ;追記)
2014年2月23日21時58分に毎日新聞から、煙の流れの再現実験が行われたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
福岡県警と福岡市消防局は23日、火元の医院1階で発煙筒をたき、煙の回り方を調べる煙道実験をした。
県警は、業務上過失致死傷容疑での立件を念頭に捜査しており、実験で得たデータは今後実施予定の火災再現実験の参考にする。
火災は昨年10月11日午前2時20分ごろ出火。
1、2階にいた入院患者8人、3階にいた前院長夫妻の2人が死亡した。
10人の死因は、いずれも煙を吸った一酸化炭素中毒とみられる。
1、2階の防火扉は作動しなかった。
実験は、午前10時ごろから複数回実施。
火災で割れた窓ガラスを板で塞いだ上で、火元とみられる温熱機器のあった1階処置(診療)室で発煙筒をたいた。
防火扉を開けたり閉めたりするなど条件を変え、1〜4階に煙が充満する速さや濃度などを調べた。
出典URL
http://mainichi.jp/select/news/20140224k0000m040060000c.html
(2015年2月20日 修正3 ;追記)
2015年2月17日23時32分に毎日新聞から、安全措置を怠ったとして院長が書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2月14日10時21分に毎日新聞から、2月14日11時20分に西日本新聞から、2月17日18時54分に朝日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
(原因が特定されたため、タイトルも修正した)
福岡県警は17日、防火扉の管理などの安全措置を怠ったとして、院長(47)を業務上過失致死傷容疑で書類送検した。
県警によると、院長は「死傷者が出た責任は認めるが、防火扉の維持管理は業者がしていると思った」と、容疑の一部を否認している。
県警は、消防庁消防研究センター(東京都調布市)などで燃焼実験を実施し、出火元を1階にあった「ホットパック」と呼ばれる温熱治療用具を暖める機器のコンセント部分と特定。
壁の差し込み口との間にほこりなどがたまり発火する「トラッキング現象」が起き、煙が機器のあった部屋近くの階段を伝って上階へ上ったとされる。
送検容疑は、院長は実質的な防火管理者だったにもかかわらず、認知症だった母親(当時72歳)=火災で死亡=を防火管理者とし、また、入院患者の多くが介護の必要な高齢者で、夜間は看護師1人の当直態勢であることを認識しながら、
(1)防火扉の一部に紙やストッパーを挟み閉まらないようにしていた
(2)防火扉の煙や熱を感知する部品が壊れていたのに、点検を怠り放置した
(3)避難出口となる1階裏口の扉の鍵を当直の看護師に持たせず、玄関も内側のドアノブに鎖を巻いて容易に開かないようにした
などとしている。
県警によると、福岡市消防局が10年1月に実施した消防法に基づく査察で防火扉のストッパーなどの除去を求めたが、医院側は「改善した」と報告していた。
防火扉に紙を挟んでいたのは誤作動を防ぐためだったとみられ、医院関係者は、患者が夜間に外に出ないよう玄関に鎖を付けていたと説明しているという。
また、消防法は医療機関などに年2回以上の消火・避難訓練を義務付けているが、法律通り実施されていなかった。
出火当時、当直の看護師による初期消火や避難誘導はなされなかった。
出典URL
http://mainichi.jp/select/news/20150218k0000m040161000c.html
http://mainichi.jp/select/news/20150214k0000m040121000c.html
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/145556
http://www.asahi.com/articles/ASH2K43Y9H2KTIPE00C.html
2013年11月1日付で愛媛新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
愛媛県松山市の飲食店で10月下旬、1983年製で使用期限を大幅に経過した消火器が破裂し従業員がけがをする事故が発生、市消防局は31日までに市ホームページ(HP)で、老朽化した消火器に関する注意喚起を始めた。
同局によると、25日正午ごろ、営業中の店内で消火器が破裂。近くにいた60代の女性従業員が顔にけがを負った。
破裂時の状況や原因を調べている。
消火器の使用期限は業務用で約10年、住宅用は5年で、老朽化による本体の変形や腐食がある状態で圧力がかかると、破裂する恐れがある。
2009年以降、全国で消火器破裂による負傷・死亡事故が計11件発生。
60代の男性廃棄物処理業者が廃棄処理中に死亡(11年、大分県)、89年製を操作した10代男児が負傷(09年、大阪府)などがあった。
出典URL
http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20131101/news20131101569.html
また、松山市HPには、2013年10月29日付で「老朽化消火器の適切な取扱い方法」というタイトルのお知らせ記事が掲載されていた。
記事中、底が抜けた消火器の写真ならびに平成21年度以降に発生した全国の同種事例12件が紹介されている。
http://www.city.matsuyama.ehime.jp/kurashi/bosai/sbbousai/sboshirase/syoukakisyobun.html
(ブログ者コメント)
○松山市のHPで紹介されている最近の12事例は、すべて消火器を動かすか操作していた時の事故。
そこから考えると、今回も、置いていた消火器が突然破裂したのではなく、動かすなどしていたのかもしれない。
○ブログ者は昨年、9年前に購入した自宅用消火器を買い替えた。
屋内保管ゆえ、底部を含めた外面に錆びなどは全くなかったのだが、イザという時に使えなかったり、あるいは破裂することを心配してのことだ。
それ以上に、古い消火器は販売店が引き取るというキャンペーン中だったことが、買い替えの動機となった。
2013年11月1日7時30分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
千葉県柏市の清掃工場「市南部クリーンセンター(CC)」の焼却灰を運ぶコンベヤー付近で10月22日に小規模の爆発があり、市が炉の稼働を停止していることがわかった。
何らかの理由で発生したガスに引火したのが原因と見られ、市はプラントメーカーに詳細な原因調査を依頼している。
市によると、22日午後5時半ごろ、生ごみの焼却灰を炉から移送するコンベヤー付近で爆発があった。
灰の飛散を防ぐのを目的にコンベヤーを囲っている鉄製カバーの長方形のふた数枚(1枚長さ約1.5〜約2m、幅約1m)が爆風で外れ、作業用歩道に落下した。
爆発は、2005年の操業以来初めて。
放射性物質を含んだ灰の一部が付近で舞い上がったが、建物は密閉されており、外部への飛散はないという。市職員が計測した付近の空間放射線量は、0.1〜0.04マイクロシーベルト。灰に含まれる放射性物質の濃度は、1kg当たり200ベクレルと推定している。
市は「爆発時、数人の職員は中央制御室にいて、爆発のあった場所は無人だった。外部への放射能の影響もない」としている。
周辺住民には29日に回覧板で通知しており、1日には住民代表らに原因と対策について説明する。
市は「早急に操業を再開したい」としている。
出典URL
http://mainichi.jp/select/news/20131101k0000m040164000c.html
2013年11月2日付で毎日新聞千葉版から、原因に関する下記趣旨の記事がネット配信されていた。
市とプラントメーカーは、1日の市第2清掃工場委員会の臨時会で、事故原因について「水素ガスが滞留し静電気で着火した可能性がある」との見解を示した。
灰ピットに設置されている大型換気扇だけでは換気が不十分だったとみられ、換気扇以外の対応をしなかった点について「適切ではなかった」と謝罪した。
事故は、焼却灰をピットまで運ぶコンベヤー付近で爆発。鉄製カバーとボルトで接合されたふたが爆風でめくれ、カバー側面や底、加湿器のふたが変形した。
ガスについては「灰に金属アルミニウムが含まれた場合、アルカリ水中で水素ガスを発生する」として、主灰加湿機の水槽部で発生したとの見方を示した。
市側は今後、溶融炉前処理で使う集じん機の運転や通気管の設置でガスの排出を良くするとともに、圧力計やガス検知管で排気状態を確認する対策を示し、了承された。
出典URL
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20131102ddlk12040186000c.html
一方、2013年11月2日付で朝日新聞ちば東葛版(聞蔵)からは、原因に関する、若干ニュアンスの異なる下記趣旨の記事がネット配信されていた。
市によると、灰を湿らす過程で水素ガスが発生し、静電気で着火、爆発した可能性がある。
これまでに爆発事故の発生はなく、今後は水素ガスが滞留しないよう、コンベアー内の空気の流れを円滑にするという。
2013年11月1日付で朝日新聞北海道版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
日高振興局西部総合庁舎(平取町)の灯油タンクから、最大で550ℓの灯油が流出したと、同振興局が31日、発表した。
老朽化した地中配管から漏れたとみられる。
隣接の小学校などへの影響は確認されていないが、同振興局は、周辺の土砂の入れ替えを始めた。
同振興局によると、10月11日に残量約450ℓの灯油タンクが空になっていたため、盗難の疑いがあるとして、警察に被害届を出した。
盗難防止用器具を設置した後の25日に100ℓを給油したが、28日に再びタンクが空になり、調べたところ、地中配管からの灯油の漏れを確認したという。
(ブログ者コメント)
北海道では、ホームタンクから灯油が抜き取られる窃盗事件が多発している。
タンクが空になっていたら、まず第一に漏洩を疑う・・・それは内地の人間の発想で、北海道の人は条件反射的に盗難に結び付けて考える?・・・ということだったのかもしれない。
もしそうだったとすれば、これ、一種のヒューマンエラーだ。
2013年10月31日付で読売新聞北海道版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
洞爺湖町教育委員会は30日、町立虻田中学校(生徒167人)2年B組の教室で8日、古い蛍光灯のコンデンサー(蓄電器)が破裂し、中に入っていた有害物質のポリ塩化ビフェニール(PCB)の液体が生徒数人の頭や衣服にかかる事故があったと発表した。
これまでに健康被害の報告は受けていないという。
町教委によると、事故は6時間目の午後2時45分頃、道徳の授業中に起きた。
「バン」という破裂音とともに蛍光灯の反射板が落下し、茶色い液体が降り注いだ。
教諭は生徒を保健室に連れて行き、頭や衣服を洗った。
この時点で、教諭は液体がPCBと分からなかったが、学校側から連絡を受けた町が、電気事業者に蛍光灯の点検を依頼したところ、25日になってコンデンサーにPCBが使われていることが分かった。
その後の調査で、校内ではほかにも同型の蛍光灯器具が5個見つかり、いずれも30日までに交換した。
道教委は、PCBを使った照明器具は国の通達に基づき「原則、2001年度末までの交換」を市町村教委に周知しており、町教委は撤去されていなかった原因を調べる。
綱嶋教育長は記者会見で「生徒や父母に迷惑をかけて申し訳ない」と話した。
道教委は「PCBを使った照明器具のある小中学校はないと認識していたので、今回の件は遺憾だ。再発防止に向けて指導を徹底する」とした。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/news/20131031-OYT8T00057.htm
また、2013年10月31日付の北海道新聞紙面に、やや詳しい下記趣旨の記事が掲載されていた。
コンデンサーが破裂し、真下の生徒3人に飛び散った。
吊り下げ型の蛍光灯から爆発音がし、中央のⅤ字形の反射板と一緒に、異臭を放つPCBが混入した液体がこぼれ落ちた。
生徒のうち1人は左目周辺に痛みを感じ、病院で手当てを受けたが、軽傷という。
同校では国の通達を受け、同年1月に交換していた。
(ブログ者コメント)
2001年当時の点検漏れだった可能性がある。
もしそうだったとすれば、一度点検から漏れたものは、その後、確認しようがなく、危険な状態のまま破裂に至ったということかもしれない。
(2013年11月13日 修正1 ;追記)
2013年11月9日8時15分にNHK北海道NEWS WEBから、教室などからPCBが検出されたので洗浄のため休校したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
教室や廊下の床からPCBが検出されたため、町は中学校を臨時休校にして洗浄作業を始めた。
この事故は、先月8日、洞爺湖町の町立虻田中学校で、2年生の教室に設置された蛍光灯器具が破裂し、部品に使われていたPCBが飛び散って3人の男子生徒の頭や服にかかったもの。
これまでのところ、健康被害は確認されていない。
町によると、先月30日に採取した中学校の水と空気、それに床についてPCBの検査を行ったところ、教室や廊下など、あわせて4か所の床からPCBが検出されたという。
検出された濃度などはまだ分かっていないが、町では中学校を臨時休校にして床の洗浄作業を始めた上で、生徒と教職員全員の上靴を交換することにした。
洞爺湖町の綱嶋教育長は、「洗浄作業を終えたらふたたび床を検査し、安全が確認されればすみやかに学校を再開したい」と話している。
町では、安全が確認されるまで、虻田高校の空き教室などを借りて中学校の授業を行うことにしている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20131109/5908581.html
(2013年12月2日 修正2 ;追記)
2013年11月30日12時15分にNHK北海道NEWS WEBから、再調査した結果、道内の小中学校から計252台が見つかったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
道教委は、先月、洞爺湖町の中学校で教室の蛍光灯器具が破裂し、部品に使われていたPCBが飛び散って生徒にかかった事故を受けて、同じような器具が使われていないか、緊急に調査した。
その結果、8つの市町村にある10の小・中学校で、252台のPCBを使用した照明器具が使われていたことがわかった。
使用されていた器具は、洞爺湖町の事故のあと、すべて撤去されているという。
道教委は10年以上も前に、PCBを使用した照明器具を撤去するよう指示し、過去に行った調査では、すべて撤去されたと報告を受けていたという。
道教委は「PCBを使用した照明器具が見つかったことは遺憾で、今後とも学校施設での子どもの安全確保に努めていきたい」としている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20131130/3438451.html
2013年10月29日21時11分にNHK佐賀から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
29日午後3時ごろ、鳥栖市あさひ新町の農業用の配水管を地下に埋めるための工事をしていた現場で、地面に掘った溝の中で作業をしていた土木作業員の男性(62歳)が突然、崩れてきた土砂の下敷きになった。
男性はおよそ20分後に駆けつけた救急隊に助け出され、病院に運ばれたが、およそ2時間後に亡くなった。
警察によると、男性がいた溝は、幅がおよそ1m50cm、深さがおよそ3mあり、当時は土砂が崩れ落ちないように側面に鉄板を打ち込む作業をしていたという。
工事は、農業用の配水管を450m余り延長するために県が発注した工事で、県によると、8日前から工事が始まっており、事故当時は、亡くなった男性を含めて3人が現場で作業にあたっていたという。
警察では、事故当時の状況を詳しく調べるとともに、作業手順に問題がなかったかについても、調べることにしている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/saga/5085652482.html?t=1383083958811
また2013年10月30日付で佐賀新聞から、若干ニュアンスの異なる下記趣旨の記事が、現場の写真付きでネット配信されていた。
同僚らがすぐに助け出したが、出血性ショックのため約2時間後に搬送先の病院で死亡した。
警察などによると、男性は掘削した穴の壁面が崩れないよう鉄板を設置する準備をしていたところ、壁面が路面のコンクリートごと幅3~4mにわたって崩れたという。
当時、現場には元請けの建設会社の現場監督と男性ら下請け作業員2人がいた。
現場監督は「崩落するとは思っていなかった。掘削した穴周辺の状況が十分把握できておらず、予測できなかった」と話した。
現場は、JR鹿児島線の線路わき。
出典URL
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.2573301.article.html
(2014年1月11日 修正1 ;追記)
2014年1月9日付で朝日新聞佐賀全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
佐賀労基署は7日、建設会社「K土木」と現場責任者の男性(52)を労安法違反容疑で書類送検した。
昨年10月29日、鳥栖市下野町で農業用水路の配管工事中、深さ3mの溝内で作業していた男性作業員(当時62)が崩れた石の下敷きになり死亡した事故で、作業現場に土砂の崩落を防ぐ矢板などを設置していなかった疑い。
2013年10月30日11時30分にテレビ大分から、10月30日付で朝日新聞大分全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
29日午前、鶴崎工業高校1階の電気機器工作室から火が出た。
別棟で授業を受けていた生徒が気付き、教員が消火器で消し止めた。
窓ガラス2枚が割れ、棚などが焦げたが、けが人はいなかった。
火元となったのは充電中だったリモコンロボット用の3つのリチウム電池の1つで、警察などのその後の調べで、出火原因は残量不足の可能性が高いことが分かった。
このリチウム電池は高い電圧に弱い特殊なもので、規定の残量(9.9Ⅴ以下)以下で充電した場合、高い電圧に耐え切れず発火の恐れがあるが、火元となった電池の残量はそれを下回っていた。
しかし、その規定を知らなかった電気部の生徒が、ロボット競技会に向けた練習を終えたあと、3つのうち1つを残量8Ⅴで充電していたということで、警察では電池の取り扱い状況などについて詳しく調べることにしている。
出典URL
https://www.tostv.jp/news/index.php?nno=14178
(ブログ者コメント)
「規定を知らなかった生徒が・・・」という報道から推察するに、充電器には「9.9Ⅴ以下充電禁止」といった表示がなかったのかもしれない。
もし表示があれば、防げた事故だったかも。
2013年10月28日20時26分にNHK高知から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
28日夕方、高知市で住宅など7棟が焼けた火事で、警察のこれまでの調べで、火の出た家の住民が当時、車に入れるガソリンをポリタンクに移す作業をしていたと話していることがわかった。
警察で、詳しい状況を調べている。
この火事は、28日午後4時20分ごろ、高知市南竹島町の会社員の男性(61)の住宅から火が出て、木造2階建ての住宅1棟およそ95m2と、隣り合う住宅1棟が全焼したほか、近くの住宅やアパートなどあわせて5棟の一部が焼けた。
この火事で、男性と四男が、腕や足などに大やけどを負って、病院で手当てを受けている。
警察のこれまでの調べによると、男性は当時の状況について、「会社から金属製の缶に入れて持ち帰ったガソリンを、車に給油するためにノズルの付いたポリタンクに移す作業をしていた」と話していることがわかった。
警察では、ガソリンに何らかの火が引火したものとみて、当時の詳しい状況について調べている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/kochi/8015593341.html?t=1382995191903
(ブログ者コメント)
静電気ブラシ放電が着火源だった可能性がある。
ブラシ放電や典型的な火災事例については、以下の記事参照。
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/18/
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/20/
2013年10月29日2時7分にmsn産経ニュース滋賀から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
28日午前9時ごろ、高島市安曇川町下古賀、元金箔製造会社の敷地内から出火し、鉄骨平屋建ての建屋1棟500m2を全焼した。けが人はなかった。
警察によると、この会社は廃業し、敷地内では建屋の解体作業が行われており、警察は、重機で建屋を壊した際に発生した火花が引火したとみて、詳しく調べている。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/region/news/131029/shg13102902070003-n1.htm
2013年10月28日13時29分にNHK岡山から、10月29日付で毎日新聞岡山版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
28日午前4時すぎ、倉敷市にあるJFEスチール西日本製鉄所の工場で、下請け会社の18歳の作業員の男性がベルトコンベアに挟まれているのを、同僚の男性が見つけた。
男性は倉敷市内の病院に運ばれたが、まもなく死亡した。
警察によると、この作業員は27日夜11時ごろから鉄くずなどを運ぶベルトコンベアの点検作業を1人で行っていたという。
工場内の監視室にいた同僚の男性が、ベルトコンベアに負荷がかかっている信号が送られているのに気づき、別の同僚が駆けつけたところ、作業員がベルトコンベアとローラーの間に挟まれていたという。
警察で当時の状況を詳しく調べるとともに、作業に問題がなかったか調べることにしている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/okayama/4025603911.html?t=1382995095457
http://mainichi.jp/area/okayama/news/20131029ddlk33040578000c.html


















その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。