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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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20131229133分に朝日新聞から、「使えるのかこの防災伝承集、消防庁サイト公開、中身は・・・」というタイトルで、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

「津波てんでんこ」を始め、東日本大震災をきっかけに見直される防災の教え。
総務省消防庁も全国の言い伝えを集めてネット上で公開しているが、中身は裏付けのある警句から、怪しいおまじないまで玉石混交だ。
一度は公開を中止するなど、取り組みも一貫せず、「お役所仕事」ぶりが際だっている。

《教訓を個々人に認識していただき、防災意識高揚に役立てていただくとともに、防災教育用の教材としての活用が図られることを期待しています》
消防庁のサイト「全国災害伝承情報」の趣旨説明だ。
北海道から沖縄まで、47都道府県に伝わる教訓797件が「防災に関わる言い伝え」のコーナーに掲載されている。

たとえば、《地震のときは竹やぶに逃げろ》は各地に伝わる。竹やぶは地中に根が張り巡らされ、安全と考えられた。《異常な引き潮、津波の用心》《川沿いを逃げると危険》はそれぞれ、過去に津波被害が繰り返された宮城県、岩手県の言い伝え。東日本大震災でも伝承の正しさが実証された。
《アシナガバチの巣の位置が下の方にあるときは台風が多い》(神奈川)、《デイゴの花が例年より多く咲く時は台風が多く発生する》(沖縄)など、動植物にまつわるものも多い。

一方で、《地震のときマンダラッコ、マンダラッコと唱えるとよい》(神奈川)、《台風のとき、鎌の刃先を南東に向けて木に縛りつけ、拍子木を強く打ちながら「ホーイ、ホイ。ホーイ、ホイ」と叫ぶ》(愛知)など、教訓というよりおまじないの類いもある。
《タンクローリー横転事故でLPガス漏れの恐ろしさが一部に伝わっていた》(兵庫)など、もはや伝承と言えないものや、《奈義町ホームページを参照》(岡山)と書いただけの不親切な記述まで登場する。

これらの情報は、消防庁が2004~06年度に都道府県の防災担当部局に報告を求めたものだ。
災害の種類や特徴、時代によって分類したり、科学的根拠を判断したりせずに、都道府県順に「あえてそのまま並べて公開している」(同庁防災課)という。

ネット上で最初に公開したのは07年6月。津波のときはてんで(ばらばら)に逃げるよう伝え、東日本大震災後、全国に知られるようになった《津波てんでんこ》も紹介されていた。
だが、10年3月にサイトは閉鎖。復活したのは、大震災後の11年7月だ。

防災・危機管理ジャーナリストの渡辺実さんはサイトの内容にあきれた。
「役人がやっつけ仕事でとにかくまとめたというレベル。誰に、どう活用してもらいたいのかが分からない。国の依頼を受けた都道府県側も形式だけ整えていい加減に答えたのだろう。大切な伝承を伝えようとする工夫がないのが残念だ」

なぜ、こうした言い伝えを集めたのか。
同庁の担当者は「子供たちへの防災教育への活用を目指している。使いにくいという指摘や、無駄な羅列が多いとの批判は真剣に受け止める」と答えた。
とはいえ、サイトのアクセス数や反響を一切把握しておらず、今後、改善するかどうかも未定だという。

これに対して、動物の持つ能力を研究する麻布大獣医学部の太田光明教授は「自然災害と動物の異常行動に何らかの関係があるのは明らかで、そうした観点からも事例には興味深いものもある。だが、人々に関心を持たせたりするなど、活用につながっていなければ意味がない」と指摘する。

出典URL

http://www.asahi.com/articles/ASF0TKY201312250020.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

○消防庁の当該サイトは下記参照。

http://www.fdma.go.jp/html/life/saigai_densyo/

 

当該情報は6つの資料から構成されており、『防災に関する「言い伝え」』は2番目。

中味を見てみたところ、「言い伝え」欄の横に「趣旨・ポイント」欄、「出典」欄が設けられており、朝日新聞では辛口批評となっているものの、資料として、これはこれでよいのではないだろうかと感じた。

 

○本ブログで紹介している事故情報も、朝日新聞指摘に通じるところがある。

というのは、紹介する事故情報の多くは原因不明につき、ストレートに活用にはつながらないからだ。

 

その点を考慮し、ブログ者は、可能な範囲で気付き点などをブログ者コメントとして付記するようにしているが、中には的外れのものもあろうことだし、活用というレベルにまでは達していないかもしれない。

 

ただ、情報というもの、受け手側で活用方法を考えることも大切。

不要な情報は捨て、役に立つと思う情報だけを参考にする、そのための材料をブログ者は提供しているつもりだ。

入手した情報を玉とするか石とするか、それは受け手次第だ。

 

○とまあ・・・そういったことを考えさせられた、これは1年のブログを締めくくるのに、ちょうどよい情報だった。

 

 

 

 

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魚田慎二
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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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