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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2012年8月31日12時19分にNHK福岡から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
おととし、福岡空港で韓国の旅客機が、管制官の許可なく滑走路に入り、到着機が着陸をやり直したトラブルで、国の運輸安全委員会は、パイロットが管制官から滑走路手前で待機するよう指示されたのに「待機」という言葉を聞き逃し、管制官もパイロットへの再度の確認を怠ったことが原因だとする報告書を公表した。

このトラブルは、おととし12月、福岡空港で、韓国のエアプサン機が管制官の許可なく滑走路に入り、日本航空の到着機が着陸をやり直したもので、国の運輸安全委員会が、重大な事故につながりかねないとして調査していた。

報告書によると、管制官はエアプサン機に対し、滑走路手前で待機するよう指示したが、パイロットは「待機」という言葉を聞き逃し、離陸が早まったと勘違いして滑走路に進入した可能性が高いとしている。
また、パイロットは管制官の指示をそのまま復唱することになっているが、当時、パイロットは「待機」という言葉を復唱せず、管制官もそのことに気づかず、確認を怠ったという。


このため報告書は、管制官がパイロットの復唱に誤りがないか確実に確認すべきだったとしている。


出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/fukuoka/5014627931.html
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
復唱復命の徹底不足が招いた事例として紹介する。
報告書中、ポイントとなる記述は下記。

 
タワーは「HOLD SHORT OF RUNWAY 34 VIA W8」の指示に対するA機の副操縦士の復唱が、後半の「RUNWAY 34 VIA W8」のみであったにもかかわらず、復唱の確認を行っていないことから、何も疑問を持たずにA機が自分の指示どおりに滑走路手前のW8で待機をすると認識していたものと推定される。

復唱の確認は、自分が指示した内容と復唱された内容を比較し、同じであることを確認することであり、管制官は、常にそのような意識を持って復唱の確認を行う必要がある。
本重大インシデントの場合、「HOLD SHORT OF」は待機指示を意味する用語であり、復唱にこの内容を意味する用語が含まれて
いることを確実に確認すべきであった。
 
管制官に対しては平成19年10月、復唱確認等に関して周知されたところであるが、再度徹底する必要がある。

 
[平成19年周知内容]

(1) 復唱の確認の重要性を再認識し、また、復唱の誤りに対して十分注意するとともに、必要な場合に速やかに訂正・再確認等の対応を行うこと。
  (平成19年10月22日付け「航空管制におけるパイロットからの復唱の確認の徹底について」)

(2) 復唱の誤りがある場合はもちろん、復唱が不明瞭である場合その他疑義がある場合には、復唱の確認を確実に行うこと。
管制指示等を発出する際、状況に応じ有益な情報を付すことにより、当該管制指示に係るパイロットの理解がより深まることを認識するとともに、特に、管制指示「HOLD SHORT OF RUNWAY」(滑走路手前で待機)は、意思疎通に齟齬が生じると安全上の問題に直結する指示であるので、到着機等の情報提供をより積極的に行うこと。
  (平成19年10月31日付け「管制指示に関する復唱の確認及び情報提供等について」
 
事故報告書URL
http://jtsb.mlit.go.jp/jtsb/aircraft/download/pdf/AI12-6-1-HL7517-JA8998.pdf
 
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2012年9月2日付で河北新報から、また9月1日17時19分にヤフーニュース(時事通信)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
仙台市消防局は1日、8月31日夜に宮城県沿岸に津波注意報が出た際、市沿岸部を中心に設置している屋外拡声装置などが、約1時間半作動せず、放送されていなかったと発表した。
消防局内の音声放送機器の電源が切れたままで、職員が気付くのが遅れたという。


同局によると、音声が放送されなかったのは、宮城野、若林、太白区の津波警戒区域などに設けている屋外拡声装置27基と、消防団長や町内会長の自宅に備えている戸別受信機104台。

フィリピン沖の地震に伴い8月31日午後10時7分に津波注意報が出た後、消防局は午後10時10分から午後11時26分まで6回、「海岸線や河口から離れてください」などの音声を送る操作をしたが、実際には放送されなかった。
青葉区の市消防局消防情報センターにいた職員が放送されていないことに気付き、午後11時46分に別の装置から津波への注意を呼び掛ける音声を放送。津波注意報は1日午前0時10分に解除され、解除を伝える音声も放送した。


消防局が原因を調べた結果、音声放送機器の高さ約1mにある押しボタン式の電源ボタンがオフになっていたことが分かった。人や物がぶつかるなどして切れたとみられるという。今後は電源のボタンにプラスチックのカバーを付けて再発を防ぐ。

記者会見した同局の防災担当参事は「重大なミスでおわびする。職員の研修を充実させ、再発の防止を徹底する」と話した。


出典URL
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/09/20120902t13015.htm
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120901-00000085-jij-soci
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
同じような事例が、過去に何回も起きている。
人や物がぶつかりそうな場所にある大事なスイッチには、カバーするとか位置を変えるなどの対策をしておくことだ。
 

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2012年8月31日19時23分にNHK福島から、9月1日9時22分に福島民報から、また9月1日付で福島民友から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
31日午後3時ごろ、三春町にある「N化学工業」の福島第二工場で爆発が起きた。
警察などによると、この事故で61歳と35歳の従業員の男性2人が顔や両脚などに大やけどを負って病院で手当てを受けているが、いずれも意識はあるという。


警察などによると、薬品製造で出る廃液を一時的に保管するタンク(直径3.5m、高さ5m、容積40m3)を洗浄するために、点検口の直径約60cmの蓋を開けようとして、61歳の男性が蓋を止めてあったボルトをガスバーナーで焼き切ろうとした時に、突然、爆発が起きたという。
タンクは廃棄予定で屋外に置かれ、老朽化して、蓋が外れにくくなっていたという。
作業は4人で行っており、35歳の男性は点検口の近くにいて巻き込まれた。他の2人にけがはなかった。

警察では、ガスバーナーの火花がタンク内にあった可燃性のガスに引火したものと見ている。

N化学工業は東京に本社があり、福島第二工場では、医薬品の製造などに使われる化学薬品を製造している。
警察は、作業の安全管理に問題がなかったかどうかなど、詳しい状況を調べている。

 
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/fukushima/6054684241.html?t=1346453289611
http://www.minpo.jp/news/detail/201209013407
http://www.minyu-net.com/news/news/0901/news6.html
 
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2012年8月31日19時15分にNHK新潟から、8月31日12時4分にmsn産経ニュースから、また8月31日付で新潟日報から砲弾の写真付きで、9月1日付で毎日新聞新潟版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
31日午前9時半ごろ、上越市にある大平洋特殊鋳造・直江津製造所の敷地内で、ガスを流すパイプを敷設するためショベルカーで掘削作業をしていた作業員が、深さ約1.5mほどの地中に埋まっている爆弾を見つけた。重機で削り取った土砂をダンプに載せた際、紛れ込んでいたという。
警察によると、爆弾は長さ1mあまり、直径18cmの円筒状で、陸上自衛隊の調査の結果、旧日本軍の50キロ爆弾だったことがわかった。


爆弾は信管が無く、爆発することはないことがわかったが、警察では、一時、現場から半径100mを立ち入り禁止とした。
このため、現場から400mほど離れた古城小学校でも、一時、全校児童46人が、近くの佐渡汽船ターミナルの建物内に避難した。
校長は、「こんなに近くで不発弾が見つかったのは驚いたが、子どもたちは怖がることもなくスムーズに避難できた」と話していた。


爆弾は、陸上自衛隊朝霞駐屯地で処理されるという。


出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/niigata/1034677941.html
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120831/dst12083112060008-n1.htm
http://mainichi.jp/area/niigata/news/20120901ddlk15040142000c.html
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/pref/39496.html
 


(ブログ者コメント)

新潟日報配信の写真を見たが、土に混じっていて見分けにくい。
気付かないまま、どこかに運ばれるケースも、ママあるのかもしれない。




(2012年10月2日 修正1 ;追記)

2012年9月26日22時32分にNHK新潟から、今度は砲弾が見つかったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

26日午後2時すぎ、上越市の太平洋特殊鋳造・直江津製造所で掘削作業をしていた人が、長さ1m、直径18cmほどの砲弾のようなものを見つけた。

警察では、現場の半径100mを立ち入り禁止にして自衛隊に確認を求めた結果、今回の砲弾にも信管がなく爆発する恐れもないとわかり、25日午後8時半に自衛隊が回収し、規制を解除した。

この工場では、先月にも、今回の場所から1mほど離れたところで旧日本軍の50キロ爆弾が見つかっている。


出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/niigata/1035300661.html

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2012年8月31日15時8分にNHK札幌から、また8月31日付でSTVから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
31日午前9時すぎ、札幌市白石区菊水のマンションの建設工事現場で、作業員が仮設の電気を引っ張るのに地面を掘っていたところ、深さ60cmほどのところから砲弾のようなものを見つけ、警察に通報した。
警察は、現場から100mの範囲の住民を避難させるとともに、陸上自衛隊に処理を依頼した。

警察によると、見つかったのは長さ23.5cm、直径6cmのアメリカ軍の迫撃砲弾で、信管が入ったまま腐食していたという。
午前11時すぎ、自衛隊が現場から回収した。


現場は札幌市の中心部に近い住宅地で、近くには幼稚園や高校などもあり、道路の通行が規制されるなど、一時、騒然としたという。
この工事現場には、以前、廃品回収などを行う会社の廃棄物の保管場所があったということで、警察で詳しい経緯を調べている。


出典URL
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20120831/4676601_20120831150839_e69cade5b98ce381aee5b7a5e4ba8be78fbee5a0b4e381a7e7a0b2e5bcbee8a68be381a4e3818be3828b.html
http://www.stv.ne.jp/news/index.html
 
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2012年8月30日付で毎日新聞千葉版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
コスモ石油千葉製油所で爆発火災やアスファルト漏えいなどの事故が相次いでいることを受け、市原市消防局は29日、同製油所に立ち入り検査することを決めた。

来月28日までに延べ140人体制で計13回の立ち入り検査を行い、施設の維持管理状態や安全体制などを確認する。
市がこうした立ち入り検査を行うのは極めて異例という。


同製油所では、昨年3月11日の東日本大震災発生直後に液化石油ガスタンクが爆発、炎上。周辺住民約1000人が避難したほか、鎮火までに10日かかる大規模火災となった。
さらに今年6月28日には、タンクからアスファルト約437kℓが漏れ、一部が海上に流出した。


市消防局は、「重大事故が多く、周辺住民の不安も払拭できていない」として、消防法に基づき、立ち入り検査の実施を決定。
「安全対策を徹底してもらうため、今後も行政の立場で踏み込んでいきたい」と話している。

 
出典URL
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20120830ddlk12040223000c.html
 


(2012年12月21日 修正1 ;追記)

2012年12月14日付の千葉日報紙面に、立ち入り検査結果が下記趣旨で掲載されていた。

コスモ石油千葉製油所への消防の立ち入り検査で、消火設備の老朽化など801項目にも及ぶ不備が見つかったことが13日分かった。
同社は、消防法違反として改修命令も受けた。
同市消防局によると、1事業所への指摘内容と項目数としては、極めて異例。

消防法、石災法に基づく検査は、8月29日から延べ15日間にわたり、製造施設や屋外貯蔵タンク、屋外給水栓や消火栓、事務所など、計360施設を対象に実施された。

801項目にも上った指摘事項のほとんどは、火災発生時に消防車両へ水などを供給する屋外給水栓や消火栓の老朽化。金属管の維持管理が適切でなく、腐食、漏水も見つかった。

消防は、給水圧で管が破裂して機能しなくなる可能性もあるため、一部は石災法違反として10月に市長名でコスモ石油に改修命令を出し、他も消防法上の指摘事項として改善を求めた。

命令では早急な改修を求めているが、多数のため、同社は計画を立てて進める方針とみられる。




(ブログ者コメント)

大きな事故が続いたということで、消防も念入りに検査したのかもしれない。
細かい点まで入れての801項目ということかもわからないが、それにしても多すぎる気がする。
過去の保全不徹底のツケが一度にまわってきた・・・そんな背景でもあるのだろうか?


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2012年8月30日12時47分にNHK金沢から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
今月、金沢市と野々市市のJAグループの2つの小売り店で販売された玄米にねずみ駆除剤が混入していた問題で、他にも駆除剤が混ざったまま出荷された玄米がある可能性があることが30日わかり、玄米を販売した全農石川県本部では問題の米の回収を急いでいる。
 
ねずみ駆除剤が混入していたのは、
▽今月9日から24日にかけて金沢市専光寺町のJAグリーン金沢店
▽今月14日から17日にかけて野々市市粟田のAコープ富奥店
で販売された「ほほほの穂」
という品種の玄米。

同本部によると、この玄米は、去年、羽咋市で収穫されたもので、2つの店であわせて210kgが少なくとも103人に販売されたという。

混入したねずみ駆除剤は赤い米粒ほどの大きさで、「ワルファリン」という、ねずみ駆除剤や医療用の血液凝固防止剤に使われる成分が含まれているが、同本部によると、継続的に摂取しないかぎり健康被害が生じる可能性は低いという。

同本部によると、この米を生産した農家が作業小屋で市販のねずみ駆除剤を使用したところ、駆除剤の粒が米の乾燥機かもみすり機に入り、米と混ざったのではないかという。
この農家は去年、問題の玄米を含めて30kg入り袋で、あわせて158袋出荷していて、同本部や県内外の3つの卸売業者を通じて販売されたという。
流通先などは現在、調査中だという。


同本部では、問題の玄米を購入した客に連絡をとったり、販売した店に張り紙をしたりして回収を急いでいる。


出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/kanazawa/3024640151.html?t=1346364534688
 
 
より詳しい状況は、8月31日3時2分に北國新聞から、以下のとおりにネット配信されている。
http://www.hokkoku.co.jp/subpage/H20120831102.htm
 
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2012年8月30日15時40分に京都新聞から、8月30日21時43分に読売新聞から、8月31日2時25分にmsn産経ニュース滋賀から、8月31日3時0分に朝日新聞デジタルから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
近江鉄道が鉄軌道上に7月下旬に散布した除草剤が周辺の水田に広がり、稲穂が枯れる被害が出ていることが30日分かった。
同社の調査で一部の稲穂から基準値を上回る農薬を検出した。
滋賀県は、いずれも収穫前のため、市場には流通していないとしている。

関係者によると
、被害面積は彦根市や東近江市、近江八幡市などの沿線数十ヘクタールに及ぶとみられる。

同社などによると、除草剤散布は毎年行っており、今年は7月9~31日、委託業者が全長約60kmの全線で実施した。
8月4日以降、農家から「沿線の水田で稲穂の先が枯れている」などの苦情や相談が近江鉄道に寄せられた。
同社が調べたところ、
稲穂から、除草剤に含まれる「テブチウロン」が、食品衛生法の基準値(玄米)の4倍余りにあたる0.09ppm検出された。
 
県は被害農家にコメの出荷自粛を求めた。健康への影響はないという。
 
施工業者のカーリット産業(本社・渋川市)によると、トラックに積んだタンクからホースを延ばし、下向きのノズルで薬剤を吹きつける方法で、風速3m以下のときに作業したという。
過去にも同鉄道やJR西日本から同様の方法で請け負い作業をしたが、問題はなかったとしている。

 

出典URL
http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20120830000080
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120830-OYT1T01183.htm
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120831/shg12083102250001-n1.htm
http://www.asahi.com/national/intro/OSK201208300214.html?id1=2&id2=cabcaidb
 


(2012年9月13日 修正1 ;追記)

2012年9月7日22時54分にNHK滋賀から、除草剤を例年より高い位置から多目に散布したことが原因か?といった趣旨の記事がネット配信されていた。

この問題を受けて、県が線路周辺の77の地点で農作物に残留する薬剤を調査した結果、基準値を超えていたのは線路から10mまでの範囲にある1か所だけで、線路から100mを超えた所では薬剤の成分は検出されなかったという。

近江鉄道は、被害が出た原因として、薬剤の散布作業が例年より1か月ほど遅れたため雑草が伸びてしまい、除草剤を例年より高い位置から多めにまいたことが考えられると説明した。

近江鉄道は、線路から100mの範囲にある田んぼや畑の農作物をすべて買い取ることにしている。


出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/otsu/2064856791.html?t=1347058730466



(2012年9月27日 修正2 ;追記)

2012年9月25日19時1分にNHK大津から、今後への影響はないという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

この問題を受けて県は今月、被害を受けた2つの田んぼから土を採取して調査をした結果、薬剤の成分は検出されなかった。
また、その土で麦やかぶの種が育つかどうか実験をおこなったところ、9割以上が発芽したという。

県は、薬剤の散布から2か月がたち、土壌の中で分解が進んだため、今後の作付けに影響はないものとみられるとしている。

この結果を受けて嘉田知事は「今後、農家の皆さんには農作物の作付けを安心して進めてもらえると思います。消費者の皆さんも安心して近江米など滋賀県産の農作物を食べて欲しい」とコメントした。


出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/otsu/2065263981.html?t=1348606443914

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2012年8月31日付で毎日新聞九州版と読売新聞九州版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。また、現場写真付きの記事が8月30日21時20分に朝日新聞から、ネット配信されていた。
 
30日午後3時55分ごろ、北九州市の八幡東区役所で、鉄骨をつり上げていた大型クレーン車(65トン)が前のめりに倒れ、クレーンのアーム(長さ44.5m)部分がマンションの電源設備用倉庫を直撃した。
倉庫のコンクリート片が飛び散り、付近に駐車していた乗用車3台が損傷した。けが人はなかった。


警察は、車体の固定や作業手順、手法に問題がなかったか、クレーンを運転していた市内のクレーン車リース会社の男性作業員(61)ら関係者から事情を聴いている。

警察などによると、クレーン車は、区役所別館の耐震補強と外壁改修工事をしていた。
区役所北側の資材置き場から鉄骨(長さ約6m、重さ約1.7トン)をつり、アームを伸ばしながら約30m離れた工事現場まで移動させようとしていたところ、アームの伸ばし過ぎを知らせるブザーが鳴り、直後に前のめりに倒れたという。

クレーン車は総重量約40トン。最大65トンをつり上げる能力がある。
アームは10mから44.5mまで伸びるが、角度とつり上げる物の重さにより、一定の長さになるとブザーが鳴るという。
事故時は最長の44.5mまで伸ばしていた。


倒れたクレーン車のアーム先端とマンションは、約6mしか離れていなかった。
現場にはコンクリート片や車のガラス片などが散乱。電線数本も切断されたが、停電などの被害はなかった。

 
出典URL
http://mainichi.jp/area/news/20120831sog00m040004000c.html
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20120831-OYS1T00300.htm
http://www.asahi.com/national/update/0830/SEB201208300007.html
 
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2012831日付で朝日新聞遠州版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

30日午後3時50分ごろ、浜松市の浜松医科大学東棟の解体作業現場でコンクリートを切断する機械が壊れ、ちぎれたチェーンなどの部品が作業をしていたMカッター工業の従業員男性(39)の胸などに当たった。

 

警察によると、同僚らが同大学に運び込んだが、死亡が確認された。

 

 

 

(2013年9月24日 修正1 ;追記)

 

2013919日付で朝日新聞遠州版(聞蔵)から、関係者が書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

浜松労基署は18日、建設会社「フジタ」と同社の現場責任者(62)、3次下請けのMカッター工業と同社社長(39)を、労安法違反の疑いで書類送検した。

 

同署によると、Mカッター工業と社長は、飛散防止用の囲いを設けず、男性従業員にコンクリートの柱を切断させた疑いがある。

切断中に工具の部品が破損し、男性の胸を直撃。男性は死亡した。

 

フジタと現場責任者は、労災防止のための協議組織を設置しなかった疑いがある。

 

 

 

 

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2012年8月30日18時22分にNHK甲府から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
30日正午ごろ北杜市武川町の市の施設、武川コミュニティセンターの工事現場で、地下の配管付近で作業していた会社員の男性(38)が倒れているのが見つかり、病院に運ばれたが、まもなく死亡した。

また、救助しようとした57歳の男性も倒れて病院に運ばれたが、意識はあり、命に別状は無いという。

いまのところ有害な物質などは検出されていないということで、警察は、配管付近で作業中に男性が酸欠状態になった可能性もあるとみて、原因を調べている。

武川コミュニティセンターは図書館や会議室などを備えた北杜市の複合施設で、来年1月末の完成を目指して去年3月から工事が行われていた。


出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/kofu/1044651571.html
 
 
8月30日23時26分にANN NEWSからは、若干ニュアンスの異なる、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
1階の床下で作業していた男性従業員が倒れているのを別の従業員が見つけた。
男性を見つけた別の従業員も気分が悪いと訴えて入院中。
 
男性の顔には、血液中の酸素濃度が低下した際に見られる症状が出ていて、現場が酸欠状態だった可能性がある。
 
警察は、現場の安全管理体制に問題がなかったか調べている。

 
出典URL
http://news.tv-asahi.co.jp/news/web/html/220830069.html
 
 
8月31日付で朝日新聞山梨全県版(聞蔵)からは、より具体的な、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
朝から一人で、地下にあるトイレ配管ピットで電動ポンプを使って排水作業をしていた。
昼食の時間になっても姿を見せないことから同僚が探し、地下で倒れているのを見つけた。



(2013年9月27日 修正1 ;追記) 

 

20139252045分にNHK甲府から、926日付で毎日新聞山梨版から、926日付で朝日新聞山梨全県版(聞蔵)から、事故時のやや詳しい状況や関係者が書類送検されたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

去年8月、北杜市の建設工事現場の建物の地下で作業していた派遣労働の38歳の男性が酸欠で死亡した事故で、甲府労基署は、工事を行っていた甲府市の建設会社が安全確保の措置を怠ったなどとして、会社と58歳の現場責任者の男性を労安法違反の疑いで書類送検した。

書類送検されたのは、甲府市の建設会社、「H組」と事故が起きた現場の58歳の責任者の男性。


この事故は去年8月、北杜市の建設工事現場で建物の地下に貯まった水を抜き出すため、幅4m、奥行き5m、深さ1m40cmほどのピットの中で作業をしていた派遣労働の38歳の男性が酸欠で倒れ、まもなく死亡したもの。


狭い穴の中での作業は酸素が薄くなる危険性が高く、換気や酸欠の危険がある場所には立ち入り禁止表示するなどの措置が必要だが、現場ではそうした措置がとられていなかったなどとして、甲府労基署は会社と現場責任者の男性を労安法違反の疑いで書類送検した。 

 

出典URL

http://www.nhk.or.jp/lnews/kofu/1044790581.html?t=1380143038588

http://mainichi.jp/area/yamanashi/news/20130926ddlk19040147000c.html

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 
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2012年8月31日2時20分にmsn産経ニュース静岡から、8月30日15時55分に共同通信から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
30日午前10時45分ごろ、浜松市の東名高速下り線浜名湖サービスエリア付近の中央分離帯で、植え込みの剪定作業をしていた造園会社社員の男性(62)が、ごみ収集車後部の収集部分に巻き込まれた。男性は上半身を挟まれ、まもなく死亡した。

警察によると、当時、片側一車線を規制して作業員11人で作業していて、男性は切り取った枝を集め、収集車に入れる作業を担当していたという。
別の作業員が胸から上を挟まれ動かなくなっている男性に気付き、119番した。

警察では、男性が収集車後部の回転ボタンを押した際に、何らかの原因で作業服が引っかかり、収集部分の内部に引きずり込まれた可能性があるとみて、詳しい事故原因を調べている。

 
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120831/szk12083102210000-n1.htm
http://www.47news.jp/CN/201208/CN2012083001001524.html
 
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2012年8月31日付で朝日新聞山形版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
30日午前9時25分ごろ、村山市の市西部土地改良区千座川第1段揚水機場で、改修工事をしていた会社員の男性(29)が建物2階の吹き抜け部分から約10m下の1階コンクリート床面に落下、全身打撲で骨折の重傷を負った。
 
警察によると、男性は他の作業員2人と足場の鉄骨資材を2階から1階に下ろす作業中で、2階でクレーンなどの状態を確認していたという。
命綱などは、着けていなかったという。




(2012年10月28日 修正1 ;追記)

2012年10月26日付で朝日新聞山形版(聞蔵)から、当時の若干詳しい状況などが、下記趣旨でネット配信されていた。

村山労基署は25日、天童市の建築資材会社「M社」と同社の男性常務(51)を、労安法違反容疑で書類送検した。

同署によると、同社は、足場の設置工事をした際、手すりを設けるなどの安全策を講じず、約5mの高さの場所で資材の搬入作業をさせた疑いがある。

常務が現場を離れたすきに、男性作業員(29)が高さ約11mの別の場所から転落し、胸の骨が折れるなどの重傷を負ったという。

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2012年8月30日18時46分にNHK仙台から、また8月31日付の読売新聞からタンク外観写真付きで、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
仙台市宮城野区と南三陸町で震度5強の揺れを観測した地震から3時間半後の30日午前7時半ごろ、石巻市三河町にある製紙用薬品製造工場の鉄製のタンク(高さ10m、直径7m)から硫酸が漏れているのを、地震のあと、点検していた従業員が見つけた。
工場によると、漏れた硫酸はおよそ3000ℓと見られているが、タンクはコンクリートの防液堤で囲まれていたため、硫酸が敷地の外に流れ出ることはなかった。


タンクには地上から1mほどの高さの部分に3cmほどの亀裂が入っているのが見つかり、工場では塀の中にたまった硫酸を取り除いたあと、亀裂ができた原因を調べることにしている。

工場の担当者は「昨年の震災では無傷。タンクは設置して15年ほど経っているため、劣化による流出も考えられる。原因を慎重に調べたい」と話している。

工場を監督する石巻保健所では、工場から調査結果について報告書の提出を求め、管理に問題がなかったか調べることにしている。

 
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/sendai/6004652741.html?t=1346339380942
 
 
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読者の方から、「ツイッターボタンなどあれば、安全な環境づくりにより効果が出るのでは?」といったメッセージを頂戴しましたので、急遽、イチから勉強して、ブログ全体ならびに個別記事毎にボタンを設置しました。

提案いただいたmaさん、こういったボタンでよろしかったでしょうか?

御提案、有難うございました。

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2012年8月29日付で毎日新聞大阪夕刊版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
関西電力管内の火力発電所でクラゲの大量発生のために出力を25%以上落としたトラブルが、4月以降に50回も発生したことが分かった。
例年なら多くても数回程度で、専門家は「なぜ今年だけ多いのか分からない」と首をひねり、関電も「もう発生しないでほしい」とお手上げの様子だ。


関電によると、赤穂火力発電所2号機(60万KW)で今月10日、クラゲが大量発生して運転を停止した。7月27日にも同様の理由で運転を停止した。
トラブルは、大阪市の南港発電所2号機(60万KW)と同3号機(同)、姫路市の姫路第2発電所4号機(45万KW)と同5号機(60万KW)などでも発生している。


50回のトラブルには含まれないが、7月30日には再稼働したばかりの大飯原発3、4号機がクラゲに襲来され、短時間だがそれぞれ1.8%、1.3%の出力低下があった。

今シーズンのトラブルは、08年度の7件、09年度の1件、10年度の2件、11年度の0件に比べて、際立っている。

 
出典URL
http://mainichi.jp/area/news/20120829ddf001040011000c.html
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
ブログ者がかって勤務していた東京湾岸の工場でも、夏になると冷却用海水の取水口にクラゲが押し寄せ、都度、タグボートで蹴散らすなどの対策を実施していた。
しかし、それも年に数回あるかないか、といった程度。
4月以降に50回以上というのは、確かに異常に感じる。

 
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2012年8月30日付で朝日新聞埼玉西部版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
29日午後4時10分ごろ、川越市のY鉄工所で、従業員の男性(56)が崩れてきた鉄骨数本の下敷きになった。
男性は病院に運ばれたが、腰などを強く打っており、1時間後に死亡が確認された。
 
警察の調べによると、男性は1人でクレーンを操縦し、H鋼(長さ約3.5m、重さ500kg程度)を積み上げる作業をしていたところ、15本ほどが突然、崩れたという。

 
 
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2012年8月30日付で朝日新聞福島浜通り版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
29日午前10時半ごろ、東電福島第一原発4号機の西側敷地内で、復旧工事をしていた作業員の男性(47)が、高さ約3mの足場から転落した。
男性は、手首やかかとの骨が折れる重傷を負った。
 
警察によると、男性は当時、4号機の復旧作業に使うクレーンの土台を組み立てていた。
男性が土台から足場に飛び移ろうとしたところ、約3m下に転落したという。
 
この日は午前9時半から、東電の下請け企業の社員ら15人が土台の組立て作業をしていた。
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2012年8月29日22時2分にNHK松江から、また8月30日付で朝日新聞島根版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
29日午前7時ごろ、大田市の中国電力の電柱置き場で、トレーラーの荷台で電柱を降ろす作業をしていた会社員の男性(51歳)が誤って地面に転落し、落ちてきた電柱の下敷きになった。
男性は病院へ運ばれたが、全身を強く打っていておよそ2時間後に死亡した。


警察によると、男性は今朝トレーラーで13本の電柱を運び込み、荷台から転がしながら降ろす作業を1人でしていたという。現場には4人の同僚がいたという。
電柱はコンクリート製で長さは15m、重さは1.5トンだという。


警察では、近くでトレーラーを誘導していた男性から話を聞くなどして、当時の状況を詳しく調べている。


出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/matsue/4034619421.html
 
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2012年8月27日付で毎日新聞東京版夕刊から、また8月28日8時56分にmsn産経ニュースwestから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
山口県防府市の元准看護師Kさん(52)が中皮腫になったのは、病院で手術用のゴム手袋にまぶしていた粉末「タルク」に混入していたアスベスト(石綿)が原因だとして、山口労基署が先月、労災認定していたことが分かった。

医療現場での作業を原因とする看護師・准看護師の石綿労災認定は初めて。
外科や産婦人科などの現場では、かつてゴム手袋の再利用時にタルクが広く使われており、被害が拡大する可能性がある。

Kさんの労災補償請求を受け、厚労省で専門家らが協議し、同署が判断した。

Kさんは一昨年2月、中皮腫と診断された。
石綿との接点が分からなかったが、「中皮腫・アスベスト疾患・患者と家族の会」の会長が調査した結果、Kさんが81年から約5年勤務した産婦人科医院で、医師や助産師らの手術用手袋を洗って乾燥させた後、袋の中に入れてタルクをまぶしており、その粉が漂っていたことが分かった。
作業は1週間に1、2回あり、その際に石綿を吸い込んだとみられる。

大阪府内の外科医によると、約20年前まで多くの外科系の医療現場では、手術用手袋を洗浄した後にタルクをまぶして再利用していたという。ゴムの癒着防止などのためだった。
現在は手袋を再利用していない。
タルクが原因とみられる石綿関連疾患による労災認定は、ゴム製品製造の従事者や歯科技工士など全国で約15例ある。

Kさんは「原因がはっきりし、一つの道が作れてうれしい。同じような作業をしていた人たちに知って注意してほしい」と話した。

「中皮腫・アスベスト疾患・患者と家族の会」などによると、タルクは粉末状の鉱石で、製品が張り付かないようにするなどの用途で、ゴムや製紙、化粧品の製造現場で使われている。
昭和60年代にアスベストを含むベビーパウダーが問題になり規制が始まるまで、アスベストを多く含むものも使用されていたという。

 
出典URL
http://mainichi.jp/feature/news/20120827dde001040005000c.html
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/120828/waf12082809010006-n1.htm
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
□ブログ者が平成14年まで勤務していた工場でもタルクを使用していたが、アスベスト混入が問題になったという記憶はない。
アスベストの危険性があるのなら、業界団体経由などで情報が入ってきたと思うのだが・・・。
 
□気になって調べたところ、平成18年10月に厚労省が、緊急調査をしたところタルク製造33事業所のうち1事業所で石綿混入タルクを製造していた、と発表されていた。
このことからみると、その頃に問題がクローズアップされたのかもしれない。

http://www.mhlw.go.jp/houdou/2006/10/h1016-3.html
 
□ベビーパウダー問題以降の経緯は、日本タルク㈱のHPに詳しく掲載されていた。
http://www.nippon-talc.co.jp/asbestos.html
 


(2013年5月28日 修正1 ;追記)

2013527150分に毎日新聞から、同日2141分に読売新聞から、東大阪市の元看護師が2例目として労災認定されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

東大阪市の元看護師、Tさん(当時68歳)が中皮腫で死亡したのは、医療用ゴム手袋を再利用するため、付着させていた粉末のタルクに混入していたアスベストを吸ったことが原因として、東大阪労基署が労災認定していたことが27日、関係者への取材で分かった。

外科や産婦人科では、かつて広くタルクが使われており、「中皮腫・アスベスト疾患・患者と家族の会」は看護職の最大組織・日本看護協会に注意喚起を強く申し入れる。
同様の作業を巡って看護師が労災認定されるは山口県の元准看護師に次いで2例目。

Tさんは1965年から看護師として勤務。83〜95年、東大阪市の病院で、消毒したゴム手袋をくっつきにくくするため、箱の上や袋の中でタルクをまぶす作業に携わった。

06年、総看護師長を最後に退職し、一昨年1月、中皮腫を発症。夫(67)が建設業の営業職をしていたため、夫の着衣に付着した石綿が原因と疑われた。
しかし、昨年8月、山口県の元准看護師が労災認定された報道を受けて、「私も同じ作業をしていた」と考え、同年9月に労災認定を求めたが、今年1月に亡くなった。

タルクをまぶす作業は、手術室と中央材料室で、勤務日はほぼ毎日行ったといい、院内の全部署から集まるゴム手袋すべてを担当したという。
「毎日10~20組の手袋に粉をまぶす作業をしていた。両面に付着するよう丁寧に作業した」と話していたという。
作業場は常に白く煙のような粉がもうもうと立ちこめていたという。

夫は「妻は今回、同じような仕事をしていた人たちが大丈夫なのか、身をもって問題を提起した」と話した。
患者と家族の会の古川会長は「相次ぐ認定で、かつての手術室周辺はアスベスト粉じんが舞う職場だったことが明確になった。被害者の発掘に取り組みたい」と話した。

出典URL

http://mainichi.jp/select/news/20130527k0000e040180000c.html

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130527-OYT1T01152.htm

 

 





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魚田慎二
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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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