







2023年2月16日13時50分にYAHOOニュース(女性自身)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
子供たちが遊ぶために公園に設置された遊具。
しかし、摩擦などによる劣化や破損によって、ケガのおそれを訴える声に注目が集まっている。
発端は、とあるTwitterユーザーによる投稿。
動物の形をしたスプリング遊具の座面コーティングが剥がれ、ガラス繊維が露出している遊具を発見したという。
このユーザーはすぐに自治体に報告したといい、身体にガラス繊維が刺さってしまうと簡単には抜けないとして注意喚起している。
このユーザーの投稿に《知らなかった!》《これは危なすぎる…》との声が上がる一方で、実際にケガをした経験を共有する声も相次いでいる。
《たぶん昔これが原因で太ももズタズタになった。それ以来、怪我をした公園とその遊具が苦手になった。正直今も怖い》
《これ本当痛い、一瞬で全身にシビビビ!と鳥肌みたいにはしる痛みの思い出が》
《これめっっっっちゃ痛いよ!!!!!刺さったらガムテで剥がして!!!めっっっちゃ痛い!》
また、投稿者と同じように、自治体への報告や安全チェックを心がけようとする声も上がっている。
《危ないから知らない公園行ったらまずは遊具の安全チェックだね》
《ガラス繊維はマジでやべーから見かけたら連絡!》
《公園なら土木課か公園課か自治体によるけど、行動の速さも自治体によるけど、すぐ連絡よ》
しかし、こうした利用者による注意喚起は後を絶たない。
「従来の遊具は、摩滅に弱い FRP 樹脂を使ったものが多いのです。
これはガラス繊維とポリエステル樹脂が混ざった繊維強化プラスチックで、強度は金属並みだといいます。
昨夏にも、劣化した滑り台で子供がケガをしたというツイートが注目されました。
お尻や太ももに破片が刺さり、水で流しても取れなかったそうです。
こうした事故を防ぐためにも、道路や公園の損傷・不具合を報告できるアプリを導入している自治体もあります。
ですが、遊具の更新には高額な費用がかかることもあり、予算や人員不足ですぐに作業に取り掛かることができない自治体も。
そうした背景もあり、市民の間では通報しても“すぐに動いてもらえなかった”と訴える声も上がっています」
(社会部記者)
国土交通省では1998年から3年ごとに、都市公園における遊具の老朽状況を調査している。
昨年6月に発表された2019年時点での調査結果では、設置後20年以上経過している遊具は194116基あり、全体の49.7%にも及んだ。
また、公園管理者が点検を実施し、修理・撤去といった措置が必要になったものは72672基にものぼったという。
少しでもケガの危険性が減るよう、安全対策が進むことを願うばかりだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/4b82c9c756db230f81819fa435a30c527aab963b
2月16日 17時7分にYAHOOニュース(J-CASTニュース)からは、最初の投稿者は仕事でFRPを扱っており何度も刺さった経験から心配になった、投稿した遊具ではガラス繊維の露出はなかった、メーカーは露出したガラス繊維でケガした事例は聞いたことがないと話しているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
公園にあるキリンをかたどった乗り物の遊具について、座面の塗装が剥げてプラスチックの中のガラス繊維が露出しかけていて不安だと、ツイッターで写真が投稿された。
この公園は大阪府豊中市内にあり、市によると、ガラス繊維を使った繊維強化プラスチック(FRP)を使っていた。
市は、「メーカー点検の結果、大丈夫だと判断した」と取材に答えたが、今後、危険はないのだろうか。
【ガラス繊維は、露出してはいなかった】
小さな子供が乗るようなキリン遊具の座面は、お尻でこすられて塗装が剥げ、白い筋が多数入った透明な中身が、むき出しの状態になっている。
遊具も、あちこちにヒビが入っていた。
子供の母親だというrieさん(@riewithpeanuts)が2023年2月13日、この写真をツイッターに投稿した。
rieさんは、公園名などは伏せたが、座面塗装が剥げて、プラスチックの中のガラス繊維が露出しかけていたとして、公園を管理する市の公式LINEを通じて連絡したと報告した。
ガラス繊維について、表面が削れていくと、お尻に繊維が刺さってしまうのではないかと不安を漏らしていた。
写真の投稿は、5000件以上リツイートされ、ネット上で大きな話題になっている。
投稿を見た人の間では、安全性を心配したり、注意喚起をしたりするような反応も出ている。
rieさんは15日、J-CASTニュースの取材に応じ、豊中市内のある公園だとしたうえで、自分の子供がこの遊具に乗ったものの、ケガはなかったとした。
まだ繊維が露出してはいなかったという。
rieさんは仕事でFRPを扱っていたといい、「何度も手に刺さり、痛い思いをした事があります」と、自らの体験から心配していることを明かした。
この遊具について、公園を管理する豊中市の公園みどり推進課は、取材に対して、子供が乗って前後に揺れるスイング遊具だと担当者が説明した。
【繊維が露出しても、お尻に刺さることはない】
その説明によると、市の公式LINEで2月13日に通報を受け、担当者が現地へ行って確認し、修理業者にも点検してもらった。
「業者の方は、大丈夫だとの判断で、市としても、そう判断しました。
ガラス繊維は露出していませんでしたが、露出した場合でも、お尻に刺さることはなく、そういう事例もありません。
子供が座るところですので、メーカーもそんな遊具は作らないでしょう。
現状では、修理せずにこのまま使い、連絡があれば目視してやっていきます。
ただ、苦情が多いようですと、塗装の応急対応はしたいと考えています」
通報者には、16日に電話で説明し、この対応で承諾を受けたと明かした。
遊具は、子供が遊ぶと1~3年でヒビが入ることもあるといい、それほど古くはないとした。
振動からの影響も含めて、安全上の問題はないと説明している。
市によると、定期点検は、年に1回、全公園で行っている。
ABCDの4段階で判定され、今回の遊具は、B判定だった。
D判定なら危険だとして撤去し、C判定を中心に遊具の回収や修繕を行っているという。
A判定、B判定なら、ほぼ安全だとみなしている。
【繊維が取れて穴が開けば、穴の周りで切れたりもする】
ガラス繊維のFRPを使った遊具については、過去に子供がケガなどをしたケースも、いくつか報道されている。
大阪読売新聞の2007年8月1日付朝刊記事によると、滋賀県草津市の公園のスライダープールで10人が背中などに擦り傷を負い、市の調べで、滑走面に使われたガラス繊維のFRPが紫外線で劣化したのが原因とされた。
また、高知新聞の同年11月15日付記事によると、高知県四万十市の公園滑り台で遊んだ保育園児19人が手足に痛みやかゆみを訴え、病院で診察を受けた。
市の調べで、ガラス繊維のグラスファイバーを使った滑り台の落下防止用カバーが風雨で劣化していたのが影響した。
FRPを使った遊具の製造や修理をしているあるメーカーは、J-CASTニュースの取材に対し、次のように話した。
「露出したガラス繊維でケガをしたというケースは、聞いたことがありません。
ただ、繊維質ですので、乗ったり滑ったりすると、摩擦で削られて、繊維が取れて穴が開いたりすることがあります。
そうしますと、穴に入れた指に刺さったり、穴の周りで擦れて切れたりもします。
そうした部分から粉が出て、かゆくなったり痛くなったりすることもあると思います」
https://news.yahoo.co.jp/articles/18d1c67f33aeccd4815926d09a0e5a15fe7f2141
(ブログ者コメント)
最初は女性自身の記事を見て「こんなところにも潜在危険場所がある」ことを紹介しようと思ったが、その後、J-CASTニュースの記事を見つけ、「一つの情報源だけに頼るのは間違いのモト」という事例紹介に趣旨が変わった。
2023年2月16日13時47分にYAHOOニュース(CNN)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
大気中に漂う強い塩素臭。
夫婦で2人の子どもを育てる住民のネイサン・ベレスさんは、たちまちのどや目が焼けるような痛みに襲われた。
この悪臭は、米オハイオ州とペンシルベニア州の州境付近で今月3日、危険物を積んだノーフォーク・サザン鉄道の列車が脱線する事故が起きて以来、2週間近く漂い続けている。
列車は炎上して何日も燃え続け、周辺住民は避難。
塩化ビニールを放出するために、制御した爆破も行われた。
高濃度の塩化ビニールは死亡につながりかねず、発がんリスクが増大する。
避難命令は8日に解除されたが、地元イーストパレスタイン(人口5000人)の一部の住民は、水や大気、土壌、地表がまだ安全ではないとの懸念から、自宅に戻らずにいる。
ノーフォーク・サザン鉄道は15日、従業員の安全が脅かされる可能性があるとして、同日夕に予定されていた地域の会合には出席しないと発表した。
同社はこの会合で、地元当局者らと共に、事故現場の除去作業の状況や、水質・大気検査の結果について説明する予定だった。
住民の多くは事故発生以来、不安を募らせており、自費で避難を続ける住民もいる。
州は15日、イーストパレスタインの自治体が提供する水は汚染されておらず、安全に飲用できると改めて発表した。
大気や水質の検査で当局が安全と判断したことを受け、避難命令は事故から5日後の今月8日に解除された。
一方で、汚染された可能性のある土壌がまだ現場から除去されていないと記された公文書が公開されるなど、不安な兆候は次々に浮上する。
米環境保護庁(EPA)はイーストパレスタインで採取した大気について、塩化ビニール、塩化水素、一酸化炭素などの検査を実施したと説明。
14日にEPAのウェブサイトに掲載された検査結果によれば、いずれも基準値を超える値は検出されなかった。
しかしベレスさんは、自宅の様子をチェックするため13日に一時的にイーストパレスタインに戻ったところ、頭痛に襲われて一晩中痛みが続いたと訴える。
「もし安全に居住できるというのなら、なぜこんな痛みを感じて呼吸が苦しいのか?」とベレスさんは疑問をぶつけた。
オハイオ州保健局長は14日、脱線現場周辺で人が頭痛やのどの痛みを感じたり、猫やニワトリなどの動物が死んだりしていることについて、大気汚染が原因ではないようだと説明。
「これまでの検査の結果、検出されたとしても測定値は極めて低い」と強調した。
悪臭については、現場から遠く離れた場所でも臭いを感じることがあるとEPAは説明。
「汚染物質の臭いがすることがあっても、有害とみなされる値よりははるかに低い」としている。
はかり知れない影響があるとして、水の使用を控える住民もいる。
ベレスさんは「水を出したり、娘を入浴させたりすることも、もしかしたら有害なのかもしれない」と不安な思いをフェイスブックに書き込んだ。
実際に一部の水路は汚染されていた。
それでもオハイオ州環境保護局は、汚染は封じ込めたと確信していると話す。
同局は14日、脱線現場近くの地下水路から塩化ビニールは検出されなかったと述べた。
一方、オハイオ州自然資源局は、脱線事故による化学物質の流出で、12種3500匹の魚が死んだと推定している。
ベレスさんは、未知の長期的な影響についても懸念している。
ベレスさん一家は自宅から30分ほど離れた民泊施設を渡り歩いている。
しかし資金は底を尽きかけており、友人が一家のためにクラウドファンディングサイトで支援を募っている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/5f977d90a297266a4ce78e0f0f79b481da726df2
2月16日4時20分にYAHOOニュース(AFP)からは、州知事は住民に対し水源は問題ないものの念のため水道水ではなくボトル入りの水を飲むよう呼びかけたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
米中西部オハイオ州で今月初め、貨物列車が脱線し、積載されていた有害物質が流出した事故で、マイク・デワイン(Mike DeWine)州知事は15日、現場周辺に住む住民に対し、水道水の代わりにボトル入りの水を飲むよう呼び掛けた。
同州イーストパレスティーン(East Palestine)で3日に起きた事故の現場では、大規模な火災が発生。
州知事室によると、鉄道会社は化学物質の爆発を避けるため、発がん性があるとされる塩化ビニルなどの有毒ガスを大気中に放出した。
州当局は、近くの河川で12キロにわたり約3500匹の魚が死んだと発表している。
デワイン知事はCNNテレビに対し、イーストパレスティーンの大気は「安全」だと説明。
14日夜に行った水源の水質検査では異常はなかったものの、住民は念のためボトル入りの水を使うべきだとした。
次回の検査は15日に行われる予定だという。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b9e48a7070efe793598badbeba8d7c37e0544945
2月8日17時10分にFNN PRIMEからは、141両編成の約50両が脱線し、そのうち20両に有害物質が積まれていたなど、下記趣旨の記事が写真10枚付きでネット配信されていた。
アメリカで、貨物列車50両もの車両が黒焦げになる脱線事故が発生した。
激しく上がるオレンジ色の炎、さらに黒い煙が辺りに立ち込めている。
燃えさかる炎は、住宅街のすぐそばまで迫っているように見える。
3日、オハイオ州で貨物列車が脱線し、炎上する事故があった。
防犯カメラに残されていた事故の瞬間を捉えた映像には、突然10秒ほど周辺が明るくなり…。
画面左の方で煙のようなものが上がり始める様子が映っていた。
多くの列車が脱線、炎上した今回の事故。
どれほどの被害が出たのだろうか?
国家運輸安全委員会・担当者:
「列車は合計141両編成でした。
約50両が脱線し、そのうち20両に“有害物質”が含まれています。」
事故から一夜明けても、現場には黒焦げになった車両が折り重なるように残されていた。
積み荷の中には、発がん性がある“塩化ビニール”が含まれていて、周辺に避難命令が出されている。
(「イット!」2月7日放送より)
https://www.fnn.jp/articles/-/482830
2月17日7時11分にYAHOOニュース(HUFFPOST)からは、アクリル酸ブチルも積まれていた、爆発防止のため制御燃焼を実施した結果、ホスゲンなどが空中に放出された、2014年に規制されたECPブレーキが2018年に撤廃されなければ事故は防げたかもなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
【画像】脱線し、炎上した車両。その後、有毒物質を含む黒いガスが立ち上った
・・・
貨物列車150両のうち50両が脱線し、そのうち20両に大量の塩化ビニルやアクリル酸ブチルなどの有害物質が積まれていた。
塩化ビニルはプラスチックの製造に使用される有機化学物質で、肝臓や脳、肺などの複数の癌との関連がわかっている。
事故による火災は数日間続き、2月5日には爆発の恐れがあるとして事故現場の周辺1マイルに緊急避難命令が出された。
当局は爆発を防ぐため、塩化ビニルなどの危険なガスを抜いて燃焼させる「制御燃焼」を実施。
その結果、ホスゲンや塩化水素などを含むガスが空中に放出された。
ホスゲンは第一次世界大戦中には毒ガスとして使用され、吸入すると嘔吐、目の炎症、呼吸困難などの症状を引き起こす。
連邦および州の機関が、事故現場周辺の空気と水質チェックを続けているが、オハイオ川で汚染物質が検出されており、州当局は3500匹の死んだ魚が見つかったと発表した。
この事故の背景にある問題として問題視されているのが、鉄道業界が求めてきた規制緩和だ。
オバマ政権は2014年、一定量の原油や危険物質を運ぶ列車にECPブレーキ(電子制御式空気ブレーキ)を搭載する新たな規制を導入した。
ECPブレーキは、列車全体に電子ブレーキ信号を瞬時に提供することで従来のエアブレーキよりも速くブレーキをかけられる。
この規制に強く反対したのが、ノーフォーク・サザン鉄道も加入する業界団体・アメリカ鉄道協会(AAR)だ。
AARはこの規制について、「ECPブレーキは非常に費用がかさむ一方で、それに見合うだけの利益はない」とパブリックコメントで述べている。
さらに、規制の義務化は正当性に欠けると主張した。
そして業界寄りだったトランプ政権は2018年、AARなどの求めに応じて、オバマ政権時代に導入されたECPブレーキの規則を撤廃した。
オハイオ州の脱線事故の後、この鉄道業界が求めてきた規制緩和が被害を甚大にしたのではないかと指摘されている。
国家運輸安全委員会によると、事故を起こした列車にはECP ブレーキが搭載されていなかった。
連邦鉄道局の元高官スティーブン・ディトマイヤー氏や他の鉄道専門家は、「ECPブレーキが搭載されていれば、これほどの被害は出なかっただろう」と、調査報道メディアのザ・レバーに語っている。
脱線事故の調査は、まだ始まったばかりだが、国家運輸安全委員会のマイケル・グラハム氏は2月5日の会見で、車軸の機械的な問題が脱線を引き起こした可能性があると語った。
また、ピッツバーグ・ポスト・ガゼットが入手した防犯カメラの映像から、車両の1台が脱線約20マイル手前で炎と火花を散らしていたことがわかっている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/5eaa856ecd5f353be320a197ba50fcd28d70d6e0
(2023年2月25日 修正1 ;追記)
2023年2月24日7時5分に産経新聞からは、一部車両の軸受け過熱が原因かもという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
米運輸安全委員会(NTSB)は23日、米中西部オハイオ州で転覆した脱線鉄道車両から有害物質が漏れている問題の初期調査結果の報告書を発表し、車両部品の過熱が一因となった可能性があるとの見方を示した。
報告書によると、列車は制限速度内で走行していたが、乗務員には一部車両の軸受けが過熱しているとの警告が発せられていた。
https://www.sankei.com/article/20230224-3HOUPBRJMVI2HNPANJUVL44EZQ/
2023年2月16日11時34分にYAHOOニュース(朝鮮日報)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
米ニューヨークの動物園で1頭のキリンがケージの出入り口ドアに首を挟まれて死んだ。
英デーリー・スターが14日(現地時間)、ニューヨークのセネカ動物園で起こった悲しい事故について報じた。
セネカ動物園の午前担当の管理人は、いつもと同じく動物たちの健康状態をチェックするため巡回していた。
管理人はセネカ動物園で人気のライオン、象、キリンの状態を確認するため、「サバンナ区域」に巡回に入った。
その際、異常な光景が管理人の目に止まった。
動物園のマスコット「パーカー」とみられるマサイキリンが囲いにつながった出入り口ドアにもたれた状態で全く動かなかった。
管理人はパーカーに少しずつ近づき、意識を失ったパーカーの長い首がドア枠に挟まれていることを確認し、直ちに獣医を呼んだ。
動物園の獣医クリス・マッキニーがすぐに駆け付け、パーカーの状態を確認したところ、パーカーはすでに息絶えた状態だった。
解剖の結果、パーカーの死因は首の骨折だった。
マッキニーは、パーカーが囲いから逃げだそうとしたところ、ドア枠に首が引っかかったと推測している。
マッキニーによると、パーカーは骨折する前は非常に健康そうだったという。
昨年5月には雌のマサイキリン「イギ」と共に「オムステッド」を生んだ。
動物園は、「健康状態に問題がない大人のキリンがこのような事故で死ぬケースは前例がない」、「全く予想できなかった異例の事故だった」と説明した。
セネカ動物園は事故後に、動物園内に設置された全ての出入り口の構造に問題がないか確認作業を進めている。
動物園の管理人によると、パーカーがいたケージの出入り口は2018年に設置され、米国の他の一般的な動物園のものと同じ構造だという。
動物園はパーカーの死について、「出入り口や他の構造物が原因で起こった事故というよりも、不運が重なって発生した偶然の事故」と判断しているが、その一方で「ケージのドアを製造したメーカーに連絡し、全てのドアの構造をより安全な形に変更する予定」と明らかにした。
https://news.yahoo.co.jp/articles/4dffd87d1a354b168e35da09e836037aa2698df6
(ブログ者コメント)
〇昨年、日本でもキリンの不慮の死亡事故が3件あり、本ブログでも紹介した。
そういった経緯から、今回の事故も紹介することにした。
〇どのようなドア枠に首がひっかかったのだろうか?
調査結果、それらしいドアの映像があったので、併せて紹介する。
2023年2月17日12時42分にYAHOOニュース(北海道新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
16日午後、札幌市白石区の小学校で、児童が給食の後片付けの際、押していた配膳車と防火扉の間に指を挟まれ、けがをしていたことがわかりました。
札幌市教育委員会によりますと、16日午後1時すぎ、札幌市白石区の東札幌小学校で、低学年の児童が給食の後片付けをしていた際、押していた配膳車と校舎の防火扉の間に指を挟まれました。
この事故で、児童は、爪の近くの指の先端が削げるなどしましたが、骨には異常がなく、搬送された病院で手当てを受けたということです。
当時、配膳車を押していたのは児童3人で、何らかの原因でバランスを崩し、防火扉に向かって行ったとみられています。
市教委は各校に事故の発生を周知し、再発防止に向けて、配膳車を使う際の安全管理を徹底するよう求めました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/4fd76f8ddae10ac6cd64f36b11183da360abd6e3
2月17日13時45分にYAHOOニュース(共同通信)からは、指先を切断した、廊下の幅は2.8m、配膳車の重さは約60㎏、進むうちに防火戸に寄り過ぎたらしいなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
札幌市教育委員会は17日、同市白石区の市立東札幌小で、低学年の児童が給食の後片付けの際、配膳車と廊下の防火戸の間に右手中指の指先を挟み、切断する事故があったと発表した。
児童は病院に搬送され治療を受けたといい、学校側は児童や家族に謝罪した。
市教委によると、児童は他の児童らと配膳車を動かしていて指を挟んだ。
廊下の幅は約2.8メートル、配膳車は積んでいた食器などを含め計約60キロあり、進むうちに防火戸へ寄り過ぎたとみている。
市教委は家族の意向を理由に、被害児童の学年や性別などを明らかにしていない。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ced528b65b78c8a4da7f07305f16ad958923a523
2月17日15時47分に毎日新聞からは、配膳車の運搬を常時監督する規則はなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
札幌市教育委員会は17日、市立東札幌小学校の低学年児童が給食の後片付けの際、配膳車と防火戸との間に指を挟み、先端を切断する事故があったと発表した。
市教委によると、16日午後1時10分ごろ、給食を終えた児童3人が配膳車を教室から所定の位置へ押し進めていたところ、両脇を支えていた1人が廊下壁面の防火戸と配膳車の間に右手中指を挟んだ。
食器などを載せた配膳車は重さが約60キロあり、コントロールを失った可能性があるという。
当時担任は教室でほかの児童に付き添っていた。
配膳車の運搬を常時監督する規則はなく、過去に市内の小学校で同様の事故はなかったという。
市教委の担当者は「児童とご家族におわびする。再発防止に努める」とした。
https://mainichi.jp/articles/20230217/k00/00m/040/155000c
2023年2月15日5時0分にYAHOOニュース(ラジオ関西)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2022年6月、兵庫県明石市沖で、操業中の漁船から男性(31)が転落し死亡した事故で、神戸海上保安部は14日、漁船内での安全対策を怠ったとして、船長(61)を業務上過失致死容疑で書類送検した。
男性は6月9日午前7時すぎ、明石市林崎の南西約3キロの海上で船びき網漁をしていた際、甲板で網を海中へ繰り出す作業をしていたところ、網につながったロープに右足を絡ませるなどして海中に転落し、死亡した。
死因は溺死だった。
船びき網漁は、2隻の網船が網をひき、網の中にシラス・やイカナゴなどの小魚が入ったタイミングで、運搬船と呼ばれる漁船が網を上げて漁獲物を回収した後、再び網を海に投げる手法。
船びき網漁で網を投げる際、一度に網を繰り出すと、ロープや網が水中でもつれる可能性があるため、網を手で押さえるなどして、網を繰り出す速さを調整するという。
また、網は重さがあるため、足が絡まって海中転落する危険性が極めて高いことから、経験の浅い漁師ではなく、熟練者した技術を持つ漁師が網の繰り出し速さの調整を手で行うのが一般的とされている。
この漁船では、網を膝や足で抑えるという手法を取っており、死亡した男性は漁師としての経験が1年程度だったという。
神戸海上保安部は、船長がこうした手法に対する危険性を十分認識していながら、対策を怠ったと断定した。
容疑について、船長の認否は明らかにしていないが、事実関係については認めているという。
起訴を求める「厳重処分」の意見を付けた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/fd2535468e38a5cbaacebf29bd28f99ff036076d
2月14日17時25分にYAHOOニュース(サンテレビ)からは、他の乗組員2人も漁業経験は1年未満だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2022年6月、兵庫県明石市の海上で漁船の乗組員が転落して死亡した事故で、神戸海上保安部は2月14日、この船の船長で、漁船を運営する会社の社長を業務上過失致死の疑いで書類送検しました。
2022年6月9日、明石市林崎の海上で船びき網漁業をしていた乗組員の男性(31)が網を海に出す作業中に、ロープに足を絡ませて海に転落し、12日後に遺体で発見されました。
網を海に出す際には、手で押さえるのが一般的ですが、この乗組員の男性は足で網を押さえていたということです。
神戸海上保安部は、この船の船長で、漁船を運営する会社の社長(61)が危険性を認識していたにも関わらず、足で網を押さえる方法を日常的に乗組員に指示し、安全対策を怠ったことが事故原因とし、業務上過失致死の疑いで神戸地検に書類送検しました。
当時、船には社長を含む4人が乗っていて、網を出す作業は社長と死亡した男性(31)の2人で行っていたということです。
また、死亡した男性を含む3人の乗組員は、いずれも漁業経験が1年未満だったことも報告されています。
神戸海上保安部は社長の認否を明らかにしていません。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a8c0073aada02fb9424abc141ac104234fcefc23
2023年2月14日18時30分にテレビ愛媛から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
工場でガス漏れ事故です。
14日、新居浜市の住友化学愛媛工場でアンモニアガスが漏れ出し、一時、付近の住民などに「屋内待機」が呼びかけられました。
ガス漏れはまもなく収まり、けが人などはなかったということです。
事故があったのは新居浜市惣開町の住友化学愛媛工場です。
工場などによりますと、14日午前9時20分ごろ、アンモニアの貯蔵タンクに繋がるポンプのメンテナンス作業をしていたところ、中に残っていたアンモニアが気化し周囲に漏れ出しました。
工場は付近の住民や学校などに電話や放送などを使い「屋内で待機」するよう要請。
その後、ガス漏れは30分ほどで止まり、住友化学は11時40分に「安全が確認された」と発表しました。
アンモニアガスは吸うと健康に被害が出る恐れがありますが、この事故によるけが人などはいませんでした。
アンモニアは肥料の原料などとして使われるということで、消防と警察は事故の原因を詳しく調べています。
https://www.ebc.co.jp/news/data/?sn=EBC2023021412013
2023年2月14日16時51分にYAHOOニュース(TBS NEWS)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
きのう、東京・世田谷区の工事現場で起きたコンクリートの壁の崩落事故。
近隣住民に避難指示が出され、いまも避難が続いていますが、なぜ崩落は起きたのでしょうか。
きのう、世田谷区成城の住宅街にある共同住宅の建設現場で、斜面を保護している幅およそ20メートルのコンクリートの壁が崩れ落ちました。
記者:
「こちらが事故のあった工事現場です。
コンクリートの壁が大きく倒れ、ショベルカーが下敷きになっています」
建設現場では掘削作業の途中段階でしたが、当時、作業員はおらず、けが人はいませんでした。
なぜ、崩壊は起きたのでしょうか。
近くに住む男性:
「新しいマンションが建つというふうに聞いておりまして、工事は今年始まったばかりですね。
非常に不安ですよね」
2014年に撮影された写真。
当時は3階建ての建物がありましたが、2017年にはすでに建物が取り壊され、奥と脇にあるコンクリートの壁が確認できます。
そして、きのう発生した崩落事故。
近隣の住民が現場を上から撮影した写真からは、大きなコンクリートの壁が歩道にせり出すように倒れ、手前のフェンスぎりぎりまで土がむき出しになっているのがわかります。
区は、現場の上に位置する建物4棟に倒壊の危険があるとして住民に避難指示を出していて、7世帯16人が知人などの家や区の施設に避難しているということです。
専門家は「工事の際の補強が不十分だった」と指摘します。
地盤リスク研究所 太田英将 相談役:
「掘削工事がトリガーになったというのは多分間違いないでしょうね。
掘削工事のときに土が崩れてこないような、それを土留めというんですけれども、この土留めでは賄いきれず、土留めが壊れたっていうことですね」
では、今後どう対策をとるべきなのでしょうか。
地盤リスク研究所 太田英将 相談役:
「(上の建物に)影響するかどうかをまず見極めることが大事で、今、影響していないということであれば、この崖が崩れないようになんらかの措置をすることによって、それができれば、工事の再開だって可能だと思います」
世田谷区などは、今後、事故の詳しいいきさつを調べる方針です。
https://news.yahoo.co.jp/articles/66e5e017e0bb16dd9c576924f954e23865c1ed60
2月14日9時13分にYAHOOニュース(テレビ朝日)からは、工事関係者が後片付けして帰った直後に崩落したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
・・・
一方、13日夕方、世田谷区の住宅街でも事故がありました。
午後7時すぎ、建物が斜めに倒れていて、重機が下敷きになっているのが分かります。
共同住宅の建設現場でコンクリートの壁が崩れましたが、事故当時、工事は行われておらず、けが人はいませんでした。
近所の人:
「ものすごい音がした。爆裂音というか破裂したような感じ。工事終わって後片付けして(工事関係者が)帰ったすぐ直後。歩道を歩いていた方がいなかったので、それも良かったなと」
警視庁が、現場の責任者などから事情を聴くなど、詳しい原因を調べています。
(「グッド!モーニング」2023年2月14日放送分より)
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000287497.html
2月13日19時23分にNHK首都圏からは、土砂災害警戒区域には含まれていないという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
区によりますと、現場は土砂災害警戒区域には含まれていないということです。
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20230213/1000089749.html
(2023年4月1日 修正1 ;追記)
2023年3月29日6時1分にYAHOOニュース(FLASH)からは、作業前から業者は施工主に外壁の崩落危険性を訴えていた、施工主は崩落に巻き込まれた油圧ショベル2台を撤去することなく土砂で埋めた、世田谷区は口出しする立場にないというスタンスをとっているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
「轟音とともに壁が崩れたんです。すぐに救急車や消防車が何台も来て騒然としましたが、幸い怪我人はいませんでした。あんなに深く掘ったら壁が倒れるんじゃないかと心配していましたが……」
東京・世田谷区成城の高級住宅街で、2月13日に発生した建設現場の崩落事故。
付近の住民は冒頭のとおり、事故を予期していた。
現場は世田谷通りに面した傾斜地。
もともとあった集合住宅を外壁だけを残して解体し、新たにマンションを建設する途中で起こった事故だった。
崖の土砂崩れを防ぐための擁壁(ようへき)代わりに残されていた旧建物の外壁が滑り落ち、建設予定地内に崩れた。
建設予定のマンションは「コーポラティブハウス」と呼ばれ、入居希望者によって結成された建設組合が土地取得から設計までをおこない、施工業者に発注したものだ。
「事故現場のマンションは、コーポラティブハウスで多数の実績を誇る工務店が仲介し、建てられる予定です。その工務店顧問のF氏が、今回の建設組合の代理人になり、工事手法にも指示を出していました」(建設関係者)
しかし、この建設工事で建設組合から地下部分の掘削作業を受注していた土木業者は「この事故は明らかに人災です」と、怒りをこめて話す。
「地下2階・地上5階のマンションを建てるため、私たちは土地を6メートルほど掘削する作業を請け負いました。
じつは作業開始時から、『古い外壁はいつ崩れてもおかしくない状態だから対処してほしい』と、F氏に訴えていたんです。
外壁は基礎部分が削られており、本来、壁の中に必要な杭も外れていた。
支えるためのH鋼(えいちこう)という柱が何本か打たれていましたが、十分ではありません。
このまま作業をするのは危険だと、ひと目でわかりましたよ。
でも、F氏は『2月中に地下を掘り終えないと銀行の融資が下りない。作業を急いでほしい』と、言うばかりだったんです」
その結果、崖とともに外壁が崩れ落ち、油圧ショベル2台などの機材が崩落に巻きこまれて、下敷きになった。
「事故現場を復旧するため、当然、油圧ショベルや土砂を現場から撤去しないといけませんが、あろうことかF氏が施工業者に『自然崩落ということにしよう。全部土砂で埋めてしまえ。早く整地しないと、工期が遅れて融資がストップする』と言ったというのです」(前出・土木業者)
崩落事故から9日後、土木業者らが阻止しようとするなか、ダンプカー25台が現場に現われ、油圧ショベルを地下から撤去しないままで埋め戻し作業を強行した。
現場は混乱し、警察官も出動した。
今回の崩落事故について、F氏に話を聞くと「施工者でも設計者でもないので答えられない」と言うのみ。
また、施工業者はこれまでに住民説明会を2回開き、崩落事故の原因説明をおこなっているが、本誌取材に回答はなかった。
地下に埋めたショベルカーを掘り返さなければ、当初の建設計画は進められないが、いまだ土木業者には、今後の予定が伝えられていない。
本来なら、マンション建設工事は行政の許認可事業。
現場がある世田谷区に責任はないのか。
一級建築士の資格を持つ建築エコノミストの森山高至氏は、こう指摘する。
「現在、行政による建築確認は、ほとんどが民間委託されていますが、あくまで委託しているだけ。
区の責任がないわけではありません。
また、建築工事の審査も民間の機関に届け出る形になっていますが、本来は区がやるべきことです」
だが、許可を出した世田谷区からは呆れる回答が……。
「建設工事中の安全確認については、民間の指定検査機関が確認し、区の者が現場に行く必要はありません。
区が届け出を受けつけるのは、審査を通過した完成済みの建物だけです。
油圧ショベルを埋めたまま、整地したことは把握していますが、我々が何かを言う権限はありませんよ」(建築審査課)
と、建設工事については “我関せず” というのだ。
混乱は、埋め戻し騒動だけではない。
崩落現場の崖の上にはマンションや住宅が建ち、現在も6世帯が避難を余儀なくされている。
マンションの住人は、こう怒りを表わした。
「世田谷区が避難指示を出したので、やむなく避難しました。
最初は公民館に避難しろと。
その後、築75年の民家を提示され、『ここならタダですが、新築の一軒家に避難したいなら敷金、礼金を払ってほしい』というのです。
納得がいかないので、今はウイークリーマンションを自分で借りて避難しています」
世田谷区は当初、土砂崩れを災害と判断したため、住民に避難を指示したという。
「しかし、崩落原因が事故とわかった。
施工業者が崖崩れを防ぐ山留(やまどめ)の作業をおこない、安全確認の報告を受けたら、避難指示を解除するつもりです」(前出・建築審査課)
と、またも他人事のような物言い。
ショベルカーを埋められた土木業者は、こう吐露する。
「僕らも手抜き工事に加担したと言われるかもしれません。
でも、施主の強い指示に従わざるを得なかった。
施工業者も世田谷区といった行政も、こんな杜撰(ずさん)な仕事を放置していたら、また同じような崩落事故が起こると思います」
事故原因まで埋葬してはいけない。
https://news.yahoo.co.jp/articles/afd0763a528b8274c45a072cb39adc823f674214
2023年2月13日23時33分にYAHOOニュース(中国放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
13日、広島市の廃棄物リサイクル業者の作業場でトラックの荷台から古紙が倒れ、72歳の男性が下敷きとなり死亡する事故がありました。
事故があったのは、広島市西区にある古紙回収などの廃棄物リサイクル業者の作業場です。
警察によりますと、13日午後3時前、トラックに積み込んだ古紙の積み直しの作業中、男性がトラックの後方の荷台を開けたところ、荷台から古紙が倒れてきて下敷きとなりました。
下敷きとなったのは大分市に住む会社員 通山さん(72)で、病院に運ばれましたが、その後、死亡が確認されました。
倒れてきたのはプレスされた古紙(重さ340キロ、高さ75センチ、幅150センチ、奥行き85センチ)の塊2つで、通山さんが古紙の下に挟んであった緩衝材を抜こうとしたところ、倒れてきたとみられるということです。
警察が事故の原因を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/94b6864e73d740af4bbccf956766b5eee7e7d4d2
2月14日15時45分にYAHOOニュース(ABEMA TIMES)からは、古紙は雨水を吸って重くなっていた、フォークで荷台に載せた後の整理作業中だったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
トラックの荷台の扉を開けたところ、古紙をまとめたものが2つ倒れてきました。
古紙はもともと屋外に保管されていて、雨水を吸って1つ約340キロの重さとなっていました。
フォークリフトでトラックの荷台に載せた後、通山さんが整理しようとしたところだったということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c95b4cda4fc3b5870391172e55cb9071e656985f
2月14日20時56分にYAHOOニュース(日テレNEWS24)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。(記事本文は紹介省略)
https://news.yahoo.co.jp/articles/71bb48367dd0fac6e97df67c2c197036fdd7135f
2023年2月13日14時27分にYAHOOニュース(TBS NEWS)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
きょう午前、東京・新宿区のビルの解体現場で、作業員が送電設備を撤去するため配線を切断したところ、ショートし爆発しました。
この爆発によるけが人は、現時点で確認されていません。
午前11時10分ごろ、東京・新宿区信濃町で「ビルの解体現場で爆発音がした」と、目撃者の男性から110番通報がありました。
東京電力などによりますと、ビルの解体現場で作業員が送電設備を撤去するため地下から掘り起こした際に、配線を切断したためショートし、爆発したということです。
警視庁によりますと、この爆発でけが人は確認されていないということです。
この影響で午後2時現在、信号機に影響は出ていませんが、周辺の住宅や店舗およそ730軒が停電していて、警視庁が事故の原因を詳しく調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/fa827bf18ec2adc62f1cfed44021094fd4543702
2月13日19時32分にYAHOOニュース(FNN PRIME)からは、ドッカーンという、短いがすごい音がした、配電盤の電源を切ろうとしたところ爆発したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
都心のど真ん中とも言える東京・新宿区でビル解体工事中に爆発が発生。
約730世帯が停電する事態となった。
【画像】爆発が発生し都内が停電…薬局や青果店も真っ暗に。病院では手術直前に…
事故の一報を受けて、取材班は現場へ。
すると、薬局の電気は消え、店の中は真っ暗になっていた。
近所の人は当時の様子について、「ドッカーンって短い音なんですけど、すごい音がして、それと同時にすぱっと停電になってしまいました」と話した。
13日午前11時すぎ、東京・新宿区信濃町のビル解体現場で爆発が起きた。
直後に撮影された写真をみると、消防隊員や警察官が現場を調べているのが分かる。
警視庁によると、爆発したのは「変電盤」と呼ばれる電気施設で、作業員は「電源を切ろうとしたところ爆発した」と話しているという。
作業員にけがはなかったものの、事故の影響で周辺の700世帯以上が停電。
大きな影響が出た。
現場の隣の「信濃町眼科クリニック」を取材すると、懐中電灯等を用いて作業にあたっていた。
このクリニックでは、レーザーを使った目の手術の直前に停電したという。
信濃町眼科クリニック・酒井医院長:
「手術中に(停電して)大変な事態にならなかったことが、ちょっとホッとしている。」
そして、この取材中…
信濃町眼科クリニック・酒井医院長:
「あ、今、復旧しましたね。良かったです。
クリニックの電気が復旧した。
しかし、停電が続いた場所も少なくなかった。
停電した青果店「山長」では、冷蔵庫や冷凍庫の電気も止まり、商品が傷んでしまうことを心配していた。
青果店「山長」・渋谷店長:
「(扉を)開けないようにしています。できるだけ(温度)保たなければいけないので。」
停電が全て解消したのは、事故発生から約3時間後の午後2時過ぎのことだった。
警察と消防が、爆発の詳しい原因を調べている。
(「イット!」2月13日放送)
https://news.yahoo.co.jp/articles/06b986c3dda99c63e9c03408007f9b2fb0339e8d
2月14日9時13分にYAHOOニュース(テレビ朝日)からは、指揮者から電気は通っていないと言われ切断したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
13日午前11時すぎ、東京・新宿区のビルの解体現場で爆発がありました。
近所の人:
「グレーの変圧器があって、そこがパンと破裂音みたいなのがして、煙が上がっていた」
「ここから逃げなきゃと思って、外に出たらもう1回『ボン』って。(爆発が)2回あったんだと思う」
作業員が変圧器を撤去するために配線を切断したところ、爆発したということです。
けが人はいませんでしたが、周辺の住宅や店舗およそ730軒が停電しました。
警視庁によりますと、作業員は現場の指揮者から「電気は通ってないから切断しても大丈夫だ」と伝えられていましたが、電線を切ったところ、爆発したとみられています。
(「グッド!モーニング」2023年2月14日放送分より)
https://news.yahoo.co.jp/articles/989867b3d0de4420c7cba22c8405786208dff1f9
(ブログ者コメント)
けが人がいなかったことから考えると、重機で切断したのかもしれない。
2023年2月10日22時18分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
JR西日本は10日、カーブでの速度超過防止用として、客車などを牽引(けんいん)する機関車に搭載したATS-P(自動列車停止装置)で、カーブを通過する際の速度データの入力に誤りがあり、10年以上設定速度を超えても減速できない状態だったと明らかにした。
設定速度を最大で時速30キロオーバーしていた。
実際に速度超過した事例は確認されていない。
JR西は、30キロオーバーしたとしても事故につながるおそれはなかったとしている。
JR西によると、平成14年、ATS-Pにカーブに対して許容できる通過速度を決めるデータを誤って入力。
当時は、このデータを用いずに速度超過を測定するシステムだったが、23年に機能が追加され、このデータが用いられるようになった。
その後は、誤った設定のまま、速度超過を測定することになっていたという。
今年1月の動作確認でミスが判明した。
JR西は確認不足だったとしている。
誤ったデータが入力されたATS-Pを搭載していた機関車は、EF65(5両)、EF81(1両)、DD51(5両)の計11両。
東海道線や大阪環状線、阪和線などの路線でカーブ245カ所のうち、145カ所で速度超過して走行できる状態になっていた。
平成24年~令和2年の9年間で寝台特急「トワイライトエクスプレス」など、約1800本の客車を牽引していたという。
https://www.sankei.com/article/20230210-T5SEP4HJWROTDKYSO5HYY4ROS4/
2月10日22時24分にYAHOOニュース(神戸新聞)からは、奈良線で機関車の試運転時にミスが判明した、2002年のシステム導入時から設定誤りがあったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
JR西日本は10日、保有する機関車11両の自動列車停止装置(ATS)の設定に誤りがあり、2011年から10年以上にわたり、カーブで設定速度を超えて運転できる状態だったと発表した。
ATSは05年の尼崎JR脱線事故の現場カーブに未設置で、再発防止に向けて増設された。
実際の速度超過や事故の記録は残っていないという。
JR西によると、誤りがあったのは列車の運行頻度の高い区間で使うATS-P。
京阪神の大都市周辺のカーブ245カ所に設置され、うち神戸線や宝塚線を含む145カ所で本来の設定時速を5~30キロ超過して走行できる状態だった。
車両はEF655両とEF811両、DD515両。
15年に廃止された大阪-札幌間の寝台特急「トワイライトエクスプレス」や「サロンカーなにわ」「日本海」の特急にも使われた。
複線化工事が進む奈良線で今年1月、機関車の試運転時にミスが判明した。
ATS-Pは地上設備と車両装置が連動して機能するが、車両側のカーブ進入時の速度を判断する設定に02年の納入時から誤りがあったという。
設定は当初は使っていなかったが、11年の機能追加以降は活用。
その後も検査をしてきたが、古いデータは対象外で見過ごされたという。
同年11月と14年には地上設備の設定の誤りが判明しており、JR西は「安全に関わる重要な機器で誤りを見つけられなかったことは問題。検査時の確認方法を見直し、再発防止に努める」と陳謝した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/cdbf2aa72a5c3b36ddf3d1e984cd929b7658b1ef
(ブログ者コメント)
2月10日付でJR西のHPには、下記趣旨の記事が掲載されていた。
1.概 要
2023 年 1 月 19 日、新設線路の切換工事に伴う ATS-P 装置の動作確認を行っていたところ、機関車の一部車両において ATS-P装置の設定データに誤りがあることが判明しました。
詳細な確認を実施したところ、2011 年の省令改正による機能の追加に伴い、曲線に対する速度の設定値が計画値より高い状態となっていたこと(+5km/h~+30km/h)が判明しました。
これは、2002 年に設定したデータに入力誤りがあったためです。
・・・
https://www.westjr.co.jp/press/article/items/230210_00_press_ats.pdf
※キーワード;変更管理
2023年2月11日10時28分にNHK秋田から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10日午後8時ごろ、秋田市寺内蛭根にある自動車会社で、路線バスの整備にあたっていた会社員の吉田さん(22)が左側の後輪と車体の間に挟まっているのを別の従業員が見つけました。
吉田さんは意識がない状態で、病院に搬送されましたが、およそ5時間後に死亡が確認されたということです。
警察によりますと、吉田さんは路線バスの車検を通すために1人で整備にあたっていて、死因は頭部に強い力が加わるなどして脳が傷つく「重症頭部外傷」だったということです。
警察で労災事故とみて、吉田さんが挟まれた原因を調べています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/akita/20230211/6010016790.html
2月11日付で秋田魁新報からは、バスは4輪ジャッキアップされた状態だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10日午後8時ごろ、秋田市寺内字蛭根の秋田いすゞ自動車秋田営業所整備棟で、同社社員の男性(22)=秋田市桜台=が車検整備中の路線バスの左後輪と車体の間に挟まれているのを、他の従業員が発見した。
男性は市内の病院に搬送され、約5時間後に重症頭部外傷で死亡が確認された。
秋田臨港署や秋田市消防本部によると、バスは4輪ジャッキアップされた状態で、男性は整備作業中だった。
発見した従業員ら数人で男性を隙間から出し、119番した。
男性が左後輪のどの部分にどんな態勢で挟まれていたかなど、署が詳しい事故状況を調べている。
https://www.sakigake.jp/news/article/20230211AK0021/
2023年2月10日20時17分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
滋賀県立琵琶湖博物館(草津市下物町)で10日朝、ビワコオオナマズ1匹を飼育していた水族展示室の大型水槽のアクリルが破損し、約100トンの水が流れ出た。
通路が最大約62センチの深さに浸水、押し流された物がぶつかった衝撃で壁に穴が開くなどした。
原因は不明。
来館者はおらず、人的被害はなかったが、1996年の開館以来、最悪の事故となった。
安全性が確認されるまで、水族展示室は閉鎖される。
【100t流出、正面の壁に大穴】
博物館によると、水槽は円柱状で高さ3・8メートル、直径5・1メートル。
背面はコンクリート製、前面は厚さ4センチのアクリル製となっている。
水槽内には水が約78・4トン、水を浄化するろ過槽には約24トンが入っていた。
10日午前8時20分ごろ、ろ過槽の水位低下警報を防災監視センターが受信、駆けつけた飼育員が水槽破損を確認した。
水槽正面のアクリル部分が幅約2メートル、高さ約3・5メートルにわたって割れており、約100トンの水が一気に流れ出たらしい。
水槽内にあったガラス繊維製の擬岩が崩れ、一部は外に押し流された。
水槽正面の壁には、擬岩の破片が激突したとみられる大きな穴が開いた。
展示室の通路は半分が水につかった。
ビワコオオナマズは体長85センチで、同日午後2時過ぎ、水が残っていた水槽の底で発見、救助された。
すり傷がみられるものの、「命に別条はない」という。
【9日の検査では異常なし】
水槽は、9日夕の目視検査では異常はなかった。
開館当時から利用されてきたが、「水族館の水槽としては比較的新しい。老朽化では片付けられない問題の可能性がある」という。
博物館で記者会見した西村副館長は、「水槽の破損は、まったく想定していなかった。来館者の安全確保、危機管理を今後、しっかり検討しなければならない」と述べた。
https://mainichi.jp/articles/20230210/k00/00m/040/278000c
2月13日20時43分にYAHOOニュース(テレビ朝日)からは、考えられる原因について、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
・・・
なぜ突然、水槽は割れたのでしょうか。
県立琵琶湖博物館:
「基本的には前兆というものは全くございません。
前の日の夕方にも目視による点検を行っていて、異常は確認されていない」
琵琶湖博物館では老朽の可能性は低いとし、事故が確認される前日の9日夕方ごろも異常はなかったとしています。
県立琵琶湖博物館:
「異常がないかの目視による巡回は毎日、行っている」
前日、異常が無かったものがなぜ突然に…。
水槽を作る会社に話を聞くと。
有限会社キィーズ代表・棚倉さん:
「まず考えられるのが、アクリル自体が割れた」
考えられる原因について、水槽を作る会社に事故原因の可能性について聞きました。
有限会社キィーズ代表・棚倉さん:
「擬岩というイミテーションの石かもしれないんですけど、そういったものが組み込まれているので、それが中で崩れた」
さらに、水槽内の床が沈んだ可能性もあるといいます。
有限会社キィーズ代表・棚倉さん:
「長年にわたって力がかかって割れた。おそらく、そういうことも考えられる」
琵琶湖博物館は、水槽が破損した原因は調査中としていますが、人為的なものである可能性は低いとみています。
琵琶湖博物館では大型水槽の破損を受け、観覧料を800円から550円に下げると発表しました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/231369853418caa2e86d86f911a88a6b347962d6
(ブログ者コメント)
同種事故としては昨年末、ベルリンでアクリル製の大型水槽(2003年設置)が破損している。(本ブログにも掲載スミ)
(2023年9月4日 修正1 ;追記)
2023年9月1日20時47分に産経新聞からは、アクリル板の背面に擬岩装着用のモルタルが塗られたことで板の膨張が圧迫された、過去にシーリング材などの溶剤でクラックが発生し削り取っていたが微小クラックが残っていたなどとする報告書が公表されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
原因を調査していた第三者委員会は1日、報告書を公表した。
破損の原因について、アクリル面の一部に擬岩を固定するためのモルタルが塗布されたことでアクリル全体が歪み、薬品によって発生した小さなクラック(裂け目、割れ目)が拡大し、破損した可能性を指摘した。
博物館では、日本動物園水族館協会前事務局長の岡田尚憲氏を委員長とする第三者委員会を設置し、原因を調査してきた。
今回、報告書をまとめ、岡田委員長が高橋啓一館長に手渡した。
報告書では破損原因の推定として、
①アクリル板の厚さの不足
②アクリル板の経年劣化
③急激な温度変化
④アクリル板の拘束(圧迫)
⑤薬品によって発生したクラック
⑥過去の修理
を指摘。
とりわけ④のアクリル板の拘束と⑤のクラックが関与した可能性に触れ、「水槽を破損させた直接的な原因」とした。
アクリル製の水槽には、観覧するための前面と擬岩に覆われた背面があり、アクリルは水圧と吸水によって膨張する性質がある。
背面のアクリルには擬岩を装着するためのモルタルが塗布されていたため、膨張が圧迫される一方、前面に膨張する力が集中し、破損につながった可能性が考えられるという。
また水槽では、破損面と擬岩の間に薬品によるクラックも発見された。
過去にはシーリング材などに含まれる溶剤が原因とみられるクラックが見つかっており、平成16年、削り取りの工事が実施されていた。
報告書では、この段階では見つからないほどの小さかったクラックが、その後のアクリルの歪みや劣化に伴って成長したと推定した。
こうした可能性を踏まえ、報告書は根本的な破損原因として「アクリル水槽の特性に関する関係者間の共通理解と意思疎通の不足」も指摘した。
https://www.sankei.com/article/20230901-FIVPRKFLKNOTRORJTCH2RYFWLA/
9月2日付で毎日新聞滋賀版からは、報告書では工事業者間で素材や構造の問題点が共有できていなかったと指摘された、3月2日にも中型水槽で亀裂が見つかっていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
事故の原因などを調査する第三者委員会(岡田尚憲委員長)は1日、水槽工事に関わった業者間の情報共有が不十分で、素材や構造の問題点が共有できていなかったことが破損の大きな原因だとする報告書を、高橋啓一館長に提出した。
事故は2月10日に、ビワコオオナマズを展示していた直径5・1メートル、高さ3・8メートルの大型円筒水槽で発生し、周囲が最大約70センチ浸水した。
3月2日には直方体の中型水槽1基にも亀裂が見つかった。
両事故とも、人的及び展示魚類への被害はなかった。
県は3月12日に第三者委による調査を開始し、委員は事故現場の検証や原因究明の討議を重ねてきた。
報告書は大型円筒水槽の事故について、岩を模した展示物を水槽の外壁となるアクリル板に接するように設置したことでアクリル板の膨張が妨げられ、負荷が生じた可能性を指摘。
また、水槽建設時に使用した接着剤が原因で生じた細かなひび割れが破損の一因になった可能性も示唆した。
中型水槽については、アクリル板同士の接着強度不足などを原因に挙げた。
そのうえで、「大型水槽建築という特殊な工事には異業種の業者が関わるが、全工程を通じた情報共有ができる体制がないまま、設計や施工が進んだことが根源的な原因」と結論づけた。
高橋館長は「報告書を熟読し、これから整備する新しい水槽に反映させていく。報告書は広く公開し、全国の水族館の水槽点検などに活用してもらいたい」と話した。
https://mainichi.jp/articles/20230902/ddl/k25/040/200000c
2023年2月9日18時31分にNHK関西から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5年前の平成30年3月、大阪・枚方市の淀川の河川敷にある新名神高速道路の建設現場で足場が崩れ、32歳の作業員の男性が川に転落して死亡しました。
警察によりますと、当時、現場では橋をかけるための工事が行われていましたが、工事の進め方を当初の予定とは異なる方式に変更したところ、足場が崩れたということです。
こうした変更が生じた場合、受注企業は、資材の強度を計算したり、実績のある工事方法と同等の安全性が担保できるか確認したりする注意義務がありましたが、元請けで東京に本社がある「三井住友建設」の現場担当者らは、それを怠っていたということです。
このため警察は、当時の現場所長と副所長、それに、作業責任者の3人の男性社員を、いずれも業務上過失致死の疑いで書類送検しました。
「三井住友建設」は、「ご遺族の方には改めてお悔やみ申しあげます。事故の再発防止に努めていきます」としています。
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20230209/2000070931.html
2月9日20時28分に毎日新聞からは、仮桟橋の工事中だった、現場所長は工事の実質的な管理は部下に任せていたなどと供述しているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
事故は18年3月15日午後4時15分ごろ、淀川をまたぐ高速道路を建設中、重機や資材を運ぶための「仮桟橋」で起きた。
鉄骨の重みで足場が崩れ、下請けの建設会社「K」の社員、山下さん(当時32歳)=高知市=が川に転落して溺死した。
府警によると、仮桟橋の施工方法が変更されたのに、構造計算や変更計画書が作られておらず、現場責任者だった3人が安全性を確かめる注意義務を怠ったと判断した。
最高責任者だった社員(65)は「工事の実質的な管理は部下に任せており、施工は進んでいたので問題ないと判断していた」と供述しているという。
https://mainichi.jp/articles/20230209/k00/00m/040/349000c
2月9日18時30分にYAHOOニュース(読売テレビ)からは、川の上での作業に舟が使えなくなったため足場を設置、それが重さに耐えきれず崩れた、元請けは計画変更は軽微なものゆえ安全確保は下請けが行うものと思っていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2018年3月、枚方市の新名神高速道路の建設現場で足場が崩れ、作業をしていた山下さん(当時32)が川に転落し、死亡しました。
その後の警察の捜査で、川の上の作業で船が使用できなくなったため、重さ約4.5トンの資材を足場として設置したところ、支える部分が重さに耐えきれず、足場が崩れたことが分かりました。
警察は、工事計画を変更する際に、必要な安全確認を怠ったとして、工事の元請けである三井住友建設の社員で、当時の現場所長ら3人を業務上過失致死の疑いで書類送検しました。
3人は、調べに対し「現場任せにしていた。変更は軽微なもので、安全の確保は下請け会社が行うものと思った」などと話しているといいます。
https://news.yahoo.co.jp/articles/5ad651e10445d505b6046d306c304a6913940f5a
2月9日17時30分にYAHOOニュース(mBS NEWS)からは、発注元の了承を得ずに当初と違う工程で作業を続けていたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察によりますと、足場は重量がかかり過ぎたために崩れたとみられていて、現場所長らは発注元の了承を得ずに当初とは違う工程で作業を続けていたということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a642f5454356dee45b09c8c100e2e573cbaaf087
※キーワード;変更管理
2023年2月9日18時16分にYAHOOニュース(京都新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
東映太秦映画村(京都市右京区)のお化け屋敷で、お化け役の演者のあごを反射的に蹴り、重傷を負わせて賠償金を支払った空手有段者の男性(49)=岐阜県=が、映画村の運営会社「東映京都スタジオ」に安全配慮義務違反があったとして、同社を相手取り、約550万円の支払いを求めて京都地裁に提訴した。
1月24日付。
第1回口頭弁論は3月14日に行われる。
訴状によると、2011年9月10日昼ごろ、男性は社員旅行で訪れた映画村内の「史上最恐」をうたうお化け屋敷に入ったところパニック状態になり、お化けを演じていた男性演者のあごを蹴り、骨折などの重傷を負わせた。
男性は空手5段で、当時は飲酒していた。
男性は警察から事情聴取を受けたが、刑事処分はなく、男性演者に謝罪し治療費などを支払った。
演者側は15年3月、男性に損害賠償請求を起こし、16年3月に男性が解決金約1千万円を支払うことで和解した。
訴状で男性側は、事故当時、男性演者は運営会社に雇用され職務としてお化け役を演じていたため、同社は使用者として安全配慮義務を負っていたと主張。
お化け屋敷では「恐怖に陥った観客がどのような反応をするかは予想できず、とっさに手を出すことは十分あり得る」とした上で、運営会社は客とお化け役の間に十分な距離や仕切りを確保する必要があり、客から攻撃的な行動をされる可能性があることを出演者たちに指導しておくべきなのに、注意喚起も不十分だったと訴えている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e7fa87839495bd36d67149fdf6d6f49fbd8d1d97
2月10日9時35分にYAHOOニュースからは、本件に関する元特捜検事の考え方が下記趣旨でネット配信されていた。
東映太秦映画村のお化け屋敷を巡る裁判が話題だ。
飲酒の上、パニックになってお化け役の男性演者のあごを蹴り、骨折などの重傷を負わせた空手5段の男性客が、運営会社に約550万円の支払いを求めているからだ。
【どのような事案?】
・・・
【主張の法的根拠は?】
運営会社が演者に対する安全配慮義務を怠っていたのであれば、演者に損害賠償責任を負うのは当然だが、だからといって、演者を負傷させた客に対してまで、その責任を負うことになるわけではない。
演者に支払った約1千万円の解決金の半分を運営会社が負担すべきだという考えだとしても、問題はその主張の法的根拠だ。
例えば、演者の運営会社に対する損害賠償請求権を何らかの形で代位行使しているということが考えられるが、2011年の事件である上、客も演者も当時から運営会社の不備を知っていたはずだから、時効との兼ね合いの問題が生じる。
むしろ、客と運営会社の双方の不注意に基づいて発生した「共同不法行為」だったとして、両者の過失割合から客の負担分を算定し、これを超える部分の支払いを運営会社に求めているということではないか。
【「求償」ができる】
すなわち、共同不法行為責任を負う者は、それぞれが被害者に対して損害の全額を賠償する法的義務を負う。
しかし、もしそのうちの1人が全て支払った場合、ほかの当事者に対して自らの責任分を超えた部分の支払いを求めることができる。
これを「求償」と呼ぶ。
例えば、損害額が1千万円で、客と運営会社の過失割合が五分五分だったとすると、客は求償権に基づき、演者に支払った1千万円のうち、自らの責任分にあたる500万円を差し引いた残り500万円分について、運営会社に請求できる。
今回のケースでは約550万円の支払いを求めているが、50万円は弁護士費用ということだろう。
3月14日に京都地裁で第1回口頭弁論が行われる予定だ。
そもそも共同不法行為と言える事件なのかという点を含め、裁判所がどのような判断を示すのか、今後の裁判の行方が注目される。
https://news.yahoo.co.jp/byline/maedatsunehiko/20230210-00336406
(2024年8月16日 修正1 ;追記)
2024年8月16日8時0分に産経新聞からは、地裁は請求を棄却、高裁も男性の訴えを全面的に退けた、男性は上告など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
「お化け」を蹴って骨折させた責任はテーマパーク側にもある-。
お化け屋敷の利用客が、負傷したスタッフに支払う和解金の7割をテーマパークが負担するよう求めた訴訟の控訴審判決が7月、大阪高裁であった。
飲酒後に入場し、空手の有段者ながらお化け役のあごを蹴り上げた利用客。
自身の責任を部分的に認めつつ、こうした事態に備えた訓練が不十分だったなどとして、テーマパーク側の4つの安全配慮義務違反を訴えたが、裁判所は全面的に退けた。
発端は約10年前、関西のテーマパーク内のお化け屋敷。
昼食時に酒を飲んだ後、知人と手をつないで中を進んだ利用客は、仮装したスタッフが出現するやいなや、右足であごを蹴り上げた。
スタッフはあごを骨折する重傷を負い、利用客に損害賠償を求めて提訴。
利用客がスタッフ側に解決金1千万円を支払うとの内容で和解した。
しかし、話はここで終わらなかった。
多額の解決金を背負った利用客が、テーマパークの運営会社を相手取り、支払いの分担を求める別の訴訟を起こしたのだ。
言い分は何か。
利用客側は、お化け屋敷が「恐怖」を売りにしている以上、格闘技の心得がある人も含め「客がとっさに手を出してしまう事態は予見できた」として、未然防止の義務を怠ったと訴えたのだ。
具体的には、
①利用客との間に仕切りを設置しなかった。
②スタッフに攻撃を避ける訓練や指導をしなかった。
③利用客に人間がお化けを演じていることを周知しなかった。
④酒を飲んだ人の入場を拒むべきだった。
という4点。
解決金を負担する割合について、「利用客3割、テーマパーク7割が相当」と主張した。
■攻撃あり得ず反撃の必要もない
今年1月の1審判決。
地裁は、テーマパークがスタッフに対し、客に触れたり前方に立ちふさがったりしないよう指導していた上、利用客にも口頭やビデオでお化け役の人間に触れないよう注意していたと認定。
「(今回の事案は)異例の出来事で、テーマパークに事案を予見する義務を課すことはできない」と、請求を棄却した。
利用客側は控訴したが、7月の大阪高裁もお化け屋敷の〝性質〟を検討した上で、利用客側の訴えを再び退けた。
確かにお化け役は利用客を驚かせるが、安全に楽しんでもらうのが大原則。
映画やドラマのように「お化け」が攻撃してくることはあり得ず、従って客も反撃する必要性がない。
2審判決は、恐怖のあまりにとってしまった反射的な行動の範疇(はんちゅう)を超えた今回の行為は「正当化する動機や合理性を見いだしがたい」と指弾した。
利用客側は、この判決も不服として上告した。
■「お客さま第一」認識改めを
テーマパークではつい気分が高揚しがちだが、違法行為や迷惑行為が不問に付される「夢の国」でないのは当然の話。
過去には刑事事件に発展したケースもある。
北海道のお化け屋敷では平成27年、お化け役のスタッフに暴行したとして2人の利用客が相次いで逮捕された。
別のテーマパークでは、ウオータースライダーのボートをわざと転覆させたり、パレードに乱入して一時中断させたりした利用客が、威力業務妨害の疑いで立件されている。
テーマパークでの違法行為や迷惑行為を防ぐにはどうしたらいいのか。
悪質クレームやカスタマーハラスメント問題に詳しい関西大の池内裕美教授(社会心理学)は、「施設側は、あらかじめ利用客に対して何が迷惑行為に該当し、発生時にはいかに対処するのかを明示しておくと、実際にトラブルが生じた際に対応しやすくなる」と助言する。
また、利用客自体も『お客さま第一』といった認識を改め、利用する施設の注意事項をしっかりと把握し、相手の立場やサービスの範囲を理解した〝賢い消費者〟としての行動をとるべきだ」としている。
https://www.sankei.com/article/20240816-NNNNZQMN25IDFFXXPWOSU7RSQQ/
2023年2月9日17時5分にNHK山梨から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
おととし11月、笛吹市の河川の護岸工事で作業員がコンクリートを粉砕する工具で右足を骨折したにもかかわらず労働災害の報告をしない、いわゆる「労災かくし」をしたとして、甲府市の土木工事業者が労働安全衛生法違反の疑いで書類送検されました。
書類送検されたのは甲府市の土木工事業、「N興業」と41歳の事業主です。
甲府労働基準監督署によりますと、おととし11月、笛吹市の河川の護岸工事で、作業員がコンクリートを粉砕していたところ、誤って右足に工具をぶつけて骨折したにもかかわらず、この事業主は労働災害の報告をしなかったとして労働安全衛生法違反の疑いが持たれています。
労働基準監督署によりますと、作業員は骨折したあと9日間は休みましたが、人手が足りないなどの理由で仕事を再開したところ、ケガが悪化して、結果として全治まで4ヶ月かかったということです。
事業主は容疑を認めていて、理由について、「報告のための書類を作成するのが手間だった」などと話しているということです。
労働基準監督署によりますと、今年度、管内で起きた「労災かくし」は2件目だということで、今後も「労災かくし」が明らかになった場合、厳正に対処するとしています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kofu/20230209/1040019278.html
2023年2月9日15時17分にYAHOOニュース(プレジデント;ジャーナリストの寄稿文)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
幼稚園や保育園で「園児の置き去り事故」が相次いでいる。
労働ジャーナリストの小林美希さんは「諸悪の根源は安倍政権の下で進んだ待機児童対策だ。園の数はここ10年で急増したが、保育士の労働環境は悪化しており、保育の質が低下している」という。
■「いつ置き去り事故が起こってもおかしくない」
・・・
■20人の子どもたちを4畳半程度のスペースに…
・・・
■安倍政権下で保育は「儲かるビジネス」と化した
福岡県中間市や静岡県牧之原市で起こった通園バス園児死亡事件は、出欠確認が徹底されないことによって園児がバスに置き去りになった。
この事件は、保育の基本中の基本である園児の出欠確認ができないほど、現場の質が劣化していることを意味する。
園児が置き去りにされる、不適切な保育が横行するなどの保育の質の低下は、保育士の労働環境の悪化が大きく影響しているのだ。
その背景にあるのは、安倍晋三政権下で待機児童対策が目玉政策となり、急ピッチで保育園が作られるようになったことだ。
公的な保育園は、2013年度の2万4038カ所から22年度は3万9244カ所へと大幅に増えた。
安倍政権が「株式会社に受け皿整備を担ってもらう」という方針を打ち出したことで、営利企業による認可保育園は13年の488カ所から21年に3151カ所にまで急増した(厚生労働省「社会福祉施設等調査」)。
保育園の増加ペースに人材が追い付かないうえ、事業者のモラルが低下。
保育を「3兆円を超える市場」と捉え、儲けるために参入する事業者が雨後の筍のように現れた。
利益を出すために人件費が削られ、保育士の労働環境が劣悪になった。
■人件費がほかの費目に流用できるようになった
かつて、認可保育園は公共性の高さから自治体か社会福祉法人しか設置・運営ができなかった。
それが2000年の規制緩和によって、営利企業、宗教法人、NPO法人の参入が容認された。
それと同時に、私立の認可保育園に支払われる運営費の使途の規制緩和である「委託費の弾力運用」が大幅に認められるようになった。
私立の認可保育園の運営費は「委託費」と呼ばれ、税金を主な原資とする。
委託費の算定基準である「公定価格」では、人件費は基本的な部分だけでも全体の約8割を占める。
人件費のほか、玩具や絵本を買うなど保育に要する「事業費」が約1割、職員の福利厚生費などの「管理費」が約1割必要だと国が想定し、委託費が各園に支払われている。
「委託費の弾力運用」が認められると、それまであった「人件費は人件費に使う」という使途制限が緩和され、人件費分を事業費や管理費へ流用するという各費目の相互流用のほか、同一法人が運営する他の保育園や介護施設への流用、施設整備費への流用などが許されるようになった。
ある程度の経営の自由度は必要だが、自民党政権下で規制緩和が繰り返され、今では委託費の年間収入の4分の1もの金額を他の費目に流用できるようになっている。
そこに目をつけた事業者は、人件費を抑えて事業を拡大し、利益を得ていったのだ。
■565万円→381万円…200万円はどこに消えたのか
・・・
■基準より人員を多く雇う保育園はあるが…
・・・
■都内30カ所で違反が常態化している
・・・
■6年間で保育事故は3.5倍に
・・・
■事業者が利益を得るための制度ばかりが変わっていく
政府は1月27日、通園バス園児置き去りの再発防止のための調査結果を公表した。
通園バスをもつ保育園などのうち約2割に乗降時の子どもの安全管理に課題があったとしている。
4月からは通園バスに安全装置の設置が義務付けられるが、問題の本質は保育士不足や保育の質の低下であり、保育士の労働条件の改善こそが急務の課題だ。
4月にこども家庭庁が発足する今こそ、最低配置基準の引き上げを行い、それと同時に前述した「委託費の弾力運用」の規制を強化して人件費の流出を食い止めなければ、保育士の労働環境は変わらない。
保育士が守られなければ、犠牲になるのは子どもたちだ。
この国は、保育事業者が利益を得るための制度は次々に変えていくが、保育現場で子どもが命を落としても、子どもにとって必要な制度は変わらない。
保育は児童福祉法に基づく福祉行政の一貫として行われていることを忘れてはならない。
https://news.yahoo.co.jp/articles/75b2ceb4f397896c659f92a352c54491fa90dcfa?page=1
2023年2月9日13時54分にYAHOOニュース(四国放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
「コリジョンコース現象」という言葉をご存じでしょうか。
見通しの良い交差点で近づいてくる車に気付かなかったり止まっていると錯覚したりする現象です。
先月、福島県でコリジョンコース現象が原因になった可能性がある、とみられる事故がありました。
調べてみると、徳島県内でも過去に事故が起きていたことがわかりました。
・・・
田園地帯では、交差点があること自体、分かりにくい場合があり、一本道と勘違いして、ついついスピードを出しすぎてしまうおそれがあるということです。
田んぼや畑の多い徳島県。
見通しが良い道も油断せず、用心して運転することが重要です。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a7452be2895b0cf13537e89c4ce4c1c5aea473bc
(ブログ者コメント)
本件、当初は「コリジョンコース現象」だと複数のメディアから報じられ、ブログ者も事例紹介しようと考えていた。
しかし、その後、片方の運転手の前方不注意などが原因だと判明したため、紹介するのを止めた。
それが今回、先祖返りのような報道。
確認のため、報道そのものを視聴してみたが、記事通りの言葉でしゃべられていた。
ブログ者が違和感を覚えたのは「・・・可能性がある、とみられる・・・」という表現だ。
「・・・可能性がある、とみられていた事故、実際は違いましたが・・・」と報じられていれば、素通りしたのだが・・・。
マスメディアといっても、他県で起きた事故のフォローはしていない、できないということかもと思い、書き留めておくことにした。
以下は当初、コリジョンコース現象か?と報じられた報道の一例;図解付き。
(2023年1月5日7時55分 読売新聞)
福島県郡山市大平町の市道交差点で乗用車と軽乗用車が出合い頭に衝突し、炎上した軽乗用車から4人の遺体が見つかった事故の現場は、見通しの良い交差点だった。
このような場所では、近づいてくる車に気づかなかったり、止まっていると錯覚したりする「コリジョンコース現象」が起きやすい。
県警は、この現象が事故の一因になった可能性もあるとみて調べている。
自分の運転する車と同じ速度で横から車が近づいてくると、進路前方から常に同じ角度に車が見える状況となる。
車が止まっていると錯覚して注意を払わなくなりがちで、衝突の危険を直前まで察知できないことがあるという。
県警は、コリジョンコース現象による事故を起こさないため、見通しの良い交差点でも意識して顔を左右に向けるなどして注意するよう、県民に改めて呼びかけている。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20230104-OYT1T50159/
以下は、片方の運転手の前方不注意だったという報道の一例。
(2023年1月5日21時24分 朝日新聞)
乗用車を運転していた福島市の会社員、高橋容疑者(25)=自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致死)容疑で送検=が「交差点ではなく、単線道路だと思った」と供述していることが、県警への取材でわかった。
郡山署は今後、高橋容疑者立ち会いのもとで実況見分し、事故原因について詳しく調べる。
署によると、南進していた乗用車が、東進していた軽乗用車の左後方側面に出合い頭に衝突。
軽乗用車側が優先道路だった。
県警によると、高橋容疑者は調べに対し、「暗い道で初めて通った。目の前を物体が横切り、その後、衝撃を感じた」などと供述しているという。
https://www.asahi.com/articles/ASR156G0VR15UGTB006.html
以下は、交差点は窪地にあったのでライトで照らしにくかった、優先道路に対する一時停止標識がなかった、ロービームだった可能性も考えられるといった解説報道。
(2023年1月27日11時23分 テレビユー福島;写真付き)
どうすれば、この悲惨な事故は防げたのか?
今回は、この事故を交通事故鑑定人に分析してもらったところ、交差点の構造上の問題点や、車の「ある機能」を使っていなかった可能性が浮かび上がってきました。
「条件がそろっていれば回避できた事故だったと思います。残念です」
こう話すのは、交通事故鑑定人の中島博史さんです。
中島さんがまず指摘したのは、事故現場の交差点の構造です。
中島さん:
「事故現場は、加害車両側から見ると下っていって、交差点の位置が一番低くなって、その先が高くなっているという状況」
「平らになっている、交差する道路のところがヘッドライトでは照らしにくい構造になっていた」
「下り坂の先が上り坂のような状況なので、スピードを落としてまた上り坂でアクセルを踏むことをあまりやりたくないという心理も働いた可能性がある」
事故を受けて現場では、警察が一時停止の標識を新たに設置するとともに停止線を引き、一時停止を義務化しました。
中島さんは、この一時停止の標識があれば事故を防げた可能性が高いと話します。
中島さん:
「一時停止の標識があれば、赤で警告として表示される標識なので、見落としづらいし、明確に自分の側が止まらなければいけないと確認できる」
さらに、事故を防ぐために必要なことが、もう一つあるといいます。
事故を防ぐためのポイントとして、中島さんがあげたのが「ハイビームの活用」です。
中島さん:
「今回の事故は、もしかすると、ロービームであったためにお互い気づきにくい状況になっていた可能性がある」
こちらは夜、事故現場の交差点に向かってハイビームをつけて走った映像です。
かなり手前の段階で、交差点が照らされて見えるのが分かります。
一方、こちらはロービームの状態で走った場合です。
交差点の手前にならないと、交差点の中が見えないことが分かります。
中島さん:
「基本的には100メートル先をハイビームで照らしている状態で、夜間の安全がなんとか確保できるということをよく知っていてほしい」
一時停止の標識やハイビームの活用。
痛ましい事故が起きる前に、こういった対策をとることが何よりも重要です。
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/tuf/297361?display=1
2023年2月9日11時0分にYAHOOニュース(まいどなニュース)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
夏に生まれたその子鹿は「こつぶちゃん」と呼ばれていました。
人が触ったために母鹿が育てることを放棄。
母乳をもらえなくなり、小さくやせたままでした。
それでも生きるために、他の雌鹿から母乳をもらい、寝床も自分で整え命をつないでいました。
奈良公園の鹿を撮り続け、こつぶちゃんを見守ってきた川地さんが、自身のTwitterアカウント(@ncbutwDsL0UC6np)で悲しいお知らせを報告したのは1月中旬のこと。
アカウントは呼び掛けます。
「奈良公園の鹿は動物園のふれあい広場ではありません。
子鹿には絶対に触らないで」
と。
川地さんがこつぶちゃんについて初めて投稿したのは11月26日。
「飛火野に8月生まれの子鹿がいます。こつぶって名前を付けてもらってます。
春に生まれた子鹿より小さいです。
触られて人の臭いがついてしまったせいかお母さんから母乳を貰えずやせてます。
愛護会さんも気にかけて下さってますが大きくなる前に寒い冬を迎え心配です」
とツイートしました。
こつぶちゃんのその日をツイート
投稿はその後も続きます。
・・・
【1月13日、恐れていた事態】
1月13日、恐れていた事態が起こります。
・・・
「こつぶちゃん、愛護会さんで保護して頂いてましたが虹の橋を渡ってしまいました。
可哀想でなりません。
悲しくて言葉が見つかりません。
どうか安らかに」
(1月14日)
【枯れ葉のベッドが伝えること】
こつぶちゃんが死んだ後も投稿は続きます。
・・・
【撮影した川地さんに聞いた】
Q.触られて人の匂いがついてしまったため、母鹿が育てることを放棄してしまうケースは、川地さんが知る限り、どれぐらいあるのでしょうか。
そうした子鹿の多くは、こつぶちゃんのように1歳まで生きられないのでしょうか、
A.残念ながら、奈良公園を歩くと、子鹿に触る人を多く見かけます。
こつぶちゃんは春に生まれた子鹿より小さくてかわいく、動きがゆっくりなのとで、特に触られていました。
ただ、触られた子鹿のすべてが育児放棄されてしまうわけではなく、育児放棄につながる可能性があるということです。
生まれた子鹿の2頭に1頭は1歳を迎えられないと言われています。
原因は病気、交通事故、育児放棄などがあげられます」
・・・
ツイッターには、観光バスの車内でアナウンスするとか、観光案内に掲載するとかの意見も寄せられていました。
子鹿に触ってる人に触ってはいけない理由を説明すると、ほとんどの人が納得してくださいます。
理由を知ってさえもらえれば、子鹿に触る人はかなり減ると思います。
奈良県や奈良市は、子鹿には絶対に近づいたり触ったりせず、また鹿にパンやスナック菓子を与えることは鹿の体に害を及ぼすことなども含めて音声案内や看板の設置、パトロールなど効果的な注意喚起の方法を実行してもらいたいです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/8f0156c33f0ea70d3fe57a2407ef38b7953eae3f?page=1
2023年2月8日18時47分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
新名神高速道路の三重県―滋賀県間で1月下旬、積雪の影響で多数の車両が立ち往生した問題で、中日本高速道路などは8日、「車の滞留が一時的と判断し、通行止めのタイミングが遅れた」とする検証結果をまとめた。
立ち往生は最長で65・5キロに上ったことも判明。
今後は、大規模滞留が予想される場合、ちゅうちょなく通行止めを実施するとした。
同社によると、1月24日時点では、降雪予測から「除雪で交通が確保できる」と判断していたが、同日夕から予想を上回る雪が降り、渋滞が悪化。
25日午前0時過ぎには除雪車が滞留に巻き込まれて作業できなくなり、同午前3時50分に規制を始めた。
状況の見極めが甘かったことに加え、名神高速道路や名阪国道が既に通行止めとなっていたため、「東西の大動脈確保」の観点から規制をためらったと分析した。
今後は、除雪能力を超える降雪が予測されていなくても、「人命最優先」の考え方に基づき、気象状況や道路状況を関係機関と共有して通行止めを実施するとした。
通行止めは1月26日午後11時半に約44時間ぶりに全面解除された。
(共同)
https://mainichi.jp/articles/20230208/k00/00m/040/199000c


















その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。