







(ブログ者コメント)
潤滑油は燃えにくいという意識だけがあって、スプレーの意味をさほど考えることもなく、また缶に書かれている注意書きを見ることもせず、ストーブの近くに置いていたのかもしれない。
以下は元記事。
2025年2月19日20時5分にYAHOOニュース(南日本新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
19日午前9時40分ごろ、鹿児島市上荒田町の鉄筋コンクリート3階建てマンション2階部分の無職の男性(58)方でスプレー缶が爆発、ガラスが割れ天井を破損し、カーテンなどを焼いた。
鹿児島中央署によると、同男性が左目近くにやけどを負い搬送された。
命に別条はない。
石油ストーブの近くにあった潤滑油のスプレー缶が熱せられて破裂し、引火したとみられる。
近くの会社の従業員が「2階から煙が上がっている。爆発音もした」と119番した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f4412ac3d322defcab2885a1d5fe861ef695ad3e
(ブログ者コメント)
同様な事故は過去にも起きており、本ブログでも何事例か紹介している。
2025年2月19日19時56分にYAHOOニュース(テレビ新潟)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
長岡市は19日、市内の高校の敷地内で灯油が流出する事故があったと発表しました。
長岡市によりますと灯油の流出事故があったのは、長岡市宮栄の長岡英智高校の敷地内で校舎の暖房用の灯油約1000リットルが流出したということです。
18日午後2時に職員が灯油タンクが満タンになっているのを確認していましたが、19日の朝8時半にタンクが空になっているのを発見し、その後、地上配管の破損を確認したということです。
地上配管は校舎の外側にむき出しの状態で設置されているということですが、当時、屋根雪が地上へ落ちて雪の重みで配管の接続部を破損したとみられています。
19日午後1時前、学校から通報を受けた市が現地を確認したところ、地上配管から流出した灯油の一部が雨水管を通じて、一級河川の太田川に流出していたことが確認されたことから、関係機関とオイルフェンスを設置しました。
市は敷地外へ灯油が流出しないよう敷地の側溝に油吸着マットを設置し、流出した灯油の処理や周辺土壌への影響調査を実施するよう指導したということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f093c4a17e2c97881f6da887c9235b8330367ccd
(ブログ者コメント)
本件の類似事例として、過去には以下のような事故もあった。
『2017年8月3日 築地の場外市場で人気ラーメン店の厨房から従業員退店の1時間後に「伝導過熱」で出火し7棟全焼、長年壁際でコンロを使ってきたためステンレス板の裏側が炭化していた』
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/7455/
以下は今回の記事に関する報道。
2025年2月18日19時28分にNHK宮崎から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
17日夜8時すぎ、宮崎市橘通西3丁目にある飲食店の従業員から「建物の中から煙が出て、充満している」という119番通報がありました。
消防車両18台が出動し、出火した建物に面した宮崎市中心部の橘通りを700メートル余りにわたって通行止めにして消火活動を行った結果、火はおよそ3時間半後に消し止められました。
この火事で飲食店の「Jレストラン」が入る鉄骨造り3階建てのビル1棟と、隣接する木造2階建ての空き店舗が全焼しました。
出火当時、飲食店には客と従業員の合わせて31人がいましたが、全員、避難し、けがをした人はいませんでした。
現場は繁華街のニシタチに近く、飲食店やホテルなどが立ち並んでいる場所で、辺りに煙が充満するなどして一時、騒然となりました。
当時、飲食店で働いていた男性は、NHKの取材に対し、「最初、2階の室内にうっすら煙が出てきたので客を誘導したが、その時点では炎は見えなかった。外に出てしばらくしたら激しく燃えだした」と説明しています。
警察と消防は、18日、現場検証を行いましたが、捜査関係者などによりますと、隣の建物との間にある1階の外壁の部分が激しく燃えていたということです。
壁の内側には店の厨房があり、厨房の熱で長い時間をかけて壁の木材の炭化が進んでいて、そこから煙が出て、さらに出火につながったとみられることが捜査関係者への取材で分かりました。
警察と消防がさらに詳しい原因を調べています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/miyazaki/20250218/5060020431.html
(ブログ者コメント)
温泉地での硫化水素中毒は本ブログでも何件か紹介スミ。
うち2015年3月の秋田県事例については下記参照。
『2015年3月18日 秋田県仙北市の温泉で源泉の湯量調節のため雪穴の中で配管の空気抜き作業中、硫化水素中毒で、救出しようとした人を含め3人が死亡 (1報2通と2報)』
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/4716/
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/4717/
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/5490/
2025年2月18日17時28分にYAHOOニュース(テレビユー福島)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
17日午後、福島市町庭坂にある高湯温泉で、源泉管理のため入山したホテルの支配人など3人が行方不明となり、18日に発見されましたが、全員死亡が確認されました。
警察は、3人が硫化水素ガスを吸った可能性もあるとみて調べています。
警察によりますと、死亡したのは、高湯温泉にある「花月ハイランドホテル」支配人の椛島さん(63)と、星野さん(56)、佐藤さん(67)です。
警察によりますと、3人は17日午後2時ごろ、1キロほど離れた源泉のある山の中へ向かい、その後、連絡が取れなくなり、午後8時半ごろ、ホテルの従業員が「3人が戻ってこない」と警察に通報しました。
警察と消防が、18日午前9時から20人態勢で捜索を行ったところ、正午までに3人を発見し、その後、全員の死亡が確認されました。
3人は、ホテルから直線距離で約300メートル離れた場所に倒れていて、付近は毒性の強い硫化水素ガスの濃度が高く、救助活動は専用の呼吸器を付けて、慎重に行われました。
■「硫化水素」の危険性
今回、現場近くでは、有毒な火山性ガス「硫化水素」の発生が確認されました。
火山地質学などを専門とする福島大学の長橋良隆教授は、硫化水素の特徴を次のように指摘します。
・臭いは、卵が腐った臭い(いわゆる硫黄臭)
・空気よりも重いため、くぼみや谷底にたまりやすい
・高濃度だと臭いを感じ取れなくなる
高湯温泉は硫黄泉のため、硫黄臭がしますが、問題はその濃度で、一般的に硫化水素の濃度は100ppmを超えると生命に危険が生じるとされています。
警察によりますと、捜索活動当時、現場では30ppmの濃度が確認されましたが、3人が遭難した当時の濃度は分かっていません。
福島県内では1997年に、安達太良山の火口付近で硫化水素ガスを吸った登山客4人が死亡する事故も起きています。
今のところ、今回の3人の死亡との因果関係は分かっていませんが、警察は、3人が硫化水素ガスを吸った可能性もあるとみて、今後司法解剖を行い、詳しい死因を調べることにしています。
■3人は経験豊富 関係者は「何が起きたのか」
高湯温泉は福島市西部の吾妻山麓にある温泉のひとつで、硫黄泉として知られる温泉です。
高湯温泉観光協会の遠藤会長によりますと、源泉ではパイプにスケール(湯の華)が付着し、定期的に清掃などの管理が必要ですが、3人はトランシーバーを携帯し、3人で行動するなど、リスク管理もしていたといいます。
ホテルによりますと、支配人らは2週間に1回程度、現地で作業を行っていました。
遠藤会長は「亡くなった3人は源泉管理の経験も豊富。一度に亡くなるというのは何が起きたのか」と困惑した様子でした。
https://news.yahoo.co.jp/articles/06b8793ef319b51b895d055cafc2d08cd0c555f4
2月19日8時35分にYAHOOニュース(福島民友)からは、現場付近は朝から雪で1mほど積もっていた、水蒸気が水になると硫化水素が濃縮され高濃度になって危険、現地は風が強かったらしいなど、下記趣旨の記事が現場の概略地図付きでネット配信されていた。
18日に死亡が確認されたホテル関係者3人。
中には勤続20年を超えるベテランもおり、関係者は「経験も知識も豊富な人たちがどうして…」と動揺を隠せなかった。
高湯温泉観光協会長の遠藤さん(69)によると、3人のうち会社役員の男性(56)は勤続20年以上、ホテル支配人の男性(63)も勤続15年ほどのベテラン。
硫化水素に関する知識や経験も豊富だった。
現場周辺はこの日朝から雪が降り、1メートル以上雪が積もっていた。
遠藤さんは「彼らが不注意で亡くなるとは考えにくい。何か大きなトラブルが起きてしまったのか」と推し量った。
関係者によると、源泉から宿泊施設へ温泉を流す湯管の内部に温泉成分が沈殿して付着し、詰まってしまうため、1~2週間に1度、管の掃除をする必要があるという。
源泉付近では濃度の高い硫化水素が発生していることから、ガスマスクの着用や複数人での作業を義務付けるなどの対策を講じて宿泊施設ごとに作業を進めている。
事故を受け、高湯温泉観光協会は、宿の代表者を集めた緊急会議を開いて、源泉管理の方法を議論するほか、専門家を招いて現地調査することも検討している。
温泉の化学分析を専門とする中央温泉研究所(東京都)の滝沢研究部長は「冬は源泉などの上に雪が積もってかまくら状になり、硫化水素や水蒸気を含むガスがたまることもある。水蒸気が水になると硫化水素が濃縮され、高濃度になって危険だ」と話した。
火山防災に詳しい磐梯山噴火記念館(北塩原村)の佐藤館長は、福島県内の火山から発生するガスのほとんどが硫化水素だとし、「聞く限りでは当時、風が強かったはず。かなり濃度が高かったか、(源泉のほかの場所からも)ガスが発生した可能性がある」と指摘した。
環境省が2017年に定めたガイドラインでは、硫化水素が検出される場所で作業を行う場合、複数人で作業することや防毒マスクを着用することなどを示している。
硫化水素による事故を巡っては、15年3月に秋田県仙北市の乳頭温泉郷で作業をしていた3人が死亡した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/125ffe1f19c5c2f0f5eb3394bcfbd753c9eb9c80
2月18日19時12分にNHK福島からは、積もった雪が硫化水素の流れに悪影響を及ぼしたとか、地熱で雪が溶けた窪地に硫化水素が溜まっていた可能性も考えられるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
同じ温泉の同業者は、一帯に積もった雪が源泉付近から出ている硫化水素の流れに悪影響した可能性を指摘しています。
高湯温泉観光協会の遠藤会長は、自身も宿に温泉を引く配管に詰まった「湯の花」を取り除くために源泉に行くことがあるといい、「亡くなった3人は源泉に向かう際には、いつもトランシーバーを持つなど日頃から装備を整えていた。今回も3人のグループで行動していて、硫化水素のリスクを回避しようとしていたと思う」と話しました。
18日の捜索で、3人が倒れていた現場付近で硫化水素の濃度が高いという情報があったことについて、「源泉の周辺にはたくさんの雪が積もり、きのうも雪も降っていたので硫化水素のガスがたまるなどの原因になったかもしれない」とし、一帯に積もった雪が源泉から出る硫化水素の流れに悪影響した可能性を指摘しました。
火山ガスに詳しい東海大学の大場武教授によりますと、現場周辺には活火山の吾妻山があり、源泉や周辺から非常に高い濃度の硫化水素が出ていた可能性があるということです。
また、雪が積もっている場合は、地熱で一部がとけてくぼ地ができ、そこに空気より重い硫化水素が滞留するおそれもあると指摘しています。
2005年12月には、秋田県湯沢市の温泉で雪のくぼ地にたまっていた硫化水素を吸って一家4人が死亡する事故が起きています。
大場教授は、硫化水素は目に見えず臭いも近づくまでそれほど強くない一方、濃度が1000ppmを超えると即死状態になる可能性もある非常に危険なガスだとして、火山や温泉の近くで息苦しさを感じた場合、息を止めてできるだけ高いところに移動することが重要だとしています。
大場教授は、「積もった雪に穴があいていても近づいてやっと分かる場合があり、火山ガスが出ている場所や源泉の周辺は本当に危険だということを十分認識してほしい」と話しています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/20250218/6050028856.html
2月19日14時3分にFNNプライムオンラインからは、地面からの熱で雪が溶け、雪の壁ができていた可能性もあるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
・・・
高湯温泉の旅館の施設管理を行う 本田さん:
「源泉の周りはあたたかく、お湯が出ておる。地面から出ておってあたたかいので、周りの雪が解けてしまうんですね。雪壁ができるんですね。」
専門家は、この“雪の壁”が、今回の事故に影響している可能性を指摘します。
法科学研究センター 雨宮所長:
「雪の壁みたいなのができると、密室まではいかないですけども、それに近いような状態、つまり硫化水素がたまるような空間、これができやすくなってきます。」
通常は風に流されるため、大量の硫化水素がその場に溜まることはほぼないといいます。
しかし、“雪の壁”ができて風通しが悪くなり、硫化水素が大量にたまったエリアが発生した可能性があるというのです。
18日午前7時半時点の高湯付近の積雪は、146cm。
相当量の雪が積もっていたことがわかります。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f7a0aab15e869b737a0d4b9c333420cdd12daf71
2月20日8時9分にYAHOOニュース(福島民友)からは、硫化水素は高濃度になると臭いを感じ取れなくなってしまうなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3人が倒れていた場所は周辺より低いくぼ地だったことが19日、関係者への取材で分かった。
市消防本部によると、硫化水素の濃度は、くぼ地の手前でも消防の活動基準を超えていたため、空気ボンベを装備してから救助に当たった。
3人はくぼ地手前から目視できる範囲に倒れていたという。
火山防災に詳しい磐梯山噴火記念館の佐藤館長(69)は、硫化水素の危険性について「濃度が高くなるにつれ臭いを感じ取ることができなくなる点」と説明。
低濃度だと卵が腐ったような臭いがするが、高濃度になると、嗅覚がまひして臭いを感じ取ることができなくなってしまうという。
https://news.yahoo.co.jp/articles/67019a1f836076a4997a05c6e21b6f27d70df1cb
2月19日17時22分にYAHOOニュース(テレビユー福島)からは、3人は防毒マスクを付けていなかった、捜索時の硫化水素濃度は30ppmだったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
消防によりますと、3人は発見された当時、防毒マスクをつけていなかったということです。
高湯温泉の同業者は、見つかった3人は、今までも源泉で作業をする際「防毒マスク」をつけていなかったと指摘します。
環境省のガイドラインでは、硫化水素の濃度が10ppmを超える場所に立ち入る際は、防毒マスクをつけるよう示していますが、警察によりますと、18日の捜索時は、現場で30ppmの濃度が確認されていました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/469d298a762e3bec509ad5c11b2e17640aff5de5
2月19日21時40分に朝日新聞からは、3人が見つかったのは雪の窪地、空気呼吸器は重く消費も早いので業務の内容によっては使用を厳密に適用するのは難しいなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
19日、福島市は旅館関係者に冬場の源泉管理に関する注意喚起を通知した。
通知では、源泉管理で入山する場合は、防毒マスクやガス検知管、トランシーバーなどを持って行くことや、複数人で作業することなど、安全管理策の徹底を促した。
高湯温泉観光協会は同日、今回の事故を受けた研修会を4月上旬に開くと決めた
福島市消防本部によると、3人が見つかったのは源泉から伸びるパイプ沿いの山道にできた雪のくぼ地。
現場の硫化水素の濃度は、消防隊員の活動基準の5ppm以上だった。
公益財団法人「中央温泉研究所」の滝沢・研究部長によると、硫化水素の人体への影響は体重やその日の体調などによって異なるが、数百ppm以上の濃度になると多くの場合、一瞬で意識を失い、最悪の場合は死に至る「ノックダウン」状態に陥る。
倒れた人を助けようとして巻き込まれる「二次災害」が起きやすいのも硫化水素など火山ガスの事故の特徴だという。
2015年に秋田県・乳頭温泉郷付近の源泉施設で配管作業中の3人が亡くなった事故もそうした背景があった。
・・・
環境省のガイドラインでも濃度が高い場所では空気呼吸器の使用を推奨している。
ただ、滝沢部長は「ボンベは重く、消費も早い」とし、高湯温泉のような硫黄泉では温泉成分で詰まりやすい引き湯パイプを頻繁に清掃する必要があるため、厳密な適用は難しいと指摘する。
滝沢部長は「業界として火山ガスの恐ろしさを再認識し、事故原因を究明して今後の再発防止策の糧としてほしい」と話していた。
■火山ガスが関係した主な死亡事故
1997年9月 福島県・安達太良山の沼ノ平で登山客4人が硫化水素中毒で死亡
2005年12月 秋田県・泥湯温泉の駐車場脇で一家4人が硫化水素ガスがたまった雪の空洞で死亡
2015年3月 秋田県・乳頭温泉郷付近の源泉施設で配管作業中の3人が硫化水素中毒で死亡
2023年7月 福島県・安達太良山で登山客1人が死亡。硫化水素を吸ったとみられる
https://www.asahi.com/articles/AST2M3DZST2MUGTB001M.html?iref=pc_national_$PAGE_TYPE_EN_list_n
2月22日7時28分にYAHOOニュース(福島民友)からは、3人の死因は硫化水素中毒だった、作業中に二次災害が起きたらしいなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3人が重なり合う形で倒れていたことなどから、倒れた人を助けたり連絡が取れず状況の確認を行った人が巻き込まれたりする「二次災害」が起きた可能性が高いことが21日、捜査関係者への取材で分かった。
福島署は21日、3人の死因は硫化水素中毒だったと発表した。
同署は3人の血液検査などを行って死因を特定した。
同署などによると、3人が倒れていたくぼ地状の場所は、雪に囲まれ空気より重い硫化水素が高濃度でたまりやすい環境だった。
その場所で3人は硫化水素を吸い込み、中毒症状を起こしたとみられる。
捜査関係者によると、3人の皮膚から硫化水素中毒にみられる変色が確認されていた。
また、別の捜査関係者によると、現場の状況から3人は源泉とホテルを結ぶ配管の詰まりなどを防ぐための作業中だったとみられ、1人か2人が先に倒れ、連絡がつかなくなったことに気付いた残りの人が、現場確認のため駆け付けた際に濃度の高い硫化水素を吸い込み、立て続けに倒れた可能性が高いという。
https://news.yahoo.co.jp/articles/7b02efaf44ac16d65b411315da19c92d2e5032d6
2025年2月17日16時37分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
17日午前7時35分ごろ、神戸市西区櫨谷町のゴルフ場「Dゴルフ倶楽部」で、従業員から「ゴルフ場の木を切っていて木が倒れ、男性が負傷」と110番通報があった。
兵庫県警神戸西署によると、同クラブ従業員の男性(51)が転がった木の下敷きになり、搬送先の病院で死亡が確認された。
男性は同日午前6時ごろ、別の2人の職員とゴルフコースの木の伐採などの作業を始めた。
根本から切り倒した長さ15メートル、直径30センチの丸太を斜面に置き、転がらないようにひもでくくりつけていたが、何らかの理由でほどけ、斜面の下側にいた男性に直撃したという。
発生当時、周囲に客はいなかったといい、署は安全管理に問題がなかったか調べる。
https://www.asahi.com/articles/AST2K2D3RT2KPIHB00HM.html?iref=pc_national_$PAGE_TYPE_EN_list_n
2月18日0時2分にYAHOOニュース(神戸新聞)からは、固定した木を小さく切断しようとしていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
17日午前7時35分ごろ、神戸市西区櫨谷町友清のゴルフ場で、木を伐採していた従業員の男性(51)が斜面を転がってきた木に巻き込まれ、下敷きになった。
男性は頭などを強く打ち、搬送先の病院で死亡が確認された。
神戸西署によると、木は高さ約15メートル、直径約30センチ。
男性は別の2人と3人で作業しており、木を切って斜面に横倒しにしてロープで固定していた。
固定した木を小さく切断しようとして何らかの原因で木が転がり落ち、男性が巻き込まれたという。
https://news.yahoo.co.jp/articles/baf85304b8a7411226981d5722b96feb56d01637
キーワード; 一種の上下作業
2025年2月17日12時39分にYAHOOニュース(新潟総合テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2月17日午前7時半過ぎ、糸魚川市羽生の木材工場で、従業員の女性から「はしごから男性が落下している。出血している」と119番通報がありました。
救急隊が駆け付けると、男性は頭部から出血し、心肺停止の状態で発見され、糸魚川市内の病院へ搬送されましたが、その後死亡が確認されました。
屋根の高さは約4mで、屋根には木材を切った時に出るおがくずを溜める場所があり、男性はおがくずを取りに一人で屋根に上っていたとみられます。
警察によりますと男性は畜産業を営んでいて、肥料となるおがくずを取りに度々工場を訪れていたといいます。
警察が事故の詳しい原因を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a38edf3b9556239dabab9dac8b54e775c2ddd2d2
2月17日11時35分にYAHOOニュース(テレビ新潟)からは、おがくずをトラックに積み込む作業中だった、屋根の上に雪はなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2月17日午前7時半ごろ、糸魚川市羽生の製材業者の工場の従業員から「工場の屋根から男性が落下した」と消防に通報がありました。
男性は約4メートルの高さから落下し、意識不明の状態で市内の病院に搬送されましたが、午前8時に死亡が確認されました。
死因は脳挫傷でした。
男性は屋根の上に積まれた「おがくず」を、トラックに移す作業を一人でしていたとみられ、現場にはスコップが残されていたということです。
屋根の上に雪はなかったということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/2f6fe750c0b22b69311d5f1f462fdda360b3768e
2025年2月15日15時6分にYAHOOニュース(新潟総合テレビ)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2月15日午前11時過ぎ、糸魚川市大洞の市道脇の斜面にある木を伐採していた70代男性が倒れてきた木の幹の下敷きになる事故がありました。
男性は上越市内の病院に救急搬送されましたが、右足の膝上から下が切断された状態で、意識不明の重体です。
事故は、近所に住む人から「木を伐採していたところ、倒れた木に足を挟まれたみたいだ」と119番通報があったことで発覚。
警察によりますと、木の伐採作業は午前9時頃から近所に住む男性4人で行っていたということです。
警察は事故の原因を詳しく調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/2893105166c2bccc6746cb3402b6cf03990361b8
2月15日19時3分に新潟日報からは、市道に枝などがはみ出したホオノキを伐採していた、男性は死亡したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2月15日午前11時ごろ、新潟県糸魚川市大洞の市道で木の伐採作業をしていた同所の無職男性(77)が倒れた木の下敷きになり、死亡した。
糸魚川署によると、男性を含めた地域住民ら4人で、市道に枝や葉がはみ出したホオノキの伐採作業をしていた。
倒れたホオノキは高さ20〜30メートルで幹の直径は最大1メートルほどだった。
https://www.niigata-nippo.co.jp/articles/-/557113
2025年2月15日15時56分にYAHOOニュース(テレビ長崎)から下記趣旨の記事が、落下した橋桁の写真付きでネット配信されていた。
佐世保市中心部の県道で西九州道の工事のため運搬されていた橋桁が台車ごと横転しました。
この影響で現場の県道は現在も通行止めになっています。
午前1時半前、佐世保市三浦町の県道で運搬中だった橋桁が台車ごと横転しました。
NEXCO西日本によりますと、橋げたは長さ30m、重さ140トンあり、運搬していた台車は遠隔で操作していたため、作業員などにけがはありません。
付近住民は「重い音ではなく金属音、がちゃーんと。交通事故にしてはえらく大きい音と思った」と話しています。
橋桁が県道をふさいだため解体して撤去する作業が続いていますが、午後3時半現在も現場の県道は通行止めが続いています。
橋げたは、県道の上を走る西九州自動車道の4車線化工事のため、夜間を通行止めにして組み立て場所から仮置き場に運搬していたところでした。
市民は「どうやって落ちたんでしょうね。こんなところでこういうことが起こるなんて」と驚いていました。
事故を受けて佐世保市の宮島市長は現場を視察に訪れていて、「こういうケースはまれで初めてのケースと聞いている。NEXCOにも十分注意してもらうよう話をしたい」と述べています。
現在のところ通行止めが解除される見通しは立っていません。
市内中心部の道路は通行止めの影響で日中、混雑が続きました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/bc76074787be98e9e59fcd222520dc1f31283585
2月21日17時4分にYAHOOニュース(長崎放送)からは、道路の傾斜が変わる場所を通過する際に架台の傾斜調整が間に合わなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
NEXCO西日本は、道路の勾配に対し架台を水平に調整する操作が間に合わなかったことが原因と発表しました。
【画像】重さ140トンの「橋げた」 ぶつかった道路標識もめちゃくちゃに
■140トンの橋げたが道路ふさぐ
この事故は15日未明、長崎県佐世保市の県道11号で、長さ30メートル、重さ140トンの「橋げた」1本が工事用台車から落下したものです。
付近の県道は約13時間通行止めとなり、周辺の交通に大きな影響が出ました。
NEXCO西日本によりますと、落下した「橋げた」は西九州自動車道の4車線化に伴う工事に利用するもので、組み立て場所から仮置き場へ、リモコン操作の台車で運搬中、台車から県道に落下したということです。
■落下の原因は「勾配」
仮置き場は中央分離帯にあり、運搬の途中、道路の傾斜が【2.0%】→【4.8%】に変わる場所を通過します。
作業員は、道路の勾配にあわせて台車の架台が水平になるよう調整する必要がありましたが、この調整操作が間に合わず、架台が傾斜したことにより、載せていた「橋げた」が落下したということです。
■再発防止策
NEXCO西日本は再発防止策として、
(1)橋げたの仮置き場を佐世保駅付近の平坦な場所へ変更
(2)路面の勾配が変化する手前での一時停止の義務付けと、速度制限(時速2キロ)
(3)台車に設置された水準器と速度計を監視する職員の配置
を実施するとしています。
現場の安全確認や再発防止策の教育が完了していないとして、21日現在も工事は中断しており、再開の目途はたっていないということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/92a95a209e8379993b3f0551a1d727d1b808d26b
2月21日18時38分にNHK長崎からは、通常より速度が速かったため傾斜調整が間に合わなかったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
橋桁を運んでいた西日本高速道路によりますと、事故当時、作業員が橋桁を運ぶ台車を操作していた際、傾斜のある道路を通常の速度よりも速い速度で走行したことが原因だとわかったということです。
このため、橋桁を載せる台を傾ける調整が間に合わず、橋桁が台車から落下したということです。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/20250221/5030023333.html
2025年2月14日17時27分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
JR東日本は14日、郡山総合車両センター(福島県郡山市)で車検にあたる電車の「全般検査」を行った際、モーター部品に傷がないかどうかを確認する探傷検査をやらないまま、検査に合格させていたと発表した。
検査機器が故障したため、目視だけで済ませていたという。
JR東によると、検査に不正があったのは、群馬や長野、仙台エリアなどを走る43両の電車に積まれたモーター計164台。
国土交通省には、目では見えない傷を調べる「磁粉探傷検査」を実施すると届け出ていたが、検査機器が故障した2024年1月から今年2月まで1年余にわたり目視で済ませていたという。
社内規程で探傷検査を必要とする29両計116台のモーターも目視だけで検査を終えていた。
JR東は、これら計280台のモーターについて、緊急対策として打音検査で傷の有無を確認。
さらに、6月末までに探傷検査を終えたモーターに交換する方針という。
JR東では昨年12月、鉄道車両の車輪に車軸をはめ込む「輪軸組み立て作業」をめぐって東京総合車両センターで圧入力値の改ざんなどがあったとして、鉄道事業本部長を務める副社長を譴責(けんせき)処分としている。
https://www.asahi.com/articles/AST2G2QZ2T2GUTIL00NM.html?iref=pc_national_$PAGE_TYPE_EN_list_n
2月14日20時13分に読売新聞からは、社内からの指摘で発覚したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
JR東日本は14日、郡山総合車両センター(福島県郡山市)で行った電車モーターの定期検査の一部で、約1年間、国土交通省に届け出た検査方法通りに実施していなかったと発表した。
JR東によると、国交省令と社内規程に違反した検査があったのは、中央線や上越線などを走る72両に設置された計280台のモーター。
専用装置を使って、モーター部品の傷を確認する必要があるのに、昨年1月に装置が壊れて以降は、目視で済ませていたという。
社内からの指摘で、今月7日に不正が判明した。
JR東は現在、正しく検査されなかったモーターについて、打音検査などを進めている。
安全性が確認できたものは運用を続けるが、6月末までに正しい検査を実施したモーターと全て交換する。
JR東は「心配をおかけしおわびする。再発防止に努める」としている。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20250214-OYT1T50147/
(ブログ者コメント)
ブログ者は小中学校時代、よく釣りに出かけていたが、その度に重りとしての「鉛かみつぶし」を嚙んでいた。
鉛の味もよく覚えている。
その「鉛かみつぶし」は今でも売られているが、ネットで調べた範囲では、毒性について問題になったことはなかったようだ。
常時継続摂取ではないからということだろうか?
2025年2月14日6時39分に読売新聞から下記趣旨の記事が、鉛管の残存件数グラフや都道府県別残存率の図解付きでネット配信されていた。
家庭などに水を供給する給水管のうち、健康被害を及ぼす恐れのある「鉛管」(鉛製給水管)について、国が2004年に早期全廃の目標を掲げたにもかかわらず、23年3月時点で約203万件(上水道の契約数ベース)残っていることが日本水道協会(東京)の調査でわかった。
専門家は、国や、自治体など水道事業者が住民に交換の必要性などを強く周知すべきだと指摘している。
鉛を過剰摂取すると腹痛や神経のまひなどの症状が出る。
鉛管はさびにくく、国内では1980年代まで広く使用されていたが、鉛が溶け出す恐れがあり、国は2004年に策定した「水道ビジョン」で「早期ゼロ」を打ち出した。
同協会は05年度から全国に残っている鉛管を集計しており、06年3月時点は約508万件だった。
直近の23年3月時点は約203万件で、全契約数(約5933万件)の3・43%。
都道府県別で最も割合が高かったのは香川県で、約12万件と県全体の27・75%を占めた。
浄水場からつながる給水管のうち、幹線部分の鉛管は各自治体が計画的に取り換えているが、家庭などに枝分かれする部分は大半が住宅敷地に埋設され、住民らが自己負担で交換する必要がある。
枝分かれ部分は設置記録が残っていないケースも多く、水道事業者の2割弱は残った鉛管の有無も把握できていないという。
水道事業に詳しい北海道大の松井佳彦・名誉教授(環境リスク工学)は、「国が改めて交換の必要性を強く周知し、手引を更新して事業者に配布して機運の醸成を図るべきだ」と話す。
◇
水道管から溶け出した鉛による健康被害も出ている。
山口県の30歳代男性は、山口市のアパートに住んでいた17年末、吐き気や下血が続いて入院。
同市上下水道局が調べると、台所などの水から基準値の40倍を超える鉛が出た。
男性は両手のしびれや倦怠感などに悩まされ、アパートの大家を相手取り、損害賠償を求めて提訴。
山口地裁は22年10月の判決で「症状は水道管から溶出した鉛に起因するものと合理的に推認される」と認定し、大家側に約700万円の支払いを命じた。
男性は車いす生活を余儀なくされており、取材に「日本の水道水は安全だと信じていた。『まさか』と思った」と明かした。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20250214-OYT1T50038/
(ブログ者コメント)
新しい機器は設置後に作動テストすると思うのだが、今回はしなかった?できなかった?
2025年2月13日18時47分にTBS NEWS (OBS)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
去年8月の台風10号で浸水被害が広がった大分県国東市の武蔵川で、増水しても可動堰が倒れなかった原因は業者の施工ミスだったことがわかりました。
(県河川課・松尾課長):
「施工という括りでいうと施工ミス。県としても今回の事案は大変重大と受け止めています」
国東市の武蔵町手野地区を流れる武蔵川は、去年8月の台風10号で農業用水の流れを止める可動堰が倒れず越水。
少なくとも倉庫や住宅、公民館8棟や農地およそ2ヘクタールが浸水する被害が出ました。
この可動堰はおととし8月に整備されたもので、一定の水位に達すると回転板が動くことで自動倒伏装置が作動するはずでした。
ただ、回転板を動かすために必要な「調整ボルト」を入れ忘れていたため、可動堰が転倒しませんでした。
熊本県にある製造・設置業者のN鉄工は12日、地元説明会で住民に謝罪していて、製造物責任法に基づいて被災に応じた損害を賠償する方針です。
県が管理する河川には同じくN鉄工が施工した可動堰が41基設置されていて、部品の欠落がないか今年5月末にかけて現在調査が進められています。
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/obs/1728614?display=1
2月13日19時0分にテレビ大分からはボルトは出荷後に欠落した可能性があるなど、下記趣旨の記事がボルト有り無しの比較写真付きでネット配信されていた。
2024年8月の台風10号の影響により、県内は記録的な大雨となりました。
こうした状況の中、当時、国東市の武蔵川では水位を調整するために設置されている可動ぜきが正常に動かず、周辺の住宅や農地などに浸水被害が出ました。
この原因について、県は13日、業者の施工ミスだったと発表しました。
可動ぜきを倒すのに必要なボルトが無くなっていて、出荷後に欠落した可能性があるとしています。
施工したのは熊本県のN鉄工で、被害に遭った住民に対し、損害賠償を行う意向です。
https://tosonline.jp/news/20250213/00000009.html
2月13日17時17分にNHK大分からは、輸送する際などにボルトを欠落させた可能性があるという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
県は13日、会見し、可動ぜきを確実に動かすための「調整ボルト」と呼ばれる部品が欠落していたことが原因だったと明らかにしました。
製造した熊本県のメーカーが輸送する際などにボルトを欠落させた可能性があり、メーカーは12日、浸水被害を受けた住民に対し損害賠償することを説明したということです。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/oita/20250213/5070020654.html
2月14日10時15分に毎日新聞からは、施工時の画像を確認したところボルトが欠落していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
施工ミスが判明したのは、武蔵町手野地区の手野井堰。
県がN鉄工(熊本県)に発注し、2024年4月に運用開始。
通常は農業用水に使うため、堰を立てて上流側に水をためるが、水位が高くなると堰が倒れて水を流す。
周辺農家でつくる団体が管理していた。
だが、台風10号の接近時には作動せず、周辺の約3・1ヘクタールが浸水。
家屋や公民館など計8戸に浸水被害が出た。
このため、県と同社が共同で原因を調べ、施工時の画像を確認したところ、ボルトの欠落が確認されたという。
https://mainichi.jp/articles/20250214/k00/00m/040/016000c
2025年2月13日15時51分にYAHOOニュース(rkb)から、下記趣旨の記事が複数枚の現場写真付きでネット配信されていた。
13日午後1時ごろ、太宰府市梅ケ丘の下水道工事現場で作業をしていた人から「男性作業員が掘削中に土砂が崩れた」と消防に通報がありました。
消防が駆けつけたところ、首から下が土砂に埋まり意識不明の男性を発見。
男性はレスキュー隊などによって救助され、病院に搬送されましたが、約1時間後に死亡が確認されました。
警察によりますと、死亡したのは、太宰府市宰都に住む建設作業員の石田さん(62)です。
事故が起きた現場のすぐ隣にはコンビニエンスストアがあり、太宰府市によると当時、新設される共同住宅に下水管をつなげるための工事が行われていました。
石田さんは、縦横1.5メートル、深さ3メートルほどの場所でショベルを使って土砂を掘り進めていたとみられています。
警察は、石田さんが死亡した経緯について詳しく調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/8175978337c134d1c0881ee5f8437099882c30cd
2月13日17時26分にYAHOOニュース(テレビ西日本)からは、穴を掘り下げていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
13日午後、福岡県太宰府市で、道路に掘られた穴で下水管の工事をしていた男性が流れ込んだ土砂に埋まり死亡しました。
警察によりますと、13日午後1時過ぎ、太宰府市梅ヶ丘の工事現場から、「土砂採掘中に土砂が崩れ60代男性が上がれず呼びかけに応じない」と通報がありました。
現場では下水管をつなぐ工事が行われていて、男性は深さ約3メートルの穴の中で1人で穴を掘り下げる作業を行っていたということです。
男性は首から下が土砂に埋まった状態で発見され、消防が救助しましたが、搬送先の病院で死亡が確認されました。
警察は男性の身元の確認を急ぐとともに事故の原因を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/4bd27571b67a3bed3f732ae6d97596710a70d753
2月14日17時57分にYAHOOニュース(九州放送)からは、死因は脳挫傷だったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
死因は脳挫傷で、頭部に何らかの硬い物が当たったとみられています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/424a3412af9ca63ad0391da4a1c7b9bd488a4348
2025年2月13日19時30分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
台湾中部の台中市にある百貨店「新光三越」の台中中港店で13日午前11時半(日本時間午後0時半)ごろ、ガス爆発が発生し、4人が死亡、26人が重軽傷を負った。
消防当局が明らかにした。
同店12階のレストラン街を中心に被害が出ている。
当時は12、11階で改修工事が行われていた。
台湾紙の自由時報(電子版)によると、百貨店の近くを歩いていたマカオ籍の夫婦2人が落下した破片の直撃を受けて死亡。
2歳の孫娘も頭部に重傷を負ったという。
新光三越を運営する「新光三越百貨」は、台湾の新光グループと三越伊勢丹ホールディングスが出資している。
日本台湾交流協会台北事務所によると、邦人の被害は確認されていない。
https://www.sankei.com/article/20250213-WBWGT7256FMSBLN74LEHQY6VJY/
2月13日18時22分にYAHOOニュース(FNNプライムオンライン)からは、爆発原因に関する識者の推定などが、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
日本時間の13日正午過ぎ、台湾中部の台中市の繁華街にあるデパート「新光三越」の12階部分で爆発が起こり、これまでに4人が死亡、28人が重軽傷を負いました。
台湾の百貨店でのガス爆発について、火災や爆発事故に詳しい市民防災研究所の坂口隆夫さんと見ていきます。
デパートの12階で突然爆発が起き、外壁の一部など、大量の破片が大きく道路側に飛び散りました。
休業中のフードコートの工事現場で、ガスによる爆発が起きたとみられています。
青井キャスター:
「まず、映像からどんな事故だったと読み取れますか? 」
元麻布消防署長・坂口さん:
「爆発をした12階が休業して改装工事中だったということですから、工事でガス配管に傷をつけてしまったのか、あるいは折損してしまったのかと。
それでガス漏れをして、工事中の何らかの火花によって爆発したのかなと考えます。」
青井キャスター:
「火災など、炎が上がっている様子はないんですが。」
坂口さん:
「ガス爆発の場合、漏れたガスに一時的に火が付くんですね。
火が付いて、その熱によって内部の圧力が上昇するわけですね。
ですから、外部よりも0.1気圧上昇するだけで、1平方メートルの壁に1トンの力が加わると言われていますから。
私は、相当なガスの量が漏れたのかなと思いますね。」
青井ャスター:
「工事中ですが、ガスは切ってはいないんですね。」
坂口さん:
「あるいは、切っていても元から止めていなければ、工事している12階にガスが送られていれば工事で傷つけることは十分、あり得ると。」
改めて、爆発が起きた現場を見ていきます。
今回の爆発が起きた現場は、新光三越というデパートでした。
このデパートは台湾中部、台中の一番の繁華街にあるということで、ホームページによりますと、台湾の新光グループと日本の三越伊勢丹ホールディングスが提携して運営しているということで、地下6階、地上14階の、台中で最大規模の大型店舗だということです。
内部の映像を見ていきます。
爆発のあった12階かどうかはわからないですが、特に損傷の激しかったフロアでは、内装から天井まで全てはがれて、がれきのようになってしまっています。
そして、別のエリアでは天井のパネルが落下しています。
青井キャスター:
「内部の映像でわかることはありますか? 」
坂口さん:
「やはり、ガス爆発によって弱い部分が破損しているのがわかります。
特に外壁がかなり破損されていますけれども、やはり外壁というのは、映像を見てもガラスでできていたり、非常に弱い部分なのかなという感じがします。」
青井キャスター:
「天井のようなものが落ちていましたが、あれもガス爆発によってということでしょうか。」
坂口さん:
「そういうことです。ガス爆発によって天井の部材が破損して落下したということですね。」
青井キャスター:
「12階という情報があるんですが、それ以外の階にも影響が広がっている可能性はあるんでしょうか。」
坂口さん:
「上下の階には影響が出ているんじゃないでしょうか。」
青井キャスター:
「今回の爆発、原因を調べることになると思うんですが、どうやって特定していくんでしょうか? 」
坂口さん:
「まず、12階の改装工事中のところまでガスが通っていたのかどうかということですね。
通っていなければ当然、爆発は起きませんから。
どういうガスをどこで止めて工事をしていたのか、その辺がポイントになると思います。」
https://news.yahoo.co.jp/articles/4dde32ab6f9fa8aaec74bf07ae2d939773d1ef78
2025年2月4日に掲載した元記事がブログ運営会社の字数制限に抵触しましたので、ここに新情報を第2報修正1として掲載します。
第1報は下記参照。
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/14370/
(2025年2月19日 修正1 ;追記)
2025年2月10日20時5分にYAHOOニュース(朝日新聞)からは、管内の水流や硫化水素の影響で救助活動はいまだ難航しているなど、下記趣旨の記事が下水管内部の現状の模式図付きで」ネット配信されていた。」
埼玉県八潮市で県道が陥没してトラックが転落した事故で、安否不明となっているトラックの男性運転手の救助が難航している。運転席部分とみられるものが見つかった下水道管内は、水流や硫化水素の影響で人が近づけない状況だからだ。
【写真】がれきや土砂の撤去作業が続く陥没現場=2025年2月10日午前9時22分、埼玉県八潮市、伊藤悟撮影
県や消防は陥没した穴側からの救助は断念。
新たな方法を模索するが、発生から10日以上過ぎても見通しは立っていない。
5日に行われた県のドローンによる調査で、陥没地点の100~200メートル下流の下水道管(直径4・75メートル)内に、トラックの運転席部分とみられるものが確認された。
一部が流水につかり、男性の姿は確認できなかったが、県や消防は男性がこの周辺にいる可能性があるとみている。
さらに上流側ではがれきなどの堆積(たいせき)物が管を塞いでおり、陥没地点側は汚水であふれていた。
陥没が起きたのは1月28日。
当初は転落したトラックが見え、男性と会話もできる状態だったため、消防は穴の内部に隊員を入れたり、クレーンでトラックごと救助しようとしたりしたが、失敗。
何とか荷台部分は引き上げたものの、現場周辺で崩落が相次いで穴が拡大し、運転席部分はがれきや土砂で見えなくなった。
二次災害の恐れもあり、穴の内部での救助活動が難しくなった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/3ac4f58a68e76eb3f8df66c8b79c0409082b6c12
(2025年2月23日 修正2 ;追記)
2025年2月22日18時11分にYAHOOニュース(TBS NEWS )からは、避難要請が解除された、説明会では住民から住めないほど臭いという意見が出たなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
県は現場周辺の地盤を補強する作業を終えたことから、今月19日に現場近くの住民47人への避難要請を解除しました。
県はきょう午後、初めての説明会を開き、現場周辺に住む84世帯、120人が参加しました。
捜索に向けた工事の進め方などについて説明が行われましたが、その後の質疑応答では、住民から現場近くに住む不安や工事による振動や騒音、臭いへの対応を求める声が相次ぎました。
参加者 :
「(自宅から)20mか30m先では崖がすぐにあるので、あの光景を毎日目にすると不安は感じます。臭いはもう本当に…住める状態ではない。喉の奥に臭いが溜まるっていうんですか、それぐらい本当に臭いです」
大野知事は「現状を把握して対応を検討したい」としています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/6ef010bfd478800c8e9cd30d31ac2d3aa8bcec2b
2月22日16時3分に読売新聞からは、事故対応の影響で上流側の春日部市では下水の水位が上がっているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
事故後、下水道の上流にあたる同県春日部市内では、下水道管の水位が上昇したままになっている。
事故現場に流れ込む下水の勢いを弱めようと、県が「春日部中継ポンプ場」への流入量を絞っているためで、市は監視を続けている。
事故発生から半日ほどたった1月28日深夜、春日部市職員が、県の下水道管に接続する市の下水道管のマンホール内を点検した。
その時、下水は地表から約8メートル下の位置にあったという。
翌29日午後4時の点検では、地表から約3・5メートル下の位置まで上がっていた。
その後も市は毎日の点検を続けているが、水位は約3~3・5メートル下の状態が続いているという。
県は事故後、塩素消毒した下水を春日部中継ポンプ場から 新方川へ緊急放流している。
またポンプ場に流れ込む下水量を絞り込む対応を取っている。
そのためポンプ場の上流約1キロ・メートルにある市の下水道管で水位上昇が続いているとみられる。
春日部市の担当者は「下水が地表にあふれ出したら大惨事になる」として警戒を強める。
さらに上流にある自治体の担当者は「(下水の流量が増える)梅雨時期が心配」と気をもんでいる。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20250221-OYT1T50152/
2025年2月10日17時47分にYAHOOニュース(テレビ新潟)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
新潟市は10日、市内で「ボツリヌス食中毒」が発生したと発表しました。
新潟市によりますと、ことし1月25日に市内の医療機関から、入院患者の50代女性にボツリヌス食中毒を疑う事例があったと連絡があり、その後、国立感染症研究所で患者の血清や便を検査した結果、2月5日、C型ボツリヌス毒素の陽性が確認されたということです。
保健所の調べによりますと、女性患者は去年11月頃、市内の食料品店で、密封容器包装詰めで要冷蔵食品の総菜を購入し、自宅で常温で保管していました。
その後、ことし1月20日の正午頃、1人で食べたところブルーチーズのようなにおいや味が確認されたといい、女性はその日の深夜に、眼のチカチカ感、口が渇く、嚥下(えんげ)困難、ろれつが回らないなどの症状があり、翌日午前5時ごろに医療機関を受診。
その後、症状が悪化したため、病院へ救急搬送されました。
女性は食餌性ボツリヌス症の一般的な潜伏期間である8~36時間以内にほかの疑わしい食品を食べていなかったことから、女性が食べた総菜を原因とするボツリヌス食中毒と判断されました。
女性は現在も入院していて、意識はありますが、全身にまひ症状があり、人工呼吸器を装着しているということです。
女性が購入した総菜が賞味期限内だったかどうかなど詳しいことは分かっていません。
市は、真空パックなどで膨張や、異臭がする場合は、菌が増殖している可能性があるとして、絶対食べないよう呼び掛けています。
密封食品であっても、常温で放置しておくとボツリヌス菌が増殖し、命にかかわる食中毒の原因になることがあるとして、適切な冷蔵保存や加熱調理をしてほしいといいます。
ボツリヌス菌が作り出す毒素は加熱により毒性を失うため、食べる前に十分な加熱を行うことが予防策として大切だということです。
県内でのボツリヌス菌による食中毒の発生は、1982年に調査が始まって以来、初めての確認ということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1e984747a044d4cfe3f6ccd4ce84a2b33738d158
2025年2月9日15時59分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
JR各社で、夜間の営業終了後や運行の合間を縫って実施してきた線路の保守作業について、日中に路線を運休して集中的に行うケースが広がっている。
作業員の人手不足が問題となる中、仕事を続けやすい環境を整える狙いがある。
「保守工事で運休だとは思わなかった」。
山口県周南市のJR徳山駅で昨年12月26日、岩徳線に乗車しようとした同県防府市の女性(71)は戸惑いの表情を見せた。
JR西日本の岩徳線岩国―徳山間では、同11月から2月7日までの平日15日間の午前9時半~午後4時、レールや枕木の交換を集中的に行った。
この時間帯の列車上下各2本は各日、運休した。
女性は老人ホームで暮らす母のもとを訪ねる予定だったといい、「あきらめるか、バスを探します」と話した。
JR西によると、2019年頃から同様の取り組みが本格化した。
当初は中国地方が主だったが、福井県を中心とする小浜線などにも広がり、昨秋は京都府などの関西線や、滋賀県などの草津線でも実施した。
昼間に運休しても影響が限定的なローカル線が中心だ。
背景にあるのは、人手不足だ。
24年度の社員数は2万4300人と、10年前の3万170人から約2割減少。
保守作業を行う要員も減っている。
人員数に応じ、効率的に作業を進めるため日中に行うことにした。
不規則な勤務を減らして労働環境を改善し、離職を防ぐ狙いもある。
明るい時間帯に作業するため、ミスや事故の防止にもつながるという。
沿線住民らを対象にした作業の見学会も積極的に開催している。
JR西は「お客様にご迷惑をおかけすることになるが、理解してほしい」としており、実施線区の拡大を検討している。
JR九州は10年度頃から、JR北海道も19年からそれぞれ、運休を伴う昼間の工事を行っている。
JR四国は、2月12日から、愛媛県南部の予讃線八幡浜―宇和島間で初めて行う。
平日の5日間、各日特急・普通計14本を運休させ、敷石の交換や線路沿いにある樹木の伐採を行う。
関西大の安部誠治名誉教授(交通政策論)は「線路設備の維持管理は、鉄道の安全を守る上で極めて重要だ。作業員の高齢化や人手不足が深刻化する中、夜間の作業を日中に置き換えるだけでなく、ロボットなど最新技術を有効に活用していくことが求められる」と指摘する。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20250209-OYT1T50044/
以下の過去記事4件に、新情報を追記しました。
詳細は、元記事(添付URL)を参照願います。
2025年2月8日掲載
[昔] 2024年11月9日 砂川市で深夜、JRの貨物列車が線路上の保線作業員を見つけ急ブレーキ、列車接近時間を失念、本数少ないからと見張りおかず、虚偽報告の口裏合わせも(修1)
(新情報)
工具を取りに戻ったという虚偽報告の口裏合わせを上司が作業員全員に指示していたなど。
(新情報に基づきタイトルも修正した)
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/14380/
2025年2月3日掲載
2025年1月27日 広島県廿日市市の中国自動車道で工事のため吊り足場を設置中、足場が崩れ、安全帯着用5人が落下して死傷、1人だけ落下せず、アンカー位置を誤っていた(修1)
チェーン固定用アンカーが計画より低い位置に打ち込まれていた、足場の両端を支えるチェーンも設置されていなかったなど。
(新情報に基づきタイトルも修正した)
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/14369/
2023年3月17日掲載
2023年3月8日 太田市の石見銀山で観光客がもたれかかった木製柵が折れ川に転落して死亡、2年前に腐食が確認されたが近づかないようコーンを3つ置いただけで注意表示なし(修1)
(新情報)
市の職員2人が業務上過失致死の疑いで書類送検されたなど。
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/13099/
2021年6月9日掲載
2021年4月17日 八王子市のアパートで住人が2階への外付け階段を上っていたところ、木製の踊り場(設計は鉄)が腐食で崩落したため2m下に転落し、頭を強く打って死亡(第2報)
(新情報)
・実質経営者が書類送検された。
・事故前には階段腐食などの苦情が10数件。
・従業員からも一斉点検が必要との声。
・しかし資金繰りが苦しく作業を優先したなど。
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/11681/
2025年2月10日10時35分にテレビ新広島から、下記趣旨の記事が当該駐車場の外観写真付きでネット配信されていた。
9日午後6時半ごろ、福山市元町の立体駐車場で、「男性の意識がない、立体駐車場内の作業員中に一時的に挟まれた」などと消防に通報がありました。
福山市の会社役員・山本さん(51)が、車を乗せる台を上下に動かすおもりと地面の間に体を挟まれて市内の病院に搬送されましたが、死亡が確認されました。
死因は胸を圧迫されたことによる窒息死でした。
警察によりますと、立体駐車場の車を乗せる台に不具合が生じ、山本さんは別の作業員と2人で、点検作業を行っていたということです。
https://www.tss-tv.co.jp/tssnews/000027525.html
2月10日16時23に山陽新聞からは、パレットが動かなくなったため昇降機の内部に入って点検していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
福山東署によると、山本さんは駐車場のメンテナンスを担当。
事故の直前にパレットが動かなくなる不具合があり、昇降機の内部に入って点検していたという。
原因を調べている。
https://www.sanyonews.jp/article/1678060
2月10日11時8分にYAHOOニュース(中国放送)からは、おもりが動いて落下したらしいなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
タワー式立体駐車場で作業員2人で点検作業をしていたところ、設備内で作業していた1人が、車を乗せるパレットを上げ下げさせるためのおもりと、地面とのあいだにはさまれたということです。
警察は、何らかの原因でおもりが動いて落下したとみて、事故の原因を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a52d6d168cbc6f28d3e05fdbe53c4a447be3f3ce
2025年2月13日17時14分にYAHOOニュース(長崎放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
今月8日、高速バスのトランク内に20代の女性が13分間閉じ込められJR長崎駅前からおよそ1.5キロ走行していたことが分かりました。
長崎バスによりますと、バスは今月8日午後9時46分に、乗客53人をのせて長崎空港を出発し、午後10時36分に長崎駅前交通広場に到着。
乗客がバスを降りる際、女性客(20代)が荷物を降ろすためにトランクの奥に入り込んでいましたが、最後に降りた男性客が女性に気付かずトランクの扉を閉め、バスの男性運転手は男性客の合図を受けて、トランク内を確認することなくバスを発車。
運転手は、その後13分間女性をトランク内に残したままバスを1.5キロ走行させ、終点に到着するまで乗客の閉じ込めに気付かなかったということです。
女性にケガはありませんでした。
バスを運行していた長崎バスは「発車前にトランクルーム内の安全確認を行う」といった手順を徹底させていなかったために発生したとして、今後、再発防止に向けて、すべての運転手に再度マニュアルの厳守を徹底するとしています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/0cc49d9c033bad01d91f00a50cd5e72eb5fde988
2月13日19時20分に朝日新聞からは、運転士はミラーで扉が閉じられていることを確認し、そのまま発車したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
長崎駅前で降車した女性が、自分の荷物を取り出そうとトランクの中に入り込んでいた際、別の降車した客が気付かずにトランクの扉を閉めてしまったという。
バスの運転士は、運転席のミラーでトランクの扉が閉じられていることを確認し、そのまま発車。
10分後、1.5キロ先の終点「ココウォーク茂里町」に到着し、トランクの中を点検して、女性を見つけた。
女性は、同じバスで長崎駅前まで送り届けたという。
同社は、閉じ込め事案の発生を、長崎運輸支局と長崎警察署に報告した。
同社自動車部は、「会社として、発車前に運転士がトランクルーム内の安全確認を行うという手順を、徹底させていなかった。誠に申し訳ございませんでした」とのコメントを発表した。
https://www.asahi.com/articles/AST2F33TWT2FTOLB005M.html?iref=pc_national_$PAGE_TYPE_EN_list_n
※2月13日付で同社HPには、乗客がトランクを閉めて合図した際、運転士は運賃精算対応していたなど、下記趣旨のお詫び記事が掲載されていた。
・・・
3.事案発生の概要
・当該バスは、航空機の遅れに伴い定刻より21分遅れの21:46に長崎空港を発車。
・22:36長崎駅前に到着。
・19人の降車客のうち16番目に降車した当該お客様が、自分の荷物を取るためにトランクルームの中へ身体ごと入られた。
・最後(19番目)に降車したお客様が、該当のお客様の存在に気付くことなくトランクルームの扉を閉めて、運転士に扉を閉めたことを合図した。(この間、運転士は運転席にて運賃精算対応)
・運転士はその合図をもって、運転席からミラー越しに、トランクルームの扉が閉まっていることのみを確認し、当該お客様をトランクルームに残したまま長崎駅前を発車した。
・22:47終点ココウォーク茂里町に到着。
・22:50 4名が降車後、お忘れ物等の確認のため運転士がトランクルームを開けた際に、当該お客様を発見したもの。
4.事案発生の原因
最後に降車されたお客様がトランクルームの扉を閉めたことを知らせる合図をしたことで、本来運転士が行うべきトランクルームの閉扉確認を怠ったため。
5. 再発防止策
・空港線運行マニュアルの徹底
※空港線運行マニュアルでは、「トランクルームの開閉確認は運転者自らで必ず確認すること」と明記。(荷物の出し入れは、コロナ禍以降お客様ご自身にお願いをしています。)
https://www.nagasaki-bus.co.jp/news/5433/
2025年2月7日7時3分にYAHOOニュース(みんなのゴルフダイジェスト)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
ラウンド中に一番怖いカミナリ。
落雷被害には、直接、雷に打たれる「直撃」と、近くの木などに落ちて、そこからの放電に打たれる「側撃」があり、いずれの場合も死亡または重大な後遺症につながりやすい。
そういう落雷からプレーヤーを守るために、㈱落雷抑制システムズでは画期的なPDCE避雷球による防雷設備を開発した。
昨年の週刊ゴルフダイジェスト11月5日号でも取り上げたが、国内最大のアコーディア・ゴルフで採用し、運用している防雷設備。
従来の避雷針は「雷を呼び込む」設備だったのに対し、PDCE避雷球は「雷を呼び込みにくくする」原理を採用した避雷設備で、
① キャパシタ構造で放電しにくい球形により雷の直撃を防ぐ 。
② 建物に雷を呼び込みにくい構造とし、雷電流による電気・電子機器の損傷を防ぐ。
③万が一、雷が落ちても雷電流は引き下げ導体で地中に流す。
といった特徴がある。
アコーディア・ゴルフでは、昨年、保有する全173のコースで雷雲接近時のプレーヤーの避難をシミュレーションし、クラブハウスや避雷小屋まで遠かったり、避雷小屋が小さくて人が溢れたりする36のコースにPDCE避雷球による防雷設備を新設。
昨年6月上旬に全83基の設置が完了し、同時に策定した「落雷事故防止マニュアル」により、この半年間の運用は極めてスムーズだったという。
「アコーディア・ゴルフ様で採用されたのは最軽量のPDCE-Babyという機種。
重機の入れない場所でも設置可能で、Babyを8mの高さに設置すれば最大6~7台の乗用カートを停めることができます」(㈱落雷抑制システムズ広報・松本さん)
PDCEは他にも多くの機種があり、設置条件に応じて対応可能という。
落雷の多い地域のゴルフ場は検討してみてはどうだろうか?
※週刊ゴルフダイジェスト2025年2月18日号「バック9」より
https://news.yahoo.co.jp/articles/0da7d3abb044ac8f1537bdfec3d9803bf4bfefd1
以下は、落雷抑制システムズ社のHPに掲載されている「落雷抑制の原理(抜粋)」。
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上昇する「お迎え放電」と地面に降りる「先行放電」が上空で互いに引き合い、結ばれることで放電路が形成され、次に大きな電流が流れるのが落雷なのです。
このお迎え放電をなるべく出さないようにすることが落雷を招かないために重要で、そのために2つの工夫が施されています。
- その1つが電極の形状で、尖った針よりは滑らかな半球体の方が放電し難い
- 同じ高さで先端の形状は同じように尖っているが、大地との間にキャパシタを入れて大地からの電流を流し難くした方が放電し難い
この2つの構造を1つにまとめてお迎え放電を出し難くしています。
これを更に放電し難くしたのが避雷球です(特許取得:日本・米国・欧州・中国)。
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https://www.rakurai-yokusei.jp/lightning-suppression-principles


















その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。