2018年5月15日4時50分にNHK NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
中国内陸部、四川省の上空を飛行していた旅客機の操縦席の窓が突然破損して近くの空港に緊急着陸し、副操縦士など乗員2人がけがをして、航空当局が原因を調べている。
中国国営の新華社通信などによると、四川省成都付近の上空で、14日午前、飛行していた四川航空の旅客機の操縦席の窓が破損した。
この旅客機は、内陸部の重慶からチベット自治区のラサに向かっていたもので、現地メディアは操縦士の話として、離陸してから30分ほどして、上空1万メートル近くを飛行していたところ、突然、窓が破損したと伝えている。
旅客機は、窓が破損した直後、急降下したということだが、およそ40分後に成都の空港に緊急着陸した。
このトラブルで、操縦席で破損した窓の近くにいた副操縦士が機体の外に飛び出しそうになって顔や腰にけがをするなど、乗員2人がけがをした。
トラブルのあった旅客機を伝える映像では、操縦席の窓とともに機器が壊れている様子や、客席で垂れ下がっている酸素マスクなどが確認でき、当時、緊迫した状況だったことがうかがえる。
この旅客機は2011年に四川航空に配備されたエアバスA319型機だということで、中国の航空当局が詳しい原因を調べている。
出典
『中国 飛行中に旅客機の操縦席の窓壊れる 副操縦士らけが』
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180515/k10011438421000.html
(ブログ者コメント)
〇写真によると、操縦席正面の窓が割れたように見える。
〇飛行中の旅客機の窓が割れた事例は、米国の2件に続き、今年これで3件目だ。
米国の2件は、本ブログでも紹介している。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。