2019年11月24日12時14分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
24日午前7時10分ごろ、大阪(伊丹)空港の全日空の保安検査場で、成田行きの乗客の小型折り畳みナイフを係員が見逃すミスがあり、検査場が約20分にわたり閉鎖された。
乗客は再度、保安検査を受け搭乗。
約30分遅れで出発した。
影響で一部の便に遅れが生じた。
全日空によると、エックス線検査で折り畳みナイフ1本を発見し没収。
乗客は再検査を受け、通過した。
その後、検査から漏れたリュックがあることに気付いた係員が乗客を追い掛けて所持品を確認すると、折り畳みナイフがもう1本見つかった。
大阪空港では9~10月、全日空機の乗客が刃物を持ったまま検査場を通過するトラブルが相次ぎ、今月9日には日航でもカッターナイフの見落としがあった。
(共同)
https://mainichi.jp/articles/20191124/k00/00m/040/061000c
11月24日13時37分に朝日新聞からは、若干ニュアンスの異なる、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
24日午前7時10分ごろ、大阪(伊丹)空港の保安検査場で、折りたたみ式のナイフが入ったバッグに係員が気づかず、成田行きの全日空(ANA)2176便の乗客を通す検査ミスがあった。
検査場は約20分間閉鎖され、乗客は再度、保安検査を受けて搭乗し、約30分遅れで出発した。
全日空によると、X線検査で折りたたみ式のナイフを1本発見し、回収して乗客が通過した後、別のリュックにもう1本の折りたたみ式のナイフが入っていることに係員が気づいた。
乗客を追いかけて所持品を確認し、回収して保安検査をやり直したという。
伊丹空港では9月と10月にも、刃物の入ったバッグに係員が気づかず、全日空機の乗客を通す検査ミスが発生している。
https://www.asahi.com/articles/ASMCS4D0DMCSPTIL009.html
11月24日12時27分にNHK関西からは、上記の2報道とは若干ニュアンスの異なる、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
24日朝、大阪空港にある全日空の保安検査場で、係員が折りたたみナイフを手荷物に入れた乗客を見落とし、確認のため一時検査場が閉鎖されるトラブルがありました。
大阪空港では、ことし9月から同様のミスが相次いでいます。
全日空によりますと、24日午前7時ごろ、大阪空港の南ターミナルの保安検査場で、業務を委託された係員が機内への持ち込みが禁止されている折りたたみのナイフを手荷物に入れた乗客を見落とすミスがありました。
係員はその後、見落としの可能性があることを上司に申告し、空港内でナイフ2本を持ち込んだ乗客を見つけましたが、保安規定に基づいて、午前7時12分から20分間保安検査場が閉鎖されました。
この影響で、7便に最大で30分程度の遅れが出たということです。
大阪空港では、先月に同じ全日空の南ターミナルで同様のミスがあり、数時間にわたって保安検査場が閉鎖されたほか、今月9日には日本航空の検査場でも同様のトラブルが起きています。
全日空は、「再発防止に取り組む中でこのような事態を起こし、ご迷惑をおかけしていることを深くおわびします」とコメントしています。
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20191124/2000022672.html
(ブログ者コメント)
伊丹空港での同様の保安検査ミスは、今年、これで4回目だ。
過去3回の検査ミスは本ブログでも紹介スミ。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。