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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2024926810分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

千葉・房総半島沖で7月、東海汽船(東京)の運航するジェット船「セブンアイランド愛」(乗客乗員121人、約280総トン)が漂流した事故で、用途の異なるホース1本が誤って使われていたことがわかった。

このホースの損傷による油漏れが不具合の直接原因だった。

国土交通省は25日、東海汽船に対し、海上運送法に基づく警告を出した。

国交省と東海汽船によると、損傷したのは本来船内に用いるオレンジ色の油圧ホースで、2021年末の整備の際、黒色の水中用油圧ホースと取り違えて左舷側の油圧系統に使用した。

誤ったホースは10センチ以上長く、無理に曲げて収納した結果、損傷が起きた。

さらに、左舷側の油圧低下を知らせる警報が作動した直後、機関操作を担当する乗組員が、右舷側ガスタービンを操作マニュアルに反して緊急停止。

右タービンの起動装置は、異常の起きた左舷側の油圧系統で操作する仕組みのため再起動ができなくなり、船は左右両側で推進力を失った。

マニュアルに従って左舷側タービンだけを停止していれば右タービンで航行を継続できたとみられ、国交省は同社の乗組員に対する教育が不十分だったと指摘。

東海汽船は「再発防止に取り組む」とコメントした。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20240925-OYT1T50167/  

 

925日付で東海汽船のHPには、ホースは部品番号で管理されていた、乗組員が警報作動時にガスタービン停止操作を誤ったなど、下記趣旨のお知らせが掲載されていた。

2024年7月24日に発生しました「セブンアイランド愛」の不具合について、本日、国土交通省関東運輸局より輸送の安全確保等に関する警告書を受けました。

原因及び再発防止策の詳細については以下の通りです。

<原因及び再発防止策>

  油圧ホース損傷

損傷原因を調査する中で、損傷個所の油圧ホースが本来の物とは異なる物が誤って取り付けられていたことが確認されました。

ホースは部品番号で管理されておりましたが、交換の際に取り違いがあったと確認しております。

その後、弊社の他のジェットフォイルについても緊急点検を行い、同様の取り違いが発生していないことは確認しております。
再発防止策として、取り違い防止のため部品番号のみではなく、ホースの寸法等の規格リストにおいても確認する体制としております。

  乗組員の操作誤り

乗組員は、左舷油圧低下警報が発報した際、誤って右舷ガスタービンを停止しました。

異常のあった左舷の油圧ラインに右舷ガスタービンスターターがあるため、操作を誤ったことにより右舷ガスタービンの再起動が不可となり、左舷ガスタービンの推進力がなかったことから自力航行不能となりました。

再発防止策として、全乗組員へ向け緊急時の操作に関する再教育を行っております。

https://www.tokaikisen.co.jp/news/589416/  

 

(ブログ者コメント)

詳細不明だが、違う部品番号のホースを持ってきて交換したということかもしれない。

 

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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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