2017年4月28日22時7分にNHK香川から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
28日正午すぎ、高松市朝日新町で水道水を飲んだ人から「水道水が塩味がする」という通報が高松市水道局に10数件、相次いで寄せられ、水道局が調べたところ、水道水から塩分が確認されたという。
通報は、すべて朝日新町から寄せられ、周辺のあわせて72軒の住宅や事業所で影響が出たという。
水道局は、近くの岸壁に停泊している船に給水する際に、水道管を誤って接続したことで海水が水道管に流れ込んだとみて、原因を詳しく調べている。
現在、海水は流入していないということで、水道局では、水道管の水を入れ替える作業や水質検査を行い、復旧を急いでいる。
朝日新町は高松港に面した埋め立て地で、工場や倉庫などが建ち並ぶ地域。
出典
『水道管の誤接続で海水流入か』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/takamatsu/8033015231.html
4月29日付で朝日新聞香川全県版(聞蔵)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
水道局によると、停泊中の船舶がバルブ操作を誤ったのが原因という。
(ブログ者コメント)
各種ネット情報から推測すると、岸壁に設置された水道給水栓から消火ホースのようなホースを使って船舶内に給水していた模様。
ただ、どのようにバルブ操作を誤まれば海水逆流が起きるのか、調べた範囲では推測すらできなかった。
(2017年5月22日 修正1 ;追記)
2017年4月29日付の四国新聞紙面に、やや具体的なトラブルの内容が下記趣旨で掲載されていた。
市の上下水道局が調べたところ、水道水に海水数10トンが混入しており、約70の企業などに影響があった。
同局によると、同町の岸壁では、四国ドック(高松市)の新造貨物船が停泊中。
同日は、午前10時ごろから水道給水施設を使って飲料水を船内に送ると同時に、海水を汲み上げるポンプの動作確認を行っていたが、送水管のバルブを閉め忘れたことで、海水が水道配水管に流入したという。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。