2017年4月27日17時26分にNHK四国から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
去年7月、愛媛県伊予市のJR予讃線の警報機や遮断機のない踏切で、近くに住む73歳の男性が特急列車にはねられて死亡した。
この事故について、国の運輸安全委員会が調査を行い、報告書をまとめた。
このなかでは、現場の踏切について、「歩行者は、特急列車が210m先まで近づかないと確認できず、列車が踏切にさしかかるまで6秒しかない。歩行者が余裕を持って踏切を渡ることができない可能性が考えられる」と指摘している。
そのうえで、再発防止策として、警報機や遮断機の設置が望まれるとしているほか、この踏切自体を廃止することについても検討する必要があると結論づけた。
JR四国は、「調査報告書を見て、今後も協議を続けていきたい」とコメントしている。
出典
『去年7月の踏切事故で報告書』
http://www.nhk.or.jp/matsuyama-news/20170427/5912601.html
4月27日16時37分にNHK茨城からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
去年9月、筑西市井上の関東鉄道常総線の踏切で、自転車に乗って横断していた小学4年生の男の子が列車にはねられて死亡した事故で、運輸安全委員会は報告書を公表した。
それによると、現場の踏切は警報機も遮断機も設置されておらず、手前の道路脇には木が立ち並び、踏切に近づかないと列車が見えない状態だったと指摘している。
このため、男の子は接近する列車に気付かないまま踏切に入った可能性があるとしている。
そのうえで、報告書では、関東鉄道常総線に45か所ある警報機と遮断機がない踏切の廃止や安全設備の設置を、鉄道会社や住民などが協議するよう求めている。
また、学校や家庭で子どもたちに対し、踏切の通行方法や注意点を継続的に指導していくことも求められると指摘している。
筑西市は、事故の起きた踏切をすでに先月で廃止し、そのほかの警報器と遮断機のない踏切も、う回路を整備して廃止する方向で住民と協議を進めている。
出典
『常総線事故で報告書 踏切廃止も』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/mito/1075973631.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。