2017年1月10日14時2分にNHK富山から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
去年1年間に富山県内で農業用水路で溺れて死亡した人は18人で、そのほとんどが自宅近くの用水路に転落して亡くなっていたことがわかった。
警察によると、去年1月から12月末までの1年間に、県内の農業用水路で溺れて死亡した人は18人だった。
このうち17人は、自宅前や田んぼの横などの、ふだん生活する上で身近にある用水路や、自宅から徒歩15分ほどのところにある用水路に転落して死亡していた。
また、現場の用水路は幅が狭かったり、水深が浅かったりする小規模なものもあり、中には大人1人がやっと入れるほどの幅40cm、水深5cmの用水路で死亡したケースもあった。
県内では、用水路での死亡事故が相次いでいて、おととしには、全国の用水路で亡くなった68人の3割以上にあたる22人が死亡している。
事故が相次いでいることについて、県農林水産部農村整備課の志村課長は、「県内には用水路が生活の身近にあり、転落事故のリスクが高い。高齢者の事故が多く、危険性について地域や家庭で話し合ってほしい」と話している。
出典
『用水路転落死の多くが自宅近く』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/toyama/3065665331.html?t=1484082956138
(ブログ者コメント)
水深5cmで死亡した事例は下記参照。
2015年12月18日掲載
『2015年12月12日 富山県氷見市で道路脇の農業用水路に歩行者が転落して死亡、黒部市でも道路脇の側溝に歩行者が転落して?死亡、富山県では用水路への転落死亡事故が2年で15人』
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/5478/
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。