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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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20171131734分にNHK NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

内閣府が行った世論調査で、「運転中に携帯電話を使ったことがある」と答えた人はおよそ37%となる一方、防止のための対策として、罰則の強化が有効だと考える人は58%余りに上った。

 

内閣府はことし8月から9月にかけて、運転中の携帯電話の使用に関する世論調査を、全国の18歳以上の男女3000人を対象に行い、63.7%にあたる1911人から回答を得た。


それによると、自動車やオートバイなどを運転しているとき、携帯電話で通話をしたり、画面をじっと見たりしたことがあるか尋ねたのに対し、「携帯電話を使ったことがある」と答えた人は36.5%だった。


さらに、その頻度について尋ねたところ、「よくする」が6.6%、「ときどきする」が30.4%、「あまりしない」が36.4%、「ほとんどしない」が23.5%だった。


一方、運転中の携帯電話の使用を防ぐための有効な対策について、複数回答で尋ねたところ、「厳罰化や違反点数の引き上げなど、罰則の強化」が58.3%と最も多く、次いで「警察による取締りの強化」が51.1%だった。


警察庁によると、携帯電話の使用を原因とする交通事故が、去年、およそ2000件あり、5年間で1.6倍に増えているということで、担当者は、「取締りや広報活動を通じて危険性の周知を徹底したい」と話している。

 

出典

転中の携帯使用 約37% 内閣府の世論調査

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171103/k10011209631000.html 

 

 

1132110分に毎日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

・・・・・

 

スマートフォンや携帯電話で通話をしたり、画面をじっと見たりしたことがあるかを聞いた結果では、「走行スピードにかかわらずある」とした回答が7.1%、「ゆっくり走行中にある」が5.9%で、いわゆる『ながら運転』の経験がある人は計13.0%だった。

 

さらに、信号待ちなど「停車中にある」も23.5%で、走行運転中も合わせて乗車中に使用していたのは計36.5%を占めた。

「全くない」は36.1%で、最も多い回答。

ほかに「ほとんど運転しない」が8.5%、「免許を持っていない」が17.3%などだった。

 

走行運転中にスマートフォンなどを使用すれば、道交法違反で処罰される可能性があるが、それを認識していた人は86.3%。

複数回答で聞いた危険だと思う行為には、ゲームを挙げた人が74.2%で最も多かった。

 

走行運転中や停車中に使ったと回答した698人には、複数回答で利用目的も質問。

最も多い回答は47.7%の「電話やアプリ通話に出るため」で、これに「メールや通信アプリのメッセージの確認」の44.8%、「かかってきた電話や通信アプリの発信元確認」の44.7%などが続いた。

 

警察庁によると、運転中にスマートフォンや携帯電話を使用したことが原因となった交通事故は、昨年1年間で1999件発生。

このうち27件が死亡事故だった。

 

出典

『走行運転中スマホ 経験あり13% 停車中含め3人に1人』

https://mainichi.jp/articles/20171104/k00/00m/040/062000c

 

 

114727分に朝日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

・・・・・

 

回答者1911人のうち、免許を持っていない人やペーパードライバーなどの計523人を除けば、日ごろ運転する人の過半数が「ながら運転」をしたことがある計算だ。

道路交通法は、運転中に携帯電話で会話をしたり、その画面をみたりすることを禁じている。

 

調査で「ながら運転」の経験があると答えたうち、「スピードに関係なく」が135人、「渋滞などゆっくり走っている時」が113人だった。

「信号待ちなど停止中」は450人で、道交法違反には当たらないが、警察庁は「車が動き始めれば違反になるので控えるべき行為だ」としている。

 

愛知県で昨年10月、小学4年の男児が、スマートフォンのゲームをしながら運転していた男のトラックにはねられ死亡。

批判の高まりを受け、警察庁が実態を把握するために、内閣府に今回の調査を依頼した。

 

出典

『携帯電話の「ながら運転」ある4割 内閣府が初調査』

http://www.asahi.com/articles/ASKC277Q4KC2UTIL06Z.html 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

しばしば見かける「ながら運転」。


中にはトラック運転手などプロのドライバーもいて、その運転手ならびに会社の安全意識のなさにあきれたことも、ままある。


それにしても、ブログ者の遭遇率から、「ながら運転をする人」は1割ぐらいかと思っていたのだが、4~5割いるとは驚いた。

「よくする6.6%」となら、ほぼブログ者の感触と一致しているが・・・。

 

 

 

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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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