2017年11月5日付で長崎新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
11月4日18時8分にNHK長崎から、11月5日8時18分に読売新聞から、11月5日付で朝日新聞(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
4日午後1時20分ごろ、長崎市銅座町の銅座市場の関係者から「床が落ち、ガスの臭いがする」と119番通報があった。
消防や警察によると、市場の通路とその両脇に並ぶ店舗の床の一部が崩落。
同市内の市場関係者や買い物客の男女6人が、約3m下の地下水路に落下した。
うち4人が救急搬送されたが、いずれも軽傷だった。
ガスの被害はなかった。
消防によると、通路に沿って長さ約8m、幅は両脇の店舗の床を含め約9mが崩落した。
けが人は40代と60代女性、70代男性の市場関係者計3人と、40代男性の買い物客1人。
それぞれ頭を打ったり、手や足に傷を負ったりした。
ほかの40代男性と小学生女児の市場関係者にけがはなかったという。
鮮魚店を営むMさん(55)は、「ミシミシと奇妙な音がした。何かと思っていたら、店が下に落ちた」と話した。
市場関係者によると、各店舗に水を供給するための水道管が走る天井の一部が落ち、水が噴き出す被害もあったという。
鮮魚店の店員の女性は、「建物の一部と水が上から一緒に落ちてきて、通路の床を突き抜けていった。あっという間のことで、通路の崩落がこちらに迫って来るような感じがして怖かった」と話していた。
市によると、市場は戦後の闇市の立ち退き先として、銅座川を鉄骨・コンクリート製の人工地盤で覆う暗渠の形で、1951年に市などが整備。
75年の市の勧告で、市場側が約20年前に補強工事をしたという。
敷地面積は約1530m2。
老朽化が激しいことから移転が進んでおり、現在は65区画のうち33区画で、鮮魚、精肉、総菜などを扱う18店が営業している。
市は市場を撤去して遊歩道や市道をつくる計画。
警察は、地盤の老朽化などが原因とみて詳しく調べる。
市場はJR長崎駅から約1.5km南の繁華街にあり、崩落直後、一時騒然となった。
近くで花屋を営んでいる60代女性は、「自分がその通路を歩いていたらと考えるとぞっとする。崩落の被害が広がらなければいいが」と語った。
出典
『銅座市場 床陥没6人落下』
http://www.nagasaki-np.co.jp/news/kennaitopix/2017/11/05100023052937.shtml
http://www3.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/5035430401.html
『市場のコンクリート床陥没、下の水路に6人落下』
http://www.yomiuri.co.jp/national/20171105-OYT1T50016.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。