







2017年11月5日12時10分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
盛岡市上堂地区で、今年、街路樹の倒木が相次いだことを受け、市は今月中旬から樹木医のアドバイスを受けて同地区の街路樹の伐採を始める。
倒木は死亡事故につながる危険性もあり、伐採は緊急対策として有効だが、老朽化した街路樹は市内に多く、予算・人員上の負担は大きい。
専門家は、「植樹段階から抜本的な対策をしないと解決しない」と指摘する。
倒木は上堂地区の市道で相次いで発生。
5月8日、高さ約20mのケヤキが強風で倒れ、信号待ちで停車中の車2台を直撃し、屋根がへこんだり、フロントガラスにひびが入ったりした。
9月18日には同じ市道で高さ約13mのケヤキが強風で倒れ、道路をふさいだ。
いずれもけが人はいなかったが、同市道路管理課の担当者は、「一歩間違えば、死者が出てもおかしくない事故だった」と話す。
広島県三原市では2014年、市施設の駐車場脇にあった樹齢約50年のポプラが根や幹の腐食で倒れ、下敷きになった女性が死亡した。
同課によると、上堂地区のケヤキは1970年の岩手国体に合わせて植樹。
樹木の傷から腐朽菌の「ベッコウタケ」が入るなどし、根元が腐ったり幹が空洞化したりしていた。
5月の倒木の後、市は上堂地区の街路樹を目視で点検したが、9月に倒れたのは健全と判断されたケヤキだった。
市は緊急対策として、樹木医のアドバイスを受け、街路樹の幹や根元にキノコが生えていたり、樹皮がはがれたりしていないか、9月末から改めて調査。
同地区で倒木の危険性がある21本の伐採を今月中旬から始め、57本は来年4月末をメドに枝と葉を剪定する。
市内の市道脇にはケヤキやナナカマド、イチョウなど約15万5000本の街路樹があるといい、同課は「70~80年代、市内のニュータウン開発に合わせて植えられた街路樹に倒木の危険があるものが多い」と話す。
市は街路樹の管理費として、年間約4000万円を計上している。
今後、上堂地区以外の伐採や剪定も本格的に行う方針だが、1本の伐採には約30万円かかり、対策の範囲を広げるには更なる予算や職員数の確保という難題も待ち受ける。
市は近年も街路樹の植樹を行っており、専門家は植樹段階での倒木対策を訴える。
日本樹木医会県支部の樹木医、神山安生さん(85)によると、街路樹はコンクリートで固く舗装された歩道と車道の間に植えられ、根が伸び切らずに腐って弱るケースが多い。
神山さんは、「植樹の際に大きく成長する品種を選ばないことや、根が伸びる場所を確保できるよう、植え方を抜本的に変える必要がある」と指摘する。
出典
『街路樹続々倒れ、樹木医「対策ないと解決せぬ」』
http://www.yomiuri.co.jp/national/20171105-OYT1T50036.html
(ブログ者コメント)
街路樹が腐るなどして倒れた事例は、本ブログでも多数紹介スミ。
そのうち、三原市のポプラ事例は下記参照。
2014年3月24日掲載
『2014年3月16日 広島県三原市の芸術文化ホール敷地内でポプラが倒れ通行中の女性2人が重軽傷、根などが腐っていたことが原因、専門家でも目視判断は難しい由 (第1報;修正1)』
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/3768/


















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