2016年6月4日22時45分に産経フォトから、下記趣旨の記事が現場写真付きでネット配信されていた。
4日午前9時40分ごろ、名古屋市西区天神山町の工事現場近くで道路や公園の一部が、幅約6m、長さ約10m、深さ約5mにわたり陥没した。
作業員ら11人は避難して無事だった。
当時、歩行者はおらず、通行車両もなかった。
陥没があったのは、市上下水道局が進めている雨水対策の工事現場付近。
同局によると、雨水を地中の貯留施設に導くトンネルを建設中に土砂が流れ込み、道路などが陥没した。
同局は、陥没部分を埋め戻すとともに、原因を調べている。
担当者は、「住民の方に迷惑をかけ申し訳ない。事故がないよう安全確保に努めたい」としている。
出典
『工事現場近くで道路陥没 幅6メートル長さ10メートルけが人なし』
http://www.sankei.com/photo/story/news/160604/sty1606040031-n1.html
6月4日19時4分にNHK東海NEWS WEBからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
4日午前9時半ごろ、名古屋市西区天神山町にある「押切公園」で、敷地の一部と周辺の道路が陥没した。
陥没した穴は、長さ約10m、幅約6m、深さが約5mにわたっていて、名古屋市によると、ほぼ真下の地下約30mの場所で下水道の工事のため、業者がトンネルを掘っていたという。
陥没した当時、現場近くを通行している人はおらず、工事の作業員にもけがはなかった。
また、下水道の利用などへの影響もないという。
名古屋市は、周辺の土砂がトンネル内に流れ込んだものとみて、工事を行っていた業者から話を聞くなどして詳しい原因を調べている。
出典
『下水道工事現場で道路が陥没』
http://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20160604/5881841.html
6月5日9時53分に毎日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
4日午前9時40分ごろ、名古屋市西区天神山町の押切公園で下水道工事の掘削作業中、公園敷地と隣接する市道が長さ約10m、幅約6m、深さ約5mにわたって陥没した。
現場には作業員5人がいたが、避難して無事だった。
市は、工事手順などに問題がなかったか、調査している。
市上下水道局によると、地下で雨水を貯留する設備に接続するトンネルを掘削中、約300m3の土砂が流入した後に陥没した。
市は穴を埋め戻し、人が立ち入らないよう、柵で囲うなどの応急処置を講じた。
現場は、JR名古屋駅の北約2kmの住宅地。
出典
『陥没 下水工事現場で市道が 深さ5メートル 名古屋』
http://mainichi.jp/articles/20160605/k00/00e/040/097000c
(ブログ者コメント)
午前9時半といえば、人や車が陥没した道路上を通っていても、また、作業員がトンネル内に入って作業していても、おかしくない時間帯だ。
よくぞ、人身被害が出なかったものだ。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。