2023年8月9日18時33分にYAHOOニュース(ミヤギテレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9日午前、気仙沼市内の造船所でまき網漁船が横転する事故があった。
乗組員の男性2人が病院に搬送されたが、命に別条はないという。
鎌田カメラマンリポート :
「気仙沼湾上空です。陸上で船が横転している様子が確認できます」
9日午前、まき網漁船が真っ赤な船底がはっきりと確認できる状態で倒れていた。
事故があったのは、気仙沼市朝日町の造船会社「M造船」。
9日午前9時36分頃、「船が横転してケガ人がいる」と消防に通報があった。
ケガをしたのは乗組員2人。
50代男性が背中の痛みを訴えたほか、30代男性が油を浴びて病院に搬送されたが、命に別条はないという。
警察によると、この船は重さ99トン・長さ40メートルほどのまき網漁船で、船底の点検のために海から陸にあげられ、造船所に移動する途中で横転したという。
現場の作業員は「台座から船の固定が外れた」と話していることから、警察は労災事故の可能性も視野に捜査を進めている。
地元の漁師:
「最初、匂いでわかったんですけど、見たらこうやって(油が)」
横転の影響で船から海に油が流れ出ている。
気仙沼地方振興事務所によると、現時点で養殖業への被害はないというが、第二管区海上保安本部が油の除去作業を進めている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/12cb144d906c011904033f7b6a01deb9245e82af
8月10日12時3分にYAHOOニュース(仙台放送)からは、負傷したのは船上にいた乗組員だった、船は台座が崩れ固定器具が外れて横転したらしいなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
船は、船底の状態確認のために陸揚げされていました。
この事故で、船上にいた乗組員が背中の骨を折る大けがをしました。
その後の警察や造船会社などへの取材で、横転した船を木製の台座にのせて移動している際に何らかの要因で台座が崩れ、固定器具が外れて横転したとみられることが分かりました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1b573cb66f8b2fc666877c21002b1746e7bd8406
8月10日17時9分にYAHOOニュース(東北放送)からは、シップリフトという装置を使って陸揚げ中だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
長さおよそ41メートル重量141トンの巻き網漁船が横転しました。
事故があった「M造船」は、震災後の2015年に設立され船の建造や修理などを手がけています。
ホームページによりますと、漁船はシップリフトという装置を使って台座に載せられ陸揚げされます。
今回の漁船も同じ様に、陸揚げされ作業ドックにけん引されている間に台座から船の固定がはずれ横転したとみられています。
【写真を見る】「けん引中に台座から船の固定がはずれ横転か」造船所で長さ41メートルの漁船が横転 50代男性乗組員が背骨折る大けが 宮城・気仙沼市
https://news.yahoo.co.jp/articles/e2e17d1f0a3baa2f88dd04298dc435c0d0fe59e0
8月11日12時12分にYAHOOニュース(東日本放送)からは、台座がレールから外れたらしいなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
現場では11日から、漁船の傾きを防ぐため、海底まで伸ばした鉄柱と船を連結させて固定する作業が始まりました。
警察によりますと、漁船は専用の車でけん引している時に、乗せていた台座がレールから外れたためにバランスを崩し、横転したとみられています。
また、横転の影響で船から海上に油が流出していて、回収作業が行われています。
気仙沼海上保安署によりますと、これまでに漁業への被害は確認されていないということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/53d4b36efaf2378041cdd449377754f9cc3ca971
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。