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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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20195101846分にテレビ和歌山から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

今日午前9時半頃、御坊市の御坊警察署の3階大会議室で実施していた銃砲所持者の検査中に、御坊市薗の70歳の男性会社員が狩猟用で所持している散弾銃が暴発した。

 

散弾銃は口径18mm、全長105.6cmで、男性がケースから取り出し、受検準備をしていた際に暴発した。

 

散弾銃には実弾が入っていて、弾は床に当たったあと跳ね返るなどして、机の脚や会議室の壁に穴が空いた。

 

会議室には、検査を受けるため、10数人の銃砲所持者と3人の警察官がいたが、けが人はいなかった。


警察が事情を聞いたところ、男性は散弾銃に実弾が装填されていることに気付かず引き金を引いたと説明しているということで、警察が更に詳しく調べている。

 

出典

御坊警察署で散弾銃暴発

http://www.tv-wakayama.co.jp/news/detail.php?id=53384 

 

 

510183分にNHK和歌山からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

10日午前9時半ごろ、御坊警察署3階にある会議室で、猟銃を所有する人たちを集めて銃の状況を確認する検査を行っていたところ、70歳の会社員の男性が、自分の散弾銃に実弾が入っていることに気づかずに引き金を引き、弾が発射された。

弾は床に当たったあと机の脚に当たり、最後に壁に当たって止まった。


会議室には、検査を受けに来た人と警察官の約10人がいたが、けが人はいなかった。


発射された弾は、スラッグ弾と呼ばれる直径18mmの殺傷能力の高いもので、男性が散弾銃に入っている模擬弾を取り出したあと、引き金を引いたところ発射されたという。


銃刀法では、狩猟に使うとき以外は実弾を抜いておくことを定めているが、男性の散弾銃には実弾2発が入ったままだったということで、警察は、銃の管理状況についてくわしく調べている。


御坊警察署警務課の村上課長は、「銃の取り扱いを誤ると大きな事故になりかねない。法令の順守を徹底し、取り扱いには十分注意してほしい」と話していた。

 

出典

御坊警察署で猟銃検査中に弾発射

https://www3.nhk.or.jp/lnews/wakayama/20190510/2040002707.html 

 

 

 

(2019年10月23日 修正1 ;追記)

 

201910211848分にNHK和歌山から、法律に違反し弾を込めたまま銃を保管していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)

 

ことし5月、御坊警察署で、猟銃の検査を受けていた男性が実弾が入ったままであることに気づかずに引き金を引き、弾を発射させた事故で、警察は銃の管理に問題があったとして、男性を21日までに銃刀法違反の疑いで書類送検しました。

書類送検されたのは、御坊市の会社員の70歳の男性です。


この事故はことし5月、御坊警察署の会議室で猟銃を所有する人たちを集めて銃の状況を確認する検査を行っていたところ、この男性が自分の散弾銃に実弾が入っていることに気づかずに引き金を引き、弾が発射されたものです。


会議室には当時、検査を受けに来た人と警察官のおよそ10人がいましたが、けが人はいませんでした。


散弾銃は必要なときにだけ弾を込め、それ以外は弾を抜いておくことが法律で定められていますが、警察の調べによりますと男性の銃には実弾2発が入ったままだったということです。


警察の調べに対し男性は「銃に弾を込めたまま保管していた」と話していたということです。


このため警察は銃の管理に問題があったとして、21日までに男性を銃刀法違反の疑いで書類送検しました。

 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/wakayama/20191021/2040003986.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

以下は、映像の2コマ。

室内で発砲された様子が生々しく伝わってくる。

 



 

 

 

 

 

(2019年11月10日 修正2 ;追記)

 

20191181448分にNHK和歌山から、罰金10万円の支払い命令が出たという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

散弾銃は必要なときにだけ弾を込め、それ以外は弾を抜いておくことが法律で定められていますが、警察の調べによりますと、男性の銃には実弾2発が入ったままだったということです。


御坊区検察庁は、銃刀法違反の罪にあたるとして男性を先月31日に略式起訴し、御坊簡易裁判所は6日、罰金10万円の略式命令を出しました。

 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/wakayama/20191108/2040004099.html

 

 

 

 

 

 

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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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