2018年8月28日23時5分に北海道新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
渡島管内福島町美山(みやま)の山間部で21日、中日本航空(愛知県)の大型ヘリコプターが、北海道電力の送電用鉄塔に架ける電線など資材68kgを落とした事故で、両社は28日、運搬用の網に入れてつり下げた資材のバランスが悪いままヘリが出発し、網の隙間から落下したことが原因と発表した。
両社によると、落下したのは電線2本とブルーシート1枚。
機体と網をつなぐワイヤ2本の長さが異なり、資材は約45°に傾いていたが、そのまま出発したため、重さで網が偏って結び目が緩み、隙間が広がったという。
出典
『ヘリの資材落下事故 網の隙間から落下』
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/222727/
※事故発生を伝える当時の報道は下記参照。
(8月22日0時2分 北海道新聞)
21日午後0時10分ごろ、渡島管内福島町美山(みやま)の上空を飛んでいた中日本航空(愛知県)の大型ヘリコプターから、金属製ワイヤなど資材計68kgが落下した。
ヘリは、北海道電力の送電用鉄塔に架ける電線など資材計約1トンを運搬中だった。
現場は山間部で、けが人はなかった。
国交省運輸安全委員会は、深刻な事故につながりかねない「重大インシデント」と認定。
航空事故調査官2人を22日、福島町に派遣して、事故原因を調べる。
中日本航空などによると、落下したのはワイヤ2本とブルーシート1枚。
資材はブルーシートに包まれ、ヘリからつり下げた網の中に入れて運ばれていた。
ヘリは当時、上空約130mでホバリング(空中静止)中で、落下地点は民家から約500mの距離だった。
出典
『ヘリから資材68キロが落下 福島町の山間部 けが人なし』
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/220429
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。