2018年8月18日13時5分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7月の西日本豪雨の救助活動で福岡県久留米市では、2012年九州北部豪雨を受けて市が配備した市消防団のボートを活用した。
ボートは、13~15年度に12年九州北部豪雨で浸水した11校区に11艇、大雨で浸水の恐れがある17校区に17艇を、5月末に配備を終えたばかりだった。
同市は、12年九州北部豪雨で床上浸水174戸、床下浸水1148戸の被害が発生。
住宅が冠水して、住民の救出にはボートが必要となったが、市内に43分団ある消防団にボートはなく、久留米広域消防本部のボートに頼らざるを得なかった。
消防団がボートを持つことで、もっと早く救助できるとして、ボートを配備。
今回は、28艇のうち13艇を使い、同本部とも協力し、ボートで200人近くを救助した。
西日本豪雨の住宅被害(7月22日現在)は床上浸水423戸、床下浸水1011戸で、浸水件数と床上浸水件数とも、12年九州北部豪雨を上回った。
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出典
『教訓生きた ボート配備で200人救助』
https://mainichi.jp/articles/20180818/k00/00e/040/301000c
※当時の救助活動の様子を伝える記事が2018年7月8日6時37分に西日本新聞から、下記趣旨でネット配信されていた。
九州を襲った記録的な豪雨は、一夜明けた7日、各地で詳細な被害状況が次々と明らかになった。
土砂崩れや浸水による孤立も一時相次ぎ、ボートや重機を使った救助や復旧作業が夜遅くまで続いた。
福岡県筑後地区では、未明から幅広い範囲で浸水被害が発生。
久留米広域消防本部には、「自宅が水に漬かって避難できない」などの救助要請が何10件も入った。
久留米市によると、住宅1170戸が床上・床下浸水。
市内の大刀洗川、山ノ井川があふれ、消防隊員らが救助用ボートを使って、高齢者を中心に60人以上を救出した。
ボートに乗り込んだ人たちは不安そうな表情で、川のようになった住宅街を進んだ。
九州自動車道久留米インターチェンジ付近も冠水し、渋滞が続いた。
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出典
『住宅街、まるで川 西日本豪雨 久留米市“救助の要請”次々と』
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/431054/
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。