2021年7月3日9時0分に京都新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
滋賀県長浜市は、長浜球場(同市宮司町)の野球利用を中学生以下と50歳以上に制限した。
6月に行われた軟式野球の社会人チームの試合で打球が、隣接する北陸自動車道を走行中の小型トラックのヘッドライトを損傷させたためで、市は本年度中に市軟式野球連盟や利用者らと協議して安全対策を示す予定。
長浜市によると、6月6日午前9時半ごろ、ファウルボールの打球が3塁側のネット(高さ12メートル)を越えて北陸自動車道に入った。
けが人はなかった。
事故を受け、同球場を予約していた利用者には、浅井球場など市内2カ所の別の施設を使ってもらうことにしたという。
長浜球場は軟式野球専用で1981年にオープン。
広さは両翼91メートル、中堅115メートル。
2020年度の利用申請は238件で、多くが制限対象となる高校生から50歳未満の利用者という。
近年は道具類が進化し、飛ぶボールとともに、木製や金属バットより飛距離の出る「複合バット」が普及している。
市では関係者らとの意見交換で、利用条件などを検討していくという。
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/591418
(ブログ者コメント)
〇グーグルアースによれば、球場の真横を北陸道が走っている。
〇北陸道と球場の、どちらが先に建てられたか調べてみたが、分からなかった。
もし北陸道のほうが先に建てられていたとしたら、球場建設当時は問題にならなかったファイルボールが用具の進歩とともに問題になった、一種、変更管理上の問題だと言えるかもしれない。
(2022年5月1日 修正1 ;追記)
2022年4月30日20時1分にYAHOOニュース(京都新聞)からは、高校生以上は飛距離の出る複合バット使用禁止という条件付きで全ての人が球場を利用できるようになったという、を下記趣旨の記事がネット配信されていた。
滋賀県長浜市は5月1日から、昨年6月に軟式野球の飛球が北陸自動車道の車に当たった事故を受け、中学生以下と50歳以上に制限していた長浜球場(宮司町)の利用を全年齢に緩和する。
変更後、高校生以上は飛距離の出る「複合バット」の使用を禁止する。
市は事故後、市軟式野球連盟や球場の指定管理者の長浜文化スポーツ振興事業団、利用者などと対応策を協議してきた。
その結果、事故発生時の使用は不明としながらも、利用者の多くが複合バットを使っていたことから、場外飛球の一因だったと分析した。
これを受け、複合バットの使用を禁止することで再発を防げると判断した。
近年の道具類は進化している。
複合バットはバットの芯にウレタンなどの素材を使用しているのが特徴で、ボールが当たったときの反発力が高く、飛距離が出やすいという。
市によると、事故は昨年6月6日午前9時半ごろ、社会人チームの試合でファウルボールが三塁側のネット(高さ12メートル)を越えて、北陸道を走行中の小型トラックのヘッドライトを損傷させた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a7c47e579a774abfe0412396ef4e9f0c280c0649
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。