2016年2月9日18時59分にCBC NEWSから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9日午前、名古屋市港区で、坂道に停まっていた無人のダンプカーがバックで動き出し、交通誘導員の男性がはねられて死亡した。
「あちらが事故を起こしたダンプカーです。坂道に止めてあった無人のダンプカーが突然バックして坂を下り、後ろにいた男性をはねたということです。」 (記者リポート)
警察によると、9日午前10時前、港区寺前町の坂道で、建設会社の男性(31)が、砂を積んだダンプカーを停めて道路わきの水路工事の準備をしていたところ、突然、無人のダンプカーがバックで動き出した。
ダンプカーの後ろにいたアルバイトの交通誘導員の男性(76)が、ダンプカーとガードレールの間に挟まれた後、ダンプカーにひかれたという。
男性は全身を強く打っていて、搬送先の病院で死亡が確認された。
ダンプカーを停めた男性は、「サイドブレーキはかけていた」と話しているということで、警察が事故の詳しい原因を調べている。
出典URL
http://hicbc.com/news/detail.asp?cl=c&id=0003F9BE
2月9日13時53分に中日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
9日午前9時50分ごろ、名古屋市港区寺前町の道路工事現場で、坂道に停車していた大型ダンプカーが無人状態で動きだし、交通誘導をしていた70代ぐらいの男性が下敷きになった。
男性は病院へ運ばれたが、まもなく死亡が確認された。
警察は、男性の身元確認を急ぎ、原因を調べている。
警察によると、現場は県道東海通につながる手前の土地改良区管理道路で、北へ向かって上り坂になっていた。
建設会社の男性会社員(31)が道路修復工事のため砂を積んだダンプを停車させ、降りて現場で作業していたところ、バックで動きだし、男性が巻き込まれたらしい。
ダンプは16mほど坂を下り、ガードレールに衝突して止まった。
会社員は、「サイドブレーキは引いた」と話している。
出典URL
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2016020990135303.html
(ブログ者コメント)
CBCの映像によれば、高低差約2m、長さ約20m程度の短い坂道の、いちばん下にダンプが停まっていた。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。