2015年12月4日12時15分に山形新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12月4日付で毎日新聞山形版からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
3日午前10時20分ごろ、JR奥羽本線下り普通列車(4両編成)が、停車予定だった上山市の茂吉記念館前駅を誤って約100m通り過ぎて停止した。
JR東日本山形支店によると、30代の男性運転士が、同駅に止まらない山形新幹線つばさを運転していると勘違いしていたという。
同支店によると、運転士はホームに客がいるのを見つけて停車駅であることに気づき、非常ブレーキをかけたが、間に合わなかった。
列車は駅に戻らず、約10分後に運転を再開。
同駅で乗車予定だった2人は山形駅までタクシーで送った。
降りる人はいなかったという。
乗客70人に、けがはなかった。
運転士は運転歴16年のベテランで、日によって山形新幹線や普通列車を運転しているという。
県内では今年、陸羽東線と羽越本線でも、停車駅を通過するトラブルが起きている。
同支店は、「再発防止のため乗務員の指導を徹底したい」としている。
出典URL
http://yamagata-np.jp/news/201512/04/kj_2015120400074.php
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20151204ddlk06040082000c.htm
(ブログ者コメント)
ヒューマンエラー対策の一つに、間違え難い設備を作る、というものがある。
しかし、今回のケースでは、普通列車と新幹線とでは運転席の作りが大幅に違っているので、原因を設備面に求めることはできない。
人間、間違う時には間違ってしまう。
それがヒューマンエラーだということを肝に銘じ、日々の業務に取り組んでいくしかないのかもしれない。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。