2017年4月10日20時41分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
長野県の志賀高原スキー場近くのクロスカントリーコースで、平成25年3月、圧雪車に巻き込まれて死亡した小学5年の男児の両親が、圧雪車の運転手らを雇用していたPホテル(東京)に約7400万円の損害賠償を求めた訴訟は、長野地裁で10日までに和解が成立した。
和解内容は明らかにしていない。
訴状によると、同年3月19日、コースを滑っていた男児=当時(11)=が圧雪車を追い抜こうとした際、後部の回転部分に巻き込まれた。
原告側は、部活動でコースを使うと知りながら、ホテル側が誘導員配置などの注意義務を果たさなかったと主張していた。
圧雪車の男性運転手と作業統括の男性は、26年10月、業務上過失致死罪で略式起訴された。
同ホテルは、「亡くなった方のご冥福を祈るとともに、再発防止に努める」としている。
出典
『小5死亡圧雪車事故で和解 ●●●●ホテルと両親』
http://www.sankei.com/affairs/news/170410/afr1704100025-n1.html
※事故当時の状況については、2013年3月20日付で日本経済新聞から、下記趣旨の
記事がネット配信されていた。
19日午後1時35分ごろ、長野県山ノ内町の志賀高原・一の瀬ダイヤモンドスキー場近くで、クロスカントリースキーをしていた同町立東小5年の男児(11)が作業中の圧雪車の後部ローターに巻き込まれ、間もなく死亡が確認された。
警察は、安全確認が不十分だった疑いがあるとみて、圧雪車の男性運転手(34)から事情を聴いている。
同小によると、男児を含む1~6年生計22人に外部の男性コーチ1人、保護者1人が付き添い、クロスカントリーコースで部活動中だった。
この日から春休みで、午後から練習をしていたという。
現場ではクロスカントリーの大会のため、圧雪車がコースを整備していた。
天候は晴れだった。
警察によると、ローターは車体後部に取り付けられた横長の部品で、回転しながら雪面を平らにならす仕組み。
出典
『圧雪車に巻き込まれ小5男子死亡 長野・志賀高原、スキー中に』
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG19051_Z10C13A3CC1000/
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。