2017年4月12日10時26分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2017年4月13日2時0分に神奈川新聞から、4月12日18時40分にJCC(テレビ朝日;スーパーJチャンネル)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
川崎市中原区の多摩川河川敷で今月1日、ジョギングなどをしていた男女約10人が化学物質が原因とみられるやけどを負っていたことがわかった。
国交省関東地方整備局京浜河川事務所(横浜市)は、当日雨が降っていたことにより、土中の石灰が溶けだしてアルカリ性のぬかるみができ、靴に染み込んだ可能性があるとみて、周囲約250mを立ち入り禁止にした。
同事務所によると、多摩川右岸の丸子橋上流500m付近の河川敷を通った人から、「足が痛くなり、病院で化学やけどと診断された」「河川敷に白いぬかるみがあった」などという連絡が複数寄せられた。
職員が確認したところ、地面の一部が白くなっていた。
現場近くでは、昨年10月から先月末まで堤防工事が行われていた。
工事車両が通ったことで、市のマラソンコースにもなっている道路が傷んだため、土と石灰を混ぜて復旧させた。
同事務所は、施工業者に事情を聞くなどして、詳しい原因を調べている。
出典
『河川敷ジョギング中にやけど、ぬかるみに石灰?』
http://www.yomiuri.co.jp/national/20170412-OYT1T50057.html
『多摩川・河川敷道路250メートルを立ち入り禁止に』
http://www.kanaloco.jp/article/244222
『河川敷・ランニング中やけど「石灰で真っ白…」』
(2017年4月24日 修正1 ;追記)
2017年4月20日20時28分にNHK首都圏から、舗装工事時に業者が材料を誤ったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。 (新情報に基づき、タイトルも修正した)
今月1日、川崎市中原区の多摩川の河川敷をジョギングしていて水たまりにはまったという男女3人から、「ぬれた足が炎症を起こした」と痛みを訴える連絡があった。
3人は、強い化学物質が皮膚に接触することで発症する「化学やけど」と診断され、いっしょに走っていた10人ほどのグループのほかのメンバーも同じ症状を訴えたと話しているという。
国交省が調べたところ、河川敷の舗装工事を担当した業者が舗装に使う資材として石灰と土を混ぜる際に材料を誤ったため石灰の量が多くなりすぎ、それが雨でしみ出して強いアルカリ性の水たまりが出来ていたことがわかったという。
国交省は、20日から舗装をやり直す対策工事を始めた。
工事は2週間ほどかかるという。
出典
『河川敷工事ミスで“化学やけど”』
http://www.nhk.or.jp/shutoken-news/20170420/5768301.html
(ブログ者コメント)
国交省京浜河川事務所が記者発表した資料は下記。
原因については、報道以上のことは書かれていない。
http://www.ktr.mlit.go.jp/kisha/keihin_00000106.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。