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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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(1/2から続く) 

 

4131345分に毎日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

警察庁は13日、遠隔操作で走る自動運転車について、新たに定めた道路使用許可の審査基準を満たせば、公道での実証実験を許可することを明らかにした。

無人の車が公道を走るのは初めてとなる。

 

政府は、地域の人手不足や移動弱者を解消するため、東京五輪・パラリンピックが開催される2020年までに、運転手が乗車しない自動走行の実現を目標に掲げている。

警察が公道での実験を認めることで、実用化に向けた動きが加速しそうだ。

 

警察庁は審査基準の内容について、14日から来月7日まで国民から意見を募り、その結果を踏まえ正式決定する。


その後、各都道府県の公安委員会規則を改正し、今年夏には実験走行の申請が可能になる見通しで、最長6カ月間の実験を認める。

 

審査基準では、車を遠隔操作する人を「道路交通法上の運転者」と位置づけ、同法に課せられた義務を負うとした。

運転免許がなければ遠隔操作はできず、車内にも免許の写しを置くことを求めた。

 

その上で、遠隔操作する「操作者」には、緊急時に車両を停止させられることや、モニター画面などで通常の車の運転者と同程度に周囲の状況を把握できるようにすることも求めている。


車が制御不能になった場合などを想定し、あらかじめ安全対策を策定することも要求している。

 

また、1台ずつの申請が必要だが、1人の操作者が複数の車を遠隔操作することも認めた。

操作者は、複数のモニターを監視しながら同時に複数の車を走らせることが可能になる。

 

事故があった場合、操作者に過失があれば、道路交通法の責任を負う。

遠隔操作システムに不備があることが分かれば、一般車の事故と同様に、開発者に責任が及ぶ可能性がある。

警察庁は、「事故責任のあり方は、通常の事故の扱いと同じになる」と説明している。

 

審査にあたっては、実験走行する区間で警察官が同乗し、安全に遠隔操作できるか事前に確認する。

 

日本が加盟する道路交通に関するジュネーブ条約は、「車両には運転者がいなければならない」と定めている。

しかし、16年3月に開かれた国際連合欧州経済委員会の作業部会で、走行実験であれば無人車を認めるとの見解が示されたため、遠隔操作が可能になった。

 

 

【ことば「自動運転車」

 

カメラやセンサーで周囲の状況を把握し、人工知能などを駆使して、適切なアクセル、ハンドル、ブレーキの操作を行う。

 

日本政府の定義では、

▽自動化の度合いに応じ、3つの操作のうちどれかを自動化した「レベル1」

▽複数を行う「レベル2」

▽3つの操作を自動で行いながらも、必要な時は運転手が関与する「レベル3」

▽乗る人が運転に全く関与しない「レベル4」

がある。

 

警察庁は、今回の遠隔操作による公道実験は「レベル2」に当たると説明している。

日本政府は、2020年代に「レベル3」の実用化、20年代後半以降に「レベル4」の試用を目指す。

 

出典

自動運転 遠隔操作公道実験へ基準 クリアなら警察庁許可

http://mainichi.jp/articles/20170413/k00/00e/040/232000c 

 

 

 

 

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化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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