







2020年8月21日18時35分にNHK群馬から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
伊勢崎市の華蔵寺公園遊園地で、体を打ちつけたという連絡が同じ遊具で2件相次いだことから、遊園地は休園にして原因の調査を続けています。
問題が起きたのは、コースの水路を乗り物にのって進み、最大11メートルの坂を滑り落ちるのが魅力の「急流すべり」という遊具です。
遊園地によりますと、今月13日に訪れた25歳の女性から19日に連絡があり、遊具を利用した際に体を打ちつけ、病院に受診したところ、ろっ骨にヒビが入っていたということです。
また、今月14日にも子供を抱っこして乗った30代の女性が、落下したあともスピードが緩まず激しく揺れて体を打ちつけたと訴え、肩や首そして腕に痛みがあるということです。
いずれも、坂を滑り降りた先にある、右にカーブしているところで水路の脇にぶつかっていたということです。
遊園地のこれまでの調査では、水位が基準よりも低かったため、遊具が坂を下った時にスピードを十分に落とすことができないままカーブに入ったことが原因ではないかとしています。
遊園地は20日から休園し、すべての遊具の点検を行っています。
華蔵寺公園遊園地の境野園長は、「事故が起きてしまったことを非常に重く受け止めています。けがをされた方が1日でも早く回復することを願っています。このような事故がもう2度と起こらないようしっかりと点検をしてから再開したいと思っています」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/maebashi/20200821/1060007562.html
8月21日6時0分に上毛新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
「急流すべり」は、丸太型ボートに乗って水路を進み、最大11メートルの高さから流水とともに滑り下りる遊具。
13日正午ごろに利用した女性(25)は落下後に機体に体を打ち付け、胸にけがを負った。
翌14日午後1時ごろに利用した30代女性も肩や首、腕に痛みを訴え、「落下後にスピードが緩まず、機体が激しく揺れた」と説明しているという。
一緒に乗った2歳の息子にけがはなかった。
30代女性から報告を受けた同遊園地は、同日午後1時20分ごろに水路の水位を点検した。
基準値を下回っていたことから、水量不足のため機体が落下後に十分減速せず、事故につながったとみている。
ただ、13、14両日の開園前の点検では、水位を含めて異常が確認されておらず、詳しい原因を調べている。
同種事故の報告は、これまでないという。
https://www.jomo-news.co.jp/news/gunma/society/234603
8月20日20位15分に産経新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
遊園地によると、ボートは車輪付きで、落差約10メートルを滑り落ちる。
13日正午ごろと14日午後1時ごろに、それぞれ利用した25歳と30代の女性が激しく揺れるボートに体を打ち付け、肋骨(ろっこつ)にひびが入ったり、首、肩、腕を痛めたりした。
水路の水位低下が原因でボートの速度が下がらなかったとみられ、詳しく調べている。
女性の1人から連絡を受けた県警が19日、現場の状況を確認したという。
https://www.sankei.com/affairs/news/200820/afr2008200023-n1.html
(ブログ者コメント)
以下は、NHK映像の3コマ。
(2021年8月8日 修正1 ;追記)
2021年8月7日6時6分にYAHOOニュース(上毛新聞)からは、屋内で使用すべきポンプ制御設備を屋外で使っていたため、チリや高温などで接触不良が起き、ポンプが一時停止して水位が下がったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
国土交通省の審議会は6日、水を循環させるポンプが一時停止してブレーキに必要な水位が保てず、十分減速しないままカーブに入ったことが原因とする調査報告書をまとめた。
報告書によると、乗り物はレールに沿って滑走し、ブレーキ部分にたまった水の抵抗でスピードを落とす仕組みになっている。
循環ポンプを制御する設備は、ちりなどのない屋内で周囲の温度が50度以下との使用環境の条件があるが、屋外の分電盤の中で使用していた。
ちりの付着や高温などで接触不良が起き、ポンプが一時的に停止したとみられる。
遊園地は事故後に一時休園し、10月から再開したが、この遊具は現在も運休している。
報告書の再発防止策では、循環ポンプを制御する設備の交換などが示されており、今後の再開については検討中という。
市文化観光課は、「(循環ポンプを制御する設備に)ほこりが付着していたことは、日常の管理がなっていなかったと言える。管理のマニュアルなど、見直さなくてはいけない」としている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b99a389bc45576e357121525424abbed3bf6101f
8月6日18時47分にNHK群馬からは、同じような仕組みの遊具の所有者などに横展開対応が図られるという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
国土交通省の「昇降機等事故調査部会」は6日までに原因などについての報告書をまとめ、公表しました。
それによりますと、事故は水路のカーブで発生し、水の抵抗で減速するため水位を39センチに保つことになっていましたが、事故当時は基準より低くなっていたとみられるということです。
調査の結果、水位を制御する「インバーター」と呼ばれる装置が50度以上の高温となったことなどで一時的に不具合を起こし、水を循環させるポンプが正常に作動しなかった可能性があると指摘しています。
このため、水位が基準を満たさず、乗り物が十分に減速できなかったことが、事故の原因と考えられると分析しています。
調査部会は、同じような仕組みの遊具の所有者などに対し、インバーターやポンプの状況を確認するよう求めていて、国は、自治体などを通じ、周知することにしています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/maebashi/20210806/1060010001.html
(ブログ者コメント)
屋内仕様の設備を、なぜ屋外で使っていたのだろうか?
報告書も含め、その点に言及された記述は見当たらなかった。
ただ、報告書に以下の記述があったので、もしかすると、それまで設置されていた屋外仕様のインバーターを交換するのに、さほど注意を払わず屋内仕様のインバーターに交換した・・・ということだったのかもしれない。
(p14/25)
・事故機については、保守点検業者が平成 30 年 7 月にセーフティー回路の機能((3)参照)が追加されたインバーターに交換している。
・インバーターの使用環境の条件は、塵埃のない屋内、周囲温度は 50℃以下とすることとされている。
https://www.mlit.go.jp/common/001416639.pdf


















その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。