2022年8月16日8時46分にYAHOOニュース(女子SPA)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
観光客が多く訪れるハワイのビーチで7月下旬、海水浴中だった女性がアザラシに襲われる事故が発生しました。
原因は、女性が子どもを産んだばかりのアザラシがいるエリアに近づきすぎたこと。
ハワイの海で遊ぶとき、どんなことに気を付ければいいのでしょうか?
海の生物に近づきすぎたり触ったりすると罰金対象になることもあります。
【観光客の多い人気ビーチで起きた事故】
ワイキキから徒歩で15分ほどの場所にあるカイマナビーチ。
すぐ目の前には小規模ホテルや観光客がステイするコンドミニアムが建ち並ぶエリアのため、地元住民も観光客も訪れる人気のスポットです。
そんなカイマナビーチの沖45メートルあたりで7月下旬、カリフォルニアからハワイを訪れていた60歳の女性が、「ハワイアン・モンクシール」と呼ばれるアザラシに襲われたのです。
【悲鳴をあげながら襲われる女性】
このときの様子を撮影した動画が地元ニュースやSNSで拡散され、それによるとハワイアン・モンクシールは女性を見つけると一直線に向かって行き、頭や背中などに噛みついたのです。
ビーチにいた人たちがハワイアン・モンクシールに気づき、「逃げて!」と叫び、女性もすぐに逃げようとしたものの、ハワイアン・モンクシールの方が動きが早く、襲われ悲鳴をあげることになったのです。
その後、カヌーに乗った人が近くを通りかかり、アザラシから女性を守るようにブロック。
なんとかビーチまで戻り、女性は病院に運ばれ治療を受けました。
このハワイアン・モンクシールは2週間ほど前に子どもを産んだばかりで、女性を襲ったときも子どもと一緒に海を泳いでいました。
モンクシールはもともと縄張り意識が強く、特に子どもと一緒だったことから、子どもを守ろうとする防衛本能が強かったものとみられています。
【ハワイのビーチで気を付けること】
ハワイアン・モンクシールは生息数が1600頭ほど。
絶滅危惧種に指定されていて、ビーチや海で見つけた場合は、15メートル以上の距離をあけるのが現地のルール。
女性が襲われたカイマナビーチは、たびたびハワイアン・モンクシールが目撃されている場所で、ハワイアン・モンクシールの親子がビーチにいたことから、近づかないよう看板が出ていたそうです。
今回の事件後、カイマナビーチはハワイアン・モンクシールの周囲45メートルが封鎖され、もしビーチや海のなかでハワイアン・モンクシールを見かけた場合は45メートルは離れるように呼びかけられています。
【ウミガメやイルカに近づくのも禁止】
ハワイでは、ハワイアン・モンクシールのほかに、ウミガメは3メートル以上、イルカは45メートル以上の距離をとることが必要。
この距離より近づいたり、触ったりした場合は罰金が科せられます。
今回の女性の場合は、海に入ったときハワイアン・モンクシールがいたことに気づかなかったうえ、誘発するような行動は何もしていなかったことから、連邦政府からの罰金は科せられないとのことです。
ハワイ州観光局では、観光客も責任ある行動をとって現地を守ろうとする「レスポンシブルツーリズム(責任ある観光)」を呼びかけています。
そのなかのひとつが、現地の動物に出合ったときの対応。
ぜひハワイを訪れるときは、こんな現地のルールをチェックし、ハワイの地域環境や動物たちに悪影響を及ぼさないような行動を心がけていきませんか。
https://news.yahoo.co.jp/articles/829b2f4d447b9dc8011d1f8460c290759099d763
※ちょっと前、2022年7月29日21時30分にYAHOOニュース(日テレNEWS24)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
アメリカ・ハワイのワイキキビーチで海水浴をしていた女性が、2頭のアザラシに襲われました。
その一部始終をカメラが捉えていました。
ハワイのワイキキビーチで海水浴を楽しむ1人の女性。
そこに現れたのは、2頭のアザラシです。
アザラシは、女性の方へどんどん近づいていきます。
すると、アザラシが牙をむいて突進。
威嚇するように襲いかかってきました。
女性は突然の出来事に驚き、逃げようとします。
しかし、アザラシは執拗(しつよう)に女性を追いかけ、海に沈めています。
“絶体絶命”と思われたその時、近くでカヌーに乗っていた男性が救出しました。
女性は顔と腕などに切り傷を負い、病院に搬送されたということです。
このアザラシは、「ハワイモンクアザラシ」という絶滅危惧種です。
保護対象になっていて、2週間前に出産したため、その間このエリアは立ち入り禁止になっていました。
地元の保護団体は、アザラシと50メートル以上の距離をとるよう、呼びかけています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/0cab2d10544deead0927d2b1b9d9baf72aa69d14
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。