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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2022816218分にYAHOOニュース(静岡放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

816日、静岡県浜松市の工場から濃硫酸が最大およそ1900リットル流出したことがわかりました。

けがをした人や土壌への影響は報告されていません。

事故が起きたのは、浜松市北区細江町にある「日本K」の工場です。

16日、朝出社した職員が異臭を感じて確認したところ、希硫酸の入ったタンクが変形し、さらに濃硫酸が漏れ出しているのを見つけたということです。

漏れ出した濃硫酸は土に浸透し、一部が近くの水路に流れ出ました。

3000リットル入る濃硫酸のタンクには、およそ1100リットルが残っていたことから、最大で1900リットルが漏れ出たとみられます。

前日、15日は休業日で、夕方のパトロール時点では異常はありませんでした。

けが人や土壌への影響は報告されておらず、会社では撤去作業を進めていますが、人体への影響はないとのことです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/e0057d154a022013633106c3b7aad1f1d444ac3a

 

8161928分にYAHOOニュース(テレビ朝日)からは、機械の誤作動で濃硫酸が薄まらず配管が発熱して破損したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

16日正午ごろ、浜松市北区細江町の保温材メーカー「日本K」の本社工場の従業員から、「濃硫酸が流出した」と市に通報がありました。

流出したのは最大で約1900リットルです。

浜松市によりますと、濃硫酸は、工場内の土壌に浸透し、一部が水路にも流出しているということです。

機械の誤作動で濃硫酸が薄まらなかったため配管が発熱し、破損したことが流出の原因と見られています。

濃硫酸は触れると重度のやけどを起こす他、目に入ると失明する危険性もあるため、浜松市は「流出現場付近の水路には絶対に近づかないでほしい」と呼びかけています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/9693bfb3b45cb2905414d91033f4c96cb4b92c7e

 

8162057分に毎日新聞からは、機械の誤作動で希釈するための水が注入されなかったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

同社によると、工場では産業用保温材を製造している。

16日午前8時ごろに点検した職員が、濃硫酸が入ったタンクにつながる配管に穴が開き、漏れているのを発見。

付近の水路への流出を確認した。

機械の誤作動で、希釈するための水が注入されず、配管が損傷したという。

現場は、工場と田畑が広がる地域。

(共同)

https://mainichi.jp/articles/20220816/k00/00m/040/285000c

 

81760分に朝日新聞からは、周辺の水路から強い酸性が検出された、流出量は数100ℓの模様など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

浜松市は16日、同市北区細江町中川の保温材製造会社「日本K」の工場から濃硫酸が漏れ出したと発表した。

周辺の水路から強い酸性が検出されたことから、同市は水路に近づかないよう呼びかけている。

市によると、同日夕時点で被害は確認されていないという。

日本Kによると、16日午前740分ごろ、工場内のタンクから濃硫酸が漏れ出しているのを確認。

浜松市や警察に連絡し、排水溝を土囊(どのう)でせき止め、漏れ出た分をポンプで吸い上げて回収したという。

当初は最大で約1900リットル漏れたとみられていたが、その後、確認したところ、多くが工場内のタンクに残っており、同社は流出した濃硫酸は数百リットルとみている。

同社では、保温材を製造する過程で出るアルカリ性の水を濃硫酸で中和して排水しているという。

機器の故障で濃硫酸が発熱し、配管などが損傷して漏れ出した可能性があるという。

https://www.asahi.com/articles/ASQ8K00ZTQ8JUTPB00V.html#:~:text=%E6%B5%9C%E6%9D%BE%E5%B8%82%E3%81%AF16%E6%97%A5,%E7%A2%BA%E8%AA%8D%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%A8%E3%81%84%E3%81%86%E3%80%82 

 

817日付で静岡新聞からは、水路のPHは一時1~4の強い酸性を示したなど、下記趣旨の記事が、水路の写真と工場の大まかな場所を示す地図付きでネット配信されていた。

工場北側水路の水素イオン指数(pH)は、一時、1~4前後の強い酸性を示した。

同社によると、15、16日は休業中だが、設備は稼働していた。

16日午前8時ごろに設備を点検した社員が漏えいに気付き、市職員も現地調査で土壌に染み込んだ濃硫酸が水路に流出しているのを確認した。

水路に土のうを設けて排水を止め、産廃処理を施したほか、水路に水を流して希釈している。

濃硫酸に触れると重度のやけどを起こすほか、発生したガスを吸うとせきや息切れなどの症状が現れる。

市は当該の水路に近づかないよう呼びかけている。

現場は天竜浜名湖鉄道金指駅から南に約500メートルの工場や水田が広がる地域。

同社は「同様の事態を起こさないように再発防止に努める」とコメントした。

https://www.at-s.com/news/article/shizuoka/1109241.html

 

8171940分にYAHOOニュース(テレビ静岡)からは、流出量は事業所から1900kgと通報されていたが市の担当者の誤認識で1900ℓと発表されたなど、下記趣旨の記事が水路全域のPH測定結果図付きでネット配信されていた。

市は16日、流出した濃硫酸の量を1900リットルと発表しましたが、1900キログラム(約1000リットル)の誤りだったことが分かりました。

事業所は1900キログラムと通報したものの、市の担当者が1900キログラム=1900リットルと認識したということです。

17日、事業所のタンクに濃硫酸が残っていることを確認したため、最終的に流出したのは数百リットルだったと見られています。

濃硫酸は事業所の土壌に浸透し、その一部が事業所北側の水路に流れ出ましたが、市が調査した結果、周辺の都田川や三和川、祝田北川に異常はないということです。

濃硫酸は皮膚に接触すると重度のやけどを起こす恐れがあることから、事業所は水路にロープを張り、近づかないよう周辺住民に呼びかけています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/0880caa9f822a52c6d80ac9c0107707ca3f192f5

 

(ブログ者コメント)

情報を総合して考えると、希硫酸タンクに希釈されないまま濃硫酸が入り、希硫酸タンク関連の配管が破損した、ということかもしれない。

 

 

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化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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