2022年8月18日11時17分にNHK岡山から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
倉敷市水島地区にあるENEOSの製油所で、作業の手順を誤り、油を含んだガスやミストを周辺に飛散させていたことが分かりました。
会社が詳しくいきさつを調べるとともに、周辺に住む人たちからの被害について連絡を受け付けています。
ENEOSによりますと、倉敷市水島地区にある水島製油所に8月14日、市内の児島消防署から、近くの倉敷市児島宇野津で油が飛び散っていると連絡がありました。
場所は製油所から北東の地域で、車などに付着していたということです。
調べたところ13日の夜、製油所内にあるコークスを製造する装置を誤って操作し、油を含んだガスやミストおよそ800キロを、90秒間にわたって外に排出していたことが分かったということです。
ENEOSは16日、社内に対策本部を設置し、装置の操作を誤った原因などいきさつを詳しく調べています。
また近くに住む住民からの被害の問い合わせを受け付けています。
連絡先は水島製油所総務グループで、電話番号は086−458−2511です。
ENEOSの担当者は、「関係する皆様に多大なご迷惑とご心配をおかけして深くおわび申し上げます」と話しています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/okayama/20220818/4020013701.html
8月18日18時44分にYAHOOニュース(山陽放送)からは、油の飛散範囲は風下5kmに及んだなど、下記趣旨の記事が複数枚の写真付きでネット配信されていた。
範囲は約5キロにも及んでいました。
きのう(17日)お伝えした水島工業地帯の製油所から油分が大気に放出され車や建物などに被害が及んだ問題の続報です。
【写真を見る】【続報】「空から油が降ってきた」車や建物に茶色い点々の被害 原因は製油所が誤って油分を大気へ放出 範囲は約5キロか【岡山】
製油所への取材などから油分が放出された範囲は約5キロに及ぶことが分かりました。
最初に被害の通報があったのは14日、午前9時頃。
内容は「油のようなものが降ってきた」というのものでした。
雨のあとも茶色の汚れは残ったままです。
(従業員):
「最初何が散ってるんかなと思ったんですけど、明らかにサビているような感じだったので驚きました。拭いても全然取れないし、何なんかなみたいな、原因不明ですね」
油分を飛散させていたのは水島工業地帯にあるエネオス水島製油所B工場です。
13日午後11時ごろ製油所内のコークスの製造装置において大気開放弁を誤って開放し約90秒間、大気に油分を放出させていたことが分かりました。
水島製油所の調査では、油分が飛散したエリアは製油所の北東方向で、国道276号線の沿線付近、約5キロに及ぶといいます。
油分の飛散量から、人体や農作物への影響はないとしています。
今回の事故を受け倉敷市消防局では、製油所に対し原因究明や再発防止に関する指示書を交付。
水島製油所はさらに調査を進め、原因究明や被害の対応を続けるとしています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/743dabc3b63c082fa7e898ae9f991da65df08d06
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。