本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。 それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。 本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。 一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。 (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2016年4月20日16時48分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
ショッピングセンターなどの商業施設にある子どもの遊戯施設で、骨折などの重傷事故が2014年度に少なくとも88件起きていたことが、内閣府消費者委員会の調査で分かった。
経済産業省は、19日、事業者向けに安全確保のガイドラインを作る方針を明らかにした。
早ければ、5月にまとめる。
ショッピングセンターや飲食店、家電量販店などでは、利用客が買い物に連れてきた子どもを遊ばせることができる施設を設置する所が増えている。
それに伴い、滑り台やアスレチック遊具、ボールプールなどで子どもが転倒、落下するなどしてけがをする例も出てきた。
消費者委は、528施設を運営する16事業者から、事故情報を聞き取り調査した。
その結果、14年度の1年間で88件の重傷事故があったことを確認した。
こうした遊戯施設は、指導監督にあたる行政庁が定められておらず、安全基準もない。
事故情報の収集も、十分に行われていなかった。
経産省は、今月25日、事業者や専門家などによる検討会を設け、ガイドラインづくりに着手する。
事故防止策や事故発生時の対応、事故情報の通知方法などを検討する。
出典
『商業施設遊具で重傷事故88件 経産省が安全指針策定へ』
http://www.asahi.com/articles/ASJ4M5QS3J4MUTFL00L.html
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プロフィール Profile
HN:
魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。
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