2017年9月4日付で室蘭日報から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3日午後1時45分ごろ、スワンフェスタの露店のテントが強風で倒壊した。
露店従業員の室蘭市港南町の女性(77)と、石狩市花川の男性(50)が右足に打撲などの軽傷を負い、女性は病院に搬送された。
実行委は、午後2時以降のイベントを全て中止する措置を取った。
実行委や警察などによると、倒壊した10店が入ったビニールシート製のテントは、幅36m、高さ2.6m、奥行き3.6m。
鉄パイプの骨組みで連結していた。
重りなどは置いていなかった。
実行委は、各露店に風の逃げ道を作るよう指示したが、午後1時ごろ「危険」と判断し、撤収を開始していた。
室蘭地方気象台によると、同日午後4時までの室蘭の最大瞬間風速は14.4メートル(同1時13分)だった。
露店の男性(36)は、「砂ぼこりが舞い上がるほどの突風でテントが持ち上がり、その後一気に倒れた」と、突然の出来事を話した。
池野実行委員長は、「テントに重りを置いたり、撤収する風の強さに基準を設けるなど、露店の設営方法を見直すことも踏まえた再発防止策を考えたい」としている。
市内のイベントでは、13年9月に室蘭岳山麓総合公園で開催のロックフェスティバル会場でテントが強風に倒壊、男女4人がけがを負った事故があった。
出典
『強風でスワンフェスタの露店倒壊、2人けが』
http://www.muromin.co.jp/murominn-web/topi/topi.htm
9月3日19時15分にNHK北海道からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
鉄パイプを組んでブルーシートをかぶせた高さ2.6m、幅36mの仮設のテントが強風にあおられて横倒しになった。
当時、テントの中では、料理などを提供するために、あわせて10の店が営業していたということで、警察によると、店の手伝いをしていた男女2人が鉄パイプなどが足に当たり、軽いけがをしたという。
当時、テントの中にいた女性は、「風が強いと思っていたら、急にテント全体が浮き上がって倒れ、周りからキャーという悲鳴も聞こえた。とても驚いた」と話していた。
当時、現場の周辺では台風の吹き返しによるとみられる風が吹いていて、気象台によると、室蘭市では3日午後2時ごろに14.1メートルの最大瞬間風速を観測していたという。
出典
『強風で催し会場テント飛びけが』
http://www.nhk.or.jp/sapporo-news/20170903/3601161.html
9月4日5時0分に北海道新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
室蘭港中央埠頭で開かれた「スワンフェスタ2017」(実行委主催)会場で、露店のテントが強風で倒れ、中にいた2人が軽傷を負った。
イベントは直後に中止になった。
警察によると、テント10張りを鉄パイプで連結し、食べ物を販売していた。
けがをしたのは、テント内で休憩していた室蘭市の女性(77)と、調理の準備をしていた石狩市の男性(50)で、テント支柱の鉄パイプや焼きそば用鉄板で足や肩などを打撲した。
昼すぎから風が強くなり、実行委が支柱を固定する土のうを増やすなどの対策を講じたという。
実行委は、「イベント中止を検討しようとしていた直後だった。けがをした人、楽しみにしていたお客に申し訳ない」としている。
出典
『強風でテント倒れ2人軽傷 室蘭スワンフェスタ会場』
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/129932?rct=n_hokkaido
9月4日17時42分にNHK北海道からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
市によると、風が強くなってきたため、仮設テントのブルーシートを外して風を逃がすよう飲食店側に依頼したものの間に合わず、テントが倒されてしまったという。
また、重りなどでテントが飛ばないようにするなどの対策はとっていなかったという。
出典
『イベント事故で室蘭市長が謝罪』
http://www.nhk.or.jp/sapporo-news/20170904/3627571.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。