2014年1月17日18時58分にNHK北海道NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
17日午後5時前、北見市の北見工業大学で「爆発して火が出ている」と消防に通報があった。
消防が駆けつけると、マテリアル工学科の校舎3階の研究室から火が出ていて、消火にあたった結果、火はおよそ1時間後に消し止められた。
警察によると、当時、研究室には2人の学生がいて、このうち22歳の女子学生が頭や首にけがをして病院で手当を受けているという。
けがをした女子学生が実験中にエーテルと呼ばれる液体をフラスコに入れて火で加熱していたところ、突然、フラスコが破裂し火災が起きたということで、警察が当時の詳しい状況を調べている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20140117/4569131.html
実験内容に関し、以下の報道もあった。
(1月18日0時16分 毎日新聞)
女性がフラスコ内でアルコール類を蒸留させているときに爆発した。
http://mainichi.jp/select/news/20140118k0000m040154000c.html
(1月17日21時14分 共同通信)
女子学生は、フラスコで薬品を蒸留させる実験をしていて負傷した。
http://www.47news.jp/CN/201401/CN2014011701002222.html
(2014年3月1日 修正1 ;追記)
2014年1月19日付の北海道新聞紙面に、テトラヒドロフランを加熱中の事故で爆発は2回起きたという、下記趣旨の記事が掲載されていた。 (当該情報に基づき、タイトルも修正した)
爆発は2回にわたって発生していたことがわかった。
警察などによると、研究室には当時、軽傷を負った女子大学院生(22)と男子学生の2人がいた。
大学院生が、テトラヒドロフランという引火しやすい物質を加熱する実験中に、何らかの原因で1回目の爆発が発生。フラスコが破裂して顔や首などにけがを負った。
爆発音を聞いて、他の学生が駆け付けたところ、間もなく2回目の爆発が起きたという。
研究室では窓ガラス2枚が割れたほか、火災も発生しており、警察は爆発の状況や原因などを調べている。
(ブログ者コメント)
kis-netで調べてみると、テトラヒドロフランの用途の一つは溶剤とのこと。
よって、何かの溶媒として実験に使用していたのかもしれない。
また、空気などにさらされると爆発性の過酸化物を生じるとも書かれている。
よって、そういった物質が生成されていたのかもしれない。
http://www.k-erc.pref.kanagawa.jp/kisnet/hyouji.asp
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。