本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。 それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。 本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。 一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。 (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2014年1月19日19時3分にNHK新潟から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
除雪作業中の事故が、あとを絶たないが、新潟県長岡市で、命綱をつけて、屋根の雪下ろしを行うことの大切さを知ってもらおうという催しが開かれた。
この催しは、雪の防災対策を研究する長岡技術科学大学の上村靖司准教授などの呼びかけで新潟県長岡市の川口地区で開かれ、地元の人や自治体の職員など15人が参加した。
参加者は、ヘルメットをかぶり、命綱となるロープを腰に結んだあと、80cmほど雪が積もった屋根にのぼった。
そして、屋根の上に設置された金具にロープを取り付けて、安全を確認しながら、慎重に雪下ろしをした。
新潟県内では、この冬、除雪作業中の事故で2人が死亡したが、警察によると、いずれも、命綱を付けていなかったという。
山形県と青森県では、住宅に命綱を取り付けるための金具を設置する費用を一部補助する制度を設けていて、上村准教授は、命綱の利用を後押しするためにそうした対応も必要だと指摘している。
上村准教授は、「雪下ろしの際は、命綱をつけて当たり前だという状況になるよう、普及を進めていきたい」と話していた。
また、命綱を付けて雪下ろしをした地元の男性は、「これまで危険を感じながら雪下ろしをしてきたので、命綱を付けて行う除雪は心強かった」と話していた。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/niigata/1034454381.html?t=1390167685147
(ブログ者コメント)
一般家庭関連の事故情報は、原則、本ブログの掲載対象外だが、本件のような、一般家庭に命綱の大切さを啓蒙する活動は珍しいと思い、掲載した。
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プロフィール Profile
HN:
魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。
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