忍者ブログ
                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
 ブログ内検索 Site Search 
キーワードに合致した記事を検索できます(複数キーワード検索可)
 最新記事 Latest Articles 
(05/06)
(05/06)
(05/05)
(05/05)
(05/04)
(05/04)
(05/03)
(05/02)
(05/02)
(05/01)
(04/30)
(04/30)
(04/30)
(04/29)
(04/29)
(04/28)
(04/27)
(04/27)
(04/26)
(04/26)
(04/26)
(04/25)
(04/25)
(04/24)
(04/24)
 最古記事 Oldest Article 
(04/09)
(04/09)
(04/09)
(04/09)
(04/09)
(04/10)
(04/10)
(04/10)
(04/10)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
[1]  [2]  [3]  [4]  [5]  [6]  [7

20235192027分にYAHOOニュース(CBCテレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

2022年、愛知県一宮市の市立保育園で園児2人がぶつかり、1人が意識不明の重体となった事故を受け、一宮市は第三者委員会でとりまとめた報告書を19日、公表しました。

20226月、愛知県一宮市の市立保育園の園庭で、保育士が暑さを和らげるためなどに水を撒いていたところ、その水をめがけて走ってきた当時5歳の、年長の男子園児2人がぶつかりました。

1人は衝撃で転倒して、地面で頭を打って意識不明の重体となり、現在も介助が必要な状態だということです。

一宮市は、この事故を受けて第三者委員会を設置し、取りまとめた報告書を19日、公表しました。

報告書では、保育現場に対しては、園庭に出る場合に、担任の保育士に加えて「園長か主査が見守りに出る」という、一宮市独自の対応が守られていなかったことを指摘した上で、「複数人での保育」を徹底することや、園児の行動を予測することなどを、再発防止策として提言。

また、一宮市に対しては、「園庭の地盤の硬さ」が保育に適したものなのかを再確認することなどが記されています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/25329a7ca3e6bab5e599777d619951c9d1d6d624

 

※以下は、検証委員会報告書に記されていた事故当時の状況図。(本文は転載省略)

https://www.city.ichinomiya.aichi.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/055/835/kensyouiinkai_houkoku.pdf  

 

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

PR

20235121712分にYAHOOニュース(TBS NEWS)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

先月13日、杉並区立荻窪小学校の校庭で体育の授業中、鬼ごっこをしていた児童が滑りこむような形で転び、2ミリほど地面から飛び出していたくぎに左膝が当たりました。

この事故で、児童は左膝を十数針縫う大けがをしました。

学校の説明によりますと、くぎは体育の授業などで、目印としてテープを打ちこむ際に使われていたもので、長さはおよそ12.5センチありました。

教職員らが点検したところ、校庭にはおよそ325本のくぎや金属製のフックが見つかりました。

さらに金属探知機を使って調べたところ、くぎやフックはあわせて544本見つかったということです。

校長は、児童が大けがをしたことや校庭から大量のくぎなどが見つかったことについて、「『人災』と捉えられてもしかたない」と、児童や保護者らに謝罪をしたということです。

荻窪小学校では、今後、くぎは使わず、プラスチック製の置き型のマーカーを使うとしています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/1a41f39c4d261f73c55590b9baff99ac42dcff1e

 

51217時47分にNHK首都圏からは、くぎは使用後に撤去することになっていた、見落とした可能性もあるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

・・・

杉並区立荻窪小学校の校長によりますと、荻窪小学校の校舎は14年前の平成21年に現在の場所に移りました。

校舎の移転の際に校庭も整えられたため、くぎが打ち込まれたのは、その後の十数年の間のことだとみられています。

くぎは、運動会や体育の授業で整列する際やダンスの立ち位置、ハードルを置く位置などの目印として打ち込まれることが考えられるということです。

くぎは、運動会や一連の授業のあとには撤去することになっていましたが、土がかぶるなどし、見落とした可能性もあるとしています。

学校では、日々の点検が不十分だったこともあり、今回の緊急点検の結果、544本のくぎやフックが見つかりました。

多くは腐食するなど長期間、放置されたものとみられていて、学校は今後、くぎを使わずに対応するなど、安全管理に努めるとしています。


https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20230512/1000092455.html

 

5121658分にNHK首都圏からは、釘に色付きテープを結び、打ち込んだ箇所を図に記録している学校もある、別の区でも安全点検を開始したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

校庭の「くぎ」。
どのような管理が必要なのか。
都内の学校を取材しました。

 

【運動会シーズンの学校では】

春の運動会シーズン。
取材に向かった都内の小学校では、今月20日に行われる運動会に向けて、校庭で子どもたちが踊りなどの練習を行っていました。

この学校では10日ほど前、徒競走のスタート位置や整列の際の目印として、色がついたテープとともに長さ9センチのくぎを合計38本、校庭に打ち込みました。

 

【「くぎ」の管理は】

学校では、校庭のどのポイントに何本埋め込んだのか、図に残して記録していました。

そして、この図をもとに3日に1回、くぎが飛び出していないかなど、教員が点検しているということです。

 

【必要なくなれば即撤去】

また、撤去も迅速に行います。
運動会を終えたあとは、その日のうちに撤去するといいます。

教員だけでなく、保護者にも協力してもらい、本数を確認しながら、くぎ抜きを使ってすべて撤去するということです。

この小学校の校長は、「徒競走などを正確、公平に行うために利用しているが、子どものけがにつながることのないよう、しっかり日頃のチェックと管理をしていくことが大事だ」と話しています。

杉並区の教育委員会によりますと、区立の小中学校や幼稚園などの校庭や園庭の緊急点検では、これまでに荻窪小学校を含め、あわせて43の学校と園で、速報値として1350本のくぎが見つかったということです。

いずれも、すでに撤去したということです。

教育委員会は、「今月から多くの学校や園では運動会などが予定されていることから、その前に再度の点検をするよう通知した。安全確保に万全を期したい」としています。

杉並区の小学校で子どもが大けがをしたことを受けて、ほかの自治体でも緊急の点検が進められています。

このうち、足立区は、運動会を控える学校も多いことから、11日付けで区内のすべての小中学校に校庭の安全点検を行うよう通知を出しました。

過去に取り付けたくぎやフックが埋まっていないか、教職員が校庭に横一列に並んで一斉に確認するなど、点検の具体的な方法も示したということです。

足立区では、今月23日までに報告を求めるとともに、今後、保育園なども含め、金属探知機で点検するなど、追加の対応を調整しているということです。

また、世田谷区では、これまでも月に1回は校庭の安全点検を行うようにしてきましたが、今回の件を受けて、改めて校庭の点検を依頼したということです。

このほか、豊島区でも土の校庭の学校に点検を依頼しました。









https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20230512/1000092452.html

 

 516619分にNHK首都圏からは、事故を受け文科省は全国の教委などに安全点検を確実に実施するよう通知したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

事故を受けて文部科学省は今月12日、各学校で安全点検が確実に行われるよう、全国の教育委員会などに通知しました。

通知では、校庭などでくぎやガラスなどの危険物がないかや、ブロック塀やフェンスに破損がないかなどについて点検をするよう促しています。

文部科学省は、「適切な点検が行われるよう、これまでも周知してきたが、春の運動会シーズンも控える中、改めて安全管理を徹底してもらいたい」としています。

https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20230516/1000092530.html

 

517657分に読売新聞からは、杉並区では43校で1350本のくぎが見つかった、区は今後金属探知機を使った調査も実施するという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

杉並区が小中学校など全70校で校庭の緊急点検を行ったところ、43校で計1350本のくぎが見つかった。

区は16日、区内の63小中学校などで金属探知機を使った調査を17日から行うと発表した。

荻窪小での事故は、運動会で児童が並ぶ位置などの目印として打ち込まれた後、放置されていたくぎが原因とみられている。

ほかの学校で見つかったくぎも、同様の目的で打たれていたという。

見つかったくぎは全て除去したが、区では金属探知機を使って土に埋もれたくぎを発見し、除去することでさらなる安全確保に努めるという。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20230516-OYT1T50308/ 

 

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

202353036分にYAHOOニュース(日テレNEWS24)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

2日午前、埼玉・久喜市の保育園で、遊具のロープが首にまきつき、3歳の男児が意識不明となる事故がありました。

保育園の理事長は今回の事故について、「事故を起こしてしまって申し訳ない」と話しているといいます。   

2日午後7時ごろ、事故のあった保育園を訪れてみると、迎えに来る保護者の姿は見えず、園内はひっそりとしていました。

夜になっても園の前には、パトカーや警察官の姿があり、警察官が園を囲うように規制線を張っていました。

ここで2日、幼い子どもが巻き込まれる悲惨な事故が起きました。

事故があったのは、埼玉・久喜市にある「N保育園」です。

2日午前10時半ごろ、保育士の女性から「遊具のロープが首にまきつき、園児の意識がない」と119番通報がありました。

園児は3歳の男の子で、病院に搬送された際、意識はなかったということです。

事故があったのは、小さな山のようになっている遊具で、子どもの日を前に掲げられたこいのぼりのすぐそばにありました。

この遊具でいったい何があったのでしょうか。

当時、山の上にある木の柵から地面に向かってロープが垂らされていて、園児たちはそのロープをつかんで、山を登ったり降りたりして遊んでいたとみられています。

そのとき、ほかの園児が首にロープがまきついた男の子を発見しました。
そして、近くにいた保育士に伝えたということです。

園のホームページには、現場とみられる小さな山の写真が載っていました。
その写真には遊具の周りで楽しそうに遊んでいる園児たちの姿もありました。

当時は外遊びの時間で、園の庭では34人の園児が遊んでいて、周りには保育士6人がいたということです。

しかし捜査関係者によると、保育士たちは「事故の瞬間は見ていなかった」と話しているということです。

 2日午後4時半ごろ、事故後の園では、迎えに来た保護者が子どもを抱きかかえて車に乗り込む様子もみられました。

園に子どもを預ける保護者に話を聞きました。

年少クラスに子どもを預ける母親 :
「(事故の)内容については(園の職員と)そんなにお話はしてない」

Q:遊具に関して、この遊具危ないと感じたことは?

年少クラスに子どもを預ける母親
「全然ないです。まったく。いい印象しかないので」

保育園の理事長は今回の事故について、「事故を起こしてしまって申し訳ない」と話しているといいます。

警察は業務上過失致傷の疑いも視野に、当時の詳しい状況を調べています。

 (52日放送『news zero』より)







https://news.yahoo.co.jp/articles/72fd56b03b65734900a7695d040710c578586c72

 

53843分にYAHOOニュース(埼玉新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

幸手署によると、男児は園庭にある土で盛られた山で遊んでいた。

山は高さ数メートルで、頂上に刺さったくいにくくり付けられた形でロープが垂れていた。

ロープは山を登ったり下りたりする際に使われていた遊具だという。  

男児の近くで遊んでいた園児が首にロープの絡まった男児を発見。
知らせを受けた保育士が119番した。

保育士らはロープを切るなどして救助したとみられる。  

https://news.yahoo.co.jp/articles/b2189d7a845bef6072ccf3bf65b68014525df4bf 

 

531956分にYAHOOニュース(TBS NEWS)からは、ロープは事故当日に設置されたものでトラロープだったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

デッキに結ばれていたロープは工事現場などで使用される「トラロープ」というものです。

この保育園では以前にも複数回設置されていたそうですが、今回のロープは事故当日に設置されたものだそうです。

実際にトラロープを触ってみると、かなり硬く伸縮性もありません。

これが体に絡んでしまうと危険だなと感じます。

https://news.yahoo.co.jp/articles/078d9016c2a264fdc35a76b9cf715c02c36760c2

 

  

(2023年6月11日 修正1 ;追記)

202366154分にNHK首都圏からは、当初は2人の保育士が遊具の近くで見守っていたが、他の園児の移動に合わせてその場を離れていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

先月2日、埼玉県久喜市の保育園の園庭で、3歳の男の子がロープを伝って高さ2メートルほどの土の山を上り下りする遊具で遊んでいたところ、首にロープが絡まる事故がありました。

警察によりますと、男の子は一時意識不明の重体となりましたが、その後、意識が回復したということです。

市は児童福祉法に基づいて特別指導監査を行っていますが、これまでの保育園への聞き取りで、遊具の近くでは当時2人の保育士が見守っていましたが、他の園児が移動するのにあわせて、その場を離れていたことがわかりました。

園庭には他にも保育士がいましたが、事故が起きたときは誰も見ていなかったということです。

市は、保育士どうしの連携不足が事故の背景の一つとみていて、医師や弁護士などでつくる検証委員会を設置し、事故の原因を調べるとともに再発防止策を検討することにしています。

https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20230606/1000093579.html

 

(2024年1月20日 修正2 ;追記)

2024119744分に東京新聞からは、検証委の報告書が提出された、事故の数年前にロープで遊ばせないよう職員会議で注意喚起されていたが現場の保育士には周知されていなかった、園児がロープを引っ張り合って遊んでいたので保育士が危ないからと柵につないだ、ロープが築山に持ち込まれた経緯は分からなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

市が設けた有識者による検証委員会が18日、報告書を梅田修一市長に提出した。

事故前に職員会議でロープを使って遊ばせないよう注意喚起があったが、現場の保育士に周知されていなかった事実が判明した。

遊具は園庭の築山(高さ数メートル)にあり、山上の柵からロープをつないで斜面に垂らす構造。

報告書などによると、事故の12年前、職員会議で築山でのロープ遊びは危険なためにやめさせる話が出たと複数の職員が証言したが、園の議事録には残っておらず、事故当日現場にいた保育士2人は知らなかった。

昨年52日の事故直前、保育士の1人が築山の下で園児たちが引っ張り合う姿を見てロープを取り上げたが、撤去せずに柵につなぎ、別の保育士も含めて適宜現場を離れた。

その後約16分間にわたり現場は園児だけとなり、事故が発生。

ロープが築山に持ち込まれた経緯も分からなかった。

報告書提出後に市役所で記者会見した検証委の委員長で、東京家政大の増田まゆみ元教授(保育学)は「職員会議はとても重要で、注意喚起を周知する組織的な仕組みがなかった。ロープの管理ができていなかった点も、組織としてあってはならないことだ」と厳しく指摘した。

事故を巡っては、県警が今月初め、注意義務を怠り男児にけがを負わせたとして、業務上過失傷害の疑いで、園長や保育士らを書類送検。

男児は意識を回復して退院したが、通院中という。

同園は「常に反省を忘れないようにしたい。被害者への賠償は誠実にできる限り対応したい」とコメントした。

https://www.tokyo-np.co.jp/article/303767

 

 

  

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

2023428188分にYAHOOニュース(CBCテレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

名古屋市の市立中学校で27日、理科の実験中に劇物である水酸化ナトリウム水溶液が飛び散り、生徒の目に入る事故がありました。

事故があったのは名古屋市南区の市立本城中学校で、27日、2年生のクラスが水の電気分解の実験をしていた際、理科担当の男性教諭(38)が水素の発生を確認するため、気体に着火ライターで火をつけようとしたところ、水酸化ナトリウム水溶液が飛び散りました。

水溶液は、周りにいた生徒5人の顔や服などにかかり、このうち1人は、目に水溶液が入ったということです。

水酸化ナトリウム水溶液は劇物で、高濃度の場合、失明する恐れもあり、名古屋市の教育委員会ではこの実験で、ゴーグルを着用するよう定めていますが、男性教諭は生徒全員に付けさせていませんでした。

目に入った生徒は大量の水で目を洗った後、病院で治療を受けていて、市教委によると、担当医師は「大事には至らない」と話しているということです。

他の4人については、治療の必要はありませんでしたが、制服の色が変色するなどしました。

ゴーグルを付けさせなかった理由について、市教委の聞き取りに対し、男性教諭は、「ほぼ生徒全員がマスクをしていて、ゴーグルを付けると曇ってしまい、視界が悪くなってしまうと考えた」と話しているということです。

市教委は、市立学校に実験をする上での注意喚起をするとともに、今後、原因を究明していく方針です。

https://news.yahoo.co.jp/articles/4f920167365b05f4544b2fd7315f50f025efcb53


4
2913分にYAHOOニュース(メーテレ)からは、教師はメガネが曇ると安全ではないと判断したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

この実験では保護メガネを着用するルールでしたが、ほとんどの生徒が新型コロナ対策でマスクをつけていたことから、メガネがくもると安全ではないと理科の担当教師が判断したため、生徒たちは保護メガネを着用していなかったということです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/98afa8c8fa39b96a6ecd2c923793aa171526c429

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

20234141030分に朝日新聞から、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。

小学校でサッカーのゴールポストが倒れ、4年生の男児(当時10)が下敷きになり死亡する事故が6年前にあった福岡県大川市で、市教委が遺族らと協力し、学校での安全を確保するための注意点などをまとめたリーフレットを作成した。

5千部作り、まず南筑後地区の小中学校の全教職員2400人に配布する。

「学校事故から6年 子供の安全みんなで守ろう!」と題したリーフレットにはQRコードが印刷してあり、読み取ると、理科、体育科、図画工作科、家庭科のそれぞれの点検表を見ることができる。

例えば体育科では、サッカーゴールや鉄棒、すべり台など対象ごとに、「支柱にぐらつきはないか」などの点検項目を示している。

「学校安全」に向けた取り組みは、点検する「安全管理」、指導や学習の「安全教育」、研修や地域との協働といった「組織活動」の三つに整理している。

今回作成したリーフレットは、第1弾と位置づける「安全管理編」だ。

6年前の事故は、市立川口小で113日に発生。

市は、その日を「学校安全の日」と定め、翌年から毎年、安全を考える授業を行うなど、学校から事故をなくす取り組みを続けている。

この事故をめぐる損害賠償請求訴訟では、学校の安全配慮義務違反を認めた判決が確定。
昨年6月の判決後の記者会見で、亡くなった男児の父親(43)は学校安全に向けて発信していきたいと語っていた。

その後、大川市の内藤教育長らが父親ら遺族と話し合い、協力してリーフレットを作ることに。
校長会も含めて内容について協議を重ね、完成した。

男児の父親は、「元気であれば子供は高校2年生。当時の同級生が今も遊びにきてくれる。この子らの笑顔をなくさないよう、今回の一歩を大切にし、大きく広げていきたい」と話す。

大川市教委では、今年後半に第2弾「安全教育編」を、来年に第3弾「組織活動編」を発行する予定。

今後は、南筑後地区だけでなく、県全体など配布先も広げたいとしている。

https://www.asahi.com/articles/ASR4F7HCDR4FTGPB001.html

 

(ブログ者コメント)

〇どのようなリーフレットなのか、市教委HPなどで探してみたが見つか
 らなかった。
〇ゴールポスト死亡事故については本ブログでも1報2報3報として紹介している。
  (キーワード「大川市の小学校」で検索可能)

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

2023329114分にYAHOOニュース(静岡放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

28日午後5時半過ぎ、浜松市中区の商業施設で「男性がけがをしている」と女性従業員から消防に通報がありました。

警察や消防によりますと、男性(52)が建物5階の変電室で配電盤の電圧などの計測作業をしてところ、突然、火花が散ったということです。

男性は顔や両手に重傷のやけどを負い、市内の病院に運ばれましたが、命に別状はないということです。

警察と消防は、事故が起きた原因などを詳しく調べています

https://news.yahoo.co.jp/articles/6d8f1019982c198cdf53d646c98f2641226f8256

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

2023311349分に毎日新聞から、下記趣旨の記事が証書見本の写真付きでネット配信されていた。

兵庫県芦屋市教委は10日、市立山手中学校で前日に授与した全3年生173人分の卒業証書に誤記があったと発表した。

生年月日の記載部分で「月」とすべきところが「年」になっていた。

管理職や5クラスの担任らが事前に確認していたが、ミスに気づかなかった。

市教委によると、校長らは事前に証書のひな型のデータに誤りがないことを確認していたが、生徒の名前や生年月日を入れて印刷する際、パソコンに不具合が発生。

復旧後に「月」の文字が消えてしまっていたため修正したが、誤って「年」と打っていた。

印刷後も校長らが確認したが、数字や名前の確認に気を取られ、誤記を見過ごした。

10日朝に保護者から連絡があって判明した。

市教委は家庭訪問して謝罪した上で、印刷し直した証書と差し替えるという。

市教委は「厳格に確認すべきところを間違えて申し訳ない」としている

https://mainichi.jp/articles/20230310/k00/00m/040/367000c

 

3121421分に読売新聞からは、証書は市教委が用意し、氏名や生年月日は各校で入力、印刷するシステムだったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

兵庫県の芦屋市教育委員会は10日、9日にあった市立山手中学校卒業式で授与した173人分の卒業証書に誤記載があった、と発表した。

市教委は卒業生と保護者におわびし、作成し直した証書を届ける。

発表では、証書には卒業生の氏名と生年月日が記載されていたが、「月」を「年」と誤って表記していた。

氏名や生年月日の数字は複数の教諭で確認していたが、誤りには気づかなかったという。

10日午前に保護者から学校に誤りを指摘する連絡があり、判明した。

同校では、表計算ソフトに入力した卒業生の氏名や生年月日のデータを、ワープロソフトで引用して証書に印刷。

ワープロソフトに不具合が出て、修正した際に誤って入力したらしい。

証書は市教委が用意したもので、氏名や生年月日は各校で入力・印刷することになっており、他の中学でミスはなかった。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20230312-OYT1T50058/

 

(ブログ者コメント)

卒業証書の誤記載については先日、尼崎市の中学校事例を紹介したばかり。
その時の報道によれば、尼崎市では昨年にも他校で違う学校印を印刷した証書を授与していたという。

こういったトラブルが兵庫県だけ特別に多いとは考えにくいのだが・・・?

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

2023381843分にYAHOOニュース(中国放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

5年前、広島県福山市の小学校の法面から児童が転落して、けがをした事故をめぐり、市の責任を認める判決です。

 【写真をみる】児童が転落したのり面

この事故は、201811月、福山市立日吉台小学校の当時4年生の児童が、放課後に学校の敷地内にある高さおよそ5メートルののり面で足を滑らせて転落したものです。

児童は、右目に視力障害や視野欠損の後遺障害が残りました。

父親と児童は裁判で、のり面に隣接する道路や学校の管理をする福山市に対し、のり面への進入を防止するための措置を講じていなかったなどとして、合わせて946万円の損害賠償を求めていました。

広島地方裁判所 福山支部の 森實将人 裁判長は、「こののり面は好奇心や冒険心が強い児童らにとって遊び場として誘惑的な場所と評価できる。進入防止の柵を設けるなどの措置がなく、安全性を欠いていた」と指摘。

一方で、「のり面の危険性について教諭らが注意するのを聞いていた」と児童に過失があったことも認め、福山市に対して、過失分を相殺したおよそ360万円を児童へ支払うよう命じる判決を言い渡しました。

父親への損害は認めませんでした。

判決を受けて、福山市は、「本市の主張が認められず遺憾であります。今後、判決の内容を精査する中で対応について検討します」とコメントしています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/1852333face9b16f046adfa462d17213a16fc08d

 

382038分にYAHOOニュース(中国新聞)からは、法面には傾斜の緩いところもあり簡単に最上部まで上ることができたと裁判長は述べたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

・・・

判決などによると、181115日、同小4年だった少年はグラウンド南側にあるのり面に上り、下の市道に転落した。

頭蓋骨を骨折するなどし右目の視力や視野に障害が残ったという。  

森実裁判長は判決理由で、市が管理するのり面は傾斜の緩いところもあり、簡単に最上部まで上ることができたとし、「好奇心が強い児童が足を滑らせて転落し、重大な危害を生じることは予測できた」と指摘。

進入防止の柵を設けるなどしていなかった市の責任を認めた。

一方で、少年はのり面の危険性について教諭らが注意するのを聞いていたなどとして、少年側にも過失があったとした。  

https://news.yahoo.co.jp/articles/9956c68d3e1ba199321c9de75a7b313ebf6ab67e 

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

2023321742分にNHK関西から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

ことし1月、大阪市内の中学校で、授業中に教員がスプレー缶を不手際で破裂させ、天井が破損する事故がありました。

複数の生徒に缶に入っていたニスがかかりましたが、けが人はいませんでした。

大阪市教育委員会によりますと、ことし1月、市内の中学校で、1年生の美術の授業中に50代の男性教員が中身が出にくくなっていたニスの入ったスプレー缶をやかんのお湯に入れて温めたところ、底が抜けて破裂しました。

破裂したスプレー缶は教室の天井まで飛び、天井の石こうボードが破損しました。

この際、缶に入っていたニスが天井からたれ落ち、9人の生徒の髪や制服にニスがかかりました。

また、3人の生徒が気分が悪いと訴えて保健室で休むなどしましたが、授業を受けていたあわせて37人の生徒にけがはなかったということです。

その日のうちに中学校から報告を受けた大阪市教育委員会は事故について公表していませんでしたが、外部からの指摘を受けて3月2日になって公表しました。

大阪市教育委員会は「生徒の健康被害がさほどなかったため公表しなかったが、重大な結果につながりかねない事故だったと考え直し、公表した。再発防止に努めるとともに、今後は説明責任を適切に果たしたい」としています。

https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20230302/2000071508.html

 

32日付で大阪市のHPには、下記趣旨の報道発表資料が掲載されていた。

大阪市立中学校において、令和5131日(火曜日)の美術科の授業中、美術科教員がニスのスプレー缶を不適切に取り扱ったことから、スプレー缶が破裂し、天井の石膏(せっこう)ボードを破損するとともに、複数の生徒の制服や髪にニス等が付着する事故がありました。

このような事案を発生させたことにつきまして、関係者の皆様に多大なご迷惑をおかけしましたことを心からお詫びするとともに、市民の皆様の信頼を損なうこととなりましたことを深く反省し、再発防止に努めてまいります。

 

1  概要と事実経過

令和5131日(火曜日)の美術科の授業において、作品にニスを塗布していた際、スプレー缶のニスが出づらかったため、当該教員がストーブにかけたやかんの湯でスプレー缶を温めていたところ、スプレー缶の底が抜けて破裂し缶が天井まで飛び、天井の石膏ボードを破損しました。

また、授業を受けていた37名の生徒のうち5名の生徒の制服と4名の生徒の髪に、天井からニス等が垂れ落ち付着しました。

直ちに、ニス等が付着した9名の生徒の制服や髪をすぐに洗うとともに、ニスの臭いが苦手だと訴えた生徒1名をすぐに廊下に避難させ、昼休み以降に気分が悪いと訴えた生徒2名を保健室で休ませました。

その後の授業については平常どおり実施し、天井の石膏ボードは管理作業員が予備の石膏ボードに貼り替えて補修しました。

当日の放課後、校長及び当該教員が、12名の生徒の保護者に電話により、本事案について説明するとともに謝罪をしました。

令和5216日(木曜日)には、校長より当該校PTA実行委員会にて本事案について報告し、31日(水曜日)に校長より全校生徒保護者あてに本事案にかかる説明と謝罪の手紙を配付しました。

 

2  公表に至った経緯

本事案については、令和5131日(火曜日)に校長から大阪市教育委員会事務局指導部初等・中学校教育担当あてに報告があり、総務部総務課へ本事案の情報共有を行っておりましたが、生徒の健康被害が大きくなかったこと、当該生徒保護者へは学校より説明がされたこと、学校施設の破損が軽微であったことなどの結果だけに着目していました。

本来であれば、本事案は生徒の安全にかかわる重大な事案であることから、教育長以下、教育委員会事務局内で速やかに情報を共有し対応をすべきところを、事案の重大性への認識が不足していたことから、当該二課のみで共有し、公表すべき事案ではないと判断していました。

令和5228日(火曜日)に、ある方から総務部総務課に本事案について連絡があり、教育委員会事務局内で本事案について共有を行った結果、教員による不適切な対応により引き起こされた、重大な結果につながりかねない事故であったと教育委員会事務局として判断し、公表することといたしました。

3  発生原因

当該教員がスプレー缶の取扱いへの認識が不足しており、不適切な取扱いをしたことが原因です。

4 再発防止策

当該校においては、当該教員に対して安全配慮の徹底について厳しく指導するとともに、令和521日(水曜日)の朝礼にて、校長より全教職員に向けて安全配慮の徹底を指示しました。

教育委員会といたしましては、各学校へ本事案を周知し、スプレー缶を使用する際は、使用上の注意を守り、今後同様の事故が発生することのないよう、再発防止に努めてまいります。

また、報道発表においては、今後はすみやかに組織内で情報を共有し、組織として判断することで、適切な説明責任を果たしてまいります。

https://www.city.osaka.lg.jp/hodoshiryo/kyoiku/0000594110.html 

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

2023321655分に神戸新聞から、下記趣旨の記事が証書見本の写真付きでネット配信されていた。

兵庫県尼崎市教育委員会は2日、市内の中学校で昨年3月、2021年度の卒業生212人に対し、誤字のある卒業証書を授与していたと発表した。

「課程」とすべきところを、誤って「過程」と記載していたという。

市教委によると、今年2月、教員が22年度の卒業証書を制作するため21年度の作成データを確認したところ、誤りを発見。

21年度の卒業生に確認すると、間違ったまま印刷して渡していたことが分かったという。

この中学校では卒業証書の文面をパソコンで作っていたが、21年度に校長が替わったため、校長名を含め文面を全て前年度分から作り直して印刷した。

その後、複数の教員が卒業生の氏名や生年月日などの確認を行ったが、本文中の誤字には気付かなかった。

データ作成は1人でしており、印刷前の複数チェックはしていなかったという。

尼崎市では昨年、他校の学校印と校長印が印刷された卒業証書を授与するミスが発覚し、市教委は市立全71校園で卒業証書を確認したが、当時は学校印と校長印のみをチェックしており、本文中の誤字は見過ごしてしまったという。

中学校は卒業生と保護者の家庭を訪問して謝罪し、正しい卒業証書との差し替えを進めている。また、市教委は再発防止に向け、卒業証書を含む全ての書類で、複数での確認作業を行うよう徹底するとしている。

https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202303/0016100503.shtml

 

(ブログ者コメント)

学校関係者や保護者の誰一人として気付かなかった?

パッと見しただけで違和感を覚える人が1人ぐらいいてもよさそうに思えるのだが・・・。

 

(2023年3月25日 修正1 ;追記)

20233241552分に朝日新聞からは、尼崎市では今年の卒業証書にも誤字があった、卒業証書の誤記は2018年以降毎年続いているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

兵庫県尼崎市教委は23日、今春卒業した小学生31人と、特別支援学校中学部の生徒1人に、誤りがある卒業証書を授与していたと発表した。

市教委によると、市立小学校1校では、卒業証書の印刷を担当した教員が、パソコン上に残っていた、生年月日が誤ったデータを使った。

特別支援学校中学部では、誤って「小学部」と記載した卒業証書を渡していた。

いずれも学校側が卒業生の家庭を訪問して謝罪し、正しい卒業証書を渡し直した。

同市では、他校の公印を押したり、「課程」とすべきところを「過程」としたり、誤った卒業証書の授与が2018年度以降、毎年続いている。

市教委担当者は、「子どもの大切な証書であるという学校の認識が低い。再発防止策を考えていく」と話した。

https://www.asahi.com/articles/ASR3S558LR3RPIHB00V.html 

 

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

2023311830分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

窓からの転落など学校で起きる事故について、消費者庁の消費者安全調査委員会(消費者事故調)は1日、窓際などに限定した緊急点検の実施を文部科学省に提言することを決めた。

近く報告書をまとめ、公表する。

事故が繰り返される主因として、学校側の安全点検が十分でないことを指摘し、専門的な外部人材の活用なども求める方向だ。

消費者事故調によると、20124月~223月、学校の施設や設備が原因で起きたと考えられる小中学生の死亡事故は少なくとも9件あった。

うち4件は、児童が窓際にある棚などの上に乗り、何らかの拍子に窓から転落する事故だった。

サッカーゴールが倒れて下敷きになる事故や、防球ネットの支柱が根元から折れて直撃する事故もあった。

事故調が、事故とは関係のない4小中学校で施設や設備の管理状況について実態調査を行ったところ、足がかりとなる物が近くにある窓や、固定されずに積み重ねられた棚など、死亡事故につながる危険のある場所を確認した。

文科省に対しては、緊急点検の項目として、窓際の設置物の撤去や棚の固定などを例示した上で、対応を求める方針だ。

事故調は、類似の事故が繰り返される原因も分析。

学校保健安全法に基づき、毎学期1回以上の安全点検が義務づけられているものの、調査の結果、実効性のある点検が行われていない可能性が浮かび上がった。

365校から収集した点検表を調べると、131校で「窓際に足がかりがあるか」といった具体的な項目はなく、単に点検場所が「家庭科室」とだけ書かれていたり、どのようにチェックするかが不明だったりした。

また、多忙な教職員に代わる安全点検の担い手として、労働安全の有識者など、外部人材の活用も報告書に盛り込む方針だ。

https://www.asahi.com/articles/ASR3154K8R2WUTFL023.html

 

311743分にNHK NEWS WEBからは、より詳しい下記趣旨の解説的記事がネット配信されていた。

校舎の窓からの転落や、倒れてきたゴールポストの下敷きになるなど、学校の施設や設備による子どもの死亡事故などを防ぐため、消費者庁の安全調査委員会、いわゆる「消費者事故調」は、近く取りまとめる報告書の内容を明らかにし、文部科学省に対して、全国の学校で危険性の高い場所の緊急点検を行うことなどを求めるとしています。

消費者事故調は、学校の施設や設備などが原因で、子どもが死亡したり大けがをしたりする事故が起きているとして、3年前から再発防止のための調査を進め、近く取りまとめる報告書の内容を31日、明らかにしました。

消費者事故調によりますと、去年3月までの10年間に小中学生合わせて9人が死亡していて、掃除中に窓際にあった本箱の上でバランスを崩し、校舎の2階から転落したケースなど、「窓からの転落」が半数を占めていたということです。

また、去年3月までの5年間に起きた、死亡にはいたらなかった事故合わせて103件を分析したところ、設備別では、ガラスで腕を切るなど「窓やドアなどのガラス」によるものが最も多く、全体の4分の1ほどに上ったということです。

一方、学校の施設や設備の安全性は、定期的に点検することが法律で定められていますが、消費者事故調が各学校で使っている点検表を調べたところ、協力が得られた合わせて300校余りの小中学校のうち、窓からの転落事故のリスクを十分に考慮していない学校が6割余りに上るなど、効果的な点検手法が確立されていないことが浮き彫りになったということです。

こうしたことから、近く報告書を公表するとともに、文部科学省に対し、学校の中で、転落のおそれのある窓など、特に危険性の高い場所の緊急点検を行うことや、設備などの安全点検について従来の手法を見直すこと、そして、安全管理を行う教職員の勤務実態も踏まえて、外部人材の活用を促進するよう求めたいとしています。

消費者事故調の中川丈久委員長は、「労働者よりも、学校での子どもの安全が確保されていないことが調査で明らかになった。教職員に丸投げするのではなく、社会全体で子どもの安全について見直していかないといけない」と話していました。

【学校施設・設備が原因と考えられる事故例】

学校の施設や設備が原因になったと考えられる事故は、これまで繰り返し起きています。

2017年には、福岡県の小学校でフットサルのゴールポストが倒れ、4年生の男子児童が下敷きになって死亡しました。

この事故では、ひもで固定するはずのゴールポストが固定されておらず、安全点検も適切に行われていませんでした。

また、2021年には、宮城県の小学校で校庭に設置されていた木製の支柱が折れ、近くにいた6年生の児童2人にぶつかり、1人が死亡、もう1人が大けがをしました。

この事故では、毎月の安全点検は行われていたものの、劣化に対する認識の欠如など、不十分な安全管理が事故の要因として指摘されています。

【福岡 事故で亡くなった児童の父親「学校事故のない世の中を」】

福岡県の事故で亡くなった児童の父親の梅崎さん(43)は、今回の消費者事故調の報告書について、「同じような事故を繰り返さないよう、過去の事故について調査・検証してもらうことはありがたい。今後も取り組みを進め、学校事故のない世の中を考えていってほしい」と話しました。

また、安全管理を担う外部人材の活用について、「これまで、地元自治体にも外部の人材を活用するよう求めてきた。保護者や地域の人など、子どもを守る大人を増やすことが事故の防止につながると信じています」と話しています。

【安全点検に外部人材活用の取り組みも】

消費者事故調が文部科学省に求めるとしている安全点検の担い手の外部人材の活用は、試験的な取り組みも進んでいます。

消費者事故調によりますと、安全点検を行う教職員の厳しい勤務実態や知識不足などが指摘されています。

具体的には、教職員の時間外勤務について、月平均で45時間以上となっている人の割合が去年7月までの4か月間で、小学校でおよそ4割、中学校で5割余りに上ったとしています。

また、全国の公立小中学校を対象にしたアンケート調査で、事故を防止するうえでの課題として、「十分な時間を費やすことが困難」と回答した学校がおよそ6割、「安全に関する知識・経験が不足」と回答した学校が半数に上ったとしています。

こうした現状を踏まえて、学校と地域の専門家などが連携して事故防止を図ろうという取り組みが進められています。

国家資格の一つで、科学技術に関する専門知識を備えた「技術士」の有志で作った「子ども安全研究グループ」は、メンバーが学校の安全点検に協力する「かかりつけエンジニア」という独自の取り組みを去年から試験的に始めました。

連携している横浜市の東山田中学校では、地域の協力も得て、教職員の安全点検に技術士が同行し、技術的なアドバイスを行っています。

この日行われた校舎のベランダの点検では、技術士が学校の対策を聞き取りながら、重点的に見るべき設備を説明していたほか、体育の授業などを行うアリーナ施設の点検では、バスケットゴールの落下を想定して、適切に対応できるよう具体的なアドバイスをしていました。

学校とグループでは、生徒を対象にしたアンケート調査も実施する予定で、生徒の視点も取り入れた事故予防につなげたいとしています。

また、学校が現在使っている安全点検表を、より使いやすくする工夫を検討しているということです。

東山田中学校の小林校長は、「子どもの安全安心を守ることは第一ですが、教職員がいちから専門知識を学ぶ時間は、なかなか取れません。専門家が一緒に点検したり、点検表の改善に関わったりしてくれることで、本当に必要なところを効率的に、点検できるようにしていきたいです」と話していました。

技術士で「子ども安全研究グループ」の瀬戸さんは、「学校医が健康相談に応じるように、技術的な相談にのる役割があっても、よいのではないでしょうか。事故が起きてから対応するのではなく、専門家の視点で、事故を未然に防ぐ意識を学校にも取り入れていきたいです」と話していました。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230301/k10013995041000.html 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

2023311856分にYAHOOニュース(山口放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

1日午後4時前、山口県防府市の誠英高校で、校舎内にいた生徒、教職員あわせて30人が、せきやのどの痛みなど呼吸苦を訴え、病院に搬送された。

藤井校長によると、症状を訴えたのは第2棟の3階と4階にいた生徒、教職員で、いったん、別の部屋に移動した後、119番通報し、病院に搬送されたという。

全員、命に別状はないという。

消防によると、午後3時50分ころ、防府市の誠英高校の教員から「校舎で自習していた生徒と教員7~8人が呼吸苦を訴えている」と119番通報があったという。

搬送されたのは教員10人と生徒20人で、消防が駆けつけたときは異臭はしなかったという。

https://news.yahoo.co.jp/articles/8c3c3cab1c2f5d6ecd04eb731ab254d1667e5493

 

(ブログ者コメント)

当日の最多風向は北東で、平均風速は2/sだった。

https://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/view/daily_a1.php?prec_no=81&block_no=0775&year=2023&month=3&day=1&view=


1階2階ではなく3階4階で異状が起きたということは、原因物質が遠くから流れてきたということかもしれない。
しかし、当該高校(●印)の北東側1㎞程度の範囲には、大きな工場などは見られない。

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

2023226912分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

三重県鈴鹿市は24日、市立一ノ宮小学校の授業で消費期限切れの菓子を出し、児童9人が一時、体調不良を訴えたと発表した。

市によると、5年生対象に24日、市特産のお茶に関する授業があり、1クラスの23人が焼き菓子のお茶サブレを食べた。

次の時限に別のクラスで同じ授業をした際、児童が菓子の消費期限が220日であることに気づいた。

学校側が回収し、すでに食べた児童に事情を伝えたうえで体調を聞いたところ、9人が「おなかが痛い」「吐き気がする」などと答え、1人は早退した。

学校で手当てを受けた児童はおらず、帰宅後に保護者と連絡をとったところ、全員が回復しているという。

21日に同様の催しがあった市立幼稚園でも、園児15人が同じ消費期限の菓子を食べたが、体調不良の報告はなかった。

菓子は市が113日に茶業組合から提供を受け、市役所で保管。

担当課の職員が消費期限を確認せずに小学校などに運んだという。

https://www.asahi.com/articles/ASR2V30NFR2SOHGB00W.html#:~:text=%E4%B8%89%E9%87%8D%E7%9C%8C%E9%88%B4%E9%B9%BF%E5%B8%82%E3%81%AF,%E3%81%8A%E8%8C%B6%E3%82%B5%E3%83%96%E3%83%AC%E3%82%92%E9%A3%9F%E3%81%B9%E3%81%9F%E3%80%82  

 

225132分にNHK NEWS WEBからは、もともと125日の授業で食べる予定だったが大雪の影響で1ケ月延期されたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

三重県鈴鹿市の小学校で24日、出前授業で消費期限切れの焼き菓子を食べた児童9人が一時、体調不良を訴えました。

先月の授業で提供される予定だった菓子の消費期限を確認せずに出したということです。

鈴鹿市によりますと、24日、一ノ宮小学校で市が5年生を対象に行ったお茶に関する出前授業の中で、消費期限が今月20日だった焼き菓子のお茶サブレが提供されました。

児童の1人が消費期限が切れていることに気付き回収されましたが、23人が菓子を食べたということです。

このうち、9人が腹痛や吐き気などの体調不良を訴えました。

いずれの児童も、これまでに体調は回復したということです。

焼き菓子は、もともと先月25日の授業で提供される予定でしたが、大雪の影響で授業は24日に延期され、市の職員が菓子の消費期限を確認せず、児童に出したということです。

鈴鹿市は「子どもたちが楽しみにしていた授業で体調を崩す結果となり、非常に申し訳ない」とし、今後、複数の職員でこまめに消費期限を確認するなど再発防止を図ることにしています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230225/k10013990621000.html

 

(ブログ者コメント)

113日に組合から提供を受けたということは、112日以前に製造されたもの。

220日が消費期限だったことから考えると、消費期限は製造後40日程度以上に設定されていたものと思われる。

製造後40日までは問題なく食べられる焼き菓子が、製造後44日に食べると体調不良になる?

ちょっと信じられない。

期限切れだったことを伝えた後に体調不良を訴える児童が出たことから考えると、プラシーボ効果のせいだったのかもしれないが、接した範囲では、その点に触れたメディアはなかった。

 

 
キーワード;変更管理



 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

20232171242分にYAHOOニュース(北海道新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

16日午後、札幌市白石区の小学校で、児童が給食の後片付けの際、押していた配膳車と防火扉の間に指を挟まれ、けがをしていたことがわかりました。

札幌市教育委員会によりますと、16日午後1時すぎ、札幌市白石区の東札幌小学校で、低学年の児童が給食の後片付けをしていた際、押していた配膳車と校舎の防火扉の間に指を挟まれました。

この事故で、児童は、爪の近くの指の先端が削げるなどしましたが、骨には異常がなく、搬送された病院で手当てを受けたということです。

当時、配膳車を押していたのは児童3人で、何らかの原因でバランスを崩し、防火扉に向かって行ったとみられています。

市教委は各校に事故の発生を周知し、再発防止に向けて、配膳車を使う際の安全管理を徹底するよう求めました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/4fd76f8ddae10ac6cd64f36b11183da360abd6e3

 

2171345分にYAHOOニュース(共同通信)からは、指先を切断した、廊下の幅は2.8m、配膳車の重さは約60㎏、進むうちに防火戸に寄り過ぎたらしいなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

札幌市教育委員会は17日、同市白石区の市立東札幌小で、低学年の児童が給食の後片付けの際、配膳車と廊下の防火戸の間に右手中指の指先を挟み、切断する事故があったと発表した。

児童は病院に搬送され治療を受けたといい、学校側は児童や家族に謝罪した。

市教委によると、児童は他の児童らと配膳車を動かしていて指を挟んだ。

廊下の幅は約2.8メートル、配膳車は積んでいた食器などを含め計約60キロあり、進むうちに防火戸へ寄り過ぎたとみている。

市教委は家族の意向を理由に、被害児童の学年や性別などを明らかにしていない。

https://news.yahoo.co.jp/articles/ced528b65b78c8a4da7f07305f16ad958923a523

 

2171547分に毎日新聞からは、配膳車の運搬を常時監督する規則はなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

札幌市教育委員会は17日、市立東札幌小学校の低学年児童が給食の後片付けの際、配膳車と防火戸との間に指を挟み、先端を切断する事故があったと発表した。

市教委によると、16日午後110分ごろ、給食を終えた児童3人が配膳車を教室から所定の位置へ押し進めていたところ、両脇を支えていた1人が廊下壁面の防火戸と配膳車の間に右手中指を挟んだ。

食器などを載せた配膳車は重さが約60キロあり、コントロールを失った可能性があるという。

当時担任は教室でほかの児童に付き添っていた。

配膳車の運搬を常時監督する規則はなく、過去に市内の小学校で同様の事故はなかったという。

市教委の担当者は「児童とご家族におわびする。再発防止に努める」とした。

https://mainichi.jp/articles/20230217/k00/00m/040/155000c

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

2023291517分にYAHOOニュース(プレジデント;ジャーナリストの寄稿文)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

幼稚園や保育園で「園児の置き去り事故」が相次いでいる。

労働ジャーナリストの小林美希さんは「諸悪の根源は安倍政権の下で進んだ待機児童対策だ。園の数はここ10年で急増したが、保育士の労働環境は悪化しており、保育の質が低下している」という。

■「いつ置き去り事故が起こってもおかしくない」

・・・

20人の子どもたちを4畳半程度のスペースに…  

・・・

■安倍政権下で保育は「儲かるビジネス」と化した  

福岡県中間市や静岡県牧之原市で起こった通園バス園児死亡事件は、出欠確認が徹底されないことによって園児がバスに置き去りになった。

この事件は、保育の基本中の基本である園児の出欠確認ができないほど、現場の質が劣化していることを意味する。

園児が置き去りにされる、不適切な保育が横行するなどの保育の質の低下は、保育士の労働環境の悪化が大きく影響しているのだ。

その背景にあるのは、安倍晋三政権下で待機児童対策が目玉政策となり、急ピッチで保育園が作られるようになったことだ。

公的な保育園は、2013年度の24038カ所から22年度は39244カ所へと大幅に増えた。

安倍政権が「株式会社に受け皿整備を担ってもらう」という方針を打ち出したことで、営利企業による認可保育園は13年の488カ所から21年に3151カ所にまで急増した(厚生労働省「社会福祉施設等調査」)

保育園の増加ペースに人材が追い付かないうえ、事業者のモラルが低下。

保育を「3兆円を超える市場」と捉え、儲けるために参入する事業者が雨後の筍のように現れた。

利益を出すために人件費が削られ、保育士の労働環境が劣悪になった。

■人件費がほかの費目に流用できるようになった

かつて、認可保育園は公共性の高さから自治体か社会福祉法人しか設置・運営ができなかった。

それが2000年の規制緩和によって、営利企業、宗教法人、NPO法人の参入が容認された。

それと同時に、私立の認可保育園に支払われる運営費の使途の規制緩和である「委託費の弾力運用」が大幅に認められるようになった。

私立の認可保育園の運営費は「委託費」と呼ばれ、税金を主な原資とする。

委託費の算定基準である「公定価格」では、人件費は基本的な部分だけでも全体の約8割を占める。

人件費のほか、玩具や絵本を買うなど保育に要する「事業費」が約1割、職員の福利厚生費などの「管理費」が約1割必要だと国が想定し、委託費が各園に支払われている。

「委託費の弾力運用」が認められると、それまであった「人件費は人件費に使う」という使途制限が緩和され、人件費分を事業費や管理費へ流用するという各費目の相互流用のほか、同一法人が運営する他の保育園や介護施設への流用、施設整備費への流用などが許されるようになった。

ある程度の経営の自由度は必要だが、自民党政権下で規制緩和が繰り返され、今では委託費の年間収入の4分の1もの金額を他の費目に流用できるようになっている。

そこに目をつけた事業者は、人件費を抑えて事業を拡大し、利益を得ていったのだ。

565万円→381万円…200万円はどこに消えたのか

・・・

■基準より人員を多く雇う保育園はあるが…

・・・

■都内30カ所で違反が常態化している

・・・

6年間で保育事故は3.5倍に

・・・

■事業者が利益を得るための制度ばかりが変わっていく

政府は127日、通園バス園児置き去りの再発防止のための調査結果を公表した。

通園バスをもつ保育園などのうち約2割に乗降時の子どもの安全管理に課題があったとしている。

4月からは通園バスに安全装置の設置が義務付けられるが、問題の本質は保育士不足や保育の質の低下であり、保育士の労働条件の改善こそが急務の課題だ。

4月にこども家庭庁が発足する今こそ、最低配置基準の引き上げを行い、それと同時に前述した「委託費の弾力運用」の規制を強化して人件費の流出を食い止めなければ、保育士の労働環境は変わらない。

保育士が守られなければ、犠牲になるのは子どもたちだ。

この国は、保育事業者が利益を得るための制度は次々に変えていくが、保育現場で子どもが命を落としても、子どもにとって必要な制度は変わらない。

保育は児童福祉法に基づく福祉行政の一貫として行われていることを忘れてはならない。

https://news.yahoo.co.jp/articles/75b2ceb4f397896c659f92a352c54491fa90dcfa?page=1 

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

2023231850分にYAHOOニュース(静岡第一テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

3日 午前、静岡・富士市の中学校の給食室が燃える火事があり、生徒など20人以上が病院に搬送された。

発表された火事の原因は調理員の単純なミスだった。

けたたましく鳴る、非常ベルの音。
3日、富士市の中学校は消防や救急隊が集まり、騒然としていた。

(片山記者):
「富士市、岳陽中学校前です、火事の影響で生徒らが運動場に避難しています」

火事があったのは、富士市立岳陽中学校の給食室。

校庭には、調理員や全校生徒が避難し、毛布にくるまるなどして寒さをしのいでいた。
中には体調不良を訴えた生徒も。
消防隊員や救急隊員に支えられながら消防車へと乗せられていた。

消防によると、3日午前9時ごろ、「給食室から黒煙が出ている」と消防に通報があった。

火は約1時間後に消し止められたが、生徒14人と、給食室で調理をしていた7人が煙を吸うなどして体調不良を訴え、病院に搬送され治療を受けている。

そのうち59歳と53歳の調理師2人は軽いやけどをしたという。

もくもくと立ち上る黒い煙。
これは、視聴者が撮影した火災発生当時の写真。
1階の給食室から立ち上る黒い煙は、校舎の4階部分にまで達している。

学校の近くにある店の人は…。

(近隣住民):
「黒煙が上がっていて、そんなに大きいとは思わなかった、学校の一部からもくもく上がってる感じだった」

(片山記者):
「こちら火元とみられる給食室です。現在、市の立ち合いのもと、消防による火災原因調査が進められています」

学校では午後1時半ごろ、調理員らが立ち合い消防による火災の原因調査が行われた。

給食室の窓は割れ、中も黒く焼け焦げていて、火事の激しさを物語っている。

避難した生徒によると、火元とみられる給食室は炎を上げ、激しく燃えていたという。

これはDaiichi-TVが入手した岳陽中学校の3日の給食のメニュー。

3日は節分にちなんで「いわしの蒲焼き」や「五目きんぴら」などがメニューが載っていた。

火が出た当時は、こうしたメニューの調理中だった。

一体いったい何が起きたのか。

午後、富士市教育委員会が会見を開き、火事の原因を説明した。

(江村教育次長):
「火災は調理上の過程で発生しました。生徒や保護者、地域の皆様に多大なる心配をおかけし、誠に申し訳ありませんでした」

市教育委員会によると、調理員が揚げ物用の釜を煮沸消毒をした後、釜の水滴を取るために火をつけたが、火をつけていることを忘れたまま「いわしの蒲焼き」を作るために油を入れて蓋をし、そのまま放置したため発火したという。

岳陽中学校では、2月6日 月曜日から通常通りに授業を行うとのことだが、給食室の復旧には最低でも1か月以上かかり、各自弁当を持参してもらう予定だという。

給食室にいた7人の調理員は市の職員で、毎月、事故を防ぐための研修を行っていたという。

富士市教育委員会は、今後、火事が起きた検証をもとに再発防止策を講じる方針だ。






https://news.yahoo.co.jp/articles/ca7f26b1b7eb84de67513b62a9a438df8dfcc414

 

(2023年4月21日 修正1 ;追記)

20234201715分にYAHOOニュース(テレビ静岡)からは、蓋を開けたことで油が気化し自然発火したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)

静岡県富士市の中学校の給食室で起きた火事で、教育委員会は、火事を招いたとして調理主任の男性を減給の懲戒処分としました。

20232月 富士市の岳陽中学校で給食室から火が出て調理員2人が軽いヤケドをしたほか、生徒と職員 計19人が体調不良を訴えました。

原因について教育委員会は、揚げ物をする釜の水分を飛ばすために空だきし、火を消し忘れたまま油を投入し、その後 ふたを開けたことで油が気化し自然発火したとしています。

そのうえで、火を消し忘れ釜のふたを開けた59歳の男性調理主任を、過失により火事を起こしたとして、減給処分(10分の11カ月)としました。

教育委員会は事故の後 再発防止策として、空だきの禁止や点火は2人以上で確認することにしているということです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/5c5f5a4b4b45ea731ae127788e66df204166f70d

 

  

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

20231121729分にYAHOOニュース(mBS NEWS)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

兵庫県加古川市の当時小学4年の女子児童が、図工の授業で使われたマイナスドライバーの先端が目に当たって大けがをし、市に損害賠償を求めた裁判で、大阪高裁は市に対しおよそ2000万円を支払うよう命じました。

判決によりますと、加古川市立小学校で2019年、当時小学4年の女子児童が図工の授業中、同級生とともに、木材に打ち込まれた釘の頭にマイナスドライバーを差し込んで、釘を抜こうとしていたところ、ドライバーが滑って先端が女子児童の左目に当たりました。

女子児童は左目の視力が低下したほか、物が二重に見えるなどの後遺障害が残ったということです。

女子児童とその両親は、「図工の教諭が、マイナスドライバーを使う方法を説明したり、児童の行動を監視したりするなどの義務に違反した」などとして、慰謝料など約2400万円を求めて、加古川市を提訴。

1審の神戸地裁姫路支部が訴えを退けたため、女子児童側が控訴していました。

きょうの判決で大阪高裁は、「教諭は、マイナスドライバーを本来の用途以外に用いる場合、児童の年齢などに応じて、危険性や安全に使うための方法を十分説明し、他の児童にマイナスドライバーが当たるなどの事故が起きないようにする義務を怠った。図工室全体の児童の動静を注視して、作業の中断を指示すれば事故の発生を防ぐことができた」として1審判決を変更し、市に対し約2000万円の賠償を命じました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/c4b49e8ff626fd95402f8de6b128782e60c10d56

 

1121945分に産経新聞からは、2人は向かい合っていた、そのような作業を行う時は周囲に誰も近づかないことという説明や指導が不十分だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

判決によると、図工の授業中に同級生が木材に打ち込まれたくぎをマイナスドライバーで抜こうとしたところ、ドライバーが滑って、向かい合っていた女児の左目に当たった。

左目の視力が大きく低下し、調節機能も失われた。

判決理由で牧裁判長は、マイナスドライバーの本来の使い方ではないため、「特に安全に配慮する必要があった」と指摘。

ドライバーの先端がくぎの上を滑る危険性は十分あったのに、そうした作業をする児童の周囲にほかの児童が近付かないようにする説明や指導が不十分だったとして、教諭の注意義務違反を認定した。

https://www.sankei.com/article/20230112-R7O7LZELB5JDNAE4EIY5YCSWNI/

 

1121955分に読売新聞からは、くぎ抜きが使えない場合としてドライバーを使う方法を説明していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

担当教諭は、事故前の授業で児童らに対し、くぎ抜きが使えない場合、マイナスドライバーを使う方法を説明していた。

市は「主張が認められず残念。判決内容を精査して適切に対応したい」としている。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20230112-OYT1T50208/

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

20231131915分にYAHOOニュース(山陰中央テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

12日午後、大田市の小学校の敷地内で児童2人が軽自動車にはねられ、1人が足の骨を折る重傷、もう1人が軽いけがをしました。

学校が抜け道として利用され、事故がおきたとみられます。

事故があったのは、大田市五十猛町の五十猛小学校の敷地内の道路で、12日午後1時20分ごろ、昼休みに鬼ごっこをしていた児童2人が、敷地内を通行してきた軽乗用車に跳ねられました。

この事故で、2年生の児童1人が左足の骨を折る重傷、もう1人の児童が軽いけがをしました。

警察によると、児童を跳ねた19歳の男性は、友人を乗せ大田市内へ向かう途中、学校の裏から進入し、国道9号線へ抜けるため「抜け道」として学校敷地内を通行したということです。

付近の住民は。

(付近の住民):「時々、裏を通り上がる人はいる、9号線へ出られるから」
(付近の住民):「急坂を上がり通る道は、昔から近道として使う人はいた。やっぱり危ない。危ないところで安全を考える人は(車で)通らない」

学校側の許可を得て実際に今回抜け道となったルートを走行すると、敷地内には見通しが悪い箇所があります。

そして事故が起きた現場付近を通過、正門側から国道へつながっていました。

教育委員会はどう捉えているのか。

(大田市教育委員会総務課 勝部浩長):「通過交通への注意喚起は配慮が足りなかった」

一方、7年前に撮影されたネット上の地図映像には「車の通り抜けはご遠慮ください」という看板がありましたが、今朝、その場所に看板はなく。

(大田市教育委員会総務課 勝部課長):「以前には看板が設置されていたが、経年によって朽ちてしまったとみられる」

学校側は、児童に通行路で遊ばないよう注意を呼びかけていました。

また今回の事故を受け、急遽、「徐行」の看板を設置。

(大田市教育委員会総務課 勝部課長):「市内の全ての小中学校に対し、敷地内危険箇所の把握を指示した」

通っている児童の親や学校関係者は敷地内の車の通行は許されているため、どう注意をうながすか、今後、地域といっしょに検討するとしています。















https://news.yahoo.co.jp/articles/be93d5aa2103602442ab3616e5c8814c843777eb

 

113123分にYAHOOニュース(山陰放送)からは、学校ができる前から生活道路として使われていた道だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

・・・

軽乗用車が走っていたのは、小学校の敷地内のアスファルトで舗装された部分で、学校が出来る前から生活道路として使われ、地域の車の通行が黙認されている状態だったということです。

(近くの人):「用が無ければ通り抜けはやめましょうって・・・」

軽乗用車を運転していたのは市内の19歳の男性会社員で、「子どもに気づいて 急ブレーキをかけたが、間に合わなかった」と話しているということです。

警察が事故の詳しい原因を調べています。

事故を受け五十猛小学校では、13日朝、各クラスに改めて注意を促すなどしたということです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/a4e2dc86c56356fee03d35192da996048690f3a1

 

 (2023年5月26日 修正1 ;追記)

2023523725分に読売新聞からは、他に4校が抜け道利用されていたが、「開かれた学校」という理念から立入禁止にはしないなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

事故が起きた学校では、過去にも地元住民らによる通り抜けが問題になり、一時は利用の自粛を求める看板を設置した。

今回の事故直後、再び看板を設置したほか、校舎とグラウンドの間に横断歩道を設け、注意喚起の文書を町内全戸に配布したという。

市教委は事故を受け、市内に計21校ある全小中学校を対象に、緊急点検を実施した。

この結果、大田、久屋、仁摩の各小と大田西中の4校が出入り口が2か所以上あり、校内が一般車両の抜け道として利用されている実態があることが分かった。

市教委によると、4校はいずれも門扉付きの校門がなく、地元住民らが生活道の一部として利用。

市教委は、門扉付きの校門を新設したり、通行証を発行したりする対策を検討したものの、「地域に根ざし、開かれた学校という構想から外れる」として、利用時の最徐行を呼びかけることにしたという。

一方、仁摩小の抜け道は約150メートルと区間が長く、通行量も多いことから、市教委は「危険度が高い」と判断。

路面を緑色にしてドライバーに注意を促す「グリーンベルト」を導入するなどの対策工事に取りかかることを決めた。

関連経費約220万円を盛り込んだ補正予算案を市議会6月定例会に提案する方針だ。

仁摩小の現地調査に立ち会った市交通安全協会の塩谷支部長(66)は、「『開かれた学校』という理念は守られるべきで、住民も立ち入り禁止は望んではいない。今後は、通り抜けをする車が速度を落としているかどうか、地域が見ていく必要がある」と警鐘を鳴らす。

市教委総務課の縄課長は、「子どもらの安全を考えれば禁止の方が良いが、地元住民の利便性も無視できない」と主張。
その上で「市教委としてできる限りの対策を講じ、交通安全の機運を高めていきたい」としている。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20230523-OYT1T50102/

 

524189分にYAHOOニュース(FNN PRIME)からは、大田市は「開かれた学校づくり」を進めているという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

大田市は“開かれた学校づくり”を進めていて、地域住民にも、体育館や校庭を開放している。

そのため、抜け道を防ぐため、学校を塀や柵で囲うのは難しいという。

https://news.yahoo.co.jp/articles/49bdd8af54e15c8ce209b2a5d70a33e74584fdb1 

 

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

202212141535分にYAHOOニュース(あいテレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

114日、愛媛県松山市立の小学校の運動場にあるブランコで「梁部」がずれ、遊んでいた男子児童が全治約1か月の大けがをしていたことがわかりました。

松山市教育委員会は1か月以上、この事故を公表していませんでした。

松山市教育委員会によりますと、松山市立宮前小学校で11月4日、男子児童が休み時間に運動場でブランコに乗って遊んでいたところ、座面を吊るしていた鉄製のポールが破断しました。

ブランコの座面が下にずれ、男子児童は手首を骨折し、全治およそ1か月の重傷です。

ポールはさびが進んでいて、接合部が破断したと見られています。

このブランコは40年前に設置されていて、今年3月の定期点検では、さびや摩耗が見られたものの、すぐに修繕が必要な状況ではないと判断していたということです。

市教委は1か月以上、この事故を公表しておらず、個人が特定されるおそれがあるとして、けがをした児童の学年なども明らかにしていません。

公表が遅れた理由について市教委は、「事故の検証や再発防止の検討に時間がかかった」と説明しています。







https://news.yahoo.co.jp/articles/a850c2fc7a5052ea98f2e31d15103704108a345c

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

20221211923分に石川テレビから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

石川県かほく市の宇ノ気小学校で理科の授業中に17人の児童が体調不良を訴え、1人が救急搬送されました。

学校によりますと全員、回復したということで、軽い一酸化炭素中毒とみられています。

1日午前10時10分頃、かほく市の宇ノ気小学校で4年生がカセットコンロを使って「物の温まり方」を学ぶ理科の授業中に、14人の児童から気分が悪いと訴えがありました。

学校によりますと、このうち4人が保健室で休んでいましたが、体調が戻らないため、3人は午前11時半頃保護者と共に下校し、1人は保護者の希望で12時45分頃に救急搬送されました。

さらに午後2時頃、9人の児童が頭痛や気持ち悪さを訴えたため、保護者に引き渡したということです。

救急搬送された児童は軽症で、経過観察となり、学校に戻りました。

最終的には17人の児童が体調不良を訴えたということです。

救急搬送された児童は、不完全燃焼による軽い一酸化炭素中毒ではないかと医師に診断されたということです。

原因はカセットコンロのつまみが固く、なかなか火が付かなかったこととで不完全燃焼となり、ガスが充満したのではないかということです。

また、廊下のドアは全開だったものの、外側の窓を開けていなかったことで、換気が不十分だったということです。

かほく市教育委員会では、市内の6つの小学校に対し、カセットコンロを使用を当面中止し、再点検を行うよう指示しました。

また、宇ノ気小学校では児童の相談や心のケアに務めるということです。

https://www.ishikawa-tv.com/news/itc/00255907/  

 

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

 通信欄 
問合せなどあれば記事末尾の読者通信欄に名前(匿名可)とメルアドを記入し ①確認ボタンをクリック ②記入欄に用件記入   ③確認ボタンをクリック ④内容がOKであれば送信ボタンをクリック    してください。     ちなみに「ご送信ありがとうございました」との返信がありますが。それは通信欄会社からの自動メッセージですので、ご留意ください。
 カテゴリー Category 
 最新コメント Latest Comments 
[06/09 ※無記名]
[06/01 ※無記名]
[02/08 ※無記名]
[02/08 ※無記名]
[01/20 ※無記名]
[08/31 ガーゴイル]
[09/27 三浦]
[03/02 南方英則]
[11/20 山城守]
[07/20 記事内容について訂正をお願いします。]
[07/16 神戸ファン]
[04/21 Rawi]
[08/12 山田晴通]
[04/24 道産子]
[04/15 道産子]
[04/15 道産子]
[04/05 道産子]
[04/02 道産子]
[04/01 道産子]
[02/27 道産子]
[02/26 愛読者]
[01/10 愛読者]
[11/07 愛読者]
[10/12 愛読者]
[08/24 愛読者]
 ツイッターなどへの接続 
 製造業ブログランキングへの接続 
下記をクリックすれば、2種類の製造業ブログランキングにつながります
にほんブログ村 企業ブログ 製造業へ
にほんブログ村 人気ブログランキングへ
 最新トラックバック 
 バーコード 
 カウンター 
 アクセス解析 
 プロフィール Profile 
HN:
魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

Template by ららららいふ / Material by 素材くん「無料WEB素材屋」

忍者ブログ [PR]