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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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20247291920分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

28日午後1時半ごろ、大阪府東大阪市の近畿大東大阪キャンパス内の大学院総合理工学研究科研究室で発火事故があり、20代の男性大学院生2人が腕などにやけどの軽傷を負った。

近大によると、2人が金属製の実験機器を可燃性の高いヘキサンやメタノールで拭き掃除をした後、別の工具の熱で早く乾かそうとして発火したとみられるという。

https://www.sankei.com/article/20240729-2RLTSKLTBNPQVE423MJ3YKLKLU/

 

729日付で同大HPには、ヒートガンを使っていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

令和6年(2024年)728日(日)1330分頃、近畿大学大学院総合理工学研究科の研究室において、大学院生2名が実験機器(グローブボックス(1))を清掃中、拭き掃除の洗浄剤として使用していたヘキサン(2)とメタノールが発火する事故が発生しました。

発火は瞬間的なもので延焼には至りませんでしたが、清掃を行っていた大学院生2名が火傷を負い、八尾徳洲会総合病院で治療を受けて当日のうちに帰宅しました。

1.事故概要

大学院生2名がグローブボックスの内部を清掃するために、まずヘキサンを用いて拭き、次にメタノールを用いて拭きました。

その後、早く乾かそうとヒートガン(3)で加熱したところ引火しました。

2.事故原因

可燃性の高いヘキサンとメタノールに対し、高温になるヒートガンを用いたことが原因であると考えられます。

3.怪我の程度

大学院生A:右手が度熱傷。右腕と顔・首が度熱傷。(軽度)
大学院生B:左腕が度熱傷。(軽度)

・・・

https://www.kindai.ac.jp/news-pr/important/2024/07/043232.html 

 

 

 

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20247111913分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

学校プールの水が出しっぱなしになり、多額の損害が出る事案が全国で相次いでいることを受け、文部科学省は10日、プールの管理責任を特定の教員に負わせず、組織的に管理することなどを求める通知を出した。

給水を止め忘れてプールの水が出しっぱなしになる事案は各地で起きている。

今年も6月以降、宮城、大阪、東京、石川の4都府県で、少なくとも計約400万円の損害が生じている。

昨年は川崎市教育委員会が約95万円の賠償を校長や担当の教員に求め、校長側が払った。

文科省は通知で、特定の教員が学校プールの管理を任せられ、損害賠償の責任を負う可能性がある中で働く状況は「望ましくない」と指摘。

プール管理は「必ずしも教師が担う必要のない業務」と整理されていることも紹介した。

その上で、教員の負担軽減のために、学校プールの指定管理者制度の導入や民間への委託の検討を求めた。

学校で管理する場合は、教員でない管理員の配置や、自動で給水を止めるシステムの導入、複層的なチェック体制の構築など、特定の教員に任せきりにせず、組織的な管理体制を整えることも求めた。

https://www.asahi.com/articles/ASS7C31YPS7CUTIL02DM.html?iref=pc_national_$PAGE_TYPE_EN_list_n

 

7111254分に毎日新聞からは、通知では損害が発生しても校長や教員に賠償を請求しないよう求めているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

全国の学校プールで教員が水を止め忘れる事案が相次いでいることを受け、文部科学省が、プールの管理体制を検討するよう求める通知を全国の教育委員会などに出した。10日付。

管理業務の外部委託など教員の負担軽減につながる対策を検討するよう求めている。

通知は「学校プールの管理業務が教師にとって過度な負担につながっている」と指摘。

指定管理制度や管理業務の民間委託、外部のプールの活用といった負担軽減策が考えられるとした。

その上で、ミスで水があふれるなどして水道代の損害が発生しても、校長や教員に賠償を請求しないよう求めている。

学校プールを巡っては、川崎市で2023年、水を出しっ放しにしたミスがあったとして市が教諭と校長に水道代の一部を請求。

今年に入っても横浜市や福島市、東京都江戸川区などでプールの水をあふれさせるミスが判明しており、一部では校長が損害の自己負担を申し出ていた。

https://mainichi.jp/articles/20240711/k00/00m/040/072000c

 

 

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2024751333分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

宮城県栗原市は4日、市立志波姫中で6月、教諭がプールの水を約31時間にわたって流し続けるミスがあったと明らかにした。

プール1杯分に相当する約600トンの水が流出し、損害額は約41万円に上るという。

発表によると、6月28日午後1時50分頃、体育を担当する教諭がプールの水温を下げようと注水を始めたが、水を止めるのを忘れたまま帰宅した。

水道使用量が増えているのに気付いた市上下水道部の職員が翌29日に同校を訪れて判明した。

市教育委員会は故意ではないとして教諭に損害賠償は請求せず、複数の教員による確認を徹底するほか、止め忘れを知らせる装置の導入を検討するとしている。

市教委教育部の菅原次長は「市民に申し訳ない。再発防止を徹底する」としている。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20240705-OYT1T50045/

 

741827分にYAHOOニュース(東日本放送)からは、授業前に給水を開始したが授業後に止めるのを忘れた、市の職員は地区の水道使用量が多いことに気が付いたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

栗原市教育委員会によりますと、6月28日午後1時50分ごろ栗原市立志波姫中学校で、授業を控えた教諭が水温を調整するためプールに水を入れました。  

教諭は授業を終えた後も水を止めることを忘れていて、翌日午後9時ごろまでの約31時間にわたり、水が流れ続けていたということです。  

市の職員が地区の水道使用量が多いことに気が付き、発覚しました。  

今後、プールに水を入れる際は職員同士で情報を共有することや、退勤前にプールの状況を確認するなど、全小中学校で対策を徹底するとしています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/6b3aa2588339b32d10595c1841b3d6a5b0f0ba7a

 

74190分にYAHOOニュース(宮城テレビ)からは、放課後の校舎見回りの際にも気が付かなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

放課後の校舎の見回りの際にも気がつかず、28日午後2時から翌日午後9時まで約31時間水を出し続けていた。

市の教育委員会は、プール日誌等に注水・止水の時刻や担当者を記載することや、職員室の黒板に「プール注水中」の表示を掲げることなどを行い管理体制を強化するとしている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/7714b90879a156e319581d0b283012580e555d7d

 

(ブログ者コメント)

使用量が多いことに気がついた職員の方、他所事例を知っていたため、学校を含む地区での使用量増加にピンときた、ということだろうか?
調べてみたが情報は見つからなかった。

 

 

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202476150分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

高知市教育委員会は6日に記者会見し、市立長浜小学校の水泳の授業中に4年生の男児1人がおぼれて意識不明となり、その後に死亡したと明らかにした。

小学校のプールが故障して使えず、市教委の判断で、水深が十数センチ深い中学校のプールで行われていた。

原因究明と再発防止のため、第三者による検証委員会を設置するという。

市教委によると、児童がおぼれたのは5日午前11時ごろ。

直前まで同級生とプールサイド近くでバタ足の練習をしていたという。

水中に沈んでいるのを同級生が見つけ、教諭に伝えた。

教諭が人工呼吸や自動体外式除細動器(AED)による処置をしたが、意識と呼吸のない状態だったという。

児童が通う小学校のプールは水深100119センチだが、今年6月に濾過(ろか)装置の故障が判明し、使用できなくなった。このため、市教委の判断で、水泳の授業は近くの市立南海中学校のプール(水深1141325センチ)を使って行われた。

児童が見つかった周辺の水深は約130センチだったという。

水泳の授業には4年生の36人が参加し、教頭と学級担任2人の計3人で分担して指導していた。

学級担任の2人は水に入ってバタ足の指導をしていて、プール全体を見渡せていなかったという。

また、プールサイドにいた教頭は泳ぎの得意なグループを見ていて、児童がおぼれていることに気づけなかったという。

これまでの水泳の授業の様子から、児童について担任教諭は「泳力がしんどい」と校長に報告していた。

担任教諭に抱きかかえてもらって泳ぐこともあったといい、この日も担任教諭は、児童に浅いところで泳がせるなど危険がないように配慮していたという。

松下・市教育長は会見の冒頭で「ご家族、ご親族の皆様に深く、深くおわびを申し上げます」と謝罪した。

その上で、「(中学のプールを使うのではなく)他の方法を採ることができなかったか、悔やむばかりだ。しっかり検証していくのが私たちの仕事だ。責任を感じている」と述べた。

https://www.asahi.com/articles/ASS761QN4S76PLXB001M.html?iref=pc_national_$PAGE_TYPE_EN_list_n  

 

761128分に読売新聞からは、近くにいた児童2人が溺れた男児に気付きプールサイドに引き上げた、男児は水泳が苦手な児童のグループに入りバタ足の練習をしていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

高知市長浜の市立長浜小の4年生の2クラス36人が、近くの市立南海中学校のプールで水泳の授業を受けていたところ、男児が溺れた。

近くにいた児童2人が気付き、プールサイドに引き上げた。

男児は意識がなく、呼吸もしていない状態で、引率していた教諭が心臓マッサージをした後、市内の病院に救急搬送されたが、同日夜に死亡した。

水泳の授業は教頭と担任教諭2人の計3人が引率。

男児は十分に泳げなかったため、水泳が苦手な児童のグループに入り、プールの縁をつかんでバタ足の練習をしていた。

グループは20人で、教諭2人がプールの中から10人ずつを監視していたが、男児が溺れたことに気付かず、救助された後に状況を把握した。

男児は小柄で、溺れた場所の水深は130センチ。
同小のプールの水深(100~119センチ)よりも深かった。

長浜小では6月にプールの 濾過(ろか) ポンプの故障が判明し、水泳の授業を1~3年生は近隣の小学校で、4~6年生は同中で実施。

男児が同中で水泳の授業を受けるのは3回目だったという。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20240706-OYT1T50058/

 

761231分にNHK NEWS WEBからは、故障していた濾過ポンプは耐用年数20年を10年以上超えていたが財政状況を理由に更新されていなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

会見を開いた市の教育委員会によりますと、男子児童は小柄で十分泳げず、溺れる前に2回行われた水泳の授業で教諭に抱きかかえられる場面があったということです。

小学校のプールが使えない要因となったろ過ポンプは平成3年に設置され、耐用年数は20年だったものの、市の財政状況を理由に10年以上、更新されていなかったということです。

今年度に入ってろ過ポンプが故障していることが判明し、修理に必要な部品が調達できないことから、急きょ、中学校のプールを使用することになったということです。

高知市教育委員会は「事故の原因の一つには小学生を中学校のプールで泳がせたことにある」として謝罪し、事故の経緯を調べています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240705/k10014503221000.html  


 
78175分に毎日新聞からは、市は今年度の水泳授業を中止する、校長らは事前に中学校に出向きプール授業可と判断していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

事故を受け、市教育委員会は小中学校など全市立校で今年度、水泳の授業を中止することを決めた。

7日開催した臨時の校長会で、松下教育長が方針を伝えた。

市教委は今後、第三者による委員会を設置し、事故を検証する。

それを踏まえて、監視体制など水泳授業の在り方を見直す考えで、再開は来年度以降になる見通しだ。

・・・

市教委によると、長浜小の中村校長や教員が南海中に出向いてプールを確認した上で、「4年生以上の授業は可能」と判断。

市教委も了承したという。

事故当時、プールには4年生36人のほか、教頭、学級担任2人の計3人の教員がいた。

市教委によると、担任2人はプールに入って水泳が苦手なグループを指導。

教頭はプールサイドに立って、泳げるグループを見守っていた。

死亡した男児は小柄で、水泳が苦手なグループだった。

プールの縁をつかんでバタ足を練習している時に溺れたとみられ、他の児童2人が見つけて引き上げた。

教員3人は溺れたことに気づかなかったと話しているという。

https://mainichi.jp/articles/20240708/k00/00m/040/086000c 

 

 710191分にYAHOOニュース(高知放送)からは、事前確認時、中学校のプール深さは最深部で120㎝だったが、その後の雨で水かさが増していたらしいなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

・・・

ろ過ポンプの故障が見つかった後、中村校長らが南海中のプール利用を検討するため翌5日に南海中に行き、プールの水深を測りました。

その際、一番深いところは120センチだったため、中村校長は長浜小のプールの深さとさほど変わらないと判断し、高知市教育委員会の学校環境整備課に南海中のプール利用を伝えました。

そして、市教委と学校の間でそれ以上安全性に対する協議が行われないまま、6日の中学校のプール利用が決まったということです。

事故が起きた75日。
水深は深いところで132.5センチありました。

中村校長は雨で水かさが増した可能性があるとしますが、学校は様々な天候条件を想定し児童生徒の命を守るよう務めなければなりません。

・・・

https://news.yahoo.co.jp/articles/b1a5c01476e06d458abfcb2c72e71d142d9d484c 

 

(2024年8月26日 修正1 ;追記)

事故を検証する第三者委員会の初会合が24日、同市で開かれた。
詳細は後日、報告書が公表されると思うので、ここではポイントのみ紹介する。

8242149分 毎日新聞);練習時にあっぷあっぷして救い上げられる場面もあった

621日の4年生が南海中プールを初めて使う授業時、指導する2人の教諭とも「プールが満水」で5日より水位が高いことを目視で確認。

教諭が亡くなった児童(身長1138センチ)の足がつくかを確認すると、水位は頭の上だったという。

ビート板を使ったバタ足練習では、亡くなった児童を含む3人が「あっぷあっぷ」して、両教諭にすくいあげられる場面があったという。

この情報は校長にも伝えられていた。

事故当日、75日の3回目の授業では、指導教諭は水深は初回より10センチ程度浅いと感じたものの、泳ぎが苦手の亡くなった児童はプールサイドで「怖い」と言っていたという。

https://mainichi.jp/articles/20240824/k00/00m/040/189000c 

 

824210分 産経新聞);校長は水位10㎝上昇を認識

65日、使用する中学のプールを視察し、最深部が小学校のものと同じ約120センチと市教委に報告して授業実施の許可を得た。

だが同11日に校長が改めて視察し、水位がさらに10センチ高くなっていたのを認識した。

男児の身長は4月時点で1138センチ。

https://www.sankei.com/article/20240824-6DG6DRMBLBI2VP7JTWIYGPQN2E/

 

8251050分 読売新聞);少なくとも7分は目を離していた

委員会では、長浜小のプールの授業が南海中で実施されるまでの検討状況や事故当日の経緯をまとめた資料が開示された。

同じ授業を受けていた児童への聞き取りなどから、男児の居場所はバタ足の前から確認できていなかった。

事故当日、監視していた教頭は、男児が「怖い」と言うのを聞いていたが、教頭、教諭2人とも、溺れた男児が水中から引き上げられるまで、少なくとも7分間は目を離した状態となっていた。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20240824-OYT1T50197/ 

 

8251030分 朝日新聞);水深調整台も必要

松下教育長は会合後、身長の低い児童のための水深調整台を沈めておくなどの手立てを講じていなかったとし、「水深調整台も必要。学校側に指示すべきで、安全対策が不十分だった」と話した。

https://www.asahi.com/articles/ASS8S4FPTS8SPLPB001M.html?iref=pc_national_$PAGE_TYPE_EN_list_n 

 

 

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20246251828分にYAHOOニュース(信越放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

須坂市の中学校で、廊下の天井に設置されていたスピーカーが落下し、男子生徒1人がけがをする事故ありました。

事故があったのは須坂市の墨坂(すみさか)中学校です。

市の教育委員会によりますと、24日の午後3時半すぎ、廊下の天井に埋め込まれていたスピーカーが突然落下し、歩いていた1年生の男子生徒の頭頂部に当たりました。

男子生徒は頭にすり傷を負い、父親が病院に連れて行ったということですが、25日から登校しているということです。

スピーカーはおよそ30年前に設置されたもので重さ900グラムほど。

30センチ四方のプラスチックカバーとともに、およそ2.7メートルの高さから落下したということです。

市教委ではスピーカーは石膏ボードにビスで止めてあったものの、固定が不十分だったとしていて、市内の小中学校の点検をするとしています。






https://news.yahoo.co.jp/articles/537f6b98c5af45a1f79e1941c15bb9691756d75e

 

 

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202466552分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

愛媛県新居浜市の市立小学校で5月、2年生の男子児童が転倒して頭を打ち、嘔吐(おうと)などの症状があったにもかかわらず、学校がすぐに救急車を呼んでいなかったことが分かった。

児童は頭蓋骨(ずがいこつ)骨折などの重傷を負い、現在も学校に通えていないという。

市教委は母親からの連絡で詳細を把握し、学校の対応は不適切だったと判断。

校長に口頭で注意し、「再発防止に努めたい」としている。

市教委によると、児童が転倒したのは524日午前8時ごろ。

鉢植えの水やりをして教室に戻る途中、他の児童と出会い頭にぶつかって転倒し、地面に頭を打ちつけた。

意識はあったが、顔色が悪く、少量の嘔吐もみられた。

学校は児童を保健室に連れていき、担任教諭が母親に連絡。

すぐに救急車を呼ぶよう求められたが、症状に改善がみられたとして、救急車を呼ばなかった。

30分後に母親が学校に駆けつけた際、児童がふらついて再び嘔吐したため、母親は再度、救急搬送を要請。

学校は救急車を呼んだが、119番通報は転倒の約40分後、救急車が到着したのは約1時間後だった。

市内の病院に搬送された児童は、左頭部の頭蓋骨骨折と外傷性くも膜下出血の診断を受けて入院。

一時は集中治療室(ICU)で治療を受けるなどしたが、27日に退院した。

医師からは63日からの通学許可を得たが、現在も頭痛などを訴えており、登校できていないという。

市教委は事故当日、学校から児童が転倒して救急搬送されたことなどの報告は受けていたが、詳細な経緯は把握していなかった。

530日に児童の母親からの連絡で初めて把握。

学校からは「症状が快方に向かっていたため、救急車を呼ばなかった」との説明を受けたという。

https://mainichi.jp/articles/20240605/k00/00m/040/127000c

 

641822分にNHK愛媛からは、嘔吐も治まり顔色も良くなったので救急車を呼ばなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

小学校の校長は、「おう吐も治まり、顔色も良くなったので救急車を呼ばなかった。頭を打つ事故が起きた時点で、すぐに救急車を呼ぶべきだったと反省している」と話しています。

新居浜市教育委員会は、「すぐに救急車を呼ぶべきで学校の対応は不適切だった」として、校長に対し口頭で指導したということです。

https://www3.nhk.or.jp/matsuyama-news/20240604/8000018579.html

 

651642分にYAHOOニュース(南海放送)からは、頭を打って明らかに普段と違う様子が見られた場合は救急車を呼ぶべきだなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

男子児童は転倒した際に頭を地面に強く打ち、すぐに学校の医務室に向かいましたが、直後から顔色が悪く、少量の嘔吐があったということです。

今回の事故について脳神経外科の専門医は。

医療法人慈孝会 福角病院角南典生院長:
「(脳しんとうなどの)最初のサインとして嘔吐があったり顔色が悪くなることがあるので、まずは頭を打ったときに意識がちゃんとあったかどうか。
子どもだったら多くはすぐに泣くと思うんですけど、すぐに泣いたかどうか。
そこが大きなポイントになります」

“意識がない”、“泣かない”など、明らかに普段と違う様子がみられる場合は救急車を呼ぶべきだと話します。

一方で、すぐに症状が出ないケースもあると言います。

角南院長:
「だいたい6時間以内には一般的には症状が出るとされているんですけれども、少し時間が経ってから脳が腫れたり出血による症状が出てくることがあるので、24時間はしっかり厳重に観察していただきたい」

今後、部活動や外のレジャーが活発化する時期を迎えることから、医師は、頭を強く打った際はこれらのサインをよく見極め行動してほしいと呼びかけています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/039c0abd8f51c719540109d93131a735b6fb6a62

 

(ブログ者コメント)

救急車を呼ばなくていいと判断したのは担任?医務室の養護教諭?それとも教頭?校長?
仮に養護教諭以外の判断だったとすれば、頭を打った場合に素人判断はダメという教訓・・・そのように感じた。

 

 

 

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2024671826分にYAHOOニュース(広島ホームテレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

三次市教委は、市内の中学校で理科の実験中に事故がおき、生徒3人がやけどなどをしたことを公表しました。

三次市教委によると、6日午前、三次中学校で2年生の理科の授業中で事故が起きました。

生徒が、熱した銅板を教師が手に持っていたエタノールが入る容器に漬けたところ、引火したため、移動させた際に容器が落下し、近くにいた生徒に液などがかかったということです。

この事故で1人が左脚ふくらはぎにやけどをして搬送されたほか、軽度のやけどをした生徒や、よろけて足首を捻挫するなど、3人の生徒がけがをしました。

この実験のやり方は、この学校では今年から始めたということですが、授業をしていた教師の前任校でも同じようにしていたということです。

市教委は、市内のすべての学校に同様の実験をする際に安全対策に万全を期すよう通知をしていて、学校は保護者説明会を開き、事故の説明をするとしています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/65f8a02a250e38afdb338a72d8da0c6ea3b58072  

 

671843分にYAHOOニュース(テレビ新広島)からは、還元される様子を確認する実験中だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

三次市教育委員会によりますと、事故があったのは6日午前、市立三次中学校の理科の授業です。

酸化と還元について学ぶ実験で、2年生の生徒33人が熱した銅板をエタノールが入った容器に入れて、還元される様子を確認しようとした際に、エタノールに引火。

火を消そうとしたところ容器が床に落下し、近くにいた生徒3人にエタノールがかかるなどしてケガをしました。

生徒はふくらはぎなどをやけどするなどして病院に搬送されましたが、治療を受けたあと帰宅し、7日も登校しました。

実験の手順に間違いはなかったということで、エタノールに引火した原因を調べています。

三次中学校は生徒と保護者に謝罪を行い、全生徒と保護者に文書で事故の説明を行うとともに、保護者説明会を開くとしています。

市教委は、安全管理の徹底を指導し教育活動の安全管理を行うとしています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/7017c37b77640a8003d0123427f3e5bc38bf4d98 

 

 

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20245301844分にYAHOOニュース(信越放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

岡谷市の中学校で30日、理科の実験中に、生徒4人が体調不良を訴え、病院に運ばれました。

いずれも軽症で、命に別条はないということです。

原因は実験で発生した「硫化水素」と見られています。

午前940分ごろ、岡谷市湊(みなと)の岡谷南部中学校から、「理科の実験中に、硫化水素を吸って具合が悪くなった生徒がいる」と消防に通報がありました。

症状を訴えたのは、2年生の男子生徒1人と女子生徒3人の合わせて4人で、諏訪市内の病院に運ばれました。

せき込んだり、喉に違和感があったりといった症状が見られましたが、診断の結果、いずれも軽症で、1人は保護者とともに帰宅し、3人は午後の授業から復帰したということです。

岡谷市教育員会 両角教育担当参事:
「本日の事故によって体調を悪くした生徒の皆さん、保護者の皆さんには大変ご迷惑をおかけいたしました。心よりお詫びを申し上げます」

岡谷市教育委員会によりますと、2年生のクラスでは、4人一組になって、鉄と硫黄を熱してできた硫化鉄を、プラスチック容器の塩酸に入れて硫化水素を発生させる実験を行っていたということです。

この際、1つのグループが、誤って、逆に塩酸を、皿の上の硫化鉄にかけてしまったため、想定以上のガスが発生し、吸い込んでしまったとしています。

4人は同じグループで実験を行っていたということです。

同様の実験は、教科書にも載っているような一般的なものですが、この中学校では、2017年にも実験中に生徒12人が体調不良を訴え、病院に運ばれる事故が起きていました。

前回の事故を受け、学校では実験の際、すべての窓を開けるほか、硫化水素を希釈するため、水を浸した脱脂綿を使うなど、事故を防止する対策をとっていたということです。

岡谷南部中学校 守屋校長:
「この事故はやはり、あってはならないことで、理科の教科会とも確認をしてきた。が、万全を期しているつもりでありましたが、あくまでもこのような事故が起こってしまったということで、もう一度職員で徹底してスキがなかったか確認して検証していきたい」

学校では、31日の夕方、保護者向けの説明会を開くということです。





https://news.yahoo.co.jp/articles/d8d038c8212e31eadc94fb5468281563e4ff3949

 

(ブログ者コメント)

2017年の事故については本ブログでも紹介スミ。

ただ、原因は記されていない。

 

 

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2024521120分にYAHOOニュース(TOKYO MX)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

品川区内の小学校で、校庭に埋まっていた金属で子どもがけがをする事故があり、区が調べたところ、区内の小中学校の校庭から7700個以上のくぎやガラス片が見つかったことがわかりました。

去年、杉並区で大量の釘が見つかった際、品川区も調査していましたが、目視のみで済ませ、見落としていたということです。

校庭で整列するときの目印として、地面に埋められたくぎなどをめぐっては、去年4月、杉並区の小学校で児童が十数針を縫うけがを負う事故が起き、区内の小中学校などを調査した結果、合わせて15000本のくぎなどが見つかっていました。

この事態を受け、品川区でも全ての区立小中学校で緊急点検を行いましたが、事故は他の区で起きていたため、点検は目視のみで済ませ、「金属探知機」は使わなかったということです。

しかし…

記者:
「品川区によりますと、今年1月、区立小学校の児童1名が金属製のペグでひざを負傷したということです」

品川区によりますと、校庭でサッカーをしていた子どもがスライディングをした際、体育などで目印として地面に埋められていた「ペグ」と呼ばれる杭で、膝を10センチほど切るけがをしたということです。

この事故を受け、区が土の校庭などがある23校で金属探知機を使って調査した結果、くぎなどの金属が5000本以上、ガラス片などが約2700個見つかりました。

品川区 広報担当:
「事故発生を重く受け止めております。けがをされた児童とその保護者には心からおわび申し上げます」

品川区民:
「学校から連絡来ました。検査をして何本か回収しましたっていう、まぁちょっと怖いなと思いましたけど」
「目視って言うのが初耳だったので ちょっとおざなりだというか、けががあってからでは困るので、後手後手になっているなって思いました」

区は今後、区立小中学校の校庭でくぎやペグを使うことを原則禁止し、使う場合も使い終わった後の撤去を徹底していく方針です。

https://news.yahoo.co.jp/articles/8265d3f7452772e489e24d0e9f04e2f8d2a22e77

 

(ブログ者コメント)

〇逐一の紹介は省略したが、他でも同じようなことがあったと数回報じられていた・・・と、ブログ者は記憶している。

自分が管理責任を負っている場所で起きた事故なら徹底的に再発防止を図る・・・図らざるを得ない・・・。

しかし他所で起きた事故となると、そこまで自分のところの問題としては捉えず、時間と費用の関係もあって、対応が甘くなってしまう。

そこが、事例を横展開する上での一番の急所、難しいところだ。

〇それにしても品川区、自分の区で事故が起きてから慌ててペグなどを使用禁止にする・・・。
報道のとおりだとすれば、すぐできることだったのに、ちと遅きに失した感がある。

 

 

 

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202431180分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

夏休みの宿題で提出した自由研究を学校が紛失したか廃棄したとして、兵庫県内の公立中学校に通っていた、きょうだい2人らが学校側に損害賠償を求める訴訟を起こした。

「特選」に選ばれるほど渾身(こんしん)の力を込めた作品。

争点は作品の所有権が作った生徒にあるのか、それとも学校か。

司法判断は揺れ動き、提訴から約3年半がたっても決着はついていない。

 

【価値ある作品】

「自分の中では永遠に価値のある作品。ぞんざいに扱われ、(学校への)信用を失ってしまうような悲しみがある」。

原告のきょうだいの一人は法廷で悔しさをにじませた。

訴訟資料によると、きょうだいは夏休みの課題として、光合成やバイオマスエネルギー、免震構造などをテーマに選定。

実験道具もそろえて課題に取り組んだ結果、計6点の作品は市の「特選」となり、商業施設でも展示された。

作品がなくなっていることが判明したのは卒業後。

両親の返還請求を受けて学校が調査した結果、6作品のうち5作品が所在不明となっていた。

きょうだいは両親とともに学校が無断で処分するなどしたことによって精神的な苦痛を受けたとして、令和2年秋、神戸地裁に提訴した。

 

【1審は「本人(生徒)に帰属」】

学校側は「作品は破棄したものと思われると推測している」としつつ、法的責任については真っ向から反論した。

まず、教育施設である以上、「学校と生徒を対等な当事者と位置付けるべきではなく、民法は適用されない」と主張。

自由研究を「生徒から学校に無償提供されたもの」と位置付け、「返却するか否かは担当教員の裁量に委ねられている」と違法性を否定した。

神戸地裁は昨年2月、家族の主張を認め、自由研究の所有権は作成した本人に帰属しており、「学校への提出を無償提供と解釈する法的根拠はない」と判断。

学校側の過失を認め、2万円の賠償を命じた。

この判決に双方が控訴。

大阪高裁の審理で学校側は、複数の理科教員に聞き取った結果、自由研究を返却していない教員が大半で、「返還請求をしたのはこの家族が初めて」と強調。

「教員には返却しなければならないとの認識がなかった」と訴えた。

大阪高裁は今年1月、1審とは全く異なる判断を示した。

作品の返却を前提としない運用がされてきたことは、学校側に所有権があることを裏付けているとして、「提出後の課題をどのように取り扱うかは教員が指導上の見地から決めるべきもの」と認定。

1審判決を取り消し、家族の請求を棄却した。

家族は大阪高裁の判決を不服として最高裁に上告した。

 

【学校運営とのバランス】

こうした司法判断について、学校現場のコンプライアンスに詳しい日本女子大の坂田仰(たかし)教授は、法律論としては「妥当」とみる。

自由研究は、確かに生徒側が費用を負担している。

ただ、例えば給食費を生徒側が負担していたとしても、残った給食を処分するたびに許可が必要なわけではない。

生徒が作ったり費用を負担したりした全てのものを「生徒の所有物」とみなすと、教員の判断で対処できる幅が狭まり、学校運営に支障が出るおそれがあるという。

一方、今回の学校の対応については「当然すべき配慮に欠けていた。事前の説明や生徒への同意をとっておけば事態を防げた。その一手間を省いた結果だ」と苦言も呈した。

この自治体では、問題が生じて以降、自由研究を原則返却する方針に変更したという。

https://www.sankei.com/article/20240311-FOVSS7FFUZKR7JVOUXJ4DBJ25E/

 

 

 

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20242271852分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

文部科学省は27日、学校現場に周知している事故対応ガイドライン(指針)を改訂し、登下校中も含めて学校で発生した全ての死亡事故を国に報告するように求めた。

旧指針では報告の対象を厳密に規定していなかったため、死亡事故でも報告は3割程度にとどまっていた。

同省は改訂版を3月中に全国の教育委員会に通知し、再発防止の取り組みを進める方針。

改訂版の指針では、国への報告対象となる事故を「全ての登下校中を含めた学校管理下の死亡事故」と明記。

平成28年にまとめられた旧指針では「死亡事故」としか記載されておらず、報告漏れが目立っていた。

「再発防止策の検討」も新たな項目として追加された。

平成28年度から令和4年度にかけて、子供が学校で死亡するなどした際に見舞金を給付する「災害共済給付制度」から死亡見舞金や供花料が支給されたのは約500件。

このうち文科省に報告されたのは141件と、3割にとどまっていた。

学校現場では、校舎の窓からの転落やサッカーゴールの下敷きになるなど死亡事故が後を絶たない。

今月26日にも福岡県の公立小で1年生がウズラの卵を喉に詰まらせて亡くなる事故が発生しており、原因究明などが喫緊の課題となっている。

文科省は新指針によって学校死亡事故の全容を把握し、効果的な再発防止策を検討する考えだ。

https://www.sankei.com/article/20240227-4P5G3FXFQBOU7DUWYXKPEEVFR4/

 

 

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2024213220分に高知新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

高知市は、市立4小学校で行った科学の出前講座で、実験に使った液体窒素が児童の肌や衣類に付着し、1~5年生計33人が水ぶくれや軽度の凍傷などのけがを負ったと13日、発表した。う

ち3人が病院で受診したが、いずれも軽傷という。

講座は市主催で、京都大学高等研究院特定拠点の樋口准教授が「ひぐち先生の『探Q!ビッグバン』」と題して実施。

7、8日に大津小、江陽小、横浜新町小、旭小の体育館で順次行われ、児童計1370人が参加した。

液体窒素はマイナス196度で、衣服などに付着し、肌に密着する時間が長くなった場合には凍傷となる可能性がある。

実験では、児童がボウルに入れた液体窒素に風船を漬けてしぼませたり、准教授が児童の近くの床にまいて気化する様子を観察したり。准教授は液体窒素の危険性について注意喚起をした上で行っていたという。

最初に実施した大津小によると、講座の終了直後に数人の児童が「手が赤くなって痛い」と訴えた。

教員が見ると、やけどをしたようになっていたため、現場に残っていた市職員に伝えた。

市によると、以降の学校では、児童への注意喚起を強め、距離を開けるようにもしたが、手の指や足の甲などが赤くなるなど同様の訴えが相次いだ。

33人の内訳は大津小21人、江陽小5人、横浜新町小2人、旭小5人。

市は事前に庁舎内のカーペット上で実験していたが、体育館のような平たんで滑らかな床では行っておらず、「危険性への配慮が十分でなかった」と説明。

市によると、樋口准教授は各地で同様の実験を行っているが、けが人が出たのは初で、配慮が不十分だったと謝罪しているという。

市環境部の高岡部長は、「けがの発生を大変重く受け止めており、心からおわび申し上げる。今後は開催内容を十分に精査するとともに、安全確保に万全を期す」としている。

https://www.kochinews.co.jp/article/detail/721129

 

2131949分にNHK NEWS WEBからは、気温が低かったため液体の気化が遅かったことも考えられるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

高知市によりますと、実験前にテストを行ったものの、体育館の床とは異なるカーペットの上で実施したほか、この時期は気温が低く、液体の気化が遅かったことが原因ではないかとしています。

また、実験初日に児童が症状を訴えたという連絡を学校から受けていたものの、液体窒素をまく場所と児童の間隔を広く取るなどの対策をしたうえで、実験を続けたということです。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240213/k10014357061000.htm

 

213192分に高知さんさんテレビからは、授業の際には離れて観察するよう注意喚起していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

高知市によりますと、准教授は事前に市役所のカーペットの上で液体窒素をまく実験をしていましたが、「体育館の滑らかな床では気化するまでの時間が長くなってしまったのでは」と話しているということです。

高知市は授業の際、液体窒素から離れて観察するよう注意喚起をしていたとしています。

https://www.sunsuntv.co.jp/news/2024/02/2744566

 

(ブログ者コメント)

体育館で液体窒素を撒いている写真を見ると、児童が液体窒素に触ろうとしているようにも見える。
いくら注意喚起しても、好奇心の強い子どもなら触ってみたくなる?
どんな感じだったか確かめようと動画を探してみたが、見つからなかった。

 

 

 

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20241301936分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

東京都品川区は30日、区立学校の校庭に埋まっていた金属製のペグ(くい)で、児童がけがをしたと発表した。

区によると、事故は28日、地域のサッカークラブの活動中に発生。

児童がスライディングをした際、地面から突き出ていたペグで膝を切るけがをした。

ペグは長さ約10センチで、地面から約1センチ突き出ている状態だった。

児童は軽傷で、30日から学校に復帰したという。

事故を受けて区は、ペグやくぎなどが埋まっている可能性がある土や天然芝の校庭がある区立学校22校で、金属探知機による調査・撤去を実施する。

https://mainichi.jp/articles/20240130/k00/00m/040/252000c

 

※昨年、2023622712分に東京新聞からは、区は区立小中学校の校庭を目視点検していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

東京都内の小学校の校庭などで相次いでくぎが見つかった問題で、品川区教育委員会は二十一日、小学校五校の校庭でくぎやくい、コンクリート塊、鉄筋など計十七個が見つかったと明らかにした。

けが人の報告はないという。

五月に区立の小学校三十一校、中学校九校、小中一貫六校の全四十六校を目視で調べたという。

区教委の学校施設担当によると、残されたくぎなどは十センチほど。
運動会のライン引きなどに使った後に放置されたとみられる。

コンクリート塊は三十センチほどで、古い校舎の基礎の残骸とみられるという。

いずれも撤去した。

https://www.tokyo-np.co.jp/article/258194

 

 

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20241262230分にYAHOOニュース(神戸新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

兵庫県尼崎市今福1の認定こども園「IYこども園」で棚に立てかけていた机が倒れて園児=当時(1)=が重傷を負った事故で、業務上過失傷害の罪に問われた園長(60)に、尼崎簡易裁判所(植屋裁判官)は26日、罰金10万円の判決を言い渡した。

判決によると、園長は2021年4月、安全管理などの業務を担っていたが、木製の机(重さ約5・8キロ)を保育室の棚に立てかけたまま使わない時に撤去するなどの注意義務を怠り、机に手をかけ倒した園児に左足の親指骨折などの重傷を負わせた。

植屋裁判官は、1歳児が好奇心でものを引っ張る習性や転倒させるために必要な力を照らすと、倒して負傷する恐れがあったと指摘。

園長は教諭に指示して別の場所に保管するなどの危険防止措置を講じなかったとして「園内の安全管理を統括する立場にあったことに照らすと、(過失は)決して軽いものではない」と述べた。

捜査関係者によると、22年12月、県警が園長ら4人を業務上過失傷害容疑で書類送検。

園長以外は不起訴処分となった。

https://news.yahoo.co.jp/articles/b1fb9b9ede059934fdb6b1e04db8a0ace68ca447

 

※事故時の報道は下記参照。

2023981943分 産経新聞)

兵庫県尼崎市の認定こども園で令和3年4月、棚に立てかけられていた机が倒れて当時1歳の女児にぶつかり、女児が足の指の骨を折るなどの重傷を負っていたことが8日、分かった。

兵庫県警は、危険を防止すべき注意義務を怠ったなどとして、業務上過失傷害容疑で、園の関係者4人を書類送検。

このうち同罪で起訴された女性園長(59)の初公判が8日に開かれ、園長は「刑法上の過失があるか分からない」などと起訴内容を一部否認した。

事故があったのは、社会福祉法人「R」(尼崎市)が運営する認定こども園「IYうこども園」(同)。

起訴状や女児の母親らによると、3年4月9日午前10時40分ごろ、園の保育室内で、女児が棚に立てかけられていた木製机(約60センチ四方、高さ約25センチ、重さ約5・8キロ)に触ったところ、机が倒れて女児の左足に直撃した。

女児の足は、骨が露出する開放骨折や指がほぼ切り離された状態の不全切断などになった。

指の切断は免れたが、爪が正常に生えないといった後遺症があるという。

母親は、園の管理が不十分だったとして、県警尼崎東署に被害届を提出。

同署は4年12月、業務上過失傷害容疑で園長や保育教諭ら計4人を書類送検。

このうち園長が今年6月に同罪で略式起訴され罰金命令を受けたが、不服として正式裁判を請求したという。

初公判の冒頭陳述で検察側は「机が倒れて園児がけがをすることはないものと軽信し、保育教諭に指示するなどして、使用しないときは机を撤去させるなどの危険防止措置を講じなかった」などと指摘。

弁護側は「過失が成立するかを問いたい」と述べた。

公判後、母親は取材に「事故の責任を認めて心からの謝罪をしてほしい」と訴えた。

尼崎市は「市の方から言うことはない」としている。

https://www.sankei.com/article/20230908-QJLAOOEYSNJJLHJZLPRPYEVEIA/ 

 

 

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202312201210分に信濃毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

塩尻市は19日、市立日の出保育園で昨年12月に園児=当時(1)=の右手の甲に保育士が誤って熱い湯をかけ、やけどを負わせる事故があったと明らかにした。

後遺症はないといい、保護者に44万円余の損害賠償を支払って示談する協議を進めている。

同日の市議会全員協議会で報告した。

市によると、給食前の手洗いの際、保育士1人が保育室の手洗い場で複数の園児を補助。

最後の園児が洗い終わった後、先に水を止めたため、蛇口から熱い湯が出る状態となった。

保育士がペーパータオルで園児の手を拭いたところ、右手の甲付近の皮が剥がれて激しく泣いたため、事故に気付いた。

園児は市内の医療機関を受診。
「2度の熱傷」と診断された。

湯はボイラーの性能から約65度だったとみられる。

市の竹中・こども課長は取材に、「不注意の事故を起こし、申し訳ない。リスク点検をして安心安全な保育園を目指す」とした。公表が事故から1年後になったことについては「同じタイプの蛇口が他になく、再発の危険性がないと判断した。園児が回復するまでの間、静かに園生活を送れることを重視した」としている。

https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2023121901026

 

12191924分に中日新聞からは、数秒間熱湯をかけたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

塩尻市は19日、市立保育園で昨年、男児がやけどをする事故があったことを、市議会議員全員協議会で報告した。

男児はすでに治癒し、現在は保護者と示談交渉を進めているという。

市によると、事故は昨年1222日に同市広丘高出の日の出保育園であった。

保育士が男児=当時(1)=の手洗いを補助した際、誤って蛇口から出ている65度ほどの湯を数秒間、右手の甲にかけてしまった。

男児は中程度のやけどを負った。

今年113日に登園を再開し、同月末に治癒したと診断されたという。

https://www.chunichi.co.jp/article/824549

 

 

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202312201233分にNHK首都圏から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

20日午前10時20分ごろ、三郷市の市立南中学校で「理科の実験中にガラス瓶が割れて生徒がけがをした」と学校から消防に通報がありました。

警察によりますと、2年生の生徒10人が病院に搬送され、1人が割れたガラスでひじを切るけがをし、残る9人は軽傷だということです。

三郷市教育委員会によりますと、当時、理科室で2年生の生徒およそ30人がグループにわかれ、ラムネ瓶に水と重曹それにクエン酸を入れて炭酸水を作り、ビー玉を押し上げてふたをする実験を行っていましたが、配合をあやまったため瓶の中の圧力が高まりすぎて破裂したということです。

警察が学校関係者から話を聞いて、当時の詳しい状況を調べています。

三郷市教育委員会の菅原学校教育部長は、「けがをした生徒や保護者に大変申し訳ない。原因を明らかにして再発防止を徹底したい」と話しています。

https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20231220/1000100220.html 

 

12201419分に朝日新聞からは、30代の男性教諭の指導のもと実験していたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

20日午前1025分ごろ、埼玉県三郷市鷹野3丁目の市立南中学校で「理科の実験中にガラスの瓶が破裂して負傷者が出た」と教員から119番通報があった。 

県警吉川署や消防によると、2年生の男女10人が、割れたガラスの破片でけがをして市内の病院に運ばれた。
女子生徒1人がひじに5センチ程度の切り傷を負ったという。

署が破裂の原因を調べている。

市教育委員会によると、破裂があったのは2時限目の授業。

30代の男性教諭の指導のもと、2年生約30人が理科室でラムネの瓶に水や重曹、クエン酸を入れ、炭酸水を作る実験をしていた。

重曹かクエン酸の量が多く、瓶内の圧力が高まって破裂した可能性があるという。

https://www.asahi.com/articles/ASRDN4QZ3RDNUTNB00F.html

 

 

 

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202312122127分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

12日午前11時半ごろ、大阪府東大阪市の近畿大東大阪キャンパスで、大学院総合理工学研究科の研究室で実験中、薬品が発火する事故があった。

近大によると、実験をしていた大学院生1人が同市内の病院に搬送され、顔や腕をやけどする軽傷を負った。

けがをした大学院生は、還元反応の実験で水素化リチウムアルミニウムを計量していたところ、発火したという。

この物質は水に反応して発火する性質があり、近大が事故原因を調べている。

https://www.sankei.com/article/20231212-7CHA2JN7PBNTJFKWN4HKWWO7XQ/ 

 

1212日付で同大のHPに重要なお知らせとして、薬品が反応して出火した、研究室には他に2人の学生がいたがけがはなかったなど、下記趣旨の記事が掲載されていた。

令和5年(2023年)1212日(火)午前1130分頃、近畿大学大学院総合理工学研究科の研究室にて、実験中に薬品が反応して発火する事故が発生しました。

駆けつけた教員が速やかに消火しましたが、実験を行っていた大学院生1名が中河内救急救命センターに搬送され、顔や腕の1度熱傷等と診断されました。

当時、研究室には他に2名の学生がおりましたが、怪我はありませんでした。

日頃から安全に配慮して研究活動を行っておりますが、このような事態となり、学生、保護者および関係者の皆様にご心配をおかけしたことを、心からお詫び申し上げます。

原因については現在調査中ですが、学生・教員への注意喚起と安全管理をさらに徹底し、再発防止に努めてまいります。

https://www.kindai.ac.jp/news-pr/important/2023/12/040898.html

 

 

 

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202311302049分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

大阪府岸和田市は30日、市内の小学校で202012月、体育館で掃除をしていた当時小学5年生の男子児童が足を滑らせた際、めくれあがった木製の床材が児童の左足のふくらはぎを貫通し、太ももに刺さるけがを負っていたことを明らかにした。

市によると、男子児童はモップがけをしていた際に足を滑らせ、左ひざを曲げて尻もちをつくようにした際、老朽化していた床材がめくれあがった。

とがった先端がふくらはぎを貫いて、さらに太ももの裏に刺さったという。

治療に2年数カ月かかり、後遺障害でしびれが残る可能性があることから、市は慰謝料として一部前払いした分を含め、約590万円を支払うことで和解したと説明している。

127日に開会する定例市議会で専決処分議案を提出し、議会の承認を求める。

床材は、それまでは破損していなかったという。

市は、市内の学校施設の緊急の安全点検を実施し、必要な場合は補修も済ませたとしている。

https://www.asahi.com/articles/ASRCZ6QGHRCZPPTB008.html

 

(ブログ者コメント)

同種事故はたびたび発生しており、本ブログでも何件か紹介スミ。

 

 

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202311231130分にYAHOOニュース(毎日新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

埼玉県久喜市は28日開会の11月定例市議会に、市立小中学校の防火シャッターの改修に向けた設計費用など約7080万円を計上した補正予算案を提出する。

市議会などで学校の防火設備の不備が指摘され、対応を急いだ形だ。

学校の防火シャッターや防火扉について、市教委は建築基準法に基づき、毎年点検している。

2022年度の点検では、32校中30校で計95件の不備が指摘されたという。

ブレーキ不良で誤って落下する恐れがあるとしてシャッターを閉めたままにしたり、シャッターレールに角材をはさんで「つっかえ棒」にしたりするなど、防火機能を果たしていないケースも1校あった。

避難時の挟まれ事故を防止するための自動停止装置が付いておらず、現行の建築基準法に適合しない旧型のシャッターも8校に設置されていた。

これらの9校について、市教委は「緊急の対応が必要」として、シャッターを新しいものに交換する。

実際の作業は24年度になる見通しだ。

一方で、市教委は「ほかにも多くの是正すべき箇所がある。通常予算で対応を急いでいる」と話す。

問題が複数年に渡り、積み残しになっていた可能性もあり、「今後は指摘があれば急ぎ対応したい」とする。

また、点検業者による報告内容を学校と共有せず、学校側が不備を把握していないケースもあった。

市教委は「今年度以降は業者に対し、学校にも報告書を提出してもらう」と話している。

学校の防火設備を巡っては、県内でも過去に、落下したシャッターに挟まれて児童が死亡するなど重大事故が起きている。

業界団体の日本シヤッター・ドア協会は「ここ数年は大きな事故の報告は受けていないが、安全性に関わる設備なので、是正が指摘された場合は早急に対応してほしい」と話している。

https://news.yahoo.co.jp/articles/9f350b66f5fcfbc5da18cc64295fd39c0f0ce962

 

※本件、今年991041分にYAHOOニュース(埼玉新聞)からは、不具合151件が指摘されていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

公共施設の不備が問題となっている埼玉県久喜市の小中学校で、火災が起きた場合に作動する防火扉や防火シャッター、感知器などの防火設備について、法定点検による不具合が計151件指摘されていたことが明らかになった。

8日の市議会一般質問で、貴志信智議員(無所属)の質問に久喜市が回答した。

市教育総務課によると、同市内32小中学校で、今年3月までに行われた法定点検で是正箇所の指摘があった。

建築基準法第12条に基づく点検で防火扉77件、防火シャッター18件、消防法第17条の点検で感知器不作動など56件の是正箇所が見つかった。

防火シャッターや扉を作動する「連動機構」についても是正箇所が指摘されている。

同市は消火器の交換19件を除き、多くの箇所で対応していない。

改善されていない設備の中には、防火扉が閉鎖作動しない、防火シャッターの起動不良など 重大な事故を引き起こす可能性が指摘されていたものもあった。

県内では1998年、旧浦和市(現さいたま市)の小学校で、男子児童が誤作動で閉まった防火シャッターに挟まれ死亡する事故が発生。

同市学校施設管理課は、再発防止を踏まえ、「校数が多く、毎年点検により不具合が報告されており、その都度対応している」としている。

同市内では、学校で外壁コンクリート片が落下するなど、施設の老朽化が課題になっている。

今定例会でも、修繕費用(1337万円)が補正予算として計上されていた。

同市は、「(学校施設は)経年による劣化が進行している。法定点検の指摘事項の早期是正に努めたい」としている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/cdeebe101278d676161e9108491a8f944d19eab2

 

 

 

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202310301932分にYAHOOニュース(新潟総合テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

今年9月、新潟県上越市の小学校でアレルギー物質を含む給食を食べた児童が救急搬送された問題で、市が市議会で経緯を説明しました。

10月30日、上越市議会で市が謝罪したのは、給食のアレルギー事故です。

9月、上越市内の小学校で食物アレルギーのある児童に、アレルギー物質を含む給食が提供され、児童が救急搬送されました。

原因は思い込みと確認不足でした。

まず、栄養教職員が献立の作成時に「冷凍クリームコーン」に「乳・乳製品」が使用されていないと思い込み、配合成分表を取り寄せず、未確認のまま発注。

その後、調理員も原材料の脱脂濃縮乳の記載を見落としたほか、配合成分表を受け取っていないにもかかわらず、リストに確認済みのチェックを入れたといいます。

給食を口にした児童は腹痛を訴えましたが、担任はすぐにはアナフィラキシー症状だと気づけず…。

上越市 市川・教育部長;
「当該校は、全ての児童の給食に乳・乳製品を使用しない主菜・副菜を提供していたため…」

思い込みと確認不足が重なった結果、発症後、しばらく経ってエピペンを投与。

救急搬送も遅れ、命を失う危険もありました。

児童は今も十分に給食が食べられないなど、学校生活に支障をきたしているということです。

上越市は11月にも緊急時の対応研修会を開き、再発防止に取り組むとしています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/c1e9feb7b86eea694121efa9de4ddeba171c2482

 

ちょっと前、1014日付で上越ジャーナルからは、事故時の詳細な時系列ならびにアレルギー専門医による研修会が1ケ月前に行われたばかりだった、配合成分表は今回に限らず取寄せていなかった、同市では数年前にも同様な事故を起していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

・・・

複数の関係者への取材をもとに経過を時系列でまとめると、次のようになる。

午後015分頃 児童が給食を食べ始めた。
乳の成分が入ったスープに違和感を覚え、途中で飲むのをやめた。

午後025分  給食を3分の1ほど食べたところで、腹痛を担任に伝えて一人でトイレに行った。

午後030分  担任がトイレをのぞいたが、声をかけかなかった。

午後035分  児童が戻って来ないことから、別の教員がトイレに行った。
教員はドア越しに「給食を片付けていいか」という主旨の質問をしたが、ドアを開けて児童の姿を確認することなく、教室に戻った。

児童は、一人で自力で教室に戻った。
すでに顔が真っ赤で足もふらつく状態だった。

学校側が異変に気づいて対応を始めたのは、この時点だった。

教員たちはアナフィラキシー症状を抑える「エピペン」を用意したものの、ただちに注射しなかった。
担任らが児童に「打ちますか」「救急車呼びますか」「気持ちは」「今、どんな感じ」「どこに打ちますか」などの質問を繰り返した。

午後043分 担任と養護教諭がエピペン注射。

午後048分 学校が救急車を要請。

午後18分  救急車が到着。
その後、児童は市内の病院に搬送され入院した。

・・・

今回の上越市のケースでは、発症後エピペンを注射するまで18分かかっている。

緊急性の高いアレルギー症状がある場合の基本的な対応を定めた上越市のマニュアルでは、「5分以内に判断する」「子供から目を離さない。一人にしない」とされ、今回のように我慢できない強い腹痛があるときには「ただちにエピペンを使用する」などとされているが、いずれも実行されていない。

「まったく逆なことをしていて、死なせようとしていたとしか思えない」──。

こう憤るのは、小児アレルギー専門医で児童の主治医でもある「小児科すこやかアレルギークリニック」院長の田中泰樹医師だ。

田中医師は、アレルギーについて各地の自治体で研修や講演なども行っている。

今回のケースでは、少なくとも次の点の対応が問題だったという。

・給食時なので誤配膳、誤食を疑うべきなのに見過ごしていた。

・症状を訴えている児童を一人でトイレに行かせた。

・トイレに行った教員はドアを開けて確認しなかった。

・エピペン注射をただちに行わなかった。

いずれもマニュアルに反している。

田中医師は、事故の1か月余り前に、この学校にアレルギー対応研修の講師として招かれている。

研修は、今回被害にあった児童への対応を含め、開催されたものだった。

当日は、アレルギー事故が起きた際の緊急対応を中心に養護教諭や教職員らに詳しく説明したというが、今回の事故対応では研修の内容は生かされなかった。

・・・

児童が原因物質を食べた後の緊急対応もずさんだったが、原因物質が給食に出された経緯もずさんだった。

マニュアルでは、加工品について栄養教職員が配合成分表を納入業者から取り寄せることになっていたが、今回のクリームコーンに限らず、取り寄せを怠っていた。

同市では20188月に給食誤配食によるアレルギー事故があり、対応マニュアルを見直したが、その後もマニュアルに沿った対応がなされず、同じ生徒に対し20225月に誤配食事故を起こしている。

昨年5月の事故の際は、保護者が氏名などを除いて詳しく公表するよう求めていたにもかかわらず、市教育委員会は当初、詳細に公表しなかった。

アレルギー専門医の田中医師は今回のケースについて、「児童が途中で気づいて食べるのをやめたことが大きい。全部食べていたら死亡事故になっていた可能性が高い」と話す。

「誤配膳・誤食などのミスは起きるということを前提としても、すぐに察知して正しく対応すれば命は助かる。上越市の体質がこのままだとしたら、次にいつ死亡事故が起きてもおかしくない」と、早急な改善を訴えている。

https://www.joetsutj.com/2023/10/14/060000  

 

10311928分にYAHOOニュース(テレビ新潟)からは、乳製品アレルギーが重症な人は牛乳換算で0.01ccも摂れないなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

・・・

アレルギーを専門とする田中泰樹・医師;
「重症の人は、誤食するとアナフィラキシーは起きてしまう。
牛乳で換算すると、0.01ccもとれない。
市の栄養士長さんが確認してみると、途中で食べるのをやめたと考えても、だいだい牛乳でいうと20~30ミリリットルとらせた。
私が認識している(症状を)起こす量の2000倍とってしまった。
専門家から言わせると、死ななくてよかった」

・・・

https://news.yahoo.co.jp/articles/2c8bd794e856b5ed6b49749349a83873a6ccaf05 

 

 

 

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魚田慎二
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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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