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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2022628192分にNHK岐阜から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

28日午後3時ごろ、岐阜市柳戸にある岐阜大学工学部の建物で「実験中に煙が出た」と、大学職員から消防に通報がありました。

消防車11台が出動して消火にあたり、火はすぐに消し止められました。

警察や消防などによりますと、火事が起きたのは工学部の建物の1階にある実験室で、当時、大学の授業でニクロム線と呼ばれる電熱線を使った着火実験を行っていて、その際に実験に使っていたプラスチックが激しく燃え、煙が充満したということです。

けがをした人はいないということです。

酸素ボンベから酸素を供給した際に濃度の設定を誤ったことが原因とみて、警察や消防などが大学関係者などから話を聞くなど、詳しい原因を調べています。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/gifu/20220628/3080009152.html

 

 

 

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【横浜市の事例】

202269187分にNHK神奈川から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

9日午前、横浜市南区の市立蒔田中学校の理科室で実験を行った2年生31人のうち7人が、授業のあとに頭痛や吐き気などの体調不良を訴えました。

このうち4人は体調が改善しなかったため、昼過ぎまでに救急車で病院に運ばれましたが、手当を受けて全員回復したということです。

実験は、鉄と硫黄を混ぜて加熱したあと、塩酸をかけて硫化水素を発生させるもので、教育委員会では、硫化水素を吸い込んだことが体調不良の原因とみています。

この実験をめぐっては、生徒が体調不良を訴えるケースがあったことから、昨年度から教科書の内容が変更されていて、硫化水素を発生させる手順は教諭のみが行い、生徒は見学していたということです。

また、理科室では換気が行われていたということです。

市教育委員会は「硫化水素による健康被害はないと考えているが、安全に授業が行われるよう、改めて学校に換気の徹底など注意喚起をしたい」と話しています。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/yokohama/20220609/1050017050.html

 

69214分に神奈川新聞からは、教諭が臭いをかがせたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

9日午前10時10分ごろ、横浜市南区の市立蒔田中学校で、理科の実験後に2年生の生徒が「頭が痛い」「気分が悪い」などと相次いで訴え、計4人が病院に搬送された。

市教育委員会によると、いずれも軽症で命に別条はないという。

市教委によると、1時間目に1階理科室で行われた理科の授業で、30代の男性教諭が男女31人を指導。

生徒が鉄と硫黄の混合物を加熱した際の変化を調べる実験をした後、教諭が硫化鉄に塩酸を加えて硫化水素を発生させて臭いをかがせたところ、授業後に体調不良を訴えて7人が保健室で休養した。

その後も4人は気分が回復せず救急搬送され、うち1人が入院したという。

実験中、理科室は換気しており、消防による現場検証では原因を特定できなかったという。

市教委は「授業内容に問題はなかった」としている。

https://www.kanaloco.jp/news/social/article-916198.html

 

69日付で市からは、事故の時系列など、下記趣旨のプレスリリースがネット配信されていた。

4 事故概要

令和4年6月9日(木)、理科室において理科の授業後に、7名の生徒が頭痛などの体調不良を訴えました。

保健室にて生徒の健康状態を確認しましたが、うち4名について体調の改善がみられなかったため、学校は 119 番通報を行い、救急搬送を行いました。

5 経過・対応

9:45 2年3組理科の授業終了。
10
10 1人目の生徒が体調不良を訴えた。
その後、11:40 までの間に7名の生徒が体調不良を訴え、
    保健室にて休養。
10
30 授業支援のため来校していた指導主事より東部
    学校教育事務所に第一報があった。
10
35 学校が1回目の 119 番通報をした。
11
15 2名の生徒を救急搬送した。
11
35 学校が2回目の 119 番通報をした。
12
00 頃 消防署による理科室の現場検証。
12
05 1名の生徒を救急搬送した。
12
46 1名の生徒を救急搬送した。
14
30 頃 救急搬送のなかった3名は教室に戻り授業を
    受けているとの連絡があった。
15
00 頃 救急搬送された4名のうち、1名は既往症が
    あり、念のため1日入院との連絡があった。
    残りの3名は病院から帰宅した。

https://www.city.yokohama.lg.jp/city-info/koho-kocho/press/kyoiku/2022/20220609.files/0001_20220609.pdf 

 

【三次市の事例】

691650分にFNN PRIME(テレビ新広島)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

9日、三次市内の中学校で行われた理科の実験で生徒6人が体調不良を起こし、病院に搬送されました。

6人とも命に別条はないということです。

【鈴木記者】:
「今回の実験は中学校の理科室で行われていました。この換気扇のあるあたり、窓はすべて開けて教員が実験を生徒に見せていたということです」

警察と消防によりますと、9日正午前、三次市内の中学校から「理科の授業後に生徒が気分が悪くなった」と消防に通報がありました。

中学2年の男子生徒6人が体調不良を訴え、病院に搬送されました。

6人とも意識はあり、歩行もできる状態だということです。

三次市教育委員会によりますと、授業では鉄と硫黄を混ぜて加熱し硫化水素を発生させる実験をしていましたが、学習指導要領に基づいたもので、換気も十分できていたということです。

【校長】:
「生徒の安心安全に教育活動が進められるように一番に考えていきたいと思います」

https://www.fnn.jp/articles/-/372444

 

691911分に毎日新聞からは、臭いをかいだ15人のうち6人が体調不良を訴えたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

9日午前1150分ごろ、広島県三次市大田幸町の市立塩町中学校で、「理科の実験後に生徒が気分不良になった」と学校から119番があった。

市教委によると、理科の実験で硫化水素のにおいを嗅いだ2年の男子生徒6人が体調不良を訴え救急搬送されたが、いずれも軽症で帰宅した。

市教委によると、実験は化学反応について学ぶため、鉄と硫黄を加熱し、薄い塩酸を加えて発生する硫化水素のにおいを嗅ぐ内容。

においを嗅いだ約15人のうち6人が、実験終了後に相次いで体調不良を訴えたという。

市教委は「実験中は窓を開けて、量も適正だった。多大な心配をかけ深くおわびし、再発防止に努める」としている。

https://mainichi.jp/articles/20220609/k00/00m/040/195000c

 

 

 

 

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2022527123分にYAHOOニュース(中国放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

4年前、広島・福山市の中学校で理科の実験中、生徒が指先を切断する事故があり、市は賠償金を支払う方針です。

福山市教育委員会によりますと、20189月、神辺中学校で理科の授業中に、当時20代の男性教諭が「慣性の法則」を学ぶ実験を独自で企画しました。

教諭は男子生徒に、別の生徒が立った状態で乗った台車を押すよう指示しました。

台車は後ろに転倒し、押していた男子生徒が台車と床の間に左手中指をはさまれ、指先を切断したということです。

実験は教科書に記載がないものでした。

福山市は、「安全配慮が不十分だった」と学校側の過失を認め、男子生徒に賠償金447万円余り支払う方針を決めました。

保護者の意向などを踏まえ、事故は公表しなかったということです。

市教委は「重大な事案と受け止めている。再発防止の徹底に努める」としています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/e296f10b84e756e905c78e3f88f894e4f8e33b2d

 

5262152分に産経新聞からは、乗っていた生徒がバランスを崩し台車ごと転倒した、台車の持ち手と床の間に指を挟んだなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

市教委によると30年9月、男性教諭が「慣性の法則」を学ぶ実験として、男子生徒に対し、別の生徒が乗った台車を押すよう指示した。

別の生徒はバランスを崩して台車ごと転倒。

男子生徒は台車の持ち手と床の間に指を挟み、手術を受けて指1本の先端を切断した。

市は賠償額に関する議案を今年6月の定例市議会に提出し、可決されれば賠償が確定する。

https://www.sankei.com/article/20220526-IH4GWON7HNL6ZCZMSSUY7CEG4M/

 

5261914分にYAHOOニュース(広島ホームテレビ)からは、台車に人を乗せた実験は安全配慮ができていなかったなどとして福山市は賠償支払いを決めたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

20189月、福山市立神辺中学校で物理の授業中、男子生徒が他の生徒が乗った台車を押す実験を行いました。

その際、バランスを崩し台車が転倒し、男子生徒が左手中指の指先を床と台車の間に挟み切断するけがをしていました。

これを受け福山市は「授業中に起きたことであり、台車に人を乗せた実験は安全配慮ができていなかった」などとして、男子生徒に447万円あまりを賠償する方針を決定しました。

市教育委員会は「事故は保護者の意向を踏まえ、公表しなかった。今後、学校での安全管理を徹底していく」としています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/f9621ca238190c05bd17333db24b8124b7d988bf

 

 

 

 

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20225202037分にNHK滋賀から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

去年12月、滋賀県立大学がびわ湖で実習船を使って研究活動をしていたところ、観測機器を回収する際に学生がロープの巻き上げ装置に指をはさまれて大けがをする事故があり、大学は学生に謝罪するとともに、実習船の運航ルールを見直しました。

去年12月、滋賀県立大学の環境科学部の学生が教授らとともに実習船から観測機器を下ろして、びわ湖の水の中の太陽光の強さを計測する研究活動をしていたところ、観測機器を回収する際にロープの巻き上げ装置に指をはさまれました。

この事故で、学生は左手の薬指と小指の一部が欠損する大けがをしたということです。

この事故について、滋賀県立大学の宮川副理事長らが20日、記者会見を開き、「負傷された学生に深くおわびするとともに心からお見舞い申し上げます」と謝罪しました。

滋賀県立大学では、事故の原因は学生への安全教育が不十分だったことや、ロープの巻き上げ装置を使った作業の危険性を十分に周知していなかったことなどとしていて、すでに実習船の運航に関するルールを見直して、安全講習を行ったということです。

宮川副理事長は、「今回の事故を真摯(しんし)に受け止め、再発防止に取り組むとともに、皆様の信頼に応えられるよう誠心誠意取り組みます」と話しています。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/otsu/20220520/2060010600.html

 

5201942分にYAHOOニュース(京都新聞)からは、けがしたのは女子学生だった、巻き上げ作業が難航したため人力でサポートしていた、装置とロープの間に指を挟まれたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

滋賀県立大(彦根市)は20日、環境科学部の女子学生が昨年12月、琵琶湖の実習調査船での研究活動中、誤って機械に手を挟まれ、指2本の一部を欠損する事故があったと発表した。

国土交通省の運輸安全委員会と神戸地方海難審判所が調査を継続しているという。

大学によると、学生は多景島沖の船上で、同学部の准教授や学生ら計7人と、電動のロープ巻き上げ装置を使い、湖中の太陽光を測定する機器を回収していた。

作業が難航したため、人力でサポートしたところ、装置とロープの間に指を挟まれた。

入院治療を受け、現在は授業に復帰しているという。

再発防止に向け、大学は作業手順の見直しや安全教育の実施などを進め、「学生にお見舞いを申し上げ、事故を教訓に、大学全体の施設や機器の安全管理・運用面の点検を早急に行う」としている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/238e5507fed25c70f94b78f2ee2b5188824e8baa

 

5211915分に読売新聞からは、イカリとロープを使って巻き上げていた、女子学生はロープを両手で握っていた、学生にはイカリの巻き上げ操作を禁じていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

滋賀県立大(彦根市)は20日、琵琶湖で実習調査船に乗船していた環境科学部の女子学生が昨年12月、観測機器の回収中、左手の2本の指先が挫滅する重傷を負う事故があったと発表した。

学生は2週間入院し、現在も通院中という。

大学によると、学生は昨年12月20日、実習調査船「はっさか2」に乗船した8人のうちの1人。

事故は彦根市の多景島沖の湖底に沈んだ観測機器をいかりとロープを使って巻き上げる作業中に起きた。

学生は作業を手伝い、ロープを両手で握っていたところ、電動の巻き取り装置に左手の小指と薬指を挟まれたという。

運航ルールでは、学生にはいかりの巻き上げ操作を禁じていた。

事故当日は警察の事情聴取や現場検証があり、今年1月には国土交通省運輸安全委員会、2月には神戸地方海難審判所の調査を受けた。

公表が5か月後になった理由について、宮川副理事長は「学生がショックを受けており、心のケアを最優先にした。再発防止策がまとまった時期に公表をと考えた」と釈明した。

事故原因として
今回の乗船前、学生への安全教育は未実施
船内作業の危険性を十分周知していなかった
などを挙げ、運航ルールを見直し、乗船対象の学生に安全教育を行ったという。

「はっさか2」は23日から実習運航を再開する。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20220521-OYT1T50106/ 

 

 

 

 

 

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202251040分に山陰中央新報から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

手指消毒のためのアルコール消毒液をなめた子どもが急性アルコール中毒となり搬送された例が、島根県内で発生した。

新型コロナウイルス対策で、子どもの手が届く位置にもある消毒液は、誤飲や興味本位でなめてしまう可能性がある。

取り扱いにあらためて注意が必要だ。 

今年3月、県東部の保育園に通う女児(5)が突然意識不明となり、救急搬送された。

園での午睡前は変わりなかったが、午睡後に保育士が気付いたときにはうずくまり、「目がぐるぐる回る、気持ち悪い」と訴えた。

連絡を受けた母親(43)と近くの小児科を受診し、点滴を受けたが、呼びかけに反応しないため、搬送された。

血液検査やCT、MRI検査では異常は見つからず、原因が分からないままだった。

午後9時半ごろに意識が戻り、30分後には会話ができるようになった。

女児は午睡時、室内にあったスプレータイプのアルコール消毒液をこっそり手につけ、なめる行為を繰り返したことを打ち明けた。

以前にも数回なめたという。

本人の話を受け、同11時に血液検査をすると、血中アルコール濃度が120ミリグラム/デシリットルあり、「急性アルコール中毒」と診断された。

女児は回復し、後遺症もなく退院したが、まれに低血糖で死に至ることもある。

目撃情報や物的な証拠がなければ診断が難しく、治療が遅れる危険性がある。

母親は「消毒液が原因と誰も疑わなかったことが怖かった。アルコールが身近になっているからこそ、危険だと知ってほしい」と訴える。

公共施設や店舗、学校など、子どもが手の届く高さに消毒スプレーやジェルが設置されている例は多い。

子どもも自分で消毒できるようにとの狙いがあるが、簡単に手にできる危険性と隣り合わせだ。

島根、鳥取両県の消費者センターに同様の相談はないが、消費者庁と国民生活センターには、外出先の除菌剤や、携帯用アルコールジェルを誤飲した例が寄せられ、同庁は今年2月、注意喚起した。

島根県立中央病院小児科の平出医師(42)は、「誤飲ではなく、意図的に口にする場合がある。子どもの手の届かないところに置き、大人の監視下で使うことが大切だ」と呼びかける。

https://www.sanin-chuo.co.jp/articles/-/204921 

 

5101616分にYAHOOニュース(山陰放送)からは、女児はたくさん舐めたと話したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

今年3月、島根県雲南市立の保育園で、新型コロナ対策用の消毒液をなめた女の子が意識を失い、救急搬送されていたことが分かりました。

雲南市によりますと、この女の子は328日の午後3時半ごろ、園内で「目がぐるぐるする」と訴え、体に力が入らず、自分で立てなくなったということです。

親が市内の医療機関へ連れて行きましたが、原因が分からず、女の子は意識を失ってしまったため、出雲市の島根県立中央病院に救急搬送されました。

女の子は午後9時半頃に目を覚まし、「手指消毒用のアルコールをたくさん舐めた」と話したため、検査したところ、「急性アルコール中毒」と診断されました。

雲南市はその翌日、市内の教育・保育施設すべてに、アルコール消毒を使用する場合は職員の監督のもとで行うなど、注意喚起を行ったということです。

診察した島根県立中央病院小児科の平出医師は、「このような事案は世界中で報告されており、子どもは好奇心でなめたりするので、消毒液は子どもの手の届かないところに置き、使用する場合は親の指導のもとで行うなど、注意が必要」と話しています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/695341d55f074e352876d403669eca0f324446dc

 

(ブログ者コメント)

血中アルコール濃度は、7時間ほど経過した午後11時で120/dℓ。
(ミリは1000分の1、デシは10分の1 ⇒ 120/dℓは0.12%)

そのことと、以下のeヘルスネット(厚労省)記述から推測すれば、女児が会話できるようになったのは、酩酊初期のはじめ付近にまで回復したから・・・ということかもしれない。

アルコールの中枢神経への作用は血中濃度によって決まるため、酔いの程度も血中濃度と相関します。

血中濃度(%)
0.020.04:爽快期」
0.050.10:ほろ酔い期」
0.110.15:酩酊初期」
0.160.30:酩酊極期」
0.310.40:泥酔期」
0.41~:昏睡期」
というのが血中濃度と酔いの程度の目安です。

標準的には、日本酒3合程度飲酒すると酩酊初期になり、まともに歩けなくなって嘔気や嘔吐も出現するとされます。

また、この血中濃度(%)5倍した数字がほぼ呼気中濃度(mg/L)となります。

https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/alcohol/ya-009.html

一方、アルコール健康医学研究協会のHPには、酒に強い中年男性がビール350mℓを2本飲んだ場合、血中アルコール濃度は摂取後30分で50 mg%弱まで急上昇し、その後、漸減して、4時間後には数mg%にまで低下するというグラフが掲載されている。
mg%100g中に含まれる㎎、50 mg%を%に直すと0.05%)
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/alcohol/ya-009.html

大人と幼児ではかなり違うであろうことなどを承知のうえで、そのグラフを参考にして大胆に想像すれば、摂取後7時間で0.12%だったのなら、摂取直後には0.41%をはるかに超える昏睡期状態だったことも考えられる。

 

 

 

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202257126分にYAHOOニュース(日テレNEWS24)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

愛知県の工科高校の実習授業で6日、生徒が刃物でケガをし、一時、心停止となる事故がありました。

愛知県によりますと、6日午前11時前、県立の工科高校で木材加工の実習中、2年生の男子生徒が「のみ」の調整をしていたところ、誤って刃先が左足に当たり、大動脈を傷つけました。

男子生徒は救急車で搬送され、病院で出血多量のため一時心停止となったということですが、その後、回復し、命に別条はないということです。

また、事故をみたほかの生徒が体調不良を訴えたということです。

事故をうけ、県は、すべての県立学校に実習授業の安全確保を指示することにしています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/4a70380dd296958fddddb9ec6fb25b4356bf7242

 

562257分にYAHOOニュース(名古屋テレビ)からは、左足の付け根付近に当たったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

愛知県によりますと、事故があったのは三河地区にある県立の工科高校です。

6日午前11時ごろ、2年生の男子生徒が木材を加工する実習の授業の準備中に刃物を調整していたところ、誤って刃物が左足の付け根付近に当たりました。  

大動脈から出血し、男子生徒は病院へ搬送後、出血多量のため一時、心肺停止の状態になったということです。

その後、病院で手術を受け、一命をとりとめたということです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/d608245ac930a243e9e0a3953dfbb21fdb81bae7 

 

5760分にYAHOOニュース(東海テレビ)からは、自分に刃先を向けて調整していたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

事故当時、男子生徒は自分に刃先を向けて、のみの調整作業をしていたということです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/318ece163a2bc570bfd498ef38552304cfcdefbf

 

 (2022年5月17日 修正1 ;追記)

20225161911分に産経新聞からは、生徒は死亡した、事故が起きた時は「かつら直し」をしていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)

愛知県教育委員会は16日、県東部の県立工科高校で6日の実習授業中に誤ってのみの刃が左脚の付け根に当たり重傷を負った2年の男子生徒が、12日に死亡したと明らかにした。

16日に記者会見した県教委によると、6日午前10時50分ごろ、高校の実習室で、のみの柄に付いている金具を調整するため、のみの端を金づちでたたいたりする「かつら直し」をしている際に事故が起きた。

現場には教員2人と生徒9人がおり、生徒は作業服を着ていた。

発生時の具体的な作業や原因は特定できていない。

生徒は動脈を傷つけ出血多量で一時心停止になり、病院で緊急手術を受けたが、容体が悪化したという。

県教委は安全管理を徹底するよう県立学校に通知した。

https://www.sankei.com/article/20220516-S3MM3RV5FFIG7NQ5NR4ZTRWNJQ/ 

5162326分に毎日新聞からは、新品のノミに金具を嵌め込んでいたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

男子生徒は6日、新品のノミに金づちで金具をはめこむ作業中、刃先が左脚の付け根付近に当たった。

傷は外腸骨動脈に達し、出血多量で心停止状態となり緊急手術を受けたが、その後容体が悪化したという。

事故当時、生徒9人が作業をしていて、近くに教員2人がいた。

事故原因は特定できていないという。

県教委は再発防止に向けた委員会を設置し、実習中の事故防止策を検討する。

https://mainichi.jp/articles/20220516/k00/00m/040/208000c 

 

5162110分にNHK東海からは、事前に教員が実演し、刃先の方向など安全面を指導していたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

実習は生徒9人と教員2人で行っていて、事前に教員が作業を実演しながら「のみ」をしっかり固定して刃を打ち込み、刃先の方向に注意するよう指導していたということです。

https://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20220516/3000022536.html
 

 

(ブログ者コメント)

ネットで調べたところ、「かつら直し」について多くの情報がヒットした。

「かつら」とは、ノミの柄の先端に嵌め込まれているリング状の金具で、新品のノミを購入した場合、職人は自分でカツラを柄に嵌め込み直すらしい。

以下は「家具職人入門」という個人ブログに書かれていた「かつら直し」の方法。

・ノミを柔らかい木材に打ち込んだ後、クランプでテーブルに?固定する。
・その後、「かつら」に当て木を当て、その当て木を玄能で叩いて「かつら」を柄に嵌め込んでいく。
https://kagusi.com/archives/3764073.html

そのやり方、ならびにNHK東海の記事から推測すると、テーブルへの固定が不十分だったため、当て木を叩いた際にノミが外れ、太腿に向けて飛んできた・・・ということかもしれない。

 

 (2022年5月26日 修正2 ;追記)

20225251621分にYAHOOニュース(東海テレビ)からは、県教委は臨時の校長会を開き、保護具の着用徹底などを指示したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

この事故を受け、県の教育委員会は25日に臨時の校長会を開き、再発防止策として、保護具の着用を徹底することや実習中の注意点を事前に確認することなどを指示しました。

その上で、学校内の危機管理マニュアルの見直しや危機管理に関する職員研修を実施するよう求めました。

県の教育委員会は今後、再発防止に向けた委員会を立ち上げ、具体的な対策を検討する方針です。

https://news.yahoo.co.jp/articles/0dd1504f9c7f8de97a390ee58f05b7c66606c472

 

(2022年5月31日 修正3 ;追記)

2022530160分にYAHOOニュース(東海テレビ)からは、「かつら直し」の4工程に関する下記趣旨の記事が、動画ならびに主要場面の映像カット付きでネット配信されていた。

なぜこのような事故が起きてしまったのか、取材しました。

こちらは、事故が起きた教室の見取り図です。

40人のクラスを4グループに分け、教員2人・生徒9人で授業が行われていました。

実習の内容は「のみ」の「かつら直し」です。

「のみ」は大工道具のひとつで、金づちで叩いて木材を削り、穴をあけたりする道具です。

先には鋭い刃がついており、手で持つ柄につながっています。

そして柄を保護するために、リング状の「かつら」という金属がついています。

「かつら直し」とは、この金属の位置を調整する作業です。

作業工程は4つ。

まず、金づちを使い金具をはずします。

次に、柄の縁を叩いて細くします。

そのあと、角材にのみを打ち込み、金属に釘抜をあてて金づちで叩き、柄の端が出るまではめ込みます。

最後に柄の端を叩いて、金具を覆うように丸めて完了です。

実習では2時間の授業で2本のかつら直しを行い、事故は2本目の作業中に起きました。

けがをした瞬間を見ている人がいなかったため、どの工程で起きたかはわからないとのことです。

この「かつら直し」について、東京都の芝学園で32年間技術科の教員を務めた寺西さんに話を聞きました。

「のみのかつら直し」は中学校の授業でも行い、危険度は低い作業だといいます。

寺西さんは110分ほどで、初めて行う生徒でも1時間くらいでできるといいます。

「通常は命を落とすほどの事故につながるとは思えない。通常とは違う方法をとり、偶発的に起きてしまったのではないか」と話しています。

こうした事故を防ぐために今後できることについて、教育学に詳しい名古屋大学大学院・教育発達科学研究科の内田良教授は、「学校で起きた事故を“単なる不注意”で片づけると、また同じことが起きてしまう。専門家も交えてしっかり検証をし、それを全国で共有することで次の事故を防ぐことができる」としています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/8bd0bba24eaf7b082b99c335627eebe080dc668d

 

(2023年9月23日 修正4 ;追記)

20239221157分にYAHOOニュース(CBCテレビ)からは、第三者委の報告書が公表された、県は「安全指導ガイドライン」を策定し県立高校などに通知したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

県の教育委員会は会見を開き、調査を進めていた第三者委員会の報告書を公表しました。

報告書では、再発防止に向け、危険が伴う実習前にどんな場合に事故が起きるか再検討して教職員で共有し生徒に指導することや、事故発生後の対応を周知徹底することなどを提言しています。

また県は、この報告書を受け、各学校で、教科ごとに予測される危険に対応するマニュアルの作成を求める「安全指導ガイドライン」を策定し、20日県立高校や特別支援学校に通知しました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/3190217a3518ffb1cbe5ada1ff4b7be7b0370987  

 

9221233分にYAHOOニュース(名古屋テレビ)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

事故について第三者委員会は、「指導者内で想定すべき危険が十分に周知・共有できていなかった」などとする報告書をまとめました。  

報告書を受け、県教育委員会は「実験・実習における安全指導ガイドライン」を作りました。

予見される危険を盛り込んだ実習指導書を作成し、指導に当たる教職員間で共有すること」などを盛り込んでいます。

https://news.yahoo.co.jp/articles/2b160a21d0141da62974e16408a141b383236c26

 

   

 

 

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2019316日に掲載した元記事がブログ運営会社の字数制限に抵触しましたので、ここに新情報を第8報修正16として掲載します。
第7報は下記参照。
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/9449/
 

 

(2022年5月4日 修正16 ;追記)

2022427209分にYAHOOニュース(日テレNEWS24)からは、遺族が引率教諭らに損害賠償を求めた裁判で被告側は国家賠償法を理由に訴え却下を求めたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

引率していた教師などに対し遺族の一部が損害賠償を求める裁判が行われました。

裁判で遺族側は前日から大雪で雪崩注意報が出ていたことなどから「雪崩の発生は予見できた」などと主張しました。

一方、引率していた教師らは、公務中に発生した損害の賠償は国や自治体が負うとする国家賠償法を理由に、「被告として適格でない」として訴えの却下を求めました。

県は請求棄却を求めた上で、賠償責任は認めていますが、具体的な中身は明らかにしていません。

https://news.yahoo.co.jp/articles/f3af92c359a63309632411e79f94b50976885183

 

4271541分に読売新聞からは、被告側は公務員は個人で賠償責任を負わないとする答弁書を提出したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

遺族の一部が、講習会で指導的立場だった3教諭や県などに計約3億8500万円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が27日、宇都宮地裁で開かれた。

原告側は訴状で、雪崩は予見可能だったとし、気象情報などを確認しないまま不用意に雪上訓練を強行したと主張。

過失による人災だと訴えている。

これに対し、3教諭側は「公務員は個人で賠償責任を負わない」などとする答弁書を提出し、訴えの却下を求めた。

県側も答弁書を提出し、賠償責任を認めた上で棄却を求めた。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20220427-OYT1T50166/ 

 

(2023年6月30日 修正17 ;追記)

20236281211分に読売新聞からは、県などに損害賠償命令がでたが教諭らへの請求は国家賠償法の規定に基づき棄却されたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

死亡した高校生ら8人のうち5人の遺族が、指導役の教諭3人と県、県高校体育連盟に計約3億8500万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が28日、宇都宮地裁であった。

浅岡千香子裁判長は、県と県高体連に約2億9000万円の賠償を命じた一方、教諭3人については「公務員の職務行為で発生した事故であり、賠償責任を負わない」などとして請求を棄却した。

指導役の教諭3人は、講習会の責任者として現場近くの本部にいた1人と、実際に生徒らを引率した2人。

原告の遺族らは、現場付近で事故前日から雪崩注意報が出ていたことや、過去の講習会中にも雪崩が起きていたことなどから、教諭3人は雪崩の発生を予見できたと主張。

教諭3人が雪崩発生の危険性を調べる「弱層テスト」を行わず、下見もしていない地点で雪上歩行訓練を実施した点を踏まえ、「重大な過失があった」と訴えていた。

県と県高体連は組織としての賠償責任を認めたが、教諭3人は過失を否定し、公務員個人は賠償責任を負わないとする国家賠償法の規定を根拠に訴えの却下を求めていた。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20230628-OYT1T50087/

 

 

  

 

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20224221155分にNHK神奈川から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

神奈川県横須賀市の中学校の教員が、本来は必要ないにもかかわらず、新型コロナウイルスの対策として学校のプールの水を常に入れ替えようと、およそ2か月半にわたって給水を続けていたことが分かり、市はこの教員らに水道料金など170万円余りを支払うよう請求しました。

横須賀市によりますと、市立馬堀中学校でプールの管理を担当する教員が、去年6月下旬からおよそ2か月半にわたって断続的にプールに給水していたということです。

この間の給水量は423万リットル余りで、プールの水を11回、入れ替えた量に相当するということです。

横須賀市教育委員会の聞き取りに対して、この教員は「新型コロナウイルスの感染対策のため、常にプールの水をあふれさせてきれいに保つ必要があると考えていた」などと話しているということです。

市は、この間の水道料金などおよそ350万円の半額にあたる174万円余りについて、この教員と校長、それに教頭の3人が分担して支払うよう請求し、3人とも支払う意向を示しているということです。

横須賀市教育委員会は、「市に損害を与えたことについて市民の皆様に深くおわびし、再発防止に取り組みたい」と話しています。



https://www3.nhk.or.jp/lnews/yokohama/20220422/1050016772.html

 

4211157分に毎日新聞からは、プール担当教諭は校長らに相談していなかったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

同校のプール担当教諭が校長らに相談せず、新型コロナウイルスの感染防止ができると思い込み、給水弁を開けっぱなしにし、プールの水をオーバーフローさせていた。

https://mainichi.jp/articles/20220422/k00/00m/040/057000c

 

422632分に読売新聞からは、水道検針員が異常に気付いて学校に連絡したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

神奈川県横須賀市教育委員会は21日、市立馬堀中学校で昨年6月23日~9月3日、プール(縦25メートル、横13メートル、深さ1・2メートル)の給水をほぼ24時間続け、約4238立方メートルの水をあふれさせたと発表した。

損害額は水道料約138万1000円と下水道使用料約178万9000円に消費税を加えた計348万8000円。

市教委によると、プール管理担当の教諭が、水を出し続けて少しずつ循環させれば生徒らの新型コロナウイルス感染を防げると思い込んで行ったという。

水道の検針員が使用量の異常に気付き、9月3日に同校に連絡して発覚した。

損害額は、プールを使用した過去5年間の平均水量を差し引いて算定した。

市教委は教員に過失があったと判断。

損害額の半額にあたる174万4000円を請求し、今月末までに担当教諭が87万2000円、校長と教頭が43万6000円ずつを支払うという。

新倉教育長は、「損害を与えたことをおわびする」とコメントした。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20220421-OYT1T50336/

 

421日付で横須賀市のHPには、学校にはプール管理の責任者がいなかったなど、下記趣旨のニュースリリースがネット配信されていた。

・・・

3 損害賠償請求について

溢水による損失が多大であったため、本市顧問弁護士に見解を求め、

・担当教員が、管理職等に相談せず水をオーバーフローさせ、コロナ対策ができると思い込み、長期間水を流失させた

・プール管理に関する責任者を置かず、学校組織として何をすべきか決めておらず、プールの管理体制を作っていなかった

などの過失があり、損害賠償請求を行うべきとの意見を得ました。

過去の他都市の事例や最高裁の判例、類似事故の判決等を参考に、関係教職員3人に対し、損失額3,488,000円の2分の1の額1,744,000円を職責及び過失内容等に応じ、民法第709条の規定により損害賠償請求を行いました。

4 今後の対応について

市立学校長会議及び学校プール管理担当者会議で事故発生の経緯等を説明し、再発防止のための注意喚起を行ってまいります。

 

・・・

https://www.city.yokosuka.kanagawa.jp/8140/nagekomi/20220421.html

 

(ブログ者コメント)

顧問弁護士の見解にあった管理体制の不備に対し、何か対策をとるのか気になったが、その点に関する報道は見当たらなかった。

 

 

 

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20223131526分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

滋賀県野洲市は12日、市立中主幼稚園の送迎バスが登園中の園児1人を降ろさず、車庫に戻ってから気付くミスがあったと発表した。

発表によると、11日午前8時50分頃、園児26人を乗せたバスが園に到着。

添乗員2人が前から3列目で眠る4歳園児に気付かず、車庫へ戻ってしまったという。

運転手が車内点検中に園児を発見、午前9時5分に園に送り届けた。

園児の健康状態に問題はなかった。

市のマニュアルでは、送迎時に複数の添乗員が名簿と目視で車内を確認することになっている。

しかしこの日は、送迎のお礼に園児から添乗員へプレゼントを渡す恒例行事に当たり、確認がおろそかになっていたという。

園児の送迎を巡っては昨年7月、福岡県で、保育園の送迎バスに取り残された男児が熱中症で死亡する事故があった。

市こども課は、「園児を危険にさらしたことを重く受け止め、再発防止を図る」と陳謝。
改めて関係者にマニュアルを周知し、確認を徹底するよう求めた。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20220313-OYT1T50024/

 

 

 

 

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2022213120分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

保育士が園児を散歩先の公園などに置いたまま、気づかずに戻ってきてしまう――。
こんな「置き去り」事案が保育現場で多発している。

朝日新聞社の取材によると、東京都に報告されただけで、201720年度の4年間で94件(迷子などを含む)。

都は今年度から、保育園向けの資料に「置き去り事故の報告が非常に増えている」と明記し、注意を呼びかけ始めた。

置き去りについては国に報告する必要がなく、施設側に報告を求めていない自治体も多いため、全体像はわからない。

一つ間違えば命に関わる事案だけに、専門家は、実態把握や再発防止のための仕組み作りが必要だと指摘する。

 

20年度は28件、増加傾向】

東京都では、置き去りや迷子について、都内の認可園と都が独自に認定する認証園に対し、区市町村を通じて報告を求めている。

都によると、報告件数は17年度は計14件、18年度は計18件だったが、19年度は計34件、20年度は計28件と増加傾向だ。

園児の年齢は、1920年度ともに、3歳以下が7割超を占めた。
いずれも、園児にけがはなかった。

同じ公園にいた他の保育園のグループに交ざっているのを保育士が気付かなかったり、公園を飛び出していなくなった園児を点呼で発見できなかったりするケースがあったという。

点呼後の一瞬の隙に園児が列を離れてしまったこともあった。

また、園児が保育園から外に飛び出して見失うなど、園内で起きた事例も一部あった。

 

【報告義務がなく、把握しきれないケースも】

ただ、都も置き去りの発生を把握しきれていないのが現状だ。

足立区では1921年度に計8件起きていたが、都への報告を怠っていたと今月4日に公表。

都は、認可外にはそもそも報告を求めておらず、実態を把握するのは難しい。

都の担当者は、「置き去りは子どもの安全を脅かしかねない重大な事案だ」とする一方、「ヒヤリハットをどこまで報告するのかは施設によって温度差がある。保護者から役所に連絡があって把握できたケースもある」と明かす。

都は今年度から、保育園向けの講習会資料に「置き去り事故の報告が非常に増えている」と明記し、園外保育時の注意を呼びかけている。

園を出発する際や、目的地に到着した際など、場面が変わるごとに人数確認を徹底するよう求めている。

 

【園庭のない園、都市部で増加】

置き去りが増える背景の一つ…

(以降は有料)

https://www.asahi.com/articles/ASQ275CQKPDHDIFI007.html 

 

 

 

 

 

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20221231534分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

鳥取市の私立幼稚園で2020年12月、当時5歳の園児が大やけどを負った事故を受けて鳥取県が設置した検証チームが20日、再発防止策などの報告書をまとめた。

事故は同年12月14日に発生。
園内のコンロで熱したゆずジュースが入ったやかんを持った担任と園児がぶつかり、園児が大やけどを負った。

報告書では、担任らがトイレにあるモップなどを洗う深いシンクの流水で園児の体を冷やしたり、服を脱がせたりしていたと指摘。

熱傷に伴う感染症の危険性を増幅させた上に皮膚がはがれる恐れもあり、初期対応は不適切だったと断じた。

また、国への報告が1か月以上もかかった県の対応を非難した。

報告が遅れた県は、その後、子育て王国課の担当者以外でも、事故の状況やその後の進捗状況が確認できる「保育施設等事故報告データベース」の運用を始めたことも示された。

事故を受け、県内の保育施設に火や熱を発する器具を使っているか調査したところ、297施設中163施設(55%)で、園児が育てた野菜の調理などで使用していることがわかった。

チームの委員長を務めた鳥取大地域学部の塩野谷斉副学部長は、「事故はどの保育施設でも起こり得る。今回の検証から、安全対策や初期対応について学んでほしい」と話している。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20220121-OYT1T50239/

 

(ブログ者コメント)

では、どうすればよかったのか?
以下は、日本形成医科学会HPに掲載されている応急処置方法。

直ちに冷却することが大切です。

これにより、熱による皮膚への損傷が深くなることを防ぐだけでなく、受傷部位の痛みをやわらげることができます。

この場合、無理に衣服を脱がず、水道水などの流水を衣服の上から直接流します。
冷却は20分くらい行います。
水疱(水ぶくれ)がある場合は、出来るだけ破らないようにしましょう。

手指のやけどの場合、指輪をあらかじめ外すようにします。
受傷後時間がたつと指がはれて抜けなくなり、指輪を切断しなければならないこともあるからです。

冷却と聞くと保冷剤が思い浮かぶかもしれませんが、あまりに冷たいので、それによる凍傷を引き起こすことがあります。
また、冷却剤とやけどした皮膚がくっついてしまって、水泡がやぶけてしまうこともあります。

https://jsprs.or.jp/general/disease/kega_kizuato/yakedo/yakedochiryo.html

 

 

 

 

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202211860分に上毛新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

群馬県太田市は17日、20193月に城西小の男児(当時2年生)が、同校グラウンドのサッカーゴールとフェンスの間に張られたロープに首を引っ掛けて転倒し、鎖骨を骨折していたことを明らかにした。

昨年12月に治療費の約8割(55万円)を支払うことで和解が成立したという。
和解は同14日付。

市教委によると、男児は同年315日午後1時ごろ、昼休みに友達とグラウンドで鬼ごっこをしていて、追い掛けられて逃げていたところ、ロープに引っ掛かり転倒。

学校から連絡を受けた保護者が病院へ連れて行き、骨折が判明した。

現在、男児のけがは完治し、後遺症もないという。

ゴール裏とフェンスの間には約1メートルの隙間があり、児童の侵入防止とその注意喚起のほか、ゴールの転倒防止対策強化のために、事故発生の数年前からロープを張っていた。

ロープは事故後に撤去された。

児童の保護者が加入する健康保険組合が昨年6月、市に損害賠償を求めて東京簡裁に民事提訴した。

その後、裁判所の勧告を受け、市が治療費約668000円のうち55万円を支払うことで和解した。

17日の市議会市民文教委員会協議会で市教委の担当者が報告した。

https://www.jomo-news.co.jp/articles/-/58282 

 

1201335分に読売新聞からは、市の過失割合8割で55万円支払いとなったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

群馬県太田市立城西小で2019年3月、グラウンドに張られたロープに男児が首を引っかけて骨折した事故で、市が和解金として55万円を支払ったことがわかった。

市教育委員会によると、男児は当時2年生で、昼休みにグラウンドで友達と鬼ごっこをしていた際、サッカーゴールとフェンスの間に張られたロープに引っかかり転倒、鎖骨を骨折し3日間入院した。

男児の保護者が加入する健康保険組合が昨年6月、市に損害賠償を求めて東京簡裁に提訴。

裁判所が和解を勧告し、市が過失割合として治療費66万8592円の約8割にあたる55万円を支払うことで、昨年12月13日付で和解が成立した。

ロープはサッカーゴールの転倒防止と、ゴール裏の隙間に児童が入らないことを目的に張られていたが、事故後に撤去された。

市教委は「子供たちの安全・安心を第一に考え、再発防止に努めたい」(学校教育課)としている。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20220120-OYT1T50086/

 

 

 

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202112311852分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

栃木県警宇都宮中央署は30日、宇都宮市富士見が丘1、文星芸術大美術学部3年の女子学生、西岡さん(21)が作品制作中の引火事故で重いやけどを負い、入院先の病院で死亡したと発表した。

同署や文星芸大によると、西岡さんは22日午後2時ごろ、同市上戸祭4の大学構内の屋外作業場で、授業課題だった立体作品を制作。

鉄板を電動グラインダーで切断中、火花が着衣に引火した。

病院に搬送されたが、30日に死亡した。
死因は重症のやけどで脳に酸素が届かなくなることによる蘇生後脳症だった。

大学によると、西岡さんは総合造形専攻に所属し、22日は授業がなく、正午ごろから許可を得て屋外で制作していた。

付き添いの職員が悲鳴を聞いて駆けつけたが、西岡さんは消火中に意識を失った。

西岡さんは燃えにくい作業着や手袋、帽子などを着用していた。

大学は23日に安全対策調査検討委員会を設置し、事故原因を調べている。

島田事務局長は、「熱心に取り組んでいた学生を亡くし、言葉もない。二度と起こらないように対策を講じたい」と話した。

https://mainichi.jp/articles/20211231/k00/00m/040/154000c

 

1231119分に読売新聞からは、大学の説明記事もネット配信されていた。

同大学は、漫画家のちばてつやさんが学長を務める美術学部のみの私立大学。

総合造形とマンガ、デザインの三つの専攻がある。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20211231-OYT1T50040/

 

(2022年2月1日 修正1 ;追記)

2022131121分にYAHOOニュース(下野新聞)からは、首元から入った火花で起毛素材のインナーに着火したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)

文星芸術大(宇都宮市上戸祭4丁目)で昨年12月、3年生の女子学生=当時(21=が鉄板の切断作業中にやけどを負って死亡した事故から1カ月がたった。

火花が女子学生の作業着の首元から入り、起毛素材のインナーに引火したとみられることが捜査関係者への取材で判明。

近くに消火器具はなく、付き添いの職員が別の部屋にいたことも分かった。

作業時の火花を原因とした火災は栃木県内で時折発生しており、消防関係者は作業着の適切な着用など対策の徹底を呼び掛けている。  

県警や大学によると、女子学生は1222日午後、多目的工房室の外の作業台で、立体作品制作のため電動工具のグラインダーを使って金属を切断していた。

自主制作日だったが、大学からグラインダーの使用許可を得て職員に作業助手を頼み、燃えにくいつなぎやゴーグル、手袋の着用など注意事項を順守していた。  

一方、捜査関係者によると、女子学生はフリースのような燃えやすいインナーを着用していた。

つなぎの燃焼状況ややけどの状況から、首元から火花が入って引火したとみられる。

大学は、「当日は風が強く、火花があおられたのかもしれない」とみる。  

当日は、女子学生以外の学生は出席しておらず、作業助手の職員はいたものの、壁を隔てた部屋で事務作業をしていた。

作業台のそばに消火器や水が入ったバケツの用意はなく、悲鳴を聞いた職員がやかんで水をかけたが、最終的には女子学生自ら室内の水道で頭から水をかぶって消火した。  

県内では、宇都宮大や帝京大などでも、グラインダーを授業時に使用する。

両校は、屋内で教職員を含めた複数人が同じ部屋にいる場合に限って使用を許可しているという。

消防関係者によると、グラインダー使用時の火花は12001700度に上り、可燃物を着火させるには十分な温度だ。

県東地区で昨年5月ごろ、住宅が全焼する被害もあった。  

難燃性の作業着は燃え広がらないだけで、持続的に加熱すると一部は燃えて穴が開き、穴から火花が入る可能性も懸念されるという。

消防関係者は周囲の可燃物の除去や消火器具の準備のほか、「作業時は作業着のファスナーを全て閉めて、つなぎ自体の定期的な点検も大切」と訴えている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/cb0b9c6b9956aee5944cb9a8f196a5c446462405

 

 

  

 キーワード;着衣着火

 

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202112281957分にNHK NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

27日午前1020分ごろ、十和田市の県立三本木農業高校の敷地内にある牛舎で、この高校に通う2年生で17歳の男子生徒が頭から血を流して倒れているのを教員が見つけ、消防に通報しました。

生徒は意識のない状態で病院に搬送され、頭の骨を折っていて、28日正午前の時点で意識は戻っていないということです。

警察の調べでは、当時、牛舎では生徒7人が清掃作業などに当たっていて、男子生徒は牛舎内に6つある『牛房』と呼ばれる鉄製の柵に囲まれたスペースのうちの1つで作業をしていたということです。

この牛房では体重がおよそ600キロの牛2頭が飼育されていて、いずれも柵にはつながれていなかったということです。

警察は、現場の状況などから、男子生徒が作業中に牛と接触して頭を打った可能性があるとみて、当時の詳しい状況を調べています。

三本木農業高校の遠藤校長は、「実習中に起きた事故で、本人や家族に大変申し訳なく思う。冬休み中の実習を中止にしたうえで安全管理を見直し、再発防止策を検討していく」と話しています。



https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211228/k10013408191000.html 

 

12281727分にYAHOOニュース(FNN PRIME)からは、7人の清掃作業には教師も立ち会っていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

当時、男子生徒は実習中で、他の生徒6人とともに、牛舎の清掃作業をしていた。

作業には、教師も立ち会っていたという。

青森県警は、男子生徒が牛に蹴られるなどした可能性が高いとみて、原因を調べている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/de713c2dd879b0da0ca7186ae44651c1d7ef1c7b

 

(ブログ者コメント)

映像を見たところ、柵に囲まれたスベースの中で2頭の牛が自由に歩き回っていた。
そこが牛房なのかもしれない。

 

(2022年6月18日 修正1 ;追記)

20226172041分にNHK青森からは、興奮した牛が生徒に近づいたため教員が追い払おうと使った道具が頭に当たったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)

去年12月、十和田市の農業高校の牛舎で男子生徒が頭の骨を折るなどして倒れているのが見つかり、意識不明の重体となっている問題で、生徒のけがは、現場にいた教員が牛を追い払うために使用した「ピッチフォーク」と呼ばれる鉄製の道具があたってできた可能性が高いことが、関係者への取材でわかりました。

県教育委員会は、高校の安全管理体制や再発防止策などを検討するため、今月下旬にも弁護士などで作る第三者委員会を設置することにしています。

去年12月、十和田市の県立三本木農業高校にある牛舎で清掃などの実習にあたっていた男子生徒1人が頭から血を流して倒れているのが見つかり、病院に搬送されました。

生徒は頭の骨を折るなどして、いまも意識不明の重体となっています。

警察などによりますと、生徒は当時、『牛房』と呼ばれる鉄製の柵に囲まれたスペースのうちの1つで作業をしていて、体重がおよそ600キロの牛2頭が飼育されていたということです。

その後の調べで、生徒のけがは、「ピッチフォーク」と呼ばれる先端のとがった鉄製の道具が頭にあたってできた可能性が高いことが、関係者への取材でわかりました。

1頭の牛が興奮した状態で生徒に近づいていたため、その場にいた男性教員が「ピッチフォーク」を使って追い払った際に頭にあたったとみられるということです。

県教育委員会は、高校の安全管理体制や再発防止策などを検討するため、今月下旬にも弁護士などで作る第三者委員会を設置することにしています。

県教育委員会は「現時点ではコメントできない」としています。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/aomori/20220617/6080016366.html

 

(2023年4月1日 修正2 ;追記)

2023328213分にgooニュース(東奥日報)からは、中間報告書がまとまった、当時、牛は威嚇行動をとっていた、そういった威嚇行動など身の危険を感じたヒヤリハット情報は教職員に共有されていなかったなど、下記趣旨の記事が牛舎の平面図付きでネット配信されていた。

県教育委員会が設置した第三者の事故調査委員会は28日、学校側が牛を扱う実習のマニュアルを作成しておらず、安全対策に不備があったとする中間報告書をまとめた。

同日、委員長の大泉・青森中央学院大教授が和嶋教育長に報告書を提出した。

最終報告書は、県警による事実認定を待って取りまとめる。

中間報告書では、事故当時、現場で牛が頭を低くする威嚇とみられる体勢を取り、至近距離で生徒と向き合う形になったことも明らかにした。

威嚇行為は約2カ月前から教職員が確認していたが、生徒に伝達していなかった。

牛舎には牛房と呼ばれる六つの空間があり、負傷生徒が1人で清掃を担当した「第6牛房」には体重約600キロの雄の牛2頭がいた。

いずれも角があり、縄などでつながれておらず、自由に動き回れる状態だった。

実習は教諭が必ず立ち会い、実習助手職員と協力して行うよう、校長から複数回指示が出されていたが、事故当時は教諭が牛舎から離れており、代替教諭の配置をしなかった。

調査委は「監督する教職員が減ったことで、非常事態発生の抑止、早期発見に影響を与えた可能性がある」とした。

同校動物科学科は慣例を踏襲する形で実習を行い、少なくとも過去5年間、実習中の安全対策を改善した形跡がなく、調査委は「安全対策が不十分だった可能性が高い」とも指摘した。

調査委は今年1月から2月にかけて、負傷生徒と同じ動物科学科の3年生にアンケートを実施。

「牛の飼養管理実習中に身の危険を感じた経験がある」と答えた生徒が約7割に上ったにもかかわらず、こうした「ヒヤリ・ハット」事例の多くは実習担当の教職員に共有されていなかった点も問題視した。

大泉委員長は中間報告について「事実の全容でないものの、県立学校の実習で活用できる教訓が詰まったもの。今後、安全対策につなげてほしい」と要望した。

和嶋教育長は「事故の背景的要因と考えられる当該校の危機管理体制や実習指導体制の問題点を取りまとめていただいた。二度とこのような事故が起こらないよう、信頼される学校づくりに努める」と述べた。

県教委によると、男子生徒は現在も意識のない状態が続いている。
本年度、同校を卒業したという。

https://news.goo.ne.jp/article/toon/region/toon-20230328210302.html

 

3281429分にNHK青森からは、中間報告ではヘルメットを着用せず作業効率の観点から角を切断していなかったなど安全対策が不十分だったことが指摘されているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

おととし、十和田市の農業高校の牛舎で男子生徒が頭の骨を折り重体となっている事故で、再発防止策などについて検討する事故調査委員会が県教育委員会に中間報告を行い、ヘルメットの着用がなかったことなど、安全対策が不十分だった可能性があるという認識を示しました。

中間報告書では、ヘルメットなどの保護具を着用していなかったことや、牛が威嚇行動をとる傾向にあることが生徒に伝達されていなかったこと、それに全国の農業高校の6割以上が肉牛の角を切断している中で作業効率などの観点から角が切断されていなかったことなどが指摘され、安全対策が不十分であった可能性があるという認識が示されました。

この後、行われた会見で、事故調査委員会の大泉委員長は、「責任の所在をあいまいにせず、組織内の、どの部門で何ができたのかなどの再発防止策を検討していく必要がある」と述べました。

今後は、警察の捜査で新たな事実が明らかになり次第、最終報告をとりまとめるということです。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/aomori/20230328/6080019131.html

 

(2024年2月29日 修正3 ;追記)

2024227193分にYAHOOニュース(青森朝日放送)からは、暴れそうになった牛に危険を感じる状況で生徒の位置など見極めるのは難しかったとして不起訴になったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

青森地検八戸支部は、業務上過失傷害の疑いで書類送検されていた、当時の実習助手を不起訴処分としました。

青森地検は、不起訴処分の理由について、「実習助手は、牛が暴れそうになった際に、生徒を守ろうと農作業用フォークで牛をたたいて撃退した。危険にさらされている状況で、生徒の位置などを見極めることを求めることは難しく、実習助手の行為に過失があると認定することは困難と判断した」としました。

また、学校側の管理責任については、「過失がないか検討した結果、当時の状況で学校側の過失を認めて刑事罰を科すことは難しいと判断した」ということです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/89e2b94b7576a0466a17eddc577ca3be2f01f99b

 

(ブログ者コメント)

検察が不起訴理由を説明するのは珍しい。
原則、今回のようにしてほしいものだ。



(2024年3月21日 修正4 ;追記)

2024320186分にYAHOOニュース(青森放送)からは、意識不明だった男性は死亡したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

十和田市の農業高校の牛舎で実習中に大けがをし意識不明の重体だった当時2年生の男性が今月亡くなっていたことがわかりました。

亡くなった19歳の男性は当時三本木農業高校の2年生だった202112月、牛舎での実習中に男性実習助手が牛を追い払おうとした農具で頭に大けがをし意識不明の重体となっていました。

県教育委員会によりますと、男性は八戸市内の自宅で療養していましたが、ことし1月末から体調を崩して市内の病院に入院し、今月15日に亡くなったということです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/08b6ce9b7a515ed86020b1ed1a3650328220d1ee

 

  

 

 

 

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2021124192分にTBS NEWSから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

東京・八王子市にある東京都立大学のキャンパスで火事がありました。

化学薬品を使った実験中に出火したということです。

黒っぽい色の煙が、建物から勢いよく噴き出しています。

4日午後、八王子市の東京都立大学南大沢キャンパスにある理学部などが入る建物5階から火が出ました。

ポンプ車32台が消火活動にあたりましたが、5階にある実験室の壁など、およそ30平方メートルが燃えました。

東京消防庁などによりますと、出火当時、学生が化学薬品を混ぜて反応を調べる実験をしていましたが、空気に触れると発火する物質を誤ってこぼしたため、一気に火が出たとみられます。

学生や教員はすぐに避難して、けが人はいませんでした。

警視庁などが当時の状況を調べています。

https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4419852.html 

 

(2022年12月9日 修正1 :追記)

20221282038分に朝日新聞からは、実験手順の適切な指導をせず薬品管理も学生任せ、事故当時は自宅に戻っていたなどの理由で指導していた准教授が解雇されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

昨年12月に東京都立大南大沢キャンパス(八王子市)で発生した火災を巡り、同大は7日、理学部の男性准教授(54)を同日付で諭旨解雇し、発表した。

学生が行った実験に際し、適切な指導をしていなかったと判断した。

発表によると、火災は昨年124日正午ごろ、同キャンパス8号館の実験室から出火し、約30平方メートルが焼けた。

当時、理学部の学生が1人で発火性のある試薬を使った実験をし、手順を誤ったため出火したという。

けが人はいなかった。

同大は処分理由について、准教授が実験手順の適切な指導や助言をせず、実験時も大学から車で15分ほどの自宅に戻っていたなどとし、防火のための措置を講じなかったと説明した。

准教授は薬品の管理は学生任せで、実験に立ち合わないことも多く、消火器などの使い方も教えていなかったという。

また、火災防止対策が十分でなかったとして、准教授が所属する研究室の男性教授(60)も戒告処分とした。

https://www.asahi.com/articles/ASQD86RPNQD8OXIE023.html 

 

128840分に読売新聞からは、昼食のため無断で自宅に帰っていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

東京都立大は7日、学生による実験の監督責任を怠ったとして、同大理学部の男性准教授(54)を諭旨解雇の懲戒処分にした。

准教授の不在中に出火し、約30平方メートルを焼く火災が起きていた。

発表によると、准教授は昨年12月4日昼、同大南大沢キャンパス(八王子市)の理学部実験室で、学生5人が発火性のある試薬を使った実験中、無断で自宅へ帰った。

学生が試薬の処理を誤って火が出たが、けが人はいなかった。

准教授は昼食をとるために帰宅していたといい、ほかにも複数回にわたって学生の実験に立ち会わなかったことが確認されたという。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20221208-OYT1T50070/

 

 



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20211232031分にNHK大分から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

3日午前8時半すぎ、佐伯市の県立佐伯鶴城高校で、2年生の男子生徒が高さ1メートルのロッカーの上から転落し、いすの背もたれや床に後頭部を打ちつけました。

生徒は意識があったものの、後頭部から出血していたため、ドクターヘリで由布市内の医療機関に搬送され、緊急手術を受けました。

現在の容体については把握していないということです。

この学校では、来週から暖房の使用を始めるのを前に、生徒たちに教室のエアコンのフィルターの取り付けをさせていましたが、転落した生徒はロッカーの上に乗って作業していた際、バランスを崩したということです。

壁に据え付けられたエアコンの下にはロッカーがあり、床に固定されていました。

学校側は、生徒たちがロッカーに乗って作業するのを把握していたということです。

事故を受けて、県教育委員会はすべての公立学校に通知を出し、事前に安全な清掃方法を指導することなどを求めました。

県教育委員会高校教育課の三浦課長は会見で、「学校の管理下で重大な事故が発生したことをおわび申し上げる」と陳謝しました。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/oita/20211203/5070011390.html

 

124日付で毎日新聞大分版からは、県内の高校で7年前に起きた事故を受け、屋外への転落には注意していたが・・・とブログ者が読み取った、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

県教委によると、男子生徒は3日午前835分ごろ、3階教室の窓際で高さ約1メートルのロッカーに乗り、エアコンのフィルターの取り換えをしていた。

誤って転落し、椅子の背もたれや床で頭を打ったものの、意識はあったという。

目撃した生徒が別の教室の教諭に知らせた。

県内では2014年に県立高校で生徒が窓の清掃中に4階から転落する事故が発生。

県教委はその際、転落防止策の一環として、「窓のそばのロッカーで立ち上がらない」などとする通知を出した。

三浦・高校教育課長は、「窓は閉めた状態で、外に転落する可能性はなかったが、高所での作業で安全配慮に欠けた面はあった」と話した。

https://mainichi.jp/articles/20211204/ddl/k44/040/470000c

 

1232027分にYAHOOニュース(テレビ大分)からは、7年前の事故では男子生徒が死亡したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

県内の高校では7年前に、中津南高校で大掃除をしていた男子生徒が校舎の4階の窓から2階に転落し亡くなる事故が起きている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/38fa5641b1598d5ce74d2494dcb03256653c9742

 

 

 

 

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202111262151分にYAHOOニュース(京都新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

小学校の校外行事で児童がけがを負ったとして、児童と両親が京都市に対し、計500万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が26日、京都地裁であった。

増森珠美裁判長は「教諭らの過失で事故が発生した」として、市に21万円の賠償を命じた。

判決によると、当時4年の児童は20195月、松陽小(西京区)の23日の体験学習で、京都市野外教育センター奥志摩みさきの家(三重県志摩市)を訪れた。

同日夜、児童56人の班で同施設の敷地内を歩くナイトウオークを行っていたところ、山の主に扮(ふん)した校長に遭遇した児童らが慌てて走りだし、ランタンを持った仲間とはぐれた児童は側溝に落ちて転倒。
前歯2本の先端を折るけがを負った。

児童側は、過去にも側溝に転落する事故は複数起きており、教諭らが隠れて見守るなど事故を予防する措置を怠ったなどと主張。

市側は、安全に十分配慮していたと反論していた。

判決理由で増森裁判長は、「何かの拍子に驚いた児童らが暗闇の中で側溝に転落する危険性を教諭らは予見できた」と指摘。
けがを負った児童に対する慰謝料など21万円の支払いを命じた。
両親の精神的苦痛は認められないとして請求を退けた。

市教委は、「けがをされた児童にお見舞い申し上げる。教育活動での事故防止の徹底に努める」とコメントした。

https://news.yahoo.co.jp/articles/666c93362d6220d505d718b36241a9e2eb0506be 

 

 

 

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20211120100分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

宮城県登米市の保育施設「Tこども園」で今月9日、刃物を持った男が侵入した事件。

県警は、建造物侵入の疑いで同市豊里町の無職、大槻容疑者(31)を逮捕したが、子供や園職員への被害はなかった。

「最低でも2人以上殺して死刑になりたかった」と供述するなど、大惨事につながる可能性もあった今回の事件、子供の命を救ったのは、日頃の訓練と、マニュアルにはない職員のとっさの判断だった。

 

【4人がかりで確保】

「普段人がいない所に人がいる。何かおかしい」

園の近くをうろついていた大槻容疑者を見た職員は不審に感じ、とっさに「目くばせ」や小声で、子供を園庭で遊ばせていた他の6人の職員に知らせた。

当時、園庭では71人の子供が遊んでいた。

まだ、遊び足りない様子の子供をパニックにさせないため、「雨が降りそうだから中に入ろうね」などと声をかけ、保育室に避難させたという。

そのころ、大槻容疑者は中に入るタイミングをうかがうかのように、園の周辺を徘徊(はいかい)

不審に思った職員が「どうされましたか?」と声をかけるも、終始無言で、給食室付近の約1メートルの柵を乗り越えようとした。

このため、職員が手で大槻容疑者を押し戻そうとしたところ、柵から落ちるような格好で園に侵入。

その際、落とした刃渡り約12センチの刃物を拾い向かってきたが、職員2人が前後から抑え、他の2人も加わり、4人がかりで大槻容疑者の身柄を確保した。

 

【隠語で伝達】

大槻容疑者が取り押さえられている頃、園内では子供全員が建物内に避難し、職員が施錠してカーテンを閉めた。

建物内の職員同士では、子供を怖がらせないよう、事前に決めていた不審者を示す隠語「いかのおすし」を使って、コミュニケーションを取ったという。

「いかのおすし」は、子供たちが自分自身で犯罪被害から身を守るための行動標語「(知らない人について)行かない」、「(他人の車に)乗らない」、「大声を出す」、「すぐ逃げる」、「(何かあったらすぐ)知らせる」をつなげたもの。

職員らは不審者のことを「いかのおすし」と表現していた。

園は今年4月に開園したばかりだが、不審者の侵入を想定して、訓練をすでに2回実施していた。

マニュアル通り、5分程度という短時間で園児を建物内に避難させ、結果的に、園庭にいた71人を含む園児204人と職員46人にけがなどはなかった。

 

【子供を守るため】

しかし、マニュアルでは犯人を捕まえることは〝想定外〟だった。

上野園長(59)は、「職員も子供たちと一緒に安全を確保し、(警察への)通報を早くするのがマニュアル」と説明。

実際、「相手に立ち向かうより、子供たちを避難させることが一番の目的だ」(上野園長)として、園には相手の動きを封じる刺股のような用具はなかった。

大槻容疑者を素手で取り押さえた職員は、「(犯人と対峙(たいじ)しないという)マニュアルは頭にあったが、犯人が至近距離にいた。このまま逃げたら、子供に危害が加わってしまうと考えた」と振り返る。

別の職員も、「犯人と対峙したときは怖かったが、子供を守らないといけないという気持ちが勝った」などと話し、とっさに行動したという。

今後は、相手の動きを封じる用具の導入を検討するという。

 

【マニュアルと訓練と機転】

今回の事件は、マニュアルに沿った迅速な対応と、最後は職員の機転を利かせた行動が子供らの命を救った。

しかし、一歩間違えれば平成13年6月に大阪教育大付属池田小学校(大阪府池田市)で起きた児童殺傷事件のような大惨事になりかねなかったのも事実だ。

あらゆる場面を想定したマニュアルと、それを実践できる訓練を積み重ねられるか。

今回の事件を機に、子供たちを預かる現場では改めて考え直す必要に迫られている。

https://www.sankei.com/article/20211120-P4RHCBFWXZLRHNTTEFG6G4PC4I/

 

1111220分にFNN PRIMEからは、取り押さえた職員4人は全員男性だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

宮城県登米市のこども園に刃物を持った男が侵入し逮捕された事件で、男を取り押さえた園の職員などが会見を開きました。

この事件は11月9日、登米市のTこども園に、近くに住む無職・大槻容疑者(31)が包丁を隠し持って侵入し、その場にいた男性職員4人に取り押さえられたものです。

当時、園庭にいた園児71人と職員7人にけがはありませんでした。

豊里こども園 上野園長:
「職員の防犯意識の高さが日々の打ち合わせを含め共有できたと思う」

事件を受け11日夜、報道機関の取材に応じた豊里こども園の職員は、容疑者の侵入を防いだ状況などを明らかにしました。

男性職員:
「刃物が見えたときは正直『怖いな』というのが本音だったが、自分の後ろに子供たちがいるというのを心に持って対応しなければと思ったので、取り押さえることができたのかなと思う」

男性職員:
「子供たちを守らなければいけないという思いが勝っていたので、そういう行動に移ったんだと思う」

園では今後、不審者に対応するための装備の導入や、専門家による園児の心のケアに力を入れたいとしています。

https://www.fnn.jp/articles/-/268862 

 

 

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2021111761分にYAHOOニュース(信濃毎日新聞)から下記趣旨の記事が、倒れる前の石碑の写真付きでネット配信されていた。

16日午前10時35分ごろ、長野市通明小学校(篠ノ井御幣川)で5年の男児(10)が、同校中庭にある石碑を抱えて体重をかけた際、石碑が倒れて下敷きになった。

市教委によると、男児は腹や右脚の痛みを訴え、市内の病院に搬送された後、ドクターヘリで松本市内の病院に運ばれた。

捜査関係者によると内臓が損傷しており、重傷のもよう。

長野南署が詳しい状況や原因を調べている。

同校などによると、男児は2時間目の授業終了後の休み時間に1人で石碑を抱えたところ、あおむけに倒れて石碑の下敷きになったという。

目撃した周囲の児童が近くを通り掛かった男性教諭2人に伝えて助け出し、同校が119番通報。

男児は1、2分ほど下敷きになっていたとみられる。

市教委によると、石碑の大きさは高さ75センチ、幅62センチ、厚さ6センチ、重さは不明。
1989年に同校PTA創立40周年を記念して設置された。

高さ21センチ、幅92センチ、奥行き24センチの台座に施された数センチの溝に収まっていたが、固定方法は不明。

同校が月1回、校内施設を点検する際に石碑も点検対象にしており、今月1日に点検した際は異常はなかったという。

同校の高野校長(59)は、「子どもに大きなけがをさせてしまい、責任を痛感している。申し訳ない」とし、再発防止に向け「しっかり対応したい」とした。

17日以降、全校児童に事故を報告する。

市教委学校教育課の上石課長は、「まずは児童の回復を待ちたい。警察に協力し、詳細把握と再発防止に努める」とした。

市教委は16日、全市立小中高校に、校内にある石碑を揺らすなどして安全確認するよう通知。
危険がある場合の報告や安全対策も求めた。

https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2021111600741

 

11162031分にYAHOOニュース(信越放送)からは、基礎から台座が外れたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

5年生の男子児童が休み時間に、中庭にある高さ75センチの石碑に体重をかけたところ、基礎から台座がはずれ、石碑の下敷きになりました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/08815998fa99effcb5adc34ce5e733b9dd5c3b99 

 

1117200分にYAHOOニュース(信越放送)からは、最近のはピンやボンドで固定するが昔のはモルタル接着だけだったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

石碑は30年ほど前に立てられたもので、倒れた部分はおよそ1メートル。

平均的な小学5年の男児は身長1メートル40センチ、体重35キロです。

男子児童は「石碑を抱きかかえるようにして体重をかけたら仰向けに倒れた」などと話しているということです。

石材を扱う県内の業者は、「(重さは)だいたい80キロ、台座で100キロ近くではないか」とし、基礎と台座をつないでいたモルタルが劣化したのではないかと推測。

「施工はちゃんとしてあり、30何年の歴史の中で、子どもがゆすったりしていればつなぎ目が切れていたと思う」と話します。

最近では、石材を専用のピンやボンドで固定するということですが、30年前はこの方法をとらないものも多く、身のまわりに同じ状態の石碑があってもおかしくないといいます。

一方、子どもの事故に詳しい松本短期大学の福田明准教授は、学校であっても危険が潜んでいると意識することが大事だといい、「子どもは、今回のような石碑だけではなくて、ブロック塀や木などつかまったり登ったりするものに興味があり、日頃から倒れたりしないかといった点検が必要になる、過去にこんな事故が起きたということを周知する場をつくったり、ここの場所はどんな危険が起きるといった会話をしてみたらいいのでは」としています。

通明小学校の高野校長は、「大きなけがをさせてしまったことを校長として大変申し訳なく思う、いままで確認してきた中では転倒が予想されるような状況はないと認識していた」としています。

学校では月に1度、校内施設の安全点検を行っていましたが、石碑の具体的な点検方法が決まっていたわけではなく、安全管理の見直しが求められることになりそうです









https://news.yahoo.co.jp/articles/35d7960bb45da72cbd111f1ededfc67200efa525

 

11181748分にYAHOOニュース(テレビ信州)からは、長野県内で調査したところ37校で石碑や銅像などのぐらつきがあったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

事故を受け、県教育委員会は17日、市町村の教育委員会と高校に対し、学校敷地内の建造物の安全点検をするよう通知しました。

テレビ信州が県内77市町村に取材したところ、少なくとも16の市町村にある小中学校37校で、石碑や銅像がぐらつくといった異常がみられることがわかりました。

異常があったものは周囲を囲ったりするなど、安全対策を行っています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/b303ea302ac50637122d2ebfc502e6311cfb57be

 

1119182分にNHK信州からは、文科省が全国の教育委員会などに安全点検するよう要請したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

事故を受けて、文部科学省は19日、全国の教育委員会などに対し、速やかに安全の点検を行うよう要請しました。

要請では、倒壊や落下などで重大な事故につながるおそれがある校内の石碑や遊具のうち、目視による点検では安全性の判断が困難で、専門的な点検が行われていない箇所などについて、子どもの目線や多様な行動なども考慮して安全点検を行うよう求めています。

学校での事故をめぐっては、文部科学省が、ことし4月に宮城県の小学校で校庭のボールネットの柱が折れて児童2人が死傷した事故を受け、ことし5月にも緊急点検を要請する通知を出していました。



https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagano/20211119/1010020590.html

 

(2022年2月17日 修正1 ;追記)

2022214151分にNHK信州からは、市の緊急点検で安全と判断できなかった15基について石材業者が調査し始めたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

事故を受けて市が、学校に設置されている石碑などを緊急点検したところ、市内12校の15基が安全かどうか判断できず、14日から石材業者の組合による調査が始まりました。

担当者たちはブロンズ像の土台の割れた石の大きさを測ったり、押すとぐらつく門柱のつなぎ目などを確認したりして、どのような補修ができるか調べていました。

市の教育委員会によりますと、事故の後、各地の学校では子どもたちが石碑などに近づけないように三角コーンや張り紙で注意を促しているということです。

市の教育委員会では、調査結果を踏まえて、補修の必要性や方法について検討することにしています。



https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagano/20220214/1010021591.html

 

  

 

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202110201930分に岐阜新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

岐阜市は20日、19日に同市立小学校で給食終了後、3年生男子児童(8)が食物アレルギー反応を起こし、市内の病院に救急搬送されたと発表した。

児童は喉の痛みや息苦しさなどの症状が見られたが、意識はあり、命に別条はない。

児童はくるみアレルギーだった。

担任教諭の30代男性は配膳の際、本来、「タラの唐揚げ」に「キノコあんかけ」をかけるところ、誤って「くるみのみそ」をかけるように指示した。

市教育委員会によると、献立表のイラストで、あんかけ部分が茶色に描かれていたことから、男性教諭はみそと勘違いしたとみられる。

児童は自身が携帯していたアドレナリン自己注射薬を男性教諭に打ってもらい、病院に搬送されたが、20日に退院した。
午後からは通常通り授業を受けている。

同校は同日から、給食を配膳する際、別の職員と二重チェックする対応を取っている。

21日に小中校長会を開き、他の小中学校にも同様の対応をするように周知する。

https://www.gifu-np.co.jp/news/20211020/20211020-115685.html

 

1020219分にYAHOOニュース(東海テレビ)からは、給食献立のイラストが紛らわしかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

19日の給食には「くるみの味噌」がかかった小松菜の和え物があり、男子児童には、くるみを除いたものが配膳されていました。

しかし、担任の教師が指示を誤り、くるみの味噌がかかった「タラのからあげ」がクラス全員に配膳され、男子児童も口にしてしまったということです。

岐阜市教委は、給食の献立のイラストが紛らわしかったのが間違いの原因とし、今後は教師2人で確認し、配膳のミスを防ぎたいとしています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/90d64c6c3f2a2ef8c157ef527cd35b225a5c7550

 

(ブログ者コメント)

献立の文字を見ることなく、イラストだけで判断したということだろうか?

それとも、「くるみみそあえ」という言葉がタラの唐揚げのイラストの上にかかっていたため間違った、ということだろうか?

 

 

  

 

 

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 プロフィール Profile 
HN:
魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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