2016年8月1日18時44分にRAB青森放送から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
『爆発事故 男性死亡』
http://www.rab.co.jp/cgi-bin/rabnews/news.cgi?mode=show
1日午前11時半頃、弘前市の廃棄物処理会社T社の弘前営業所で「爆発があり、作業員が負傷した」と、消防に通報があった。
消防などが現場を確認したところ、この会社の社員の工藤さん(男性、33歳)が頭などにけがをして倒れており、病院に運ばれたが、2時間後に亡くなった。
離れた場所で作業していた別の社員は、無事だった。
警察によると、工藤さんはガスバーナーを使ってドラム缶に穴を開ける作業をしており、爆発でドラム缶は10mほど吹き飛んだ。
穴を開ける前のドラム缶は密閉状態だったとみられており、警察は、ドラム缶の中に溜まっていた可燃性のガスにガスバーナーの火が引火し爆発したとみて、詳しく調べている。
(2017年3月9日 修正1 ;追記)
2017年3月7日19時37分にNHK青森から、無資格者に作業させていたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
去年8月、弘前市にある産業廃棄物の処理工場で爆発が起き、作業をしていた男性が死亡した事故で、弘前労基署は、資格がない作業員にドラム缶をガスバーナーで切る作業をさせたとして、秋田県の産業廃棄物の処理会社と工場長を、労安法違反の疑いで書類送検した。
書類送検されたのは、秋田県潟上市にある産業廃棄物処理会社の「T社」と、事故が起きた弘前営業所の30歳の工場長。
去年8月、弘前市にある産業廃棄物処理会社「T社」弘前営業所でドラム缶が爆発し、作業をしていた社員の工藤さんが死亡した。
当時、工藤さんはドラム缶をガスバーナーで切断する作業をしていて、ドラム缶に残っていた引火性の液体に火が付いて爆発したと見られている。
その後の調べで、「T社」は溶接作業の資格を持っていない工藤さんに作業をさせ、労働災害を防ぐ措置を取っていなかった疑いが強まったという。
このため弘前労基署は、7日、「T社」と弘前営業所の30歳の工場長を、労安法違反の疑いで書類送検した。
「T社」は、「担当者が不在のため、コメントできません」と話している。
出典
『爆発事故 会社と工場長書類送検』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/aomori/6084518901.html?t=1488919816710
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。