2016年8月1日22時57分にNHK前橋から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
『倉庫の解体作業中に男性死亡』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/maebashi/1064516601.html?t=1470090190155
1日午後2時40分ごろ、板倉町海老瀬にある邑楽館林農業協同組合の老朽化した倉庫で、建物の解体作業をしていた解体工事会社の会社員の男性(60)が屋根から転落し、全身を強く打った。
男性は病院に運ばれたが、およそ5時間半後に死亡した。
警察によると、男性は、老朽化した倉庫の建物を解体しようと、同僚3人と一緒に屋根にのぼり、瓦を取り外す作業をしていたが、屋根に穴が開き、およそ6.5mの高さから地面に転落したという。
警察では、労災事故とみて、詳しい状況を調べている。
(2016年11月16日 修正1 ;追記)
2016年11月14日17時53分にNHK前橋から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
『転落事故で解体会社を書類送検』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/maebashi/1064398041.html?t=1479154996410
太田労基署は、足場を設置するなど必要な安全対策を取らなかった疑いがあるとして、勤務先の解体工事会社などを書類送検した。
書類送検されたのは、板倉町の解体工事会社の「K」と、社長の48歳の男性。
この事故は、ことし8月1日、板倉町にある邑楽館林農業協同組合の倉庫で、60歳の会社員の男性が建物の解体作業をしていたところ、屋根から転落して死亡したもの。
同署によると、死亡した男性が解体作業をしていた倉庫は老朽化していて、屋根を踏み抜くおそれがあったにもかかわらず、勤務する会社は、足場を設置するなど必要な安全対策を取らなかった、労安法違反の疑いがあるという。
11月15日付で朝日新聞群馬全県版(聞蔵)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察によると、K社は8月1日、屋根瓦を撤去する工事で、屋根板が抜けても作業員が落下しないように、法律で定められた幅30cm以上の歩み板を設けるなどの安全対策を講じなかった疑いがある。
当日、屋根で作業していた男性社員が屋根板を踏み抜いて転落し、死亡した。
社長は、「作業の邪魔になるので付けなかった」などと話しているという。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。