2016年7月31日20時17分に神戸新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7月31日13時48分に産経新聞westからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
『駐車場で野宿の高校生、車にひかれ重傷 神戸』
http://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/201607/0009339514.shtml
『「餃子の王将」駐車場で仮眠の高校生、車にひかれ重体 神戸・須磨での海水浴後』
http://www.sankei.com/west/news/160731/wst1607310030-n1.html
31日午前3時前、神戸市須磨区車の飲食店「餃子の王将白川台店」駐車場で、アスファルト上に寝ていた高校2年の男子生徒(16)が、勤務を終えて帰宅するところだった女性店員(34)の乗用車にひかれた。
男子生徒は、内臓損傷などの重傷。
警察によると、男子生徒は30日から友人の男性(17)と2人でミニバイクに乗り、現場から約5km離れた須磨海水浴場に遊びにきていた。
その後、同店で食事をし、銭湯に立ち寄った後、31日午前1時すぎから、夜を明かすため、同店駐車場の駐輪スペース付近で仮眠していたという。
店は1階部分が駐車場になっており、警察は、当初は車の出入りがない駐輪スペースで寝ていたが、寝返りを打つなどして車の通行部分まで移動したとみている。
友人は約10m離れた場所で寝ていて、無事だった。
駐車場は消灯されて暗かった。
先に車を発進させた同僚は、男子生徒が寝ていることに気付いてUターンしたが、後続の女性店員は、「人が寝ているとは思わず、大きな音がして初めて事故に気付いた」と話しているという。
同店は神戸市営地下鉄「妙法寺駅」の北1.7kmの県道沿いにあり、周囲には飲食店などが点在している。
(ブログ者コメント)
○複数の原因が連鎖的につながって起きた事故のような気がする。
ブログ者が気になっている点は下記。
・駐車場の管理方法。
この駐車場で仮眠する客は初めてだったのだろうか?
それとも、前からいたが黙認していた?
駐車場は寝る場所ではない。
後者であれば、店の管理責任が問われるかもしれない。
・女性店員が注意不足だった理由
いくら消灯された駐車場とはいえ、車のヘッドライトを点けていれば、前方にある大きなものには気付くはず。
ライト無点灯?携帯電話?
・先に車を発進させた同僚の行動
Uターンするのではなく、起こして注意しようとしなかったのは何故だろうか?
○路上寝の危険性は、しばしば報道されている。ブログ者の感触として、特に多いのは沖縄。以下は、その一例としての八重山ケース。
『減らぬ路上寝493件 前年同月比48件増』
http://www.y-mainichi.co.jp/news/28367/
以下は、東京での状況。
『飲んでも寝るな!呼びかけ 路上でひかれる死亡事故倍増』
http://www.asahi.com/articles/ASHDT779GHDTUTIL06G.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。