2016年8月3日18時56分にNHK東海NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
『病院に落雷 高齢者98人転院』
http://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20160803/4551241.html
愛知県清須市の医療施設で、1日の落雷によって空調が使えなくなり、高齢の98人の入居者全員を近隣の病院に転院させていたことがわかった。
落雷があったのは、清須市にある高齢者向けの介護療養型の医療施設、新川病院で、1日午後5時ごろ、雷が屋上を直撃し、電源設備に被害が出た。
この影響で、2日になっても空調が使えず、このままでは入居者の体調を保つことができないなどとして、98人の入居者全員を近隣の9つの病院に転院させたという。
新川病院の入居者は80代から90代の高齢者で、糖尿病や脳梗塞などで継続的な治療が必要な人が多いという。
25人の入居者を受け入れた名鉄病院の細井院長は、「院内の各部署が連携して、混乱なく、受け入れを進めることができた。病院間で協力していくのは当然だと思う。受け入れた方々の容体も安定していて、安心しています」と話していた。
今回の事態について、新川病院は、「入居者には大変申し訳ない。できるだけ早く復旧させて対応策も検討する。転院した入居者の方々にはできるだけ早く病院に戻ってきてもらえるようにしたい」と話している。
8月3日9時39分に朝日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
『落雷で停電、入院患者98人全員転院 愛知・清須の病院』
http://www.asahi.com/articles/ASJ8330S8J83OIPE002.html
落雷による停電で、愛知県清須市の新川病院が、2日、98人の入院患者全員を転院させていたことが分かった。
復旧には、数日かかる見込みだという。
同病院によると、1日午後5時ごろ、一部4階建ての屋上にある電気設備に雷が直撃。
病院全体が停電したという。
直後に自家発電装置が作動したが、非常灯や一部の医療機器の電力がまかなえる程度で、深夜になっても復旧できなかった。
翌2日、80~90歳代の入院患者全員の転院を決め、近隣の7病院へ転院、搬送した。
患者の容体は安定しているという。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。