2015年9月15日19時27分にNHK宇都宮から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
栃木県は、豪雨による被害の復旧作業などで、浸水した太陽光発電の設備や壊れたパネルに触れると感電するおそれがあるとして、がれきなどを片付ける際にはゴム手袋などをつけるよう呼びかけている。
栃木県内では、豪雨で建物が浸水する被害が相次ぎ、県は、住宅の屋根などに設置された太陽光発電の設備にも、浸水したりパネルが割れたりする被害が出たおそれがあると見ている。
県によると、太陽光発電の設備は、浸水したり、パネルが割れて一部になったりしても、光が当たれば発電し、人が触ると感電するおそれがあるという。
今のところ、県内で、人が感電したという報告はないが、県は、太陽光発電の施設にはむやみに近づかないよう、呼びかけている。
また、がれきなどの中に割れたパネルがあった場合も、素手では触らず、ゴム製の手袋や長靴をつけて片づけをするよう、呼びかけている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/utsunomiya/1094973431.html?t=1442348061864
9月12日13時23分に読売新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
各地の豪雨や洪水で浸水した太陽光発電設備について、太陽光発電協会(東京都)などが、「近づいたり触れたりせず、専門の業者に連絡してほしい」と呼びかけている。
太陽光パネルに光が当たると、水没していても発電される可能性が高い。
複数枚のパネルがつながった状態だと、高い電圧が発生することもある。
発電パネルのほか、発電した電気を交流に変換する「パワーコンディショナー」などの付属設備も、感電の原因になる恐れがあるという。
協会はこのため、周辺にロープを張るなど、関係者以外の接近を防ぐ対策をとるよう求めている。
復旧作業などでやむを得ず触れる場合は、ゴム手袋や長靴を使うよう勧めている。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/science/20150912-OYT1T50090.html
(ブログ者コメント)
太陽光発電協会から9月11日付で発表された資料は、下記参照。
「太陽光発電設備が水害によって被害を受けた場合の対処について」
http://www.jpea.gr.jp/pdf/t150911.pdf
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。