2018年7月14日8時35分にNHK茨城から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7月14日13時33分にTBS NEWSからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
茨城県龍ケ崎市の会社で、空気を放出するエアコンプレッサーを使って会社員の男性の体内に空気を注入する暴行を加えて死亡させたとして、同僚の男が傷害致死の疑いで警察に逮捕された。
調べに対し、容疑を認めたうえで、「悪ふざけでやってしまった」と供述しているという。
逮捕されたのは、茨城県龍ケ崎市にある建設機械や農業機械の製造などを行う会社の社員で、茨城県つくば市に住むY容疑者(男性、34歳)。
警察によると、Y容疑者は13日午後5時ごろ、勤務先の工場でエアコンプレッサーを使って、同僚で千葉県柏市のIさん(男性、46歳)の体内に肛門から空気を注入する暴行を加えて死亡させたとして、傷害致死の疑いが持たれている。
当時、Y容疑者とIさんは、他の同僚と作業中だったということだが、空気を注入されたIさんが体調の不良を訴えたため、一緒にいた同僚が消防に通報し、病院に搬送したが死亡したという。
調べに対し、Y容疑者は容疑を認めたうえで、「悪ふざけでやってしまった。死ぬとは思わなかった」などと供述しているという。
Iさんが搬送された病院から警察が連絡を受けて、事件が発覚したという。
警察は、当時の状況やいきさつをさらに詳しく調べている。
出典
『体内に空気注入 同僚が死亡か』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/mito/20180714/1070003227.html
『同僚の肛門に空気を注入し死亡させた容疑、男逮捕』
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3421314.html
7月14日11時4分に毎日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
茨城県警竜ケ崎署は14日、会社の同僚の尻に空気を入れて死亡させたとして、同県つくば市手代木の会社員、Y容疑者(34)を傷害致死容疑で逮捕した。
「いたずらのつもりでやった」と話し、容疑を認めているという。
逮捕容疑は、13日午後5時ごろ、同県龍ケ崎市にある勤務先の建設機械製造販売会社で同僚の会社員・Iさん(46)=千葉県柏市=の尻に向けて、ねじを締める際などに使うエアコンプレッサーの空気を吹き付け、肺を損傷させ死亡させたとしている。
同署によると、吹き付けたのは服の上からだったが、風圧が強く、体内にまで空気が入ったとみられるという。
出典
『傷害致死容疑 尻に高圧空気、同僚死なす 男を逮捕』
https://mainichi.jp/articles/20180714/k00/00e/040/269000c
7月15日10時22分に日テレNEWS24からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
肛門に業務用のエアコンプレッサーを押し当てて体内に空気を注入し、肺などを損傷させて死亡させた疑いがもたれている。。
Y容疑者とIさんの間にトラブルは確認されておらず、警察はイタズラの延長で起きたとみて、詳しい経緯を調べている。
出典
『同僚の肛門に“空気注入”死亡 イタズラか』
http://www.news24.jp/articles/2018/07/15/07398743.html
7月16日19時18分にNHK首都圏からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
その後の警察の調べで、Iさんの死因は、体内に注入された空気によって内臓が破裂し、体の中にたまった空気が肺を圧迫したことによる窒息死だったことがわかった。
出典
『空気注入事件 男性死因は窒息死』
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20180716/0014817.html
(ブログ者コメント)
〇7月15日夕方、日テレのニュースeveryで、立っているIさんの背後からY容疑者が近づき、エアガンを尻に押し当てているCGが放映されていた。
〇肛門から高圧の空気や水が入って・・・という事例は、過去に数件紹介スミ。
下記記事には、今回事例と同等、作業中にふざけていて・・・という、ブログ者が実際に見聞きした事例を、ブログ者コメントとして紹介している。
2012年7月13日掲載
『2012年7月8日報道 水上バイクから落ちた際、肛門からジェット水などが入って死ぬ危険性があると国交省が注意喚起』
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/2034/
(2019年3月30日 修正1 ;追記)
2019年3月27日10時31分に読売新聞から、裁判が行われているという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
傷害致死罪に問われた茨城県阿見町、会社員Y被告(35)の裁判員裁判の初公判が26日、水戸地裁で開かれ、Y被告は罪状認否で「(間違い)ありません」と起訴事実を認めた。
判決は29日。
検察側は、冒頭陳述で「動機や経緯に酌むべき点はない」と主張。
弁護側は、Y被告は被害者を驚かせようと思っただけで、「傷害を負わせようという気持ちは全く持っていなかった」と訴えた。
出典
『尻から空気注入、同僚死亡…被告が罪状認める』
https://www.yomiuri.co.jp/national/20190327-OYT1T50179/
3月29日16時3分に読売新聞からは、判決が出たという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
水戸地裁は29日、懲役4年(求刑・懲役5年)の判決を言い渡した。
裁判長は、「からかいの延長線上にある犯行。経緯や動機にくむべき点はない」とした一方、「救命措置に努めたことや反省の態度を示している」と量刑理由を述べた。
出典
『尻から空気注入、同僚死なせた男に懲役4年判決』
https://www.yomiuri.co.jp/national/20190329-OYT1T50205/
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。