2014年7月24日付で朝日新聞三重全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
23日午後0時30分ごろ、四日市市のJSR四日市工場で、男性社員(19)が稼働中の合成ゴムの乾燥機に挟まれたと119番通報があった。
JSRなどによると、男性は約30分後に救出されたが、死亡した。
機械は、大型のプロペラがいくつもついており、男性は1人で定期点検をしていたという。
警察が事故原因を調べている。
(2014年8月5日 修正1 ;追記)
2014年7月24日付の伊勢新聞紙面に、より詳しい下記趣旨の記事が掲載されていた。
(新情報に合せ、タイトルも修正した)
点検作業中に乾燥機(高さ約6m、幅約3m、奥行き約18m)の回転機器に巻き込まれ、約1時間後に病院で死亡した。
警察などによると、男性は、タイヤなどの材料となる合成ゴム製造プラントで、午前中から一人で作業していた。乾燥機の点検扉を開けて内部を確認していたところ、何らかの理由で金属製の回転機器に挟まれたという。
工場のマニュアルでは、点検時はプラントの稼働を停止すると定めているが、男性は稼働したまま作業していた可能性が高い。
プラントの緊急停止に気付いた同僚が確認し、事故が判明した。
(2014年12月29日 修正2 ;追記)
2014年12月27日付で朝日新聞三重全県版(聞蔵)から、書類送検された2人が不起訴になったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
JSR四日市で7月の事故で書類送検されたJSRと同工場の職員2人について、津地検四日市支部は26日、不起訴処分(起訴猶予)にし、発表した。
同支部は、「再発防止策を講じていることや、遺族の処罰感情を考慮した」としている。
同支部によると、従業員の男性に乾燥用の回転羽根を点検させた際、同社は回転部に覆いや囲いを設けず、安全措置を講じなかったとされる。
男性は、羽根に巻き込まれて死亡した。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。