2017年7月26日0時7分に中日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
25日午後3時15分ごろ、名古屋市中村区香取町2のマンホール内で、工事中だった作業員男性(52)が、支管から流れてきた雨水に打たれて2.6m下の下水道に転落した。
男性は190m下流の別のマンホールまで歩き、自力ではい上がった。
市上下水道局によると、男性は右脚などの痛みを訴えているが、重傷ではないという。
同局によると、男性は他の作業員3人と、深さ12mのマンホール最下段で、別の管を取り付ける作業をしていた。
地下5m付近にある支管から雨水が滝のように流れ込んだため、はしごを使って地上に脱出を図り、他の3人は登り切ったが、一番下にいた男性が途中で滑り落ちた。
男性は、直径3.2m、水深20cmの下水道内を歩いて、45分後に地上に上がったという。
名古屋市には午後3時17分に大雨洪水注意報が発令されていた。
出典
『マンホール内で転落、下水道190メートル歩き脱出 名古屋で工事の作業員』
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2017072690000719.html
7月25日21時18分に朝日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5日午後3時15分ごろ、名古屋市中村区香取町2丁目のマンホール内にいた男性作業員(52)が、下水管から流れ込んだ大量の雨水に流された。
作業員は約190m下流のマンホールまで、雨水貯留管(直径3.25m)の中を自力で歩き、約45分後に消防に救助された。
病院に救急車で運ばれたが、意識ははっきりしているという。
市上下水道局によると、作業員は同僚3人とマンホールに接続する雨水貯留管内から空気を抜く管を取り付ける作業をしていた。
雨が激しくなったため、請負業者が事故の直前に退避指示を出したが、この作業員が逃げ遅れたという。
同僚が119番通報し、付近のマンホールを捜索中、救助を求める叫び声に気付いて発見した。
名古屋地方気象台は午後3時17分、名古屋市内に大雨注意報と洪水注意報を発令していた。
同気象台は、午後3時からの1時間に21ミリの雨を観測した。
出典
『マンホール内の作業員、雨水で流される 45分後に救助』
http://www.asahi.com/articles/ASK7T6QRKK7TOIPE047.html
7月25日23時3分に産経新聞westからは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
当時、マンホール内には男性を含む4人の作業員がいた。
雨が降り始めたため、指示を受けて地上に退避しようとした。
順番にタラップを伝い上がっていたが、途中にあった下水管から突然雨水が流入。
男性は逃げ遅れたという。
出典
『作業員雨水で流される 下水管190メートル歩き救出 名古屋』
http://www.sankei.com/west/news/170725/wst1707250101-n1.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。