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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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20177241725分にNHK NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

マダニが媒介するウイルスによる感染症が相次ぐ中、去年、50代の女性がウイルスに感染していた疑いのある野良猫に手をかまれ、その後、死亡していたことがわかった。

 

国内で、動物から人に感染したと見られる事例は初めてで、厚労省が注意を呼びかけている。

 

マダニが媒介するウイルスによる感染症、SFTS=「重症熱性血小板減少症候群」は、4年前に国内で初めて確認され、これまでに西日本を中心に266人が発症し、このうち57人が死亡している。


SFTSは、一般的に人がマダニにかまれることで発症するが、厚労省によると、去年の夏、西日本の50代の女性が、弱った野良猫を動物病院に連れて行った際に手をかまれ、およそ10日後にSFTSを発症して死亡したという。


野良猫は、症状などからマダニが媒介するウイルスに感染していた可能性が高く、動物から人に感染したと見られる事例は国内で初めてだという。


また、先月以降、ペットとして飼われている猫や犬がSFTSを発症した事例が確認され、厚労省は、猫や犬を飼う人や獣医師などに注意を呼びかけている。


厚労省は、「ごくまれではあるが、猫や犬から人に感染する可能性があり、ペットを飼っている人は、ダニの駆除剤を活用したり、弱っていたら動物病院を受診するなどの対策を取ってほしい」としている。

 

出典

マダニウイルス 動物から初の感染例か 50代女性死亡

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170724/k10011072191000.html

 

 

7241737分に産経新聞からは、国内初どころか世界初の事例だという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

厚労省は24日、草むらなど野外に生息するマダニが媒介する感染症に感染した猫にかまれた女性が死亡していたことを明らかにした。

 

厚労省は同日、都道府県や医師会などに、注意を喚起する通達を出した。

ダニ媒介の「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」で、哺乳類を介して人が死亡したことが判明したのは世界で初めてという。

 

国立感染症研究所によると、平成28年5月~7月、弱った野良猫を保護しようとした西日本在住の50代女性が猫にかまれた。

女性に重大な持病などはなく、約10日後に死亡した。

 

半年後に感染研が女性の検体を受けて精査したところ、猫を介してSFTSを発症した可能性が高いことが分かった。

 

SFTSは国内で初めて感染が判明した23年から今年6月末までに266人の発症例があり、そのうち57人が死亡。致死率は21%に上る。

                   

 

【用語解説】重症熱性血小板減少症候群(SFTS)

 

SFTSウイルスによる感染症で、主にマダニにかまれてうつる。

6日から2週間ほどの潜伏期間を経て、発熱や全身のだるさ、吐き気などの症状が出る。

重症化して死亡することもある。

死亡例は全て50代以上で、高齢者が重症化しやすいと考えられている。

ワクチンや特効薬はなく、水分補給や解熱剤投与などの対症療法が治療の中心となる。

 

出典

『マダニ感染症、野良猫にかまれ保護しようとした50代女性が死亡 世界初、厚労省が注意喚起』

http://www.sankei.com/life/news/170724/lif1707240038-n1.htm

 

 

7242029分に時事通信からは、過去の感染例は西日本に集中しているという地図とともに下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

厚労省と国立感染症研究所は24日、マダニが媒介する「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」について、衰弱した野良猫にかまれた西日本の50代女性が昨年夏ごろ発症し、10日後に死亡したと公表した。

 

猫は死んだため検体は残っていないが、「ネコやイヌの血液や便など体液を通じてヒトに感染する可能性は否定できない」とし、都道府県や日本獣医師会などに感染予防を注意喚起した。

 

感染例は日中韓であり、森林や草地に生息するマダニにかまれてウイルス感染するとされており、動物-ヒト間の感染例はなかった。

 

しかし、昨年末に女性の死亡例が報告されたほか、今年に入り飼い犬と飼い猫が発症したケースも初めて確認された。


感染研によると、感染初期に発熱や関節痛などを伴う。

発症5~6日後に意識障害などが起き、1~2週間で全身状態が悪化する。

治療は対症療法しかない。 


感染は2011年に中国で初めて報告された。

日本では13年以降、西日本を中心に266例の報告があり、うち死亡は57例。

フタトゲチマダニとタカサゴキララマダニが媒介し、推定感染地域は後者の生息分布と一致している。


健康な動物からの感染はなく、屋内のみで飼っている場合は心配ないという。

厚労省は、「餌の口移しなどは控え、触ったら手を洗い、適切にマダニを駆除してほしい」と呼び掛けている。

 

出典

ネコ媒介か、50代女性死亡=マダニ感染症で注意喚起-厚労省

http://www.jiji.com/jc/article?k=2017072401058&g=soc

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

マダニに噛まれ死亡した事例はしばしば報道されており、本ブログでも、それらのうち2事例を掲載している。

 

 

 

 

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化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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